2013年7月23日火曜日

家探しの妄想劇場

今週の水曜日の夕方に発って、単身赴任中の Davidに会いにミネソタ州のミネアポリスに行く予定なのは、取り敢えず、まずは彼と久々の再会すること、そして、ついでに?ちょっとした観光も楽しむことが当初の目的ではあったんだけど。

どうやら少なからず、近い将来にそのエリアへ家族全員で移り住むっていう可能性もあるみたいで。

そうなれば当然、現地を知らないことには話にならないし。

地元の公立高校の水準だとか評判だとかを知る必要もあるし。

交通網や生活環境や治安の良いエリアだって知りたい。

それよりも何よりも、まずは家だって探さなくちゃ!


と言う流れで、今回、私の1週間と言う短い期間限定での滞在の間、上の二つの渡航(一応、飛行機での外国旅行だし!)目的に加え、出来る範囲内でカジュアルな住宅物件巡りみたいなものもしてみようか?って事に話が展開。

勿論、まだまだ本気で物件探しをする訳では無いんだけど。


それでもインターネットを駆使して『MLS』での家探しは楽しい!
(MLS/エムエルエスは北米中心?の不動産ネットワーク)

だって、現在売りに出されてる家を外から眺めるだけじゃなく、「お宅拝見♪」気分でバーチャルに、見知らぬ人のお宅に上がり込んで(←飽くまでも気分的に、ではあるけれど)内装や部屋の一つ一つを覗いて見せて貰えるのだから。


ちょっと先走り的ではあるものの、日本にいた頃には設計事務所で図面を引いてたような経験もあり、とにかく建築様式や設計デザイン、内装デコレーションには興味が尽きず、色んな建築物を眺めてるだけでも見飽きない感じで。

それでも取り敢えずは何となく自分たちが探しそうな範囲での条件をあれこれと入れて見て、予算だとか家のサイズ(部屋の数やバスルームの数など)、延べ床面積などなど、希望に合いそうな物件を閲覧。

その土地の気候風土を反映した家屋ならではの様式があったり、宅地開発された年代での顕著なデザイン・スタイルが見受けられたり、内装デザインの流行の変化を見ることが出来たり(70年代を代表する「Avocado Green/アヴォカド・グリーン」のように)、面白い。


物件数は多くても、うちの予算に見合った範囲で探すとかなり限定されるし、そもそも家ってのはどれも「帯に短したすきに長し」で、外観は素敵なのに内装が今イチとか、キッチンの使い勝手とか収納の容量とか、ガレージはあるか、プールがあるか、裏庭にフェンスがあるか、等々、チェック要項の全てを満たす家に巡り会える確率を考えたら、土地を買って自分で自分の好きなように建てない限り(←今の私たちには到底ムリだし)、激しく不可能に近く。

そういう意味で、家探しってのは配偶者(パートナー)探しに通じるところがあるような気がする。

例え本来の好みと違ったりして(条件に合わなかったりして)も、好きになってしまえば(気に入ってさえしまえば)いつの間にか慣れて心地良い存在(快適に住めるよう)に、なってしまうって言うか。

その過程である程度は、自分の努力次第で相手(家)を自分好みに調整(内装に手を掛けたりペイントして色を変えたり)することだって不可能では無いし。


なんて考えながら、あれこれと色んな家を一通り見て廻った後、偶然、大幅に予算外の家をクリックしてしまって、あら大変。

私たちが買える範囲の家では無いんだけれど、素敵な豪邸が沢山!

うわ〜、世の中にはこんな豪邸に暮らす人々もいるのねぇ〜、とまるでインテリア雑誌の世界を見るようにうっとり〜。

例え買えなくても、覗いて見るだけはタダでしょ!?と図々しいオバさんのノリでその後は「豪邸巡り」を満喫。

例えばこんな文字通り「白亜の豪邸」プール付き、とか。

*Minneapolisで売りに出されてる物件@MLSよりの画像*
(以下、全て)←勿論、買う当ては無いです、はい。


その一方では、伝統的なヨーロッパ風も魅力だし。



 庶民の生活を超越した洗練されたリビングルームの整然とした広さと明るさに溜め息が出そう。。。



そして勿論、ここぞとばかりにはめ込まれたステインド・グラスはフランク・ロイド・ライトの世界を思わせる風格。



娯楽室の一角には勿論グランドピアノを置いて、親しいゲストが集まった折りにミニコンサートを開いたり。(←妄想の世界が勝手に膨らんで止まらない)



家族揃って観る映画は天井に取り付けたプロジェクターで写した大きな画像で、バー・カウンターで用意した飲み物を飲みながら楽しんだり。(何て素敵なの!)



ゲスト用のバスルームは都会的なホテル風にシンプルで。



そして料理の腕を振るうのも楽しくなりそうな、明るくて解放感があって機能的そうなキッチンも家選びの際の重要なキーポイントには間違いなく。

*でも、こんな素敵なキッチンで何を作れって言うの?*



見せる収納もたっぷりあると素敵よね。

*こういう飾り棚に並べる似合いの食器が無いし!*


もう本当に見てるだけで妄想が広がって、それだけでも充分に楽しくて素敵。。。ってのはもう〜何て安上がりな娯楽なの。

少なくとも、マーサ・スチュワートの雑誌を眺めるのと同様の楽しさがあるのは事実。

さてさて、うっとりと、買える当てのない豪邸ばかり眺めてないで、少しはまた現実的なリサーチもしないと。

って、あぁ〜もう引越しもまだ決定では無いンだけどっ!

妄想が先走りし過ぎ。。。




4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

いやぁ~こんな妄想なら私も暫く離れられなくなりそう。まゆみさんが覗いたここで紹介してくれてる写真を見ただけでも溜息がでるんだも~ん。

やはりスケールが違いますよね。

とにかく、今回の1週間の滞在で、最も気になる生活環境をチェックしつつ、ご主人が考えてるエリアもあるでしょうし、そこにいい物件があるといいですよね。

para さんのコメント...

本当に海外の素敵なお家って凄いですよね~
小市民の私は、見てると凄いな~良いな~って思うけど、掃除や諸々考えるとそれだけで分不相応って思うほど^^
建築関係のお仕事されてたんですね!私も若かりし頃、インテリアコーディネーターを目指してて・・・たぶん資格ができた当初かな?年齢制限があって受けるまで数年まったけど見事にチ~ン★でもインテリア、建築好きは、一生の趣味になりました♪
渡米、色々とお忙しいかと思うけど楽しんで来て下さいね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

うふふ。
例え買える当てが無いとしても、眺めて見るだけでも楽しいですよね、ちょっとした別世界って感じで。
でも、こうして数億円の物件を見ても凄いなぁ〜と溜め息ものなのに、ハリウッドのスターたちは更に高価なマンション(本来の英語での「豪邸」と言う意味で)に暮らしてるんでしょうから想像も付きませんよねぇ。

まぁ何事も出逢いとタイミングかと思うので他力本願的に運に任せてみようかと思ってます。(笑

Mayumi さんのコメント...

paraさん♪

そうですね〜、特に日本の住宅と比べるとかなり違いは顕著だったりしますよね。
天井高とか、特に?
そもそも土地の、敷地の広さの感覚からして違いますもんね。
ま、海外でも都市部では別かも知れませんが。

実際、インテリア雑誌なんかで見て素敵でも、実際の暮らしでは不可能な設定とかもありますよね。
食器が床の上に並べられてたりとか。(笑

えぇ〜、年齢制限ですかー!?
さすが日本だと何をするにも年齢が絡むって感じでしょうか?
わ〜、でもインテリアコーディネーターの仕事とか楽しそうですよね。
北米だと実際にその分野での仕事をしてる人はいても、何かしら資格を持ってるって人はいるかどうか?謎です。

最近、重要があるのが、家を売りに出す際、出来るだけ早く売れるよう室内の雰囲気作りをする人ですね。
'stager' とか呼ぶかな。

久々の渡米でドキドキです。
今、モントリオールの空港で時間待ちですが。(笑