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2016年4月23日土曜日

ミネソタのプリンス

最近は何だかマメにブログをアップしてるな自分、、、とか思ってた矢先、月曜日に書いて以来、あっと言う間に土曜日になってた。

人生ほんとに毎日いろんな事があって直ぐに1週間が経ってしまう感じ。

日本では熊本で大きな地震があって動揺してたら、今度はエクアドルの地震のニュースが飛び込んで来て、もう涙無しには読めない新聞の記事ばかりだったりするのに、身近なところでも Erikaの同級生の女の子の家が火事で全焼してしまったり、私のサークル仲間の甥御さんが若くして突然に亡くなってしまい、しかも自殺だったと聞いて、その衝撃に心がかなり打ちのめされ重たくブルーな気分だった。

そんな折りに今度は地元のスーパースター:プリンスの突然の訃報。


インフルエンザの症状が自家用ジェット内で悪化してアトランタから引き返して来たけど、心配には及ばないから、、、ってのをアピールするダンス・パーティを、ミネアポリスの彼の豪邸で開催したって記事を、ほんの数日前に読んだばかりだったから余計に驚いた。

人間って、そんな風にいとも簡単に呆気なく死んでしまうものなんだ。。。

改めて死と言うものについて考えさせられた。

と同時に、死とは真逆の生、つまり生きると言うことの意味についても考えたり。

そして生と死に関わる宗教と言う存在についても。

プリンスがもし、エホバの証人という宗教で無かったとしたら、ひょっとして57歳という若さでこの世を去る必要が無かったかも知れないのでは?と思いつつ、彼自身が彼にとっての心の平穏を宗教によって見出したとするならば、彼にとっては納得の上での死の受け入れだったのかも、とも思う。

世界中の音楽愛好家にとっての損失が大きい事実に変わりないけれど。

仮にもし、あと20年とか30年とか彼が生存して、この世でプリンスとしての活動を続けてくれたら、どんなカタチであれ世間に与える影響力はあったと思うし、計り知れない才能を以て素晴らしい作品が、音楽にしろ映像にしろ文章にしろ発表されれば、多くの人々が愉しむ事が出来ただろうに、と残念無念でならない。

彼が彼自身についての "Memoir"の執筆に取り掛かったニュースも、ほんの数ヶ月前に新聞で目にしたばかりだったし、当然、彼の地元であるミネアポリスでは、一体どんなエピソードが綴られるか?地元の人々の間では、とても話題になったいた。

私自身、特別にプリンスの大ファンだったと言う訳ではないけれど、彼が最も活躍して人気の頂点だった時期に、人生の中で最も音楽を楽しんだ年代であるし、映画『パープル・レイン』も小さな映画館に足を運んで何故か独りで観た記憶もある。

因みに、プリンスの曲の中で私が個人的に一番好きなのは『Pop Life』。


彼の作品の中で個人的に一番の名曲と思うのはコレ↓ Sinead O'Connorが歌った♪Nothing Compare to You♪


でも多分、彼の素晴らしい作品は沢山あり過ぎて、実は上手く選ばないと思う。

だって、熱狂的なファンと言う訳ではない自分なのでおこがましい気もするし。

Davidのポーカー仲間のうちにはミネアポリスが地元で、昔からのダイハードなプリンスのファンと言う人達もいるみたいで、彼等は追悼の24時間パーティにも参加するらしいけれど、多分、正式な葬儀も大規模なものになるのかな、と想像する。

かのボブ・ディランもミネソタの出身だそうで、地元を去ったスターとして、地元に留まって活躍し続けたプリンスと引き合いに出されるのは興味深い。

いずれにしろ、かつてTVで小林克也の『ベストヒットU.S.A.』で紹介される「アメリカのスター」達の音楽を夢中で見聞きしながら、英語の世界もアメリカも、自分にはまるで遠い世界の気がしてたのが不思議。

今となっては、プリンスは「地元民同士」としての尊敬と誇り、みたいな。

彼の死は惜しいけれど、でも芸術家の死は、この世に生きた証を作品と言うカタチで沢山残せて、死後いつまで経っても人々に愛され慈しまれ続けるのは、同じ人間として、とても羨ましく思う。

さて私は今後、残された人生をどんな風に生きて、一体どんなものをどんなカタチで残すことが出来るのか?それが永遠の毎日の課題だな。

合掌


2015年1月19日月曜日

カナダからの撤退

アメリカに引っ越して来て以来、朝刊というものをとってなくて。


カナダで暮らしてた頃には、新聞が私にとっての英語の教材だったので、毎日、欠かさず配達されてくる朝刊の頁をめくりながら辞書を片手に読み漁ったので、いつも地元や世界のニュースを把握してたんだけど。

さすがにオンタリオ州で住んだ田舎町では「朝刊」の配達が、十代の近所の女の子によって、彼女の学校が終わった後、午後の4時頃になって呑気に配達されるのには愕然としたのだけど。

日本の学生だったらきっと、早朝に早起きして学校が始まる前に自転車に乗って能率良くテキパキと配達するんだろうに、、、なんて想像して。

「あぁ〜こういうのをカルチャーショックって言うのねぇ」と改めて実感しつつ、それからの人生で起こり得るであろう、ありとあらゆるの多くのショックに立ち向かう覚悟みたいなものを新たにしたあの頃。


まぁ大昔の話はさておいて。


ケベック州に引っ越してからはモントリオールの英語系新聞『Montreal Gazette』をとるようになり、朝刊はちゃんと文字通り「朝」配達されて嬉しかった。

とは言え、配達員は自家用車を使って新聞を戸別に配達するのだけど、車から下りることなく下げた窓から玄関ドアを目掛けて投げて行くので、丸めた朝刊は色んなところに着地し、日毎に落ちている場所が違うので、毎日がイースターのエッグハントみたいな新聞探し。

ホスタの茂みに落ちてる新聞を拾い上げた際にはナメクジが付いてたりもして。


いずれにしろ Montreal Gazetteは出版物として、とても洗練された新聞だった。

なので、ミネソタで朝刊を検討した際、何だか地元の新聞が野暮ったく見えて。

ミネアポリスで発行されてるのと、セント・ポールで発行されてるのと2社あり、政治的な傾倒がそれぞれにあったり、入って来る広告やクーポンなんかにも差異があるだろうし、個人的に英語が第一言語でない私にとっての読み易さなんかにも違いがあるだろうから、果たしてどちらの新聞が適切なのか?決めかねてる間に一年が過ぎてしまった。


最近は世の中の出来事は全てインターネットで入手できるから不便は無いし。


それでもやっぱり、印刷物としての活字を読んでない分、最近、英語での読み書き+喋りが余り進化してない不安感もあったりする事実。

知らない意味合いの単語を調べるのもパソコンだったりするから、辞書の出番なんかも今ではほとんど無いし。

それって学習としては効果的なのかどうか?どうなんだろう。

やっぱり毎日、新聞をテーブルの上に広げてコツコツと英語の勉強を復活させるのもアリなのかも、なんて思ってみたり。


たまたま立ち寄った薬局の店頭で売られてる朝刊の一面ニュースが目に飛び込んで来て、思わず手に取ったついでに2紙の読み比べも兼ねて両方購入。

『パイオニア・プレス』と『スター・トリビューン』。

*もうカナダには諦めたよ、、、って!?*


ミネアポリス発祥の『Target/ターゲット』(ケベックではフランス語読みで「たぁ〜じぇ〜」なので、未だにわざと内輪ではそう呼んでるンだけど)が、カナダに進出したばかりなのにも拘わらず、早くも全面撤退を決めたニュース。

ちょっと衝撃的ながらも「やっぱりかぁ〜。。。」みたいな。


カナダとアメリカとの間には、目に見えない大きな壁が立ちはだかってるような気がするのを、アメリカで暮らしてから初めて実感しているこの頃。


カナダから見るとアメリカは身近な「お隣さん」なんだけど、アメリカから見るカナダは「やけに遠い北の大地」であり、「得体の知れない外国」って感じの印象。


ターゲットって、個人的には大好きなお店だったりするんだけど、カナダにはやっぱりWalMartは勿論、『Canadian Tire/カナディアン・タイヤ』という大型チェーン店も既にあちこちあって、競合するにはマーケットが小さ過ぎたんだろう。

カナダへの出店を決めた首脳陣の誤った選択が追求されてるみたいだけど、何で Goサインが出たのか?不思議。

フツーのカナダ人に訊けば、需要があるかないか事前に解るくらい明白だった気もするんだけど。

そうやって多くのアメリカ企業が進出しては撤退して行くのがカナダ。

そして益々カナダはアメリカにとっての「謎の巨人」(=タイタン)みたいな存在感を維持するのかも。






2013年9月22日日曜日

ちょっといい話

今日は雨が降ったり止んだりの日曜日で。

そのくせ合間には陽射しが差し込んでの晴天だったり。

裏庭の楓の紅葉もまるで蛍光色みたいなオレンジ色で目を奪われる。

本日の最高気温は驚きの13℃みたいで。

かと言ってそれほど寒くも感じないのは陽射しのせいか。

ま、家の中で過ごしてるし所詮。

今週の溜まっていた新聞を読み終えた。

世界のニュース頁にちょっと面白い記事があったので記録として。

「米国ミネソタ州ミネアポリス近郊」発のニュースなので。

*Montreal 'The Gazette' より*

要約すると:
ミネアポリス郊外ホプキンスのアイスクリーム・ショップ『Dairy Queen』での出来事。
14歳の時からこの店でアルバイトをする Joey Prusak君は現在 19歳で、19歳にしてこの店のマネージャー。
進学する費用にする為、貯金をしながらこの店で働いている。

ある日、お店に並んだ客の中に目の不自由な人がいて、20ドル札をうっかり落とした事に気付かず。

たまたま傍で並んでた女性客がそれを拾うと、彼女はそれを何食わぬ顔で自分のバッグに入れてしまった。

その一部始終を目撃した Joey君は、彼女の順番になった際
「注文の前に、さっき拾った20ドル札を落とし主に返してあげて下さい。 そうでなければ貴女の注文はお受け出来ません」
と対応したらしいんだけど、女性は返金を拒み。

Joey君は、お金を落とした事にさえ気付いてないその目の不自由な落とし主に、自分の財布から20ドル取り出して渡した。

と言うもの。



20ドル(2千円程度)と言う金額であるし、日常の善意と考えれば、特別に大それた事件とか出来事では無いかとは思うんだけど。

面白いのは、善意を受けた目の不自由な人が、この一件をオンラインに書き込みして、それが一躍、話題になったと言う部分。

このところ、こう言った同様のトピックに人々の関心や賞賛が集まる傾向を感じるは、やっぱり基本的に人はこういう話を見聞きするのが好きなんだろうな。

ある意味、殺伐とした毎日の中で、こうした話を求めてるのかも?

つい最近、このビデオ↓を観たばかりだったから余計に感じた。





そして、ミネソタの件には続きがあって、、、。

Joey君の Hopkins Dairy Queenには以来、客足が後を絶たず売り上げが倍増し、多くの客が彼への気前のいいチップを置いて行くそう。
(彼は慈善団体へ寄附する意向、とのことだけど)

店にはお礼の電話が掛かって来たり、採用依頼まであるらしい。

そして、ココ↓がオチ。

かの Warren Buffett氏(!)からも電話があって
「店長としてのみならず、人としての模範となってくれて有り難う」
と礼を言われたというのでビックリ。

Warren Buffett氏は勿論、あのウォレン・バフェット氏で、大抵はビル・ゲイツ氏に次いで米国で2番目の億万長者のオジさん。

なんと!

"He even got a call Thursday from billionaire Warren Buffett, whose company owns Dairy Queen."

デイリー・クイーンまで所有してたんかいっ!?




2013年9月2日月曜日

St. Jacobs 回想

今日は勤労感謝の日(Labour Day)でお休み。

ぐーたらな連休の週末が夕暮れ時にやって来た雷雨と共に終わろうとしている。

何となく気分がブルーなのは単に週末明けを迎えるからだけでなく、St. JacobsにあるFarmers' Market 火事のニュースを聞いたから。

http://www.stjacobs.com/farmers-market

*K+Wの地元新聞 The Recordよりの画像*


*新聞 The Globe and Mailよりの画像*


St. Jacobsは、私たち家族が昔暮らした Kitchener/Waterlooの郊外にある Mennonite(アーミッシュと同様)の人々が暮らす小さな町。

ガイドブックに載るような華やかな観光スポットと言う訳ではないけれど、いつも色んな所から訪れる人々で賑わう、のどかで温かい雰囲気のある独特な場所だった。


私はカナダに暮らし始めたばかりで、しかも住むことに決めた土地には身寄りは勿論、古くからの友達も無し、人生で初めて自分の家を買うことになったり、二人目の子供を出産したり、なかなか人生での大きな局面を迎えた想い出の場所であり。

だから何かと時間があって寂しい時には子供(たち)を連れてフラッとドライブがてら北へ走り、St. Jacobsの素朴で飾り気の無い町の人々の雑踏に紛れて、ファーマーズ・マーケットを歩きながら、売られている花や野菜やパンを眺めて慰められたり気分転換になったり。

店番の人と挨拶したり、他愛の無い会話をすることさえ、英語での会話に自信の無かった私にとって一喜一憂、ちょっとした冒険だった。

あの頃の日々や当時の頼りない自分、右も左も分からない土地で子供(たち)を育てる将来への不安感に押し潰されそうになってた自分とか、新しい土地でマイノリティの劣等感や自信の無さに卑屈だった自分とか、思い出すだけで本当に情けないくらい胸が痛む、未だに。


懐かしいファーマーズ・マーケットの家屋が全焼してしまったのは残念ではあるけれど、幸い負傷者も無く、屋外でのマーケットは通常通り引き続き運営されるらしいのをウェブサイトで知って嬉しく、ちょっと感動した。

地元の人々のコミュニティと逞しさで建物を再建し、以前通りの賑わいが再び戻る日が早く訪れるように願う。


私もいつか再び、訪れる日が果たしてあるんだろうかどうか。

漠然と考えるだけで、もし訪れたらきっと懐かしさに感極まってしまうような気がして、ちょっと切ない。


2013年7月10日水曜日

DQ afternoon に想う


気温が上がって夏らしい日々になって来た今週。

広告と一緒に入って来たクーポンを片手に子供たちと『DQ』へ。

これはもう既に夏の日の風物詩。


Kaitoは「ブリザード」を注文して$1オフ、
Erikaと私は「一つ買うともう一つは無料」で
ソース違いのMサイズ「サンデー」。


うわっ、大き過ぎかも!?と一瞬ためらいつつ
意外とぺろっと食べ切ってしまえるのは
さすがに暑さのせいか
私の北米化した食欲と胃袋のサイズのせいなのか。

あ、あとは勿論
ソフトクリームの美味しさのせい?ってのもあるか。


ホットファッジのトッピングも美味しいけれど
苺ソースは冷凍苺の果肉が乗ってて爽やか。



私たちが住むモントリオール郊外の小さな島の小さな町を通り抜ける高速道路に面した DQ で、駐車場の続くオープンエリアのベンチに座って呑気にアイスクリームを食べながら、高速道路に平行して走る線路の上を走り過ぎる貨物列車を眺めながら。

先週末にケベック州の Lac-Mégantic で起こったばかりの原油タンクを運ぶ貨物列車の脱線事故による痛ましい大きな被害を参照して、Kaitoがぽつりと口にしたひと言。

「あの貨物だって、僕たちの目の前で脱線して爆発する可能性がゼロって訳ではないよね」

そうだよね、事故は時と場所を選ぶ訳ではないものね。

日本では詳しく報道されてないらしい?ことも手伝って、「ケベック州」での大事故って見出しに心配した友人たちから、私や家族の安否を気遣ったメールが届いた。

遠く離れて暮らしても、気に掛けて貰えるって嬉しいよね。

新聞で見る悲惨な惨状と増える犠牲者の数や行方不明の人々のニュースに胸を痛めつつ、今こうして生きている自分と、そんな自分に関わる全ての人々の奇跡なようなものに感謝の気持ちでいっぱいになる。

予期せぬ事故によって突然、人生の終わりを迎えざる得なかった人々の無念さや魂が安らかに眠れるように祈って、私は私に与えられた人生を精一杯生きる義務を果たしたい、そんな気がしてる。


2013年5月22日水曜日

無題

今朝いつものようにチェックしたお天気サイトから飛んだニュース記事で目に留まったまま、想いが離れなくなってしまった1枚の写真。

*何処かのニュースサイトよりの写真*

"The dog was guarding it's deceased owner."
(in Oklahoma)

竜巻の大規模な被害にあったオクラホマシティで
瓦礫の中、亡くなった飼い主の傍を離れなかった犬。

現在は地元の警察関係者に保護され
新たな飼い主となる引き取り手を探してる、との事。


被災された方々と地域の復興を願うと共に、
亡くなられた人々のご冥福を心からお祈り致します。


そして、このワンコにも早く新しい家族が見つかりますように。


2012年12月5日水曜日

火曜の奉仕と平和

*ショッピングモールの天井に飾られた
クリスマスのシャンデリア風*


昨日も先週に引き続き、大型ショッピングモールでのギフト包装のボランティアを友人のMirianとAnnと3人で3時間。

*特設カウンターの目の前はお洒落なお花屋さんで
いかにもクリスマス的なアレンジで
注文のお花が作られる様子を眺めるのが楽しい*


クリスマス迄はまだ日にちもあるし、平日の昼間だし、まだまだ客足はのんびりなペースで。

それでも特設カウンターにいると、それこそ色んな人がやって来るので面白い。

任意の額で頂く募金は地元の「レイクショア総合病院の基金」へ行くことを知らせると、「あぁ、あの病院には家族みんながお世話になったから」とか「うちの子供はあそこで産まれたんだよね」とか言って、とても気前良くお金を下さる人も多く、感動させられる場面もあったり。

そうかと思えば、「包装は自分でするから、包装紙を(タダで)分けてくれない?」とかってやって来るチープな人もいたりしてビックリさせられたり。

ほんと世の中には様々な境遇での色んな考え方の違う、それぞれの価値観を持った人がいるんだなぁ〜って、当たり前のことではあるけれど、でも実感として再認識させられるって部分では、私にとっての社会勉強体験でもあり。

なのでこのボランティアは、まさに"Win & Win"な状況で満足。

"duty"の後はちゃっかり3人でランチを楽しんで帰ったりも出来るし♪


2人と別れた後は最寄りの『Chapters』(大型チェーンの書店)に寄って、予めネットで注文しておいた本をピックアップ。

*毛糸屋さんでサンプル本として見つけた1冊*



*棒針編みとかぎ針編みを駆使して作れる100種のアイテム*

*種類の違う数種の花々を編んでアレンジしても可愛いし
特に「すずらん」の可憐さは個人的に私のツボ♡*


平凡な毎日でも、平和な国で手芸に勤しめる幸せに感謝しつつ。


先日、11月30日付けの朝刊のコラムで読んだ、メキシコ人女性で医師にして政治家、妻であり、3人の子供を持つ母親でもあった Maria Santos Gorrostieta氏の死を悼んで、同じ女性として、余りにも強く勇敢で美しかった彼女を尊敬するとともに、哀悼の意をここに記しておきます。

平和な国に生まれて平和に暮らせることは、奇跡的に幸運なことなのかも知れないと思うこの頃。







2012年11月17日土曜日

塩キャラメルとTwinkie


カナダの代表的なインテリア雑誌『Canadian House & Home』は、毎年、クリスマス・プレゼントとして義理の姉が1年分の定期購読がうちの配達されるよう手配をしてくれるので、継続的にありがたく楽しませて貰ってるんだけど。

数日前に届いた12月号のページをめくりながら何となく繰り返し目に入って気付いたのは、相変わらず食い意地が張っている私らしく新発売の食品の広告だったりして、私自身も大好きなストアブランドの"Presient's Choice/プレジデント・チョイス"から新発売のアイスクリームで、肝心なのはそれが"Salted Caramel"(塩キャラメル)風味、って部分。


だって、立て続けに目に入った、クリームチーズでお馴染みの"Fhiladelphia/フィラデルフィア"の広告ページで紹介の最新レシピがこれまた"Salted Caramel Chocolate Cheesecake"(塩キャラメルのチョコレート・チーズケーキ)だったから。


北米のトレンドってのがどの辺りから来るのか?テクニカルな事はまるで解らない素人の私ですが、でも、確か「塩キャラメル」って、ちょっと前の日本でかなり流行ってなかったっけ?なんて思い出した訳です。

なので、ひょっとしてその流れ?

ようやく北米にもその「流行りもの」がやって来たってこと?

個人的に時々感じてる「日本で人気の出た商品傾向は1〜2年して北米に巡って来る」ってのを裏付けするような。

まさに今回もそんな例で。

残念ながら、私、「塩キャラメル」って体験してないかも。。。?

記憶では、塩キャラメルの前には「生キャラメル」ってのが流行って、日本から送って頂いたのを有り難く味見させて貰ったことはあるんだけど。

正直、次から次へともてはやされては廃れて行く「味の流行」ってのに、まるで付いて行けず。。。

と言えば、話はズレるけれど、米国で82年の歴史あるジャンクお菓子の代表:"Hostess/ホステス"社の"Twinkie/トゥィンキー"(白いクリーム入りのスポンジケーキ菓子)が何と!製造中止になるんですってよ、奥さんっ!

私的に"Twinkie"と言えば、アニメ映画の『The Iron Giant』(邦題もアイロン・ジャイアント)で主人公の男の子 Hogarthが母親の目を盗んで夕食代わりに、ほとんど主食として食べてたってので思い出す。

あとは、これまた映画でこっちは実写だけど『Zombieland』でも Woody Harrelsonが演じる Tallahassee(←名前、全然覚えてナイけど?)が、執拗に拘ってどうしても食べたかったのが "Twinkie"だった記憶。

そういう意味では、やっぱり存在感あるお菓子なんだろうなぁ〜。

やたら甘くて油っぽいあのお菓子も、製造中止となると一斉にまとめ買いする人が殺到してるらしく、値段も(希少性で)高騰中とか、eBayでまで売られてるらしいってのが時代を反映してて興味深い。

でもお菓子工場を閉鎖すると米国で18000人の従業員が職を失う可能性アリってのはちょっと懸念するところ。








2012年11月3日土曜日

Red Poppy for Theo

モントリオールの英字新聞The Gazetteの記事に気になるニュースを見つけたので、飽くまでも個人的な解釈による備忘録として:

ロンドン発のニュースで、去年、赴任先のアフガニスタンで亡くなったイギリス軍に従事する犬:Theoが、その勇敢ある働きに対して栄誉を受賞したと言うもの。


『Britain Honours Dog Posthumously』
London-
A bomb-sniffing army dog who died in Afghanistan on the day his handler was killed has been honoured with Britain's highest award for animal bravery.  Springer spaniel mix Theo was posthumously awarded the Dickin Medal on Thursday at a ceremony in London.  Theo worked with Royal Army Veterinary Corps Lance Cpl. Liam Tasker, who was killed in a firefight in Helmand Province in March 2011.  Theo suffered a fatal seizure hours later at a British army base, likely brought about by stress.



Theoの任務は戦地にて、"handler"/ハンドラー(犬の訓練士でもあり一緒に働くパートナー)のLiam Taskerさんと共に、その優れた嗅覚を駆使して爆発物を嗅ぎ分け、見つけ出すことだった。

Theo自身の職務も危険を伴うものであったけれど、何しろ「戦場」でもあり治安の悪いアフガニスタンなので、不運にも銃撃戦に巻き込まれ、目の前で Liamさんが戦死するのを見届けてしまう。

幸い外的な怪我もなくベースキャンプに帰還した Theoではあったけれど、それから数時間後にストレス性の致命的な発作を起こし、まるで Liamさんの後を追うかのようにこの世を去ってしまった。

と言うのが概ねの内容。

戦場での人間と犬の信頼関係と、自分にとって最大の影響力ある人間の死を目撃すると言うことがどれ程インパクトのあるストレスになり得るのか、ってのを重く考えさせられてしまった。

11月は"Remembrance Day"(世界大戦の終戦記念日)があることもあり、先日、IKEAに行った際も店の入り口の小さなテーブルで "Veterans"(現在は高齢になった退役軍人)たちがポピー(赤いケシの花のピン)を配布していて、少額の寄附と共に胸に一つ付けて貰って来たばかり。

地球上から全ての戦争が終わり平和な世界がやって来るように、願わずにいられない。

*"Poppy" the symbol of Remembrance Day*



2012年10月27日土曜日

Orange Food for Halloween

今週の後半は毎日、誰かしらと会っていて忙しかった。

なので目前に迫ったハロウィンなのに、ドアにやって来る近所のTrick-or-Treaterたちに配る為のお菓子もまだ買ってないのが気掛かり。

小さな子供も食べきるサイズの個包装のお菓子50個とか70個とか、或はそれ以上がぎっしりと詰められて売られてる段ボール箱は未だ買ってないくせに、近いうちに「買わなくちゃ!」って思ってるせいで、頭の中はもうハロウィンお菓子のイメージで占領されてるっぽく(←言い訳)普段はあんまり買わないつもりのスナック菓子に何となく手が伸びてしまうから不思議。

日本の規格と比べると、何でもかんでもやたらとデカい北米においてスナック菓子(袋)のサイズも例外でなく。

だから普段は買うのにも勇気が要るんだけど。

だって、せっかく買っても食べきらないうちに食べ飽きてしまったり、そうこうしてるうちに湿気ってしまうってことも多いから。

まぁ週末だし、週末は家族揃ってTVの前に集まって映画を観たりもするから、その際ポップコーンの代用にもいいかな、って感じで。

*ちょっと久々に買ったっぽいドリトス*


*日本人の私にとって明治のカールの代用スナック*

*まぁ味は微妙に(カールとは)違う「チーズ味」
・・・ではあるんだけど、当然ながら*


言われて見ると、ほんとこの手のコーンスナック菓子ってオレンジ色のが多いんだ、と納得。

と言うのも、たまたま読んだ新聞のゴシップ欄の記事にウェディング・ドレスで有名なファッション・デザイナー Vera Wang 氏のインタヴュー・コメントが載ってて、彼女の家のキッチンでも食品庫にはちゃんと庶民的なスナック菓子 Cheetosだの Pepperidge Farm のGoldfish(金魚のカタチでチーズ味)だの、色んなチップス類が常備されていて、彼女はそれらを "ORANGE FOOD"ってカテゴライズしてるらしく、何だかちょっと親近感が湧いちゃった。

ほんと、北米人はよっぽどチーズ味ってのが好きらしく、「オレンジ・フード」が氾濫してる。

そしてオレンジ色はやっぱり Halloweenの色なのよねー♪





2012年9月21日金曜日

アルファベット表記


先週末の朝刊の「世界の旅行案内」みたいな特集ページで日本の九州は福岡を紹介していて興味深かった。

折しも、モントリオール界隈のニュースとして、市街に出来た新しい寿司レストランの名前『Fukyu』と言うのが問題になっていて、まぁ漢字で書かれたわけじゃないから、それが果たしてどんな意味合いで付けられたものなのか?見当もつかないのではあるけれど。

とにかくアルファベット表記で、それが大きく店の看板に書かれてたりしたものだから、多分やっぱり英語人にとってはちょっと一瞬「ぎょっ!」とするような衝撃で(実際、店の看板前で写真を撮って行く人とか結構いたらしいし)、問題視されたんだろう。
(英語での罵声で、殆ど「ファッ◯ユー」そのものだから)

裁判所も、店の名前として「不適切」と判断を下して、寿司レストラン側は敢えなく店名を変更することになったらしいけど。

その流れで言えば「Fukuoka」も何気にちょっと危なっかしい。

'u'はそのまま"you"の意味合いで使われるし、ね。

外国語表記とか発音とか意味合いとか、知らないうちに危険をおかしてる事って結構あったりするのかも。

・・・なんて、久し振りに考えさせられた。




2012年7月25日水曜日

溜まった新聞

日本での夏休みから戻って1週間。

時差ボケを装って未だまったりと呑気に過ごしてるうちに、今度はちょっとした「ホームシック鬱」みたいなのに襲われて気分がダウンしてる感じ。

私にとっての「ホーム」は勿論、ココであり、私と私のパートナーと子供たちと日常の生活がある場所である、、、って定義には揺るぎないんだけど。

それでもやっぱり日本での滞在を振り返って見ると、それは余りにも夢のように短か過ぎて、特に私の脳裏に焼き付いた、あの日本のマーパーマーケットでの新鮮で豊富で、私にとって馴染みのある溢れんばかりの商品たちが整然と並べられた店内を思うと、まるで殺伐とした風にしか思い出せない北米での地元のスーパーマーケットへ出掛けて行く意欲も湧かなくて。

だってココにはヤクルトもカルピスもチーズイン・ウィンナーも売ってないし、鯵や秋刀魚や鯖やししゃもやたらこみたいに焼くだけで美味しく食べられる新鮮な魚も並んでないし。

買って来てそのまま食べられる天麩羅だとかコロッケだとか煮物だとかのお惣菜コーナーもなければ(いや、お惣菜コーナーはあるが置いてあるモノがまるで違う、、、クスクスのサラダとかピザとかロースト・チキンとか)、美味しいお惣菜パンが豊富に並んだベーカリーも備えてないし(これまたベーカリーはあるが焼いてるパンの種類がまるで違う、、、オリーヴ・パンとかクランベリー・パンとか。サンドウィッチ類は惣菜コーナーで売ってるケド)。

そんな無いモノづくしの生活にもすっかり慣れて、充分に楽しんでた筈なのに。ちょっと逆行しちゃった感じ。

ココにはチョコレート・ミルクやアトランティック・サーモンやロースト・ターキーや、本場のベーグルや豊富な種類のシリアルや、日本には無い美味しいものだっていっぱい溢れてる筈なんだけどね。

今はちょっとイジイジと無い物ねだり週間、みたいな。

*トロントを発ったばかりの上空*


それはそうと、留守にしてた3週間分の地元紙をとっておいて貰ったので、まとめて一気に目を通した。

不在の間に起こったような出来事は、一応、把握しておきたいし。


幾つかの印象に残った記事:


- Girl from Ipanema' is 67 as bossa nova turns 50

ボサノバの中でも大好きな曲の一つ「イパネマの娘」には歌詞のモデルとなった実在の女性がいて、彼女は今年67歳なのだそう。

彼女:Heloisa Pinheiroさんは金髪の長い巻き髪をした、華やかで美しい女性で思わず写真に見とれてしまった。

今度から「イパネマの娘」を耳にする時にはいつも彼女のイメージを思い浮かべそう。



- Yahoo hiring shows progress for women

"Yahoo"の新しいCEOとして迎えられる事が決まったのは、最近まで"Google"の役職に就いていた"Marissa Mayer"さんと言う37歳の女性で、しかも10月に出産予定の妊婦であると言う衝撃。「ガラスの天井」を破る快挙。

年齢にしろ、性別にしろ、妊娠にしろ、いったい何がどうなったらそんな凄いことになるのか?素晴らし過ぎて、単純な私には想像もつかない。

結婚して都内で就職活動した当時『とらばーゆ』で女性の採用募集してる条件要項には大抵「22歳くらい迄」ってのがあってゲンナリしたんだけど。

女性を年齢で制限する文化、日本でも少しは変わったかな?



- 12 dead, 59 wounded by gunman who told police, 'I'm the joker'
  (Denver victim had close call in Toronto)

映画『Batman』の最新作"The Dark Knight Rises"は、話題の超大作でもあることから日付が20日(金曜日)になったばかりの零時過ぎからの劇場公開になって、熱狂的なファンは仮装して観に出掛けたり、ちょっとしたパーティ気分的な盛り上がりを楽しめる事もあり、うちも Davidと Kaitoが二人して深夜からの映画を観に行こうか?なんて話してた。(結局は延期にしたけど)

事件の内容は衝撃的過ぎて、この頁では書き尽くせないんだけど。

個人的な印象は、「またコロラド州なの!?」ってのと、あとは深夜から公開の、重くて暗くて暴力的な内容の映画に「なんで子供連れなの!?」って疑問。

被害を免れた目撃者の中には4歳の幼児と、生後4ヶ月の乳児を同伴してた25歳の女性ってのもいて驚かされた。

犠牲者の中には6歳の子もいたのが痛ましい限り。

犠牲になったスポーツ・ジャーナリスト志望だった若い女性は、最近起きたトロントのショッピングモール"Eaton Centre"でのストリート・ギャング間の抗争襲撃事件では、たまたまそこに居合わせたものの危うく難を逃れたらしかったのに、短期間のうちに2つの襲撃に巻き込まれて、その二つ目で命を落とすことになるなんて。

トロントの時には
<"odd feeling" made her walk out of the shopping mall just minutes before shots rang out>
と、妙な予感に救われた彼女だったのに、Denverの時にはまるで彼女の"guardian angel"がふとよそ見をしてしまったみたいに。

最初の襲撃事件を運良く逃れた彼女が書いた言葉
<"I was shown how fragile life was… I was reminded that we don't know when or where our time on Earth will end.  When or where we will breath our last breath.">
ってのが今となっては、ある意味、説得力があり過ぎてとても皮肉。

彼女の死について彼女の弟がツイッターで"tweet"した内容が記事の最後に載ってて、何だかその軽さに情けない気分になった。

もう何でもかんでも"tweet"する必要は無いと思うんだけど。特にそれが人の、自分に近い人の死ならば余計に。



- Obituary of S.M. 1968-2012

そして最後は、Davidの同級生の訃報。

Hudson高校でのクラスメイトで、現在は米国シアトルに在住だった彼は、参加中の「鉄人レース」で自転車の後、水泳中に何らかの発作を起こし亡くなったらしい。

享年44歳。



人生が脆く、予期せぬものであることを思い知らされる。




2012年6月8日金曜日

Zombie バイブル

*いつ"Zombie Apocalypse"が来ても困らない
生き延びる為の術を学ぶ本たち*


この夏15歳になるKaitoの最近の愛読書は Max Brooks著の2冊だったりして、彼はこれを「僕にとっての聖書」とか言って大切に持ち歩きつつ、以前からの"Zombie Apocalypse"論は、先々週末あたりに米国マイアミで起きた事件(ホームレスの男性が襲われて顔にダメージを受けた---具体的(?)に書くと、加害者で麻薬中毒の男性が、被害者を「ゾンビ的」に襲った)によって更に拍車をかけられた状態で。

かなり真剣に信じてるンですけど。

こうして"Zombie"関連に人気があるのって、北米だけなのかどうか?

日本の中学/高校生は受験勉強に忙しくゾンビどころの話ではないかとは思うンだけど。

いやはや、何とも北米の子供は発想の自由があるというか。

いや、子供に限らず、いい歳をしたオトナとかヤング・アダルトといった青年とかまで、ゾンビ系の話題には結構、真剣になって盛り上がったりするのは本当に興味深く、だからハリウッドの映画会社なんかがこぞって「ゾンビ映画」を制作してしまう気持ちや動向にも頷けるって感じ。

いずれにしろ「ゾンビ」は、知性を持った地球外生命「宇宙人」と共に北米で人気の話題になり易く、そこに米国政府ならではの秘密主義だとか陰謀だとかが絡むともう一気に盛り上がって、いかにもあり得そうな、(うさん臭いながらも)説得力のある話になって来るから面白い。

とか書きつつ、私自身、映画『Zombieland』とか『Shaun of the Dead』(Simon PeggとNick Frostのコンビは最強!)とかは意外と嫌いじゃなかったりするし。





2012年5月15日火曜日

Lost and Found


『Etsy』のサイトにちょっと感動する記事があったので備忘録として。


『Finding Meaning in the Lost and Found,

Many of us have lost an object that we value — a piece of jewelry, a childhood trinket or a favorite jacket. Against the odds, we hope that somehow our belongings will find their way back home. When Ikuo Yokoyama received a call that his Harley Davidson motorcycle was discovered washed up on the shores of Canada after being swept away during the Japanese tsunami, he was absolutely shocked. Yokoyama, who lost three family members during the tragedy, was contacted by the Harley Davidson company, who promised to restore the bike and return it to him.
In his incredibly moving documentary Objects and Memory, filmmaker Jonathan Fein focuses on objects that survived tragic events like the Oklahoma City bombing and the 9/11 attack on the World Trade Center, showing how a mundane, ordinary thing can be transformed into a repository for memories. The film features interviews with people like Mike Telesca, an off-duty fireman who rushed to the World Trade Center to offer assistance. While making his escape, the South Tower collapsed, trapping Telesca and three other firefighters. Telesca survived, but when he regained consciousness, he realized he had lost his helmet. In Fein’s documentary, Telesca holds his tattered helmet, which was eventually found and returned to him. “A helmet means a lot to a fireman, and it took a couple of months to get this one back to me,” he says. “It kind of sums up your whole career — a lot of pride goes into your helmet — and it’s probably the only piece that I cared about getting back.”
Telesa’s story was just one of many that developed in the aftermath of 9/11, as sanitation workers sifted through 8 million tons of debris to recover objects. Wedding rings, wallets, toy cars and other items were saved, and returned to families if possible. ”What’s interesting about objects is that they help us tell stories…but without a story, an object is meaningless,” says Fein in an interview with Tulsa Public Radio. Fain explains how historians and sanitation workers had to shift their thinking when dealing with the objects recovered in the weeks after 9/11: “Well traditionally, [historians] can’t tell if something is important until 50 years go by. But in our fast-paced society, they knew that whatever they didn’t save would be thrown away.” Suddenly, mundane objects like office papers, filing cabinets and staplers were coveted by some of the survivors, who sought a tangible and personal memorial of their experience.
When an object is lost then unexpectedly found, it’s nothing short of a miracle. “I think it was Ed Linenthal who expressed it best: ‘Objects that have traveled through space and time make us feel that we are traveling through time and space,’” explains Fein. Yokoyama’s motorcycle is no longer just a bike — it’s a poignant representation of survival against the odds and the unexpected capacity to endure.』




あるがままの存在として、その機能以外に特別な意味を持たない「モノ」と言う物質が、所有者との関わりを通して、時間を重ねて、「モノ」以上の意味を持つ現実。

世界中で話題を呼んだ、1年前の地震と津波に依って失ったハーレー・ダヴィッドソンのバイクがカナダの西海岸に漂着し、所有者である男性に遥々、海を越えて届けられる、、、と言うエピソードも然り。

単なる「モノ」としてのモーターバイクに、自然災害と言う現実と、時間と場所を越えた旅を経て辿り着いた様々に関わる人々の想いの連鎖と、失ったと思って絶望する喪失感の中でまさかの再会と言う奇跡と、そんなこんなの想像も付かない程の意味合いが加わって。

飽くまでも想像でしかないけれど、所有者の男性にとってはきっと、運命的な生涯の宝物になるんだろうと察する。

9/11での消防士と彼のヘルメットの話題も印象的で。

時々、モノに対する執着心の強さに、少なからず罪悪感みたいなものを感じる私ではあるけれど、こういう記事を読むと救われると言うか。

やっぱりモノとの出逢いには時空を越えた運命みたいなものがあったりするような気がするし、それはモノとの関わりを通じてのロマンみたいな。

最近、Etsyを通してその魅力を発見したヴィンテージ(アンティーク程に古くはない年代物)のアクセサリーなんかにも、まさにソレ(時空を越えた運命)を感じるのかも?

単に身に付けるだけでなく、過去の所有者(達)の歴史や想いを共有するような気がして。

ちょっぴり不思議な気持ち。


2012年3月6日火曜日

半世紀前の不可能

*Montreal Gazetteより*


新聞をめくって目に入って来た白黒の写真に一瞬「ホロコースト」関連の記事かな、と思った。

でも、よくよく見るとガリガリにやせ細った体に身につけてるのが「ふんどし」と解る。

え? ふんどし? ・・・ってことは日本?みたいな図式で。

写真に写った3人の男性はカナダ人兵士たちで、大戦の際に派兵先の香港で日本軍の捕虜となり、日本に連れて行かれ、本土で3年と8ヶ月に渡り奴隷のように働かされ、暴行を受け、僅かな食糧で栄養失調だった人たち。

想像するだけで、殆ど生存不可能な状況で幸いにも、少なくとも写真の3人のうち1人は生き延びて再びカナダの土を踏み家族を持つことが出来て、この記事は、彼が亡くなった後に最近、お孫さんが香港でカナダ兵士たちの墓地を訪ねたと言うもの。

学校で習ったような歴史はほとんど全て忘れてしまってるような私にとって、余り認識してなかった過去の現実が衝撃的で。

こうして2012年の現在、カナダ人と結婚してカナダの国土に骨を埋める予定でカナダ政府からの恩恵を受けて暮らしてる日本人の私ってのが、奇跡にさえ思える。

まぁ日本から連れて来られた捕虜、、、って気がしないでもない時ってのはあったりなんかもするけれど。ってのは内緒で。

戦争の無い平和な社会に感謝。



2012年2月15日水曜日

花束に選ぶ花の提案


昨日のSt. Valentine's Dayに因み、女性に赤い薔薇の花束を贈った男性は多いかと思うんだけど。

<愛の贈り物=赤い薔薇の花束>と言うワンパターンの発想を越えて、贈る相手の個性や嗜好を考慮した花選びのススメ的な記事があり興味深く読んだ。

タイトルは<Beyond the rose>で、"think outside the box"で始まる。

- 贈る相手の個性やシチュエーション
- おススメの花
- その理由

って感じで、まずは

- First date
- Gerbera
- One or two flowers in a bright and cheerful color, like pink or orange, can be fun and playful.  A bouquet of red roses would be intimidating and excessive.  "You don't want to be too strong off the top on your first date."

なるほど、的を得てるって感じ。


まぁ日本人の花に対する感覚とほぼ近い気がするのはやっぱりこの提案をしてるフラワー・デザイナーが女性だからなのか。

だって私の過去の経験から言うと、花に対するセンスのまるでない欧米人男性ってのは結構多かったら、デートに貰う花束が白い菊(お、お葬式っすか〜?みたいな)だったり、何かと菊を選ぶ傾向があるのは不思議だったんだけど。

まぁその土地で流通してる花の種類が気候帯や、或は海外からの物流に依って限定されたり、ってのは勿論あるかとは思うんだけど。

いずれにしろ、昨日のヴァレンタインズ・デーに何らかの花束を受け取った女性はラッキー♪

因み私は手作りのカードに添えられた「ロマンチック・ディナー」のお食事券1回分を貰いました。


参考までに「贈り相手」と「花」と「その理由」の続き:

- Your 80-year-old grandmother
- Carnations
- For the older generation, it's still the favourite.


- The European
- Tulips


-The artist
- Proteas
- They're a non-mainstream choice for those who appreciate creativity.


- The fashionista
- Orchids
- It's pricey but dramatic as a single stem along with some artfully styled greenery.


- The sophisticated woman
- Calla lilies
- Simple and elegant, with long lines and sculptural curves.


- The hippie
- Sunflowers
- Wild-looking and natural, nothing overly styled you might find in a country garden.


- The man
- Birds of paradise
- The opposite of frilly and feminine, masculine and exotic.




2011年12月9日金曜日

日本のニュース写真

*Montreal Gazette Dec. 06, 2011版より*
"Ferrari slides into guardrail, 
triggers 14-vehicle crash."


地元の新聞の「世界のニュース」コーナーに、
久し振りに日本からの話題が記事になってた。

ここで記事になる日本からの話題と言えば、
頻繁に首相が替わる政権交替のニュースとか、
自然災害や復興の状況に加え、
放射能漏れや電力会社事情、
カメラ会社の経営スキャンダル、
自動車製造会社の業界関連、
そんな感じが最近の傾向かな。


そんな中にあって、
やっぱりこの事故の衝撃は大きかったらしい。


これは飽くまでも個人的な主観ではあるけれど、
この記事の写真を見て、
"Police Officers"/警察官(交通機動隊?)のいでだちが、
薄青色のジャンプスーツに
白いヘルメットで
何だか随分と古臭い印象で、
まるで
「3億円事件」が起きた当時の警官姿のイメージと
殆ど変わってないくらいの時代錯誤的な雰囲気で、
ちょっと意外な感じにビックリした。
(ってのはホントに個人的な感想で)


*記事より抜粋*
Speeding was fingered as a possible cause Monday of what is believed to be 
Japan's most expensive ever road accident when up to $4 million worth of luxury cars 
ended up in a crumpled heap on a highway.


2011年11月3日木曜日

ハロウィン検証

今年のハロウィンでお菓子を貰いに来る子供たちの数が少なかったのにはやっぱり、統計的な数字での理由があったことを新聞で知った。

朝刊は欠かさずに目を通すものの、じっくりと読むのはどうしても後回しになってしまって、ニュースが既にもう「News」じゃなくなってたりして、、、ってのは良くある。

ニュースはネットでも読めるので新聞の存在価値も低下してるかとは思うんだけど、英語教材として使う私にとっては画面よりも紙面の方が都合が良かったりして。

いずれにしろ、記事によるとカナダの過去20年間くらいで今年は5歳から14歳までの年齢の子供の数が最低数なんだそうで、ここ9年間の割合いでは殆ど10%減だとか。

他にもtrick-or-treater達の数が減少傾向にある理由が書かれていて興味深かったので、ちょっと抜粋しておこうかな、と。
(以下、Montreal Gazetteより)


<数値>

The number of Canadian children aged 5 to 14 has decreased by nearly 10 per cent over the past nine years.

The smallest crop of kids of trick-or-treating age since 1988.

No surprise to homeowners who've watched their visitor-count steadily decline every Oct 31.


<安全性>

The holiday's diminished presence has more to do with a sea change in Canadian culture.

Parents are opting to take their kids to 'safe Halloween' indoor events, rather than traditional trick-or-treating.

They don't blindly trust their neighbours  or the couple down the street anymore.

(備考:近年の、子供たちが巻き込まれる事件や犯罪のニュースの氾濫によって過剰に神経質になってる親は少なく無いのかも。 新興住宅地なんかでの近所付き合いも昔ほどには親密でないのだろうし。 何しろ小学校で子供たちに教えるスローガンが「Danger Stranger」(見知らぬ人は危険)だったりする現実も、安全策とは言え寂しいものがあったりする事実。)


<健康>

The obesity crisis may also be playing a part, noting that everyone is feeling the burden of responsibility for kids' health.

It makes you feel guilty to know you're contributing to this epidemic, and that these children really shouldn't be eating that much candy.

(備考:確かに肥満傾向の子供たちを目にすることは多くなってるし、必要以上に甘いお菓子を与える理由は無いのかも。)



いずれにしろ、新聞の締めくくりは:

Enjoy those candy surpluses while they last.

って感じで。

うちも大量に余ったお菓子を消費中〜♪

2011年9月15日木曜日

冴えてるドジョウ

人気はともかく、任期を終えないうちに次々と替わる日本の総理大臣たちの名前とか顔とか、海外で把握してる外国人は最早そう多くないかも?なんて思いつつ。

地元の新聞で記事になれば一応目は通す、、、そんなスタンスで。

*Montreal: The Gazetteより*


そんな中、気になった箇所:

He (also) displayed a RARE sense of humour in an otherwise drab race, comparing himself to a loach, a less attractive fish that scours the mud for food.

ですってよ、奥さんっ!(え、誰?)


注意箇所(アンダーライン引くとこ)はココ:

『RARE sense of humour in an otherwise DRAB race』


自分を「ドジョウ」に例えただけの野田氏のことを、
<面白味の無い日本人には珍しくユーモアのセンスがある>って。

わはは。とか苦笑つつもちょっと驚愕、、、って感じのショック。

そっかー、やっぱり欧米人から見て日本人は単調で詰まらない印象なんだ。でも、首からカメラ下げて眼鏡掛けてて出っ歯でシャイで無表情だから何考えてるか解り難い、、、ってのは昔の話だとばかり思ってたんだけど。


そもそも欧米では「ウィットに富んだユーモアに溢れた会話」ってのはかなり重要視されるので、第三者に自分の親しい人を紹介する場面での褒め言葉として「彼(彼女)はとってもユーモアのセンスがある素敵な人」ってフレーズが頻繁に使われる。

ユーモアのセンス=知性(機転)と心の軽さを併せ持った人間的魅力


一方、日本で重要視されるのは多分、「誠実で真面目な勤勉さ」そんなところかな?


そんな訳で、そもそも最初から「求められるもの」がまるで違う国の代表たちが集う世界首脳サミットなんかの場面で、首相が日本代表として世界各国から評価されるには、まだまだ長い道のりがありそうな実感。

ディベートとか自己主張とかのテクニック以前に、まずは英語でのコミュニケーション能力は絶対的に必要だし、そして英語での会話にはやっぱり「ユーモア」を交えた洗練されたやり取りってのが必要不可欠なんだろうし。


幸い一般ピーポーの私だけど、私もまだまだ精進だわ。。。


2011年9月11日日曜日

あの日あの時

今日は9月11日の日曜日。

9/11(Nine/Eleven)からちょうど10年。

モントリオールの新聞でも、この1週間くらい特集を組んで、毎日シリーズで関連する人々の記事を載せてた。

新聞によると、アメリカ人の実に97%の人々が、10年前のあの日、あの瞬間に「何処にいて誰と何をしていたか」はっきりと思い出せるそう。

それは歴史上の大きな3大イベント:「ジョン・F・ケネディの暗殺」「アポロ11号の月面着陸」「スペース・シャトル『チャレンジャー号』の打ち上げ失敗」と同様に。


私の大好きなショッピングサイト『Etsy』にはアメリカの出店者が大多数を占めるけれど、さっき覗いたら、哀悼の意を表してお休みしてる出店者も見受けられたりして、そんなところにも一般のアメリカ人達が受けた影響とか、彼等の受け止め方なんかが垣間見られる感じで興味深く思った。


カナダ暮らしの日本人である私にとって、直接的な関わりは無いものの、でも、それでもやっぱり「あの日あの瞬間」の記憶は今でも鮮明に蘇る。

その頃、私たちはカナダのオンタリオ州Kitchener/キッチナーと言う町に住んでいて、その土地で知り合って仲良くして貰ってた日本人友達のKyokoさんが、その朝、電話でニュースを知らせてくれた。

多分、彼女自身、TVの映像を目の当たりにして受けた大き過ぎる衝撃を、きっと誰かと分かち合いたい衝動に駆られたんだろうと想像する。

実際、私自身、彼女に言われた通り直ぐにTVをつけた瞬間、目に飛び込んで来た映像が映画の世界のフィクションでなく、現実のニューヨークでまさに起こった事実であるインパクトに即座に打ちのめされ、心臓がバクバクとしてボロボロと涙が溢れて流れて来た。

OMG… OMG… と呟きながら即座にDavidのオフィスに電話したし。

とても独りでは抱えきれないくらいの衝撃と動揺だったんだろうと思う。だって、普段は滅多に(オフィスに)電話なんてしないし。

まぁ彼のオフィスでも既にニュースは流れていたけれど。


まさにその最中、電話して来たのが近所のママ友達 Lisa。

当時、育児休暇中だった小学校教諭のLisaとは、ほとんど毎日のように連れ立って一緒に公園へ子供たちを遊ばせに行ったり、互いの家を行ったり来たり仲良くしてた。

なので、この時とばかり興奮気味の私は彼女と、この衝撃的なニュースを分かち合うことで自分の痛みを軽減し癒されたい欲求に、潜在的&本能的に駆られたんだろうけど、まくしたてる私の会話にどうも付いて来てない風のLisaに思わず、

「ねぇ! 今、TV見てないの!?」

と訊いたら

「見てるわよ!」

と言うので

「どのチャンネル見てるのよ!??」

と確認したら、帰って来た答えが

「Teletubbies/テレタビーズ・・・」だった。。。ほぇ〜


なので、私にとっての『9/11』(あの時)はまさに

Where/何処で:Kitchenerであり

Who/誰と:日本人とカナダ人の女ともだち達であり

What/何をしてた:と言うか、イメージ的にはずばり!『Teletubbies』なのであーる。