2011年7月29日金曜日

パスタ比べと幻のパスタ

生まれも育ちも日本人なので、炊きたてでツヤツヤの白いご飯に納豆や梅干や、或はちょっとだけ醤油を掛けた目玉焼き、なんて組み合わせで食べる食事も勿論、大好きではあるんだけど。

でも最近、意外と炊く機会が少なくなってる日本米。

じゃあ一体なにを食べてるんだろう、毎日?とは自分でも思いつつ、世界中から色んな食材が手に入る昨今、食卓もかなり国際化して多国籍メニューになってる。

料理によって種類の違う米を使い分けたり、ご飯の代わりにピタ・ブレッドやトルティーヤやナン・ブレッドだったり、クスクスや"Quinoa/クィノアorキヌア"(南米産の穀物)やポテトだったり。

ほんと、こうして列挙してみると実に地中海風だったりメキシコ風だったりインド風だったり、中東風、南米風だったりするんだなぁ〜って、食のボーダーレス化の現状に改めて感心したりして。世界は狭くなった。うん。

とは言え、そんな中で専ら頻繁に食べるものと言えばやっぱりパスタ。

スパゲティやスパゲティーニに限定せず、色んなカタチの、マカロニやペンネやくるくるとスパイラルのロティーニや、ラザーニアや、或はパスタの中に具の詰まったトルティリーニやラビオリと言った様々な種類のパスタを、これまた色んな種類のソースとの組み合わせで食べる訳だけど。

オリーヴやフェタチーズ、トマトの組み合わせが無性に好きだし、パスタやピザは更にもっと大好きだったりするので、ひょっとして私の前世はギリシャとかイタリア辺りの住民だったかも?なんて思う程。

そんな中、最も頻繁に食べるスパゲティやスパゲティーニであるからして、出来れば自分の好みの味覚に一番合った美味しいものを選びたいと思うのではあるけれど。

何しろ、種類が豊富過ぎて混乱する。

*一番食べ慣れた味は「バリラ」*

イタリアに暮らしていたグルメな知人のおススメは"Barilla/バリラ"で、その昔、ちょっとお洒落で食通とされる人々の間でもてはやされていた感のあった"De Cecco/ディチェコ"を上回って、本場イタリアの家庭で最も愛されているのはやっぱり断然"Barillaよ!"と言う説得力のある話を聞いて以来、ずっと忠実に「バリラ」を使い続けては来たけれど。

たまたまスーパーマーケットで貰った試供品がもの凄く美味しかったので、また食べたかったのに、何故か何処にも売ってない。。。

コシがあってつるっ♪としたのどごしのオーガニック・パスタで、『Bioitalia』社製なんだけど。

以来、「あの味」に近いパスタを探し求めて色んなメーカーのものを試してはいるんだけど、なかなか巡り会えず。

意外なことに、最も「あの味」に近かったのが、一番値段が安いのでその分期待度が低かった『LANCIA』ってのが皮肉なとこで。
(値段やブランドや固定観念に惑わされてはイケナイって教訓をまたまた思い知らされたり)

とにかく、かなり長い間でずっと一筋に「バリラ」を食べ続けて来たので、最近の私の食卓での「スパゲティ対決」はちょっと新鮮で変化もあって楽しかった。
(とは言え、家族の誰もそんな事には気付いてないとは思うけれど)

今や「アルデンテ」は常識だけど、それでも尚、北米の一般家庭ではスパゲティをまるで「うどん」みたいに茹でちゃう、、、って場合も少なくはなく。

おまけに、いまだに一般的なのは、そんな「うどん」の上に「ミートボールとトマトソース」ってワンパターンが浸透してるってのも現実だったりする。

とは言え、「リトル・イタリー」と呼ばれるイタリア人街(単にイタリア系移民の人口密度が高いエリア)もあるモントリオールなので、マーケットには多分きっと置いてあるであろうはずの『Bioitalia』のオーガニック・パスタ。

近いうち、足を伸ばしてみることにしよう。。。


2011年7月28日木曜日

"永遠の27歳"倶楽部

残念ながら、生前での"Amy Winehouse"と言うシンガーの曲について詳しくは無かった。勿論、その名前と存在は知ってはいたけれど。

最近、Tony Bennettが彼女とのデュエット曲を彼のアルバム用に録音したらしく、Amyのこと

「Of all the contemporary artists I know, she has the most natural jazz voice.」


と絶賛していたらしい。


今週月曜日の朝刊の見出しに

「Talented but troubled singer is mourned」


ってのと一緒に、

「Amy Winehouse joins 'Forever 27' club」

と書かれてるのが気になって、
「永遠に27歳のクラブ」って何だろう?と興味深く記事を読んで、ちょっとびっくりした。

多分、既に「知る人ぞ知る」的なトリビアなんだろうけれど。

なんでも、成功して人気を博したミュージシャンの中に、何故か「27歳」という年齢で亡くなった人が偶然にも少なからずいるらしく、まるで「27」と言う数字が、有名なスターの中ではちょっとした厄年でもあるかのような記述で。

「--- becoming the latest in a grim tally of music superstars --- who died at the seemingly cursed age of 27.」


リストの中に名を連ねてるのが、

- Brian Jones (The Rolling Stones)
- Kurt Cobain (Nirvana)
- Janis Joplin
- Jim Morrison (The Doors)
- Jimi Hendrix

と言う錚々たるメンバーで思わず唸ってしまった。。。


ついでに言えば、名前の中に何故か「J」が多いみたいな気もするし。

ってので、Kurtの本名をチェックしたらKurt Donald Cobainで、残念ながら(え?)"J"は入ってなかったケド。


新聞記事の最後に、Amyが去年の10月に受けた雑誌インタヴューでの受け答えが載っていた。

Winehouse was asked whether she had any unfulfilled ambitions.

Nope.  If I died tomorrow, I would be a happy girl.

彼女の答えにちょっと救われる。そんな感じで。

May she rest in peace.

素材のパレット

自分にとって何か新しいことを始める際って、何故かどうしてもまず最初に「カタチ」から入りたい欲求に付きまとわれて困る。

昔、写真の勉強をちょっとだけした時には、カメラは勿論だけど、露出計だとか、暗室で現像する為の周辺小道具なども一式揃えたりして。

空手を習い始めた時だって、ズブの素人のくせして取り敢えず「道着」は最初から着てみたかったし。(例え白帯だとしても、ジャージの上下で練習なんてあり得ない!って思ってた)

数年前、ヨガを習い始めた時も、ウェアは勿論、ヨガマットも当然、必需品として入手したし、ヨガのお教室に持って行く専用の携帯ウォーター・ボトルも買った。

単に趣味の範囲なので、その道を極めてプロになろうなんて野望がある訳でも無く、大抵の場合、数ヶ月程度で終了。あとは自分のペースで気ままに楽しみながらぼちぼちと継続するかも?って感じで。

『Etsy』を通して、その面白さを知ったジュエリー・メイキングではあるけれど、今回も例外では無く。

手持ちの材料で練習がてらあれこれ作って見たりはしているものの、でも、やっぱり自分の「パレット」を色んなカラフルで豊富な素材でいっぱいにしてから、それらの材料に触発されてデザインを考えたり、わくわくしながらの創作活動を楽しみたい欲求があって。

素人なので、技術的に試行錯誤の身ではあるんだけど。

秋からの作品をイメージしてEtsyで注文したチェコ製ガラスの、綺麗な秋色のビーズたち。

*ピューター素材のネズミはハロウィン用*


*薔薇の蕾のデザインの真っ赤なビーズとか*


*微妙な色合いが綺麗なガラスの魚ビーズたち*


*小さな可愛いミカンのガラスビーズ*

季節には関係ないけれど、色んなスポーツをするピューター素材のベアたちのチャームも余りのカワイさに即買い。

*6個のセットで $6. 50(+送料)*

更に更に、ベアと言えば"Gummy Bear"を忘れちゃイケナイっしょ〜ってくらい、北米の子供に大人気の「くまのカタチをしたジューシー味のグミ・キャンディ」をそのまま美味しそうに再現したチャームは、アメリカのVintage素材を扱っているお店からの購入。

*ピンク色は何味だろう???*

実はホンモノのGammy Bearにピンク色は無かったらしい。。。

近いところで、ラズベリー味の「赤」と、ストロベリー味は何故か「緑色」らしい。

まぁ、テクニカルなことは置いといて。

*Vintageの魚と金魚のチャームたち*

Vintage素材の中に意外と多く目にするのが、かつての日本で生産されたであろう"Made in Japan"表記のビーズたち。

*春のイースターのイメージにぴったりの卵っぽいカタチ*

微妙に卵っぽいカタチの、パステルカラーのビーズが気に入って購入した日本製のこの商品(12 inchでの単位)、果たしていつ頃の時代に生産されてアメリカへ輸出されたんだろう?

色んな素材を目の前に、どんな風に使おうか?考えるだけでもうワクワクしちゃって、それだけで充分に楽しい♪って感じで、コーフンで目眩がしそう。


『Captain America』

先週の水曜日は家族4人揃って映画『Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2』を観た。

"SCENE Card"と言う映画館系列会社発行のポイントカードのポイントがいっぱい溜まって、無料で観ることが出来たので。

私以外の3人は皆それぞれに原作本も読破してるし、これまでの映画シリーズもDVDで繰り返し観て楽しんでるので、今回は遂にその最終作で完結編ってことで待ち望んでた・・・って意気込みの中、実は正直、それほど熱狂的なハリー・ポッターファンって訳でも無い私なんだけど、まぁ取り敢えず「夏の家族イベント」ってノリで同行。

主要な登場人物の3人がもう本当に立派に成長してて、時間の経過をしみじみと感じさせられるってことと、映画のオープニングの場面なんかはやっぱりどことなく雰囲気が『Lord of the Rings』を彷彿とさせる・・・ってのが感想。

これまでのシリーズ作品を全部しっかりと把握してない分(何しろ、過去に観た作品の中には、飛行機の中で観ただけ、とか、しかも音声無しで、とか、途中で寝ちゃったりとか)私の中では話の辻褄がピッタリと合わない箇所も多々あったりして(←当然だけど)、だから熱烈なファンとはまるで会話が噛み合ないレベルで、「???」ってのが申し訳ない感じで。

いずれ、順序を追って観直さないことには、全体としての物語の流れは勿論、過去の登場人物の全ての関係や役割りなんかも完全には理解出来ないだろうなぁ。やれやれ。


そして昨日はKaitoと二人だけで、これまた待望の映画『Captain America: The First Avenger/キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アヴェンジャー』を観に行った。

せっかく「デジタル3D」版の選択肢があったので、たまには見比べるのも面白いかな?と、一人 $3 程度の割高な価格 $8. 99にて、奥行きと臨場感のある映像で。(火曜日は半額日)

もうね、やっぱりアメリカ人はこーゆーのが好きよね!?って感じのノリで、実は私も凄く楽しめちゃった作品。

とにかく話の筋書きが、色んな意味で良く出来てるし、悪者役のドイツ人たちの制服とか武器とか乗り物とかのデザインがもの凄くカッコいい。(Made in Germany的なスタンダードを意識したのか?)

とは言え、ドイツ人であるはずの登場人物たちの配役がそれぞれ、Hugo Weaving(From:オーストラリア)、Stanley Tucci(ニューヨーク)、Toby Jones(英国)ってのも大胆。

主役のChris Evansは、『Fantastic 4』で既に「この路線」がイケることを実証済みだったとは言え(恵まれた身長と体格で)、『Scott Pilgrim vs. the World』で演じた"Lucas Lee"の意地悪チックでコミカルな印象も記憶に新しかったりして。

でも!  

この映画ではすごぉ〜く澄んだ瞳が印象的で、純粋に実直で正義感のある人間像がすんなりとハマって、役にぴったりだった。

単に強いマッチョで筋肉バカなヒーローじゃなく、"Good becomes Great"と博士の言った理念の根底にある人間的な誠実さと、機転の利く頭のシャープさを兼ね備えたヒーロー。

博士とのやりとりでの二人の関係に、ほんの少しだけ『鉄腕アトム』を連想してしまった私は、しっかり昭和の日本人ざます♪って感じで。

あとは、レトロチックな時代背景も素敵だし。

まぁ、Tommy Lee Jonesはいつもながらのハマり役で、もうこれは絶対、これ以上もこれ以下も無いでしょうって塩梅。

その後の『Iron Man』(Tony Stark)を世に送り出すことになる父:Howard Starkが登場して、せっせと新しい秘密兵器や素材の開発に力を注いでるあたりも効果的な演出で楽しかったし。

でもって、Howard役のDominic Cooperはお茶目♪

が、しっかし、まさか2週連続で似たような容姿の悪役「髪ナシ、鼻ナシ」の2人に出くわすとは思わなかった。(Lord Voldemort@Harry Potter & Schmidt a.k.a. Red Skull@Captain Amerika)

いずれにしろ、一緒にポップコーンを頬張りながら隣の席でKaitoが、カメオ役でお約束の登場のStan Lee氏(原作者)のシーンをすかさず密かに教えてくれたお陰で、見逃さず済んだのは、なんか妙に安堵なスッキリ感。

Marvelコミックって凄いなぁ。

さて次は『The Avengers』だ!(来年の5月だけど・・・)

2011年7月27日水曜日

新聞に見る世界と世界観

暑い暑いと文句を言っていたら急に気温が下がってしまった。

朝起きたらショーツでは肌寒くて、思わず長い丈のヨガパンツを引っ張りだして久々に着用。

裏庭でカバーの掛かったプールを恨めしそうに眺めながら、とても泳ぎたい気分になるような空模様ではなく、あぁ〜夏はやっぱり暑い方が夏らしくていいなぁ、なんて。

ほんと勝手で天の邪鬼なことばかり言ってる自分に呆れる。

とは言え、明日以降、また30℃前後の陽気が戻るらしい気配。


明日からの活動的な日々に備え、今日はじっくりと片っ端から新聞を読んで、私にとっての新しい単語を書き出して辞書で調べたり。

ついでに、夏休みの解放感と怠惰な日常にどっぷりと浸かって、手持ち無沙汰にしてるうちの子供たちにも課題を出した。

それぞれ気に留った新聞の記事を選び、読んで反芻して理解を深めた後に自分なりの感想を発表するプレゼンテーションをすること。

Erikaは、モントリオール市内で起きた十代の男性の殺傷事件と裁判について。

Kaitoは、ノルウェーのリゾート島の"Day Camp"で起きた、多数の青少年たちが犠牲になったテロ事件のその後について。

ノルウェーが何処に位置する国なのか?そんな事さえも知らなかった二人と一緒に、地球儀を廻しながら、色んな国々の場所と併せて確認しつつ。

私は中国で起きた高速列車の事故の話題から、中国での人権問題や食品の安全基準などについて。

子供たちを相手に討論するのは意外と楽しい発見だった。

そして今回、おまけとして、昔懐かしい3人組『a-ha』が実はノルウェー出身バンドだったってこと、改めて知った!(英国だとばかり思ってた・・・ベスト盤のCD持ってるけど)記憶ってほんと曖昧。

2011年7月26日火曜日

Vegetable Gardenの癒し


夏になると日本ではよく、涼しさを誘うために背筋がゾッ!とするような怪談で盛り上がったり、ホラー映画を観るのが流行ったり、お化け屋敷でのデートも人気だったり。

そんな子供騙しで物足りない人とか、霊感の強い人なんかは、わざわざ心霊スポットみたいな場所まで出掛けて行ったりもしちゃったりして。

とにかく、夏は何となく、日本ではお盆とかもあってご先祖様の霊(魂?)が戻って来るとかそういう精神的、宗教的な関連もあるのかも知れないけれど、ちょっとだけ超常現象とか幽霊とかの怖いものを意識する季節だったり。

勿論、ポルターガイストとか幽霊とかは怖い。怖いけれど。

でもやっぱりつくづく思うのは、一番怖いのは「人間」だってこと。

思想とか宗教とか精神とか、嫌悪とか差別とか嫉妬とか、愛憎とか欲望とか怨恨とか、理由は何にしろ、実際、物理的に凶器となる武器を手に、相手とか第三者とか、或は不特定多数の人間を現実の世界で殺傷することが可能だから。

それはある日突然、地球上の何処かで起こり、時には、まるで現実の出来事とは思えない程の規模での殺戮やテロであったり。

瞬時にして地球を駆け回る情報の時代、遥か遠い国の惨事でさえ、余りにも近い距離感を以て届く衝撃に唖然とさせられる。

ノルウェーでの惨事は、移民として暮らす私にとって、日頃から感じる様々な物事を改めて考えさせられる事象でもあり。

その周辺でのあれやこれやを思いつつ、引き続き新聞を読み進めながら、相変わらず悶々と色んなことを考えさせられるんだろう。
とにかく、
犠牲になった罪のない魂たちが癒されるよう祈りつつ。合掌。


*数年前、Davidが裏庭に作ってくれた木枠の野菜花壇*

人間たちの営む世の中にまるで関係ないみたいに、
肥えた土と適度な水と太陽の光がある限り、
すくすくと育ち続ける植物たちに自然の逞しさを感じさせられる。

裏庭の家庭菜園に蒔いた種が元気に育ってる。

花壇の左手側がミニとまとで、右手側がズッキーニ。

あとから向日葵の種も蒔いた。

本来ならば「間引き」をするべきなんだろうけれど、
立派な野菜を沢山作りたいプロって訳でもないし、
間引いた苗を植える別の場所も無いし、
まぁこのまま自然に任せて成長を見守ろうと思う。

果たして花が咲いて実を付けるのかどうか?
まるでギャンブルみたいな確率で。


2011年7月25日月曜日

誕生日の夕食とココナツ・ミルクのデザート

午後の昼寝でエネルギーを充電した土曜日の夕方、うちでKaitoの誕生日を祝う夕食会をした。

それぞれ水着とタオルを持って集まった義理の両親と義理の妹たちは、取り敢えず、まずはプールに入ってひと泳ぎ。

水温も30℃まで上がって、まるで温水プールの快適さ♪

メニューはBBQで串焼きにしたチキンとビーフ、チキン・ブイヨン味のクスクス、ピタ・ブレッド、ガーリック風味のハマス、そしてサラダ。そんな感じでちょっとギリシャ風?

でも、チキンはしっかり"Teriyaki"味の和風だったりして。

ビーフはスパイスの効いたマリネ液に一晩漬け込んだもの。

*玉ねぎとズッキーニ、赤ピーマンも一緒に串焼き*

そしてデザートは夏らしく、焼かずに作れる涼しいゼリーのお菓子で、ココナツ・ミルクとフルーツを冷やし固めた『Coco Gelatin/ココ・ゼラチン』(←って、名称が今ひとつ残念だけど)。


キャンドルを灯してお待ちかねの誕生日ケーキは、Kaitoのリクエストで彼が自分で選んだ『Dairy Queen』のフローズン・アイスクリーム・ケーキで、「Cookie Dough Cake」。


"Cookie Dough/クッキー・ドウ"は文字通り、クッキーを焼く前の生地の呼び名で、北米の子供たちって、お母さんがキッチンでクッキーを焼いていると必ずやって来ては、焼き上がりが待ちきれず、ボウルの中の生地をそのまま味見するのが好きみたいで。

(うちの子供たちも他聞に漏れず、ケーキを焼いている間に、ボウルに残った生地をそのまま指ですくったりして、綺麗に舐めてしまったりするのが大好き♪)

なので、それ(生のクッキー生地)をケーキのトッピングにしてある、北米ならでは(?)のデコレーション・ケーキ。

因みにお値段は直径が10インチ程度(25cmくらい)で税込み30ドル。(って、意外と安いかも?)


久々に、手軽に作れる「ココ・ゼラチン」のレシピを:

材料:

- 30 ml  Powder Gelatin/粉ゼラチン

- 75 ml Cold Water

- 500 ml Coconut Milk/缶入りココナツ・ミルク

- 125 ml Sugar

- 250 ml Cream (10% or 15%)/生クリーム 35%でも多分、大丈夫

- 375 ml Berry Fruit/苺、ラズベリー、ブルーベリーなど

作り方:
  1. 粉ゼラチンに水を加えふやかしておく
  2. 鍋にココナツ・ミルクを入れ温め、沸騰させないように砂糖を加え、砂糖が溶けたら火から下し、ふやかしたゼラチン、生クリームを加え混ぜる
  3. 20cm角の型に流し込み、20〜30冷やしたところでベリー・フルーツを上から散らして更に固まるまで冷やして出来上がり!(6 servings/6人分程度)


(私の<↑写真>は、型に流し込む前にフルーツを散りばめてしまったので、プカプカと浮いた状態で固まってしまった・・・てへ、の図)

雰囲気としてはちょっとだけ杏仁豆腐に似てるかも。(見た目がトーフ・・・って感じで)


もう一つの Sandpit & Lake w/3匹の犬たち

また月曜日がやって来た。

今日は私の洗濯日。せっせとお洗濯いたしませう。

先週の猛暑とシーズン初の熱帯夜をもたらした"Heat Wave"が去って、夕べ、夜中の1時過ぎまで夜なべ仕事(!)をしてたら肌寒いくらい気温が落ちてて、思わずまたまた羽毛掛け布団復活〜。

薄手のタオルケットと交互に取っ替え引っ替え、忙しい。


土曜日はまたSt. Lazareの『Guides Canines』で、Trixie(うちのワンコ)の為の"Agility Class"3回目(全5回なので、あと2週)があって行って来た。

施設に興味のある義妹 Jennが、彼女の愛犬 Kevaを連れて合流。

彼女もKevaのトレーニングをそこですることに決めたらしい。

アジリティ教室で真剣に障害物の競技練習をしていたTrixieが、Kevaの姿を見つけてしまい、嬉しくて興奮して、早く彼女(Keva)と一緒に遊びたくて、それ以降は気が散ってしまって訓練にならなかったらしい。
("Lost her brain"って状況で、まさに「脳ミソここにあらず」)


アジリティ教室の後、St. Lazare内にある、まだ行ったことのない"Sandpit"(砂の採石場で湖がある)へ行ってみることにして、義母 Carolと彼女の愛犬 Angieも合流することに。


St. Lazareは、水はけの良い砂地が多い地質で、あちらこちらにサンドピットがあって、それに伴って湖が出来てる場所が幾つもある。


週末は砂の採集作業もないから静か。

部外者の侵入は、ほとんど暗黙の了解らしく、たまたま土地の所有者に出くわした場合には、一人$2ドル程度を支払うことになってるらしい。(でも、それは稀っぽいケド)

それで、準備よろしく水着&タオル持参の私たち(と言っても私とCarol以外)は、犬たちと一緒に湖に入って水遊び。
(水質はどうなの?って疑問はありつつ、泳ぐには支障ナイらしい)

*水着のErikaとTrixie(犬)*

砂地なので、砂の浅瀬が続き、水も黄砂っぽい黄色味を帯びてる。

Kevaは、泳ぎの上手なAngieに連られて泳ぐようになった。

Trixieは、泳ぐのは余り好きじゃないみたいで、水際を飛び回るトンボを追いかけてる方が楽しいらしい。

とにかく、直射日光に当たるとそれだけで体力を消耗する気がする。

義理の両親の家に戻ってサンドウィッチのお昼を食べて帰って来た後、思わず午後の昼寝をしてしまった。

平和だぁ〜。


2011年7月22日金曜日

なでしこジャパンの記事@北米

ひとくちに「海外で暮らす日本人」と言っても、それぞれ、その人の置かれた立場や状況、環境によって、日本に対するスタンスは人それぞれだろう思う。

海外で暮らしていても、今はインターネットやケーブルや衛星放送なんかのお陰で、まるで日本にいるのと同じような情報量で、ニュースや芸能や文化に浸っていることだって可能だろうし。

私はたまたま自分の選択として、敢えて貪欲には日本のメディアに手を伸ばさない方針で、だから最近の日本の事情にはかなり疎い。

日本での流行りモノや、人気のTVドラマや芸能人のゴシップなんかは、正直、知ったところで私の現実の日常に何ら影響をもたらす訳でもなし。

でもでも! 

毎日、何気なく目を通してる地元の新聞に大きく"JAPAN!!!"の見出しなんかが出てたりしたら話は別っ!

話題に拘らず、何かしら日本に関連した記事にはやっぱりどうしても目が行ってしまうし、気になって読んでしまうし、後日での参考の為に時々は記事を切り抜いて、取り敢えず保管してしまう。

(少し前は、モントリオールで開催されたF1グランプリの関連記事で、レーサーのボーイフレンド:Jenson Buttonと一緒の写真がとっても素敵だった道端ジェシカさんの記事も。F1レーサーとの恋愛とか結婚とか、一般市民の私にとってはやっぱり別世界の夢物語で、まるでハーレクイーン・ロマンスの世界だから興味津々♪)

そして今回、目に留ったのは、スポーツ欄で大きく取り上げられてた、サッカーのワールドカップで優勝したばかりの日本チームの記事:The Gazette(元の記事は「Los Angeles Times」紙より)


記者の一人がKenji Hall氏と言うことで、多分、日系人?の彼ならではの視点で書かれてるからなのかどうか?かなり、日本の現状や人々の感情に寄り添った内容の記事で、ちょっと感動してしまった。

サッカーと言うスポーツ種目を通して、けれど単にスポーツイベントとしてだけの記事の扱われ方でなく、今年3月に日本が見舞われた地震や津波による自然災害と、そして原子力発電所の事故を巡る背景が書かれてる辺りに、今でもしっかり継続して、世界中からの関心や懸念が日本に向けられてるってことを示唆する感じで。

だから選手たちのコメント文が、更に一層、意味を持ったインパクトの強さで読者に届くような書き方がなされてるのは、読んでいて私も個人的に嬉しくなった。


<記事より>
National calamity never far from their minds, Women's World Cup was a chance for Japan to prove themselves.

For Japan, this was more than a soccer game.

It was an opportunity to prove on a global stage that a country devastated four months ago by a killer earthquake, tsunami and nuclear catastrophe still possessed the heart and soul of a fierce competitor.

The dramatic final kick, defeating a taller and stronger U.S. team in a nail-biting see-saw contest, established Japan as the first Asian nation to win the Women's World Cup.

But it also allowed a beaten-down nation to declare to the world that it was no longer just a victim.

女子サッカーのワールドカップで優勝した最初のアジアチームってのも、話題性の大きな要因だったのかも。

日本チームの「なでしこジャパン」と言う名を初めて聞いた際には、正直、ほんの一瞬、嫌悪感みたいなものを抱いたのは、昔の時代での「大和撫子」の負のイメージを連想した自分がいたからなのだろうけれど、新聞記事の記述で、そのイメージが払拭された。

The Japanese team, known as Nadeshiko Japan - a pink carnation signifying the psychological toughness of women ---.

『The Psychological Toughness of Women』

まさにその通りっ!って感じで。

精神的な強さを武器に、小柄で華奢な印象の日本女性たちが、いかにも頑強でデカくてゴツいアメリカ人女性たちのチームを負かしちゃうなんて、本当にドラマチック!

時差の関係で試合の開始時間が日本では早朝の3時45分だったそうで、でも、それにも拘らず、日本では多くの人々がTVの前で声援を送ってた、、、ってことや、現地(都内)での観衆からの生々しいインタビュー・コメントまで記載されてて、日本人の私にとって、もの凄く読み応えのある素晴らしい内容の記事でした。ありがとう〜!


真夏の夜の夢ものがたり

何だか毎日、竜宮城で暮らしてるみたいな生活で、気がついて見れば既に金曜日の夜になってた。

ほんと夏休みの毎日は色々と楽しいことがあり過ぎて、一週間があっと言う間に経ってしまう。

昨日は今シーズン初めての熱帯夜で、日中36℃まで上がった気温が夜になっても余り下がらなかったみたいで。

夕方の雷雨は湿度を上げただけで、涼しくなる程には降らなかった。

今日も気温は30℃以上だったけれど、風が強く、空気が動いていた分、過ごし易かった。

とは言え、今夜は雨の降る気配も無いし、花たちは元気がなく可哀想なので急遽、花壇の水やりをしたり。

ちょうど玄関前のシャスタ・デイジーにホースで水を掛けていた時、胸からお腹にかけて綺麗なオレンジ色をしたロビン(小鳥)が何処からともなく急に現れて、私のすぐ近くの芝生の上に下り立った。

「あら、こんにちは♪」って感じで思わず話し掛けたのは、彼(綺麗な色をしてる鳥だから多分、雄かな?と)の姿を見掛けたのが初めてじゃなかったから。

彼は前回、私が花壇で花の植え込みをしてる際にもやって来て、私からの至近距離に下り立って、ピョンピョンと芝生の上で移動しながら私の作業を見守ってたし。

庭木の剪定をしてる際にも同様、近くまでやって来ては、少しの間、私の様子を伺ってから飛び去って行ったり。

多分、ほんの偶然とは思いつつも、私の庭に繰り返しやって来ては、何だかまるで言いたいことでもあるみたいに佇んで、私が話し掛ける挨拶を、ちゃんと視線を合わせたまま聞いてくれてる風だったりするから。

何だか本当に不思議な気がして、ちょっと気に掛かってる存在の小鳥。

その小鳥、ひょっとしたらひょっとして、実はとある秘密の国の皇室からの使者で、悪魔の呪いを掛けられた王子さまを救う為、魔法の世界で私の助けを必要としている・・・なんてね。

まるで「不思議の国のアリス」みたいな世界を空想したりして。

あぁ〜ほんと夏休みならでは、って感じで。

水温も29℃まで上がって私にとっての快適温度に達したから、一日のうち、プールで過ごす時間も長くなって来て、私の皮膚がそのうち鱗に変るんじゃないか?ってくらい。

2011年7月18日月曜日

メタル製の独楽が届きました

玄関脇の郵便受けに届いた幾つかの郵送物。

普通の平べったい封書は請求書とかの書類関係だけど、肉厚の、内側にエアパッキンが貼られたタイプの封筒に入った小型小包扱いの郵便物は、大抵の場合、中に何かしらデリケートなモノが入ってる証拠で。

ヴィンテージのアクセサリーとか、ジュエリー細工の為のパーツだとか、私が『Etsy』で注文して届くのを待ちわびてる荷物の可能性がほとんど。

その証拠に、2つ届いたパッケージの一つは、私がErikaに頼まれて注文した『I Have A Cupcake』@Etsyからのネイルアートの為の道具とパーツだったし。

だからてっきり、もう一つのパッケージは、私宛に届いた商品に違いないっ!と開けようとしつつ、税関の為の記載に目をやったら、発送地がアメリカで、ふむふむ、商品金額も$20前後で、あーそんな感じ、これはもう間違いなく私が注文したアクセサリーパーツだわ、と確信しつつ封にハサミを入れようとして、最後の内容物の記述:Metal Spinning Topってとこで手が止まった。

はて・・・??? 

メタルのパーツはアリとして、スピニング・トップって、、、え? つまり、トップって、廻る独楽/コマってこと???

えぇーーー! そんなの注文してナイよ、アタシ!

と、再度、宛名を注意深く確認したら、なんとDaivd宛だった。ガク。

だって普段、彼がアマゾンとかから何かを注文した場合には、「近いうちに配達される荷物がある」ってこと、予め教えてくれるのに、今回は何も言ってなかったから。

私のEtsyと同様、彼もインターネットで注文したらしいけれど、わざわざネット注文して手に入れたい「コマ」って一体どんなコマよ?

と興味津々、彼が封を開ける横でジィ〜〜〜っと観察。

Ta・Daaahhh〜〜〜!!!

*コレが「メタルのスピニング・トップ」*

そして、この「コマ」をおもむろにテーブルの上で廻し始めた彼。

勢い良く廻り始めたコマではあったけれど、徐々に力を失い弱い回転になった後、フラフラとして、そして最後に止まってしまった。

「あぁ〜、やっぱりこれは現実の世界だ!」←当然ですっ!



*解説*
知る人ぞ知る:この金属製のコマは、Christopher Nolan監督の映画『Inception』の中で、Leonardo DiCaprio演じる主人公が、いつも彼のズボンのポケットにしのばせていたコマのレプリカ。
夢の中でコマは止まることなく永遠に廻り続ける。


2011年7月17日日曜日

ガレージセールで『Calvin and Hobbes』

昨日、土曜日はTrixieのAgility Classの2回目(全5回で終了)。

これまで車で外出の際には、後部座席の真ん中でKaitoとErikaに挟またポジションで座ってたTrixieだけど、何しろ今度は届いたばかりの真新しい車だから、ヨダレも垂らすし抜け毛も多いTrixieは残念ながら荷台席に格下げ。

引き続き"harness"をTrixieの体に取り付け、チャイルドシートを固定する為の自動車内の金具に接続して、彼女の安全を確保する姿勢に変わりは無いンだけど。

Jeepの荷台は高さがあるので、助走をつけてジャンプして乗り込む感じで。

運転中、バックミラーを覗くとそこにはTrixieの顔があって、真っ黒でフサフサのシルエットの真ん中に、ピンク色したベロがダラん〜と垂れてるから思わず笑ってしまう。

とにかく、朝10時15分からのクラスにTrixieとDavidを送って、私と子供たちはDavidの実家へ。

義母 Carolが、「近所で、引越しをする友人がガレージセールやってるはずだから、行って見ない?」と言うので、私とErikaと3人で行って見た。

Carolのパッチワークキルト仲間だそうで、ガレージが3台分ある(何気にその1台分にはポルシェが入ってたケド)大きな家に手を持て余して、ちょっとダウンサイジングする予定で家を売りに出してるんだそう。

引越しに備え、不要品の処分をするのにガレージセールは最適な訳だけど、でも、ほっんと北米でのガレージセールって、殆どの場合、日本人の感覚から見るとまさにガラクタばっかり、、、って感じでゲンナリすることが多いのよね。

まぁ、売値も大抵の場合は$1とか$2とかではあるんだけど。

高級住宅地の中の一角で、広い敷地内にある大きな家で、傍目には何不自由無く暮らしている風に見える裕福そうな家庭のガレージセールだからと言って、売られてる不要品たちが趣味のいい高級品ばかりって訳ではなく、意外と「何コレ?」(←失礼ね〜ワタシ!)っていう趣味の悪い、いかにも安物とか、粗雑な扱いを受けた形跡そのままに清潔感の無い「使われっぱなし」な状態そのまま平気で売りに出されてるって場合が大半で、「日本スタンダード」の目で見ると軽く衝撃的だったりするハズ。

そんな訳で、割りと「あんまり触りたく無い」(←ほんと失礼ねーワタシ!)って感じの現オーナーの「生活臭」の染み込んだアイテムばかりで、買いたいモノは何も無かったンだけど。

たまたまDavidが大好きなコミック本『Calvin and Hobbes』(邦題『カルビンとホッブス』)が目に付いて、何故かミント・コンディションだったので私が1冊、Carolが1冊、それぞれ$1ずつで買ってDavidにプレゼント♪

*私が買った*
『Attack of the Deranged Mutant Killer Monster Snow Goons』
(やたらタイトル長いな)


*Carolが買った*
『The Essential/ A C. and H. Treasury』


*意外とシニカルで大人ウケするコミック*

Calvinの相棒:Hobbesは実はヌイグルミのトラなんだけど、Calvinと二人だけの時のみ「リアル」になって一緒の冒険をする設定。


2011年7月16日土曜日

実はファミレスが好き

今週はたまたま私の誕生日に友人のLindaと会う約束があって、敢えて言うつもりは無かったのに、サプライズ〜!のプレゼント(ダイアリーみたいな本型のノートと花のデザインのペン)を貰ってびっくりした。

まぁお互いFacebookで"friends"になってるから、お互いの誕生日を知らされてしまうのは当然っちゃ当然なんだけど。だはっ。

珈琲だけのつもりが、ついメニューに誘惑されてクレープを注文♪

*苺のクレープ:ホイップクリーム添え*


夕方は、子供たちと最寄り駅まで仕事帰りのDavidを迎えに行き、そのまま地元のファミリーレストラン『Mama Bravo』で、まぁ地味な感じで誕生日を祝う夕食って感じで。

*週の中日で空いている店内*

ファミリーレストランって、ほんとメニュー豊富で、子供でも大人でも、何かしら好きなものが選べるってのが魅力♪

だから、実は『Denny's』(日本だと『すかいらーく』とか)なんて大好きだったりするんだけど、残念ながらケベック州には無いのよね。

*Manicotti/マニコッティ*

私は何となくカネロニが食べたい気分だったので、ホウレン草とチーズが入ったカネロニを注文したら、それは「マニコッティ」なんだそうで。新しい名前を覚えました。

子供たちは無難にPizzaのQuébécoise/ケベッコワ(ケベック風ピザにはベーコンが乗ってるのが特徴)を注文して、多分、大きいから食べきれないだろうってのは想定内で、その分を「お持ち帰り」ってのは前提で。(翌日のランチとして胃袋へ)

*Pizza Québécoise*

北米のレストランって、食べきれない分を持ち帰ることが出来るのは凄くいいサービスだと思う。だって、一人前の量がやたら多かったりするし!

*Souvlaki*

Davidはポークの"Souvlaki"(串に差して焼かれたギリシャ風)を注文して、当然、付け合わせのフレンチフライが大量てんこ盛り。

その他、「本日のスープ」(フツーに野菜スープだった)とかオニオンリング・フライとか、何やら「エスカルゴ」風に調理されたマッシュルームのソテーなどもサイドディッシュとして注文。無難に美味しかったです。

子供たちはそれぞれ特別にデザートのケーキを注文して。え?誰の誕生日なの?みたいな。

*Reese's Pieces Cake*

いかにも北米の子供ウケしそうな「Reese's Pieces」のケーキは、ピーナツバター味のムースで、映画『E.T.』にも登場したHershey'sのカラフルなピーナツバター味のチョコレートがトッピングされたもの。

*Dulce de leche Cheese Cake*

チーズケーキは、北米で最近やたらと脚光を浴びて人気の「Dulce de leche」のトッピングで、美味しかったし。
(Dulce de lecheは、以前、アルゼンチン出身の友人Andreaが教えてくれた、彼女の国では昔から人気のある食品の一つで、味としては、コンデンスミルクをキャラメライズ/又は煮焦がした感じ、或は、解けたキャラメルって感じ?)

安上がりな割には充実した夕食に満足♪@水曜日の夜。

ファミレス万歳!

2011年7月15日金曜日

"Type B"に移行中

昨日の夜、ようやく納車になった。

*Jeep: Compass in silver color*

と言っても、日本みたいに?ディーラーから厳かに「納車」される儀式を待ってる、って訳でなく。

まず2週間の間、借りていたレンタカーを返して、自転車で帰って来たDavidが、タクシーに乗ってディーラーへ乗り付けて、小切手での支払いと交換に鍵を手渡されて、注文しておいた車種と色とパッケージ(オプション機能各種の組み合わせ)の真新しいクルマを自ら運転して帰宅。そんな感じで。

何ともドタバタなセルフサービス的な感じ。

いずれにしろ、今回の自動車の買い替えを巡っては、本当に最初から最後まで「どたばた劇」で心身ともに疲れました。

最初は勿論、高速道路の真ん中でクルマが動かなくなったところから始まり、次はなかなか車種が決まらずに揉めて、仕方なくレンタカーを借りての2週間の生活で、最後はいよいよ長年愛用した古いクルマの廃車手配で思い掛けない結末になったり。

日本で暮らした頃、私はまぁ割りと典型的な日本人気質みたいな傾向があったし、血液型もA型だし、みたいな?(日本ではよく、血液型での性格判断があったので)

カナダで暮らすようになってからも割りと引き続きその傾向で、「Type A」と、相方David(←Type Bで、しかも血液型O型=良く言えば"easygoing"の、つまりいつも行き当たりばったり)から言われ続けて来たンだけど。
(北米では血液型による性格判断とは関係なく、Type A、Type B、そして、そのどちらいも当てはまらない Type ABの3つのカテゴリーで分類される:因にType Aは、日本での血液型性格Aに共通していて、Type Bは、B型とO型の混合みたいな感じ?)

でも最近それも随分と揺らいでる感じ。

身近なType Bに翻弄され続けたり、或は、北米という随分と日本の気候風土や気質とはかけ離れた環境に身を置き続けてる影響なのか?或は、単に年齢を重ねて"mellow"になりつつあるからなのか?解らないけれど。


余談で、うちの古いクルマを運転してディーラーへ行き、$100で買い取ってもらい、新しいクルマに乗って帰宅する予定で出掛けたDavidが、直ぐに歩いて帰って来た。

「クルマが動かなくなった」って。
(充分に充電してバッテリーチャージャーも携帯してたんだけど)

クルマを乗り捨てた場所までレッカー車を呼んで、レッカー車でディラーへ行くことにしたDavidが、間もなく今度はレッカー車で古いクルマと一緒に帰って来た。

「レッカー車のオジさんが$200で買い取ってくれるって!」
(それで備品を物置から引っ張りだして来て一緒にオジさんに手渡したり、ナンバープレートを外したり)

ほんと行き当たりばったり。ある意味「塞翁が馬」的な人生。

とは言え、物事が予想もしなかった展開になるって、いつも新鮮な驚きがあって冒険的。

*別れを告げた後に再び戻って来てビックリの古い愛車*

Type Aの私はいつも、思い掛けないハプニングでのパニックに弱いので何事も予め用意周到に計画を立て、下準備したり手配したり、シュミレーションして心の準備をする。

準備段階で疲れちゃったり、しかも、思惑に反して予想外の結果になってがっかりするってこともしばしば。

だから余計に、ストレスとは無縁(そうに見える、少なくとも)で心配も努力もしないのに、何だかやたら楽しそうに見えるType Bの人生ってずるい!って嫉妬したり苛立ったり。

でもなんか最近、そういうType B的なスタンスも悪くないなって感じで、かなり感化されつつある途上のワタシ。

仏教的?モノへの感情移入

昨日ついに、13年近くもの長い間、愛車として利用して来たフォード車に別れを告げた。

カナダのオンタリオ州で一戸建ての家を借り始めた頃に買った車で、振り返ってみると色んな想い出が詰まってる。

ErikaをKitchenerの病院で出産した際に、Davidが運転して、新生児の彼女と私を迎えに来てくれたのもこのクルマだったし、私は時々、後部座席のチャイルドシートに子供たちを乗せて、Davidを仕事まで送り迎えもしたり。

日中には当時、就学前のKaitoとErikaの二人を乗せて、あちこちの公園へ出掛けてピクニックランチをしたり、YMCAのプレイグループに参加して他所の子供たちと一緒に遊ばせたり。そんな帰り道にはいつも決まって、車の後部座席で頭を寄せ合って二人とも気持ち良さそうに寝入ってしまったり。

"Easter"や夏休みや"Thanksgiving"や"Christmas"のホリデーには、600km離れたMontrealまでDavidの両親を訪ねる長距離でのドライヴをして、途中、HWY401にある巨大なりんごが目印のレストラン『Big Apple』に寄って、小動物に餌をあげたり、野うさぎを追いかけたり、お昼を食べた後にお土産用のアップルパイを買ったり、、、ってのがほとんど"Tradition"みたいになってたあの頃。

車って、単に移動の為の手段であり機械ではあるんだけど、でも、生活に欠かせない分、思ってる以上に生活に入り込んでいて、ある意味、日常的な日々の目撃者(クルマだけど!)的な存在感だったりするから不思議。

思い出に刻み込まれてる、って程ではないにしろ、でも、いつも何処へ行くにも(私たちと一緒に)「そこにいた」みたいな。そんな存在感で。

だから私が十代の頃、私の両親が長年愛用した「日産サニー」号を手放した際には、その車に乗って行った場所や人々との思い出の全てが遠くに行ってしまう気がして、特にその車と一緒の思い出には、生前での、大好きだった祖父母との記憶も沢山あり、とにかく哀しくて淋しくて、二晩くらいは泣いたんじゃないかな?って、今でも覚えてる。

なので、今回、うちの「フォード」号を見送る際にも、一緒に過ごした長い期間での思い出があれこれと蘇って、何だか切ない気分だった。

*バイバイ"Our Old Car"、長い間ありがとう〜!*

ひょっとして、子供たちもそんな風に感じてるかも?と思ってKaitoとErikaに「ほら、私たちの古い車を見る最後のチャンスだから、見届けたい?最後に見送ったら?」とか声を掛けたンだけど。

やっぱり北米人にとって、車はクルマでしか無いらしい。。。

2011年7月12日火曜日

羊毛を染めて紡いで毛糸に

今日は火曜日だけど、ちょうど観たい映画が無いのが残念。

明日は Lindaと朝の珈琲デートで外出の予定だし、まぁ今日は家で静かに過ごそうかな。子供たちと一緒に。


先週の土曜日は思い掛けず Carolyn M.さんからのメールで、翌日曜日に手芸仲間で集うから、「急な連絡で悪いけど、良かったら是非遊びに来ない?」と言うので、やりかけの刺繍の道具とランチ、それから皆で一緒に食べる為のミニピタとハマスのディップを持って出掛けた。(同じグループ内にCarolynさんがもう一人いるので、混同しないよう苗字の頭文字で識別:因みにもう一方はCarolyn E.さん)

出掛ける間際に、庭先で紫陽花を3つほど選んで切ってお土産に♪


土曜日、Davidの実家へ行った際にも綺麗な色合いの花を選んで3本、持って行ってあげたら、義理の母が早速、水切りをして和風の焼き物の花瓶に挿してリビングルームに飾ってくれた。

Carolyn M.も同様に、彼女のお気に入りらしい透明なブルーの花瓶に紫陽花を挿すと、ダイニングテーブルの真ん中に飾ってくれた。

「Nikko Blue」という品種の他、数種の紫陽花を一緒に植え付けてから3年目で、ようやく沢山の花をつけるようになって、綺麗な青色から淡いピンク色の間のグラデーションの紫がかった花びらも、そして色彩をつける前の黄緑色も、その変って行く過程での色合いのバランスが絶妙に美しく、本当に感動させられてしまう。

自分が育てた大好きな花を、花壇からそのまま気軽な手土産に切って持って行けるなんて、ちょっとしたガーデナーとしての"a dream come true"的シチュエーションで、自己陶酔。

家に人を招いた際もテーブルに飾る花を自分の庭から調達できたら、それも理想で、ガーデナー冥利に尽きる、ある意味、自画自賛的なことかも。


とにかく、Carolyn M.の家には私の他にLucyとColetteと、後からMaureenも加わって、一緒に手芸、、、と言うよりは、一緒にキッチンで料理して、テーブルを囲んでお喋りを楽しむ「お料理の会」とか「グルメの会」とか、そんな感じで、今度、一緒に中華街での飲茶を食べに行こう!って話まで出たり。

大学でフランス語を教えるLucyは、自称する程「世界中の美味しい食べ物が好き」って言って、南フランス風のサラダとホームメイドのドレッシングを披露してくれたし。

織物作家で、アフリカのギニア出身で6歳の時にカナダに移民したColetteは自作のパスタサラダを持参し、スパイス各種に精通している様子で、日本へも行ったことがあるって言うから驚いた。

話題が尽きず、楽しい話をいっぱい聞かせて貰って楽しかった。


そんな楽しいランチの合間に、でもやっぱり私以外は皆、かなり気合いの入った手芸作家たちなのを実証するかのように、おもむろに羊から刈られたままの状態の羊毛(fleece)を取り出し、それを手動の機械にかけて混入したゴミや不純物を取り除きフワフワの状態にして見せてくれて、今度はそれを足踏み式の機械にかけて糸を紡ぐ(spin)貴重な体験も(私にとっては生まれて初めて!)させて貰った。

*羊の体から刈られたままの羊毛/Fleece*


*Carolyn M.さん愛用の伝統的な糸巻き機*


*Coletteさん実演の最新型の糸巻き機*

彼女たちは更に、染色も自分たちでするらしく、つまり天然100%の羊毛から、染色して紡いで自分オリジナルの毛糸に仕立て、それを編んだり、織ったりして作品にするとのこと。

ふぅ〜。とってもじゃないけど私にはそこまで出来そうにナイわ。

染色では「藍染め」とか「絞り」とかの話題が出て、布地を絞って染める手法は英語でも「Shi-bo-ri」と呼ばれ、それはヒッピーの時代の「Tie Dye」とは技法、及び格式上、一線を画すのだそう。

*Carolyn M.さんが染色して紡いで仕上げた毛糸たち*
(左端の水色の毛糸で彼女のお母さんにセーターを編む予定らしい)

皆、熱心に勧めてくれるのは嬉しいけれど、でも、彼女たちに比べると私、そこまで「コントロール・フリーク」でもないってのを実感するし、実は毛糸屋さんとかに行って店頭に並べられた色とりどりの(何処かの誰かが染めた)綺麗な毛糸たちを、その豊富な種類に圧倒されながら、その綺麗さに酔い痴れて眺める恍惚感のひと時ってのが、実は何よりも好きだったりするから、やっぱりそれは捨て難い。

なので、私は素材を「買って」以降にする作業に専念しますわ。


2011年7月11日月曜日

なんだかんだで身内との交流

*Davidの実家の隣:Mrs. B-Jの庭の一輪車に植えられた花*

土曜日にTrixieのAgility ClassでSt. Lazareへ行ったついでに、Davidの実家に寄って、そこで皆で一緒に簡単なサンドウィッチを作ってお昼に食べた。

予め電話で行く連絡はしといたけど、勿論。

「実家」って、特別な響きがあって好き。

「実家」は、いつ行っても歓迎してくれる場所。

気を使わずにのんびりと過ごせる場所。

不思議と、いつ訪ねても充分な食糧やお菓子がある場所。
(多分、義母が『Costco』とかで買い出しするから)

いつでも会いに行ける距離に「実家」があるのは嬉しい。
(私の実家が遠い分、余計にそう感じるのかも知れないけど)

*Angie et Trixie@Davidの実家*

そして、日曜日にはDavidの妹 JennがKeva(彼女の愛犬:キヴァ)を連れて遊びにやって来て、私はたまたま外出してたんだけど、犬たちと散歩に出掛けたり、プールでゲームをしたり泳いだり、楽しく過ごしたらしい。

私が帰るのを待って、一緒にBBQの夕食を食べた。

金曜日にあったU2のコンサート(U2 360° Tour)には何と80000人の観衆が集まったらしいけれど、Jennのパートナーが音響の仕事をしている関係で、彼女もライヴを楽しむことが出来たらしく、早速、U2のツアーTシャツを着てステージの模様を興奮気味に語ってくれた。

私も随分と昔にファンだったU2だけど、ほんとかなり長いこと続いてる彼等のキャリアを思うと、自分自身の青春時代の思い出とも重なり感慨深い。(同じ時代を生きてる、一緒に歳を重ねてる数少ないバンドの一つと言えるかも?)

何しろ、私が初めて彼等の曲を聞いたのが、当時、新宿にあったディスコ『Tsubaki House/ツバキハウス』でDJが大貫憲章氏の「London Night/ロンドンナイト」で、曲はズバリ「New Year's Day」だったから、いったい何時代の話?ってくらい「知る人ぞ知る」的な古い話。

いずれにしろ、以前オンタリオ州で暮らした5年間は、新しい友達しか周辺に居なかったので、ケベック州に越して来て、こうして身内との交流がある生活はやっぱり何となく安心感みたいなものがあったりして、悪く無いな〜とつくづく思う。


2011年7月9日土曜日

TrixieのAgility教室

今日から毎週土曜日、5回連続のプログロムでのTrixie(うちのワンコ)のAgility Class/アジリティ教室(障害物コースを使って犬の敏捷性や判断力、運動能力などを高める教室)が始まるので、St. Lazareにある犬の為の総合施設『Guides Canins』へ行った。

興味深い第一回目ってことで、家族4人揃って。

『Guides Canins』は、林の中にある広大な敷地に建てられた犬の為の多目的型施設で、Trixieはここで初歩的な躾教室に参加したり、私たちがドミニカン・リパブリックへ親戚一同でバカンスに出掛け留守にする際には、ここの寄宿サービスで8日間程度の寮生活(?)も体験したので、彼女にとっても馴染みの場所。

とにかく環境に恵まれた場所で、屋外のAgilityコースだけでも4つ。

今日はお天気にも恵まれてラッキーだったけど、雨天も決行らしい。

クラスの参加者は、5匹+5人(オーナー)で、インストラクターの女性が一人、主にフランス語での授業は、まず犬たちのストレッチから始まり、それぞれの犬たちにストレッチさせてる図は、さしずめ「ヨガをする犬たち」って感じのポーズで思わず笑ってしまった。

*サイズも種類も違う犬たちが一緒にトレーニング*

まぁ5回コースの初日ってことで、平均台みたいな幅の狭い板の上を歩いたり、チューブのトンネルをくぐったり、比較的、簡単そうな基本からスタート。

1時間の授業は割りとあっと言う間に、皆、楽しそうに終了。


合間、Kaitoは木陰に座ってBlackBerryのPlayBookをやったりして。

来週以降もお天気に恵まれるといいな〜。


2011年7月8日金曜日

引き続きレンタカー生活

今日は朝の涼しいうちから庭仕事を始めて、多年草の植えつけとか庭木の剪定とか、かれこれ5〜6時間も外で働いた。

勿論、必須の蚊取り線香を腰からぶら下げて。

時々、ゲータレードで水分補給しつつ。

作業終了後はプールに飛び込んで疲れた筋肉を冷却する感じで。

お昼を食べる余裕が無かったので、プールサイドのスナックにクラッカーとロブスターのパテを食べたり。



舞台コスチュームの縫製の仕事をしてる義妹 Jennは、現在ハリウッドの映画衣装の制作にEiko Ishioka/石岡瑛子デザイン&監修の元、携わってるんだけど、この間、衣装合わせでモントリオールにやって来たジュリア・ロバーツは、そのまま映画の撮影もここでするらしく7週間の予定で滞在中なんだとか。

彼女もPoutine(←昨日の日記にも登場)食べたりするのかな。



うちの子供たちはまるで興味が無いみたいなので、来週一人で寂しく観に行こうかと思ってた映画『Super 8』の上映が、何と!いつの間にか終了になってた。見逃した〜。



昨日はレンタカーの契約を1週間延長して、いい加減クルマ買わないと!ってので、Davidと地元のクライスラーのディラーへ行って"Jeep"のテストドライブ(試乗)をして来た。

車って、もうどれもこれも本当に一長一短あって、特にコレっていう車種の思い入れみたいなものが無い場合には、決めるのが難しい〜。

だって毎年、取っ替え引っ替え違う車に乗り換えられたら、こんなに悩む必要も無いんだろうけれど、うちの場合、クルマ音痴って言うか、一度買ったらとことん乗り続けるってスタンスだから、途中で飽きたり後悔したりしないよう熟考しないとイケナイってプレッシャーがあったりもして。

当初、考慮して試乗もして、殆ど決定しそうだったフォルクスワーゲンのワゴン車は、デザインとかディーゼル・エンジンとか価格とか、最終的に色んな条件が折り合わず、第一候補から退き見合わせ中。

それで第二候補だったジープが急浮上したものの、次は車種で悩む。

*丸いライトが可愛いPatriotにするか?*

*モデルチェンジした最新型のCompassにするか?*

うーん、うーん、うーーーん。

悩んで決めかねたので取り敢えずランチを食べに。

*アメリカから最近やって来たチェーン店*

Davidが"Poker仲間"から評判を聞きつけて行って見たいと思ってたらしいハンバーガーの専門店『Five Guys』をたまたま見掛けたので寄ってみた。

「アメリカのモスバーガー」って感じのコンセプト?

注文を受けてから調理するホームメイドな作り立て風ハンバーガー。

"Cajun Style"のスパイシーなフレンチフライは、他のバーガー・チェーンとかでは扱ってない感じで新鮮な存在感かも?ま、その代わりにケベック人御用達のPoutineがメニューに無かったりするので、果たして地元民たちに受け入れられるのかどうか?が興味深いところ。


2011年7月7日木曜日

Dark of the Moon

先週、映画『Transformers』の3作目『Dark of the Moon』が公開になったので、今週の火曜日にKaitoと二人で観に行った。

ほんとは先行上映になってる『Super 8』が観たかったんだけど、何故か子供たちはまるで興味が無いみたいで。(そのうち独りで観に行くしか無い)

*ひっそりとした感じの平日の映画館ホール*

公開後、最初の火曜日(半額日)だから、かなり混み合ってるかも?と心配したけれど、さすがに一日での上映回数が多い(13回!)し、まぁ基本、平日の昼間ってこともあって映画館そのもの自体、閑散としていた。

早めに出掛けて時間に余裕があったし、ちょうどお昼時でもあったので、まずは腹ごしらえ♪ってことで私は大好きな「Poutine/プティーン」を、「バーガーキング」で初めて買ってみたんだけど、何だかグレイビーソースが粉っぽい感じで味は今ひとつだったのが残念。

*ケベック州の名物:Poutine*

KaitoはPretzel/プレッツェルの専門店で塩味のプレーンなの買って。

*食べ易いソフトタイプ*

私も思わずつられてチーズのを買ってしまった。

*出来立てのほかほかプレッツェル*

まぁ、食べきれずに家へ持ち帰ったらErikaが喜んで食べてくれたんだけど。

映画の直前には大きなバッグのポップコーンも買って、性懲りも無く、溶かしたマーガリンもポンプでたっぷり廻し掛け。

上映時間、2時間33分の長丁場に見合った充分なだけのスナックってことで。

『Transformers』の1作目と2作目は、勿論、両方とも観てるから、筋書きも大体の部分では覚えてはいるんだけど、でも、せっかく3作目を観るんだったら話の流れをしっかり掴んでおきたいし、登場人物の人間関係の歴史なんかも復習する意味合いを兼ねて、月曜日にKaitoと家で『Transformers』と『Transformers: Revenge of the Fallen』のDVDを観ておいた。

シリーズものの作品を観る際には、大抵、同様にするんだけど、でも『Lord of the Rings』とかの大作ものだと1本が3時間前後あるから結構、大変だったりする。

今月公開になる『Harry Potter』シリーズなんて何作もあるから更に大変だけど。(でも、映画館の企画で、これまでの過去の作品を連続で、随時、劇場で観て復習しておくことが出来る「ハリー・ポッター・パスポート」って商品を販売してた)

『Dark of the Moon』は、期待を裏切らない相変わらずのMichael Bay作品らしい迫力ある映像で、すっごく楽しかった。

私たちが敢えて3Dを選ばなかった事を今更、後悔してるケド。

あれを3Dで観たら、一体どれだけ凄い迫力になるんだろう?と興味津々だけど、いずれにしろ、劇場の大型スクリーンで観る価値のある種類の作品ってことには、うん、間違いない。

ストーリーをNASAのアポロ11号?のミッションと絡めてるあたりは、アメリカの政府筋的にはあり得そうな雰囲気で説得力もあるし、『フォレスト・ガンプ』で使われた手法の、実在の人物が登場する古い映像(この場合、ケネディ大統領とか)を用いたり、当時のホンモノの宇宙飛行士"Buzz"さんを当時の生き証人として登場させるあたりの演出も凝ってる気がした。

アメリカ軍の隊長:Lennox役のJosh Duhamelは、相変わらず私の目には渡辺裕之だし。

Megan Foxが出てないのは残念だけど、でも少なくとも、"Mikaela"を誰か別の女優さんが代わりに演じるって訳でないのは救い。だって、前作までのイメージが強過ぎるから。

でも新しい恋人って設定のCarlyにしても、ちょっと綺麗でSexy過ぎて、何でそんなにSam (Shia LaBeouf) Witwicky君もてるの???ってのが謎。

Victoria's Secretのモデルさんらしいけど、Rosie Huntington-Whiteleyのイギリス訛りは可愛いとして、でもちょっとだけ(役としての演出なのか?)おつむ弱い感じのキャラで、お洒落でカッコいいはずのファッションも何故か"Gorgeous"に映らないのは残念。

予備知識無しに観たので、私の大好きなマルちゃん(John Malkovich)が思い掛けず登場したのにはビックリ&嬉しかったけど、でも、彼ならではの強烈な存在感を考慮すると、登場場面も少ないし、ちょっと消化不良気味。でもまぁ、飽くまでも脇役のスパイス的キャストと考えれば仕方ないかも。

Frances McDormandを(マルちゃんと)一緒に持って来るあたり、ちょっと私的にはツボ。
(『Fargo』や『Burn After Reading』なんかでも一緒だったけど)

2作目の『Revenge of the Fallen』で出演してた、SamのルームメイトLeo役のRamon Rodriguez(アメリカのスピードスケート選手:アポロ大野と同じ系列かも?のラテン系)はオモシロかっこイイ役柄で、結構、好きな存在だったので、今回も登場するのを密かに期待したものの、やっぱり出てなかった。がくっ。

いずれにしろ、映画の後、道路を運転中にすれ違う大型のトラックたちが皆、実はトランスフォーマーなんじゃないか?って気になって、いきなり目の前で大型のロボットにカッコ良くトランスフォームするような気がして期待してしまう。わはは。

さて、次の映画はどれにしようかな? 取り敢えずやっぱり一人で『Super 8』観ておこうかなぁ〜。