2019年1月6日日曜日

2019年

明けましておめでとうございます。

2019年も無事に明けました。

暮れのうちにたんまりと買い込んだ特別な食材たちが冷蔵庫と冷凍庫、おまけにガレージの独立型の冷凍庫にもぎゅうぎゅうと一杯で、その状況を考えるだけで嬉しくて満たされた気分になり、幸せ感に溢れると言う、何とも単純で手っ取り早い、そして食いしん坊万歳的な年末年始。

食べる行為は生きる事に直結してるので人生での重要事項。

食べたいと思う物、好きな物を、食べたいと思う時に好きなだけ食べる事が出来るって、普段は当たり前のように思いがちでも、実はとっても贅沢で有難い事だと思う。

なので、私にとって食材庫や冷蔵庫は、幸せのバロメーター。


これまで頑なに1台の冷凍冷蔵庫での生活を維持して来たけれど、この家に引っ越した際に付いて来たステンレス製の機種は、引き出し型の冷凍庫の容量が小さく使い勝手も良く無いので、カナダから持って来た Davidの義理の祖母のお下がりの独立型冷凍庫を地下からガレージに移動して、使い始めた。

けれど残念ながら寿命だったらしく、庫内の温度が下がらないのでリタイヤ。

ひょっとして、冷凍庫の中より、ガレージ内にそのまま放置した方が冷えるんじゃない?ってくらいな日々があるのも笑えない冗談だったりして。

とにかく、新規に小型の独立型冷凍庫を12月に Davidが買って来てくれた。

以降、私たちも「一家に冷蔵冷凍庫は2台以上が基本」?な一般的+平均的な北米家庭の仲間入り。

だからと言って急遽、COSTCOの会員になる予定は無いケド。

食生活と体型まで一般的で平均的な北米家庭化したくないし。


年末年始の特別な食生活とは言っても、格別な和食だったりする訳でもなく、大晦日前の週末の晩には、最近見つけて気に入っているギリシャ料理のレストランからの持ち帰りだったり、大晦日の晩には、何故かKaitoが好きってのを最近になって知った「うどん」を作ってみたり。

Erikaは仲良しの友達と年越しのパーティに出掛けてしまったし、Davidと私は二人だけでのんびり映画『Amélie』を観て、予め(この映画の為に)用意しておいたクレームブリュレを食べ、年がいよいよ明ける時間を見計らってシャンパンを飲んだ。

*映画『アメリ』の中にチラッとだけ登場するクレームブリュレ。
Trader Joe'sのは解凍して砂糖を振り掛けてブロイルするだけと言う手軽さ*


以上、そんな感じの年越しでした。

それでも、大晦日に(なんで今日?)献血に行くと言う Davidを送ったついでに私は最寄りの 『Trader Joe's』に寄って買物できたので、冷凍でお手軽でそこそこに美味しい(加工食品ではあるけれど!)「海老の天麩羅」と「野菜のかき揚げ天麩羅」を買って、うどんにしろ、蕎麦にしろ、焼いたお餅と卵と一緒に投入し、美味しく頂きました。

天麩羅+力+月見+煮込みうどん(或いは煮込まない蕎麦)と言う豪華さ!

*Davidが今回の献血で貰ったTシャツのデザインが素敵♪*



年が明けて元旦には、これまた買っておいた冷凍の簡単「おせち」でお祝い。

*紀文「初めてのおせち」*

アジア系のスーパーマケット『United Noodles』で購入したのは、新婚さん用?みたいな4点セットで。

考えて見ると、こういった「おせち」的なものって長年食べてなかった気がする。

家族4人の中で喜んで食べるのは結局、自分一人だけだから、ってのもあり。

誰も食べないから、残った蒲鉾は煮込みのうどんに入れて食べたら美味しかった。

伊達巻きも、実は子供の頃から好きだったのよね〜なんて懐かしく思い出しながら、しみじみと食べたらやっぱり美味しくて、お正月明けても売ってたらまた買っちゃおうかな〜なんて思ってる。

わざわざ行くのが面倒な場所なんだけど。


11連休の後、Davidは1月2日(水曜日)からの仕事始め。

学校の授業も暫く無いので家でのんびり朝寝坊してる子供たち2人と、お正月気分で家に居る私はちょっとだけ申し訳ないような気がしつつお見送り。

そして再びの週末。

お隣の夫婦(ジョン+ジニー)に教えて貰った鉄板焼きの食べ放題のレストランへ Davidと二人で今日、日曜日のランチに初めて出掛けてみた。

店内が広くて、料理の種類が豊富で、多分これまで行ったどんな食べ放題の店の中でも一番の迫力と充実度だったと思うくらい感動(大袈裟だ?)した。

Fridleyにある 『Teppanyaki Grill&Supreme Buffet』と言う店なんだけど、入口を入ったところに坪庭風に見立てた池が作ってあって、鯉が泳いでる風景は、私の子供時代に両親が庭の一角に作った「滝の流れる池」の坪庭を思い出させて懐かしい気分になった。

一人$15で、鉄板焼き、どんぶり麺、寿司をはじめ、ピザやアメリカの家庭料理風、魚介類も豊富、デザートのコーナーにはチョコレート噴水があって、バナナを串に刺してチョコレート掛けしたら、あら、まるでお祭りの屋台の「チョコレート・バナナ=チョコばなな」じゃん〜!?と、これまた思い掛けずの懐かしさで。

寿司のコーナーに「蛸」の握りがあって驚いたのと、普段余り見掛ける事の無い「あさり」の蒸し料理も食べられて嬉しかった。

何だか年明け早々の頁は食べ物の話題ばっかりだわ。


今年の抱負というのは特に無くて、大きな野望や目標が無くても、とにかく健康で幸せな日々に感謝しつつ、目の前の小さな挑戦を一つ一つ大切にこなして行きたい、そんな感じの心構えで。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


写真集:


*作業場/アトリエを年末にちょっとだけ整理整頓しました*



*クリスマスのプレゼントは自分で選んだ
アーミッシュ式の毛糸廻しと、手動式の毛糸巻き、のセット。
Etsyで見つけて Davidにリンクをメールしたら彼が買ってくれた。
「サプライズ!」は無いけれど「失敗/ハズレ」も無いという方式*

*この状態で購入した毛糸を
使いやすい「ボール」状に巻き上げる事が出来る*

母が機械編みを熱心に、私が子供の頃からしてたので、このセットは勿論、母も愛用していて、彼女がせっせと毛糸を巻く光景は私の脳裏に焼き付いてる。

いずれは欲しいと思いながらも、必要性を感じる優先順位がそれほど高くも無かったので、毛糸巻きの作業は椅子の背もたれなどを使ってこなして来たんだけど、いざ入手して実際に使って見ると「どうして今まで持ってなかったんだろう!?」と思うくらいの必需品。


年明けで、追われる作業も無いので、去年やり始めた仕事の仕上げをしたり。

そんな一つの作業が額に入れたキルトのペア。


大好きなアレクサンダー・ヘンリー社のプリントコットン生地のシリーズ『The Ghastlies』のキャラクターで、メインの「マチルダ」の3姉妹達の設定の3人。

パッチワークとアップリケの組み合わせで、所々にビーズも刺繍してある。

1階パウダールームの既存の壁の色がホットチリを思わせる個性的な赤オレンジ色で、トリムが白なので、そこの壁に2つ並べて下げる予定。


追われる仕事は無い、、、とは言いつつ、でも頭の中ではやっぱり2月のヴァレンタイズデーとか、続いてやって来るイースターとかのテーマで販売する事の出来そうな商品のアイデアを練っていたりする現実。

開店して放置したままになっている Etsyの店も、いい加減、今年はちょっと精を出してみよう、なんても思ってるし、引き続きの Textile Center内のギフトショップと並んで。


去年に続いて新旧のボタンを使った作品を模索。

*2月のヴァレンタイズデーを意識して作ってみた*


その後も、編み物をしてみたり、かぎ針編みしてみたり、ラグフッキングをしたり、キルトをしたり人形を作って見たり、ニードルフェルティングも時々したり、、、と、相変わらずの摘み食いと言うか食い散らかしみたいな状況で。

一つの手法に限定して、集中して打ち込んで、精進して見たら、何かしら将来的な可能性を見出す事に繋がるのでは無いか?などと思いつつ。

これと言った答えが見つからないまま。

悶々と思い悩みながら暮らす日々が平凡な私に与えられた人生なのかも。