2013年7月19日金曜日

映画『Pacific Rim』

*IMDbよりのポスター画像*


さすがに夏休みだと時間に余裕もたっぷりあるので。

またまた半額日の火曜日を狙って、Kaitoと二人で映画を観に行った。

勿論 Erikaも誘ったけど「興味ナイ」って。

何しろ「怪獣」アクションものだし。

劇場で予告編を見た時とか興味があった映画『Pacific Rim』。

さすがに今どきのハリウッド映画なのでスケールはすんごくデカいんだけど、でも話の内容的には昔から日本人に馴染みのある典型的ヒーローものパターンで、登場人物のキャラクターと言い、設定と言い、話の進行と言うか筋書きと言い。

何しろ日本で生まれて日本で育った日本人ですから。

『ジャイアント・ロボ』に始まって『人造人間キカイダー』、『仮面ライダー』や『ウルトラマン・シリーズ』を観て育ったし。

毎回のエピソードに見る起承転結のパターンの繰り返し。

残念ながら、最近のアニメには疎いので、『エヴァンゲリオン』だとか『ガンダム』だとかは良く知らないンだけど。

それでも『Pacific Rim』は、子供時代に慣れ親しんで楽しんだ懐かしい感覚で、そつ無く安心して観られる映画って感じかな。

私にとっては比較的新しい体験の "Ultra AVX"(Audio Visual Experience)で、全席指定チケットだったんだけど、"The next level of Cinema"って言われる程の「特別感」は無かった。

まぁ座席が多少、座り心地が良かったり、スクリーンが大きめだったり、音響がクリアだったりするくらいで?

日本で新しい最近の映画館のコマーシャル映像で見たような、座席が動く、風を感じる、霧が吹き出す、匂いが漂う、、、みたいな高度な技術では全然ナイし。

それよりも、映画の前に行った洗面所で偶然、Erikaの小学校時代でのクラスメイトだった双子の女の子たちと、彼女たちのお母さん:Randyに本当に久し振りにばったりと鉢合わせしたことが印象的だった。
(彼女とは以前、小学校の図書室で一緒にボランティアしてた)

ちょっとだけ立ち話をして「何の映画を観るの?」って訊いたら、「ほら、あの、最近、公開になったばかりの、ちょっと子供染みた、怪獣が登場して戦うっていう、、、」ってので更にビックリ。

あら、それって私たちと一緒じゃん。

「じゃ、映画、楽しんでねー!お互いに♪」って別れて、上映の部屋に入って座席に腰を下ろしてみたら、何と同じ列だったし。

しかも Randyの長男(17歳)も居て、彼のガールフレンドも隣に座ってて、そのガールフレンドの弟はうちの息子と仲良しの Tonyだったりして。

だからそれぞれに "Hey!"とか "Hi!"とかって感じのノリで。

世間は狭いな。

ま、映画も映画だったりするから、周辺の観客も十代とか二十代そこそこの若い男の子たちが中心な感じかな。

そういう意味でも、だから映画の中で Ron Perlman("Hellboy"で主役を演じる大柄で迫力のあるアクの強い役者)が登場する場面で場内が凄く盛り上がったりする(歓声が上がったり)のは楽しかった。

それにしても、Rinko Kikuchi は今や日本を代表するハリウッド女優って感じの活躍ぶり。

この映画の中では多分、二十歳そこそこくらいな設定かも?

時折、日本語を喋る場面があったりするので、彼女ならではの役どころって印象もあり。

とても眼に力強い印象がある女優さんではあるけれど、残念ながら?余り和服は似合わないみたいで、和服に合わせた髪型も同様、額が広過ぎて?髪をまとめてアップにするとまるでカツラでも被ってるかのような姿になってしまう様子。

Ops Tendo Choi役を演じた Clifton Collins Jr.と言う俳優さんが、何だかどうしても無性に「寺島進」(←実はそう詳しい訳でもないけれど、彼について)さんに見えてしまって仕方なかった。

ハリウッド俳優同士の「似た者そっくりさん」ってのを良く見掛けるけれど、実際、顔かたちが似ている俳優さん同士って、必ずしもハリウッド限定だけでなく、例え人種さえ違ってもいるものなんだなぁ〜なんて感心したりして。

実際、基本的には単一民族国家であるはずの日本ではあるけれど、でもそれとはなしに良く見ると意外とロシア系、ラテン系、東南アジア系、北欧系、などなどエキゾチックな要素を持ち合わせた人々も少なくなく。

日本人らしい日本人の顔って基準は割りと難しい気がする。

あれ?映画の話から随分とズレた気もするけど。


4 件のコメント:

yana さんのコメント...

セントポール懐かしいです。3Mに出向だったので3M近くの社宅のようなところに住んでました。その後ニューヨーク、フィラデルフィアと転勤になり、帰国ましたが、当時ミネソタでは東洋人にあうことは殆どなく、マクドナルドのお姉さんまで北欧系の綺麗な人が多かったです。郊外のレッドウィングやステイルウォーターなども素敵な街ですよ。
先月末にはミネソタ時代にお友達になった友人(今はカリフオルニア在住)をたずね久しぶりにアメリカに行ってきました。食事の多さに改めてびっくり。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

転勤での度重なるお引越しは大変でもあるでしょうが、それでも、色んな土地で暮らす体験が味わえるのは羨ましい気がします。

ニューヨークやボストンなど、割りと近場ですので行って見たい気がしていながら、きっかけや理由が無くて、なかなか足を運べずにいます。

スティルウォーター!
たまたま息子からその町の名前を最近、頻繁に聞かされてました。
映像作家が多く住む場所らしく。
いずれ、機会があれば行ってみますね。

うふふ。
同じ北米でも、やっぱりアメリカの食事の量は大きいですよね〜。
カラダも「アメリカン・サイズ」にならないようにするのには、ちょっとした注意が必要そうですね。(笑

離れてしまっても、そうして交流を維持出来るのは素敵ですね!
そしてカリフォルニアへの旅も楽しそうです。

yana さんのコメント...

私は、カナダもアメリカと同じサイズだと思っていたら、今回もカリフオルニアで合流した娘いわくアメリカは特別(笑い)・・・・・だそうですね。

ほかにも親近感を感じた理由いろいろあるのですが・・・・それはまたいずれ。
まゆみさんがミネソタに行かれることになったらメールしてみようと思っていたのです。

Mayumi さんのコメント...

yanaさん♪

「北米」とひとまとめに呼ばれるアメリカとカナダではありますが、実は似て非なる物、かなり色んな面で大きな違いがあったりしますね。
ま、広大なので、州によっても異なりますが。(笑

あら♪
親近感を抱いて頂いたいろいろな理由とは、、、いずれ追ってお伺いしたいです。興味津々に。