2013年7月6日土曜日

祖父母と映画デート

子供たちが夏休みで毎日家にいるので、気分的には毎日が日曜日みたいなんだけど。

先週、義理の父から「映画でも観に行かないか?」と電話があり。

まぁシニアの彼はいつでも映画が半額で観られるから関係無いのではあるけれど、私たちには火曜日が半額日なので「じゃ、火曜日に!」って事で約束して、義理の母も加え5人で行く予定だったんだけど。

当日の朝、(パッチワーク)キルトのミーティングに出掛けた義母は映画の事などすっかり忘れ、義理の父だけ登場。

映画の後にレストランでの夕食に、バツが悪そうにやって来た義母。

こんな「うっかり」とか「物忘れ」とかの事象があると、ひょっとして加齢のせいなのかも?なんて「痴呆」とか「アルツハイマー」を疑ってしまうのが哀しいけれど、ま、今のところはネタの一つとして笑い飛ばせてるのが救い。


義理の父が提案した際「それはちょっともう子供っぽ過ぎるかも?」って気がした『Monsters University』だけど、意外にも Erikaが観たいと賛成したので、それならば、と私も同調して3人で観ることに。

*IMDbよりの画像*


映画の途中で寝てしまう癖のある義父を見張るよう、Erikaと私の真ん中の席に彼を座らせて、映画の途中で時々監視しつつ。

最後まで義父を眠らせることなく楽しませた映画の娯楽性はかなり高く、それだけでも星7つ(10個中)は確実。

本当に良く練られたストーリーはいつもながら純粋にハッピーに楽しくて、久々に見たモンスター達が懐かしくなって、家に帰って早速『Monsters Inc.』(シリーズの一作目)を観てしまったわ。


『Monsters Inc.』はその昔、この家に引っ越して来た頃に Davidが義父と一緒にまだ幼かった Kaitoを連れて3人で観に行った映画で、(Davidの話によると)義父は相変わらず映画の途中で居眠りをしつつ、Kaitoは何故か(アニメの登場人物)「ランドル」の怖さに怯えたみたいで「家に帰りたい、、、」と、結局、映画を最後まで見終えることなく退場〜することになったと言う逸話のある作品。


そんな臆病(?)だった Kaitoも、モンスターズ・シリーズを劇場で観るリベンジを果たすことなく、「フッ」(←子供っぽいとバカにする感じ?)って感じに独りで別の映画を観賞。

彼が観たのは、少し前に私も Davidと二人で観て面白かった作品『Now You See Me』で、私の大好きな Jesse Eisenberg と Woody Harrelson が出てんの。

*IMDbよりの画像*


スピード感があって、ストーリーの展開が早くて、最後に混乱したまま結末の説得力は弱い終わりなのではあるけれど。


映画の後は『Boston Pizza』でカジュアルな夕食。

季節のスペシャルメニューの中から選んだロブスターのナチョスが丁度いいボリューム感で美味しかった。

何よりも、義理の両親にとっては孫たちと一緒に夏の日の特別なイベントを過ごすことが出来て有意義だったんじゃないかな。

と思う一方で、そんな体験をすることが出来ない私の日本の両親を想うと、ちょっと不憫で切なかったりするんだけど。


2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

いいですね~♪おじいちゃんが、孫たちを夏休みに映画に誘うなんて~♪とっても貴重な時間ですよね。今、自分の子ども時代を振り返ってみても、祖父母というのは、特別な存在で、本当に優しく可愛がってくれたという記憶が鮮明にあります。

まゆみさんが、ふと故郷の御両親の心中を思い計る気持ちも凄くよく理解できますしね。
でも、遠く離れてなかなか会えない分、会った時には濃縮ジュースみたいな時間が流れ、思い出も鮮明だと思いますよ。

元気で長生きして頂いて、お子さんたちが大学生くらいになって、おじいちゃん、おばあちゃんや、伯母さんご夫婦を訪ねる日本の旅が実現するといいですよね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

本当に、祖父母との懐かしい想い出があるって「当たり前」のような錯覚がありますが、意外とそれは「ラッキー」な事なんですよね。

実際、うちの子供たちには2セット(4人)揃った祖父母がカナダと日本とに生存してるわけですが、子供たちの同級生の間でもそれは珍しいらしいですものね。

祖父母ってのは、孫に対しての責任が無い分、甘やかすことも可能ですし(笑)、孫から慕われる存在になるのは容易すそうですし。

だからこそ、両親と衝突しても、「逃げ場」としての祖父母の存在があるってのは、子供たちにとっても精神衛生上、健康的な手助けになる気もします。

最近のように核家族ではちょっと難しいかも知れませんけどね。

とにかく、まゆみさんの場合のように、祖父母との想い出は永遠に残りますものね♪

ま、うちの場合は私の両親と子供たちの間に多少、言葉の壁があったりするのが難点ではありますが。(汗

日本は若い北米人にとって魅力の地ですから、行きたいと思う可能性は充分にありますね。

留学ってカタチもあるでしょうし。