2012年11月30日金曜日

香しい贈り物

今日は金曜日で平日なんだけど
学校がお休みで家に子供たちがいるから調子が狂う。

まるで土曜日みたいな錯覚で。

気温も−10℃以下まで下がり、いよいよ寒さも本格的。

何しろ明日からは遂に師走だし。

カレンダーが最後の1枚だなんて、ちょっと信じ難い。

2012年もあっと言う間に終わろうとしている。

1年を神妙な気持ちで振り返りつつ、
取り敢えず
12月21日以降も無事に迎えられるよう何気に祈ってみたり。


そんなこんなで
早くも遠く日本からのクリスマス・カードが届き始めた♪

*日本ならではの可愛いカードたち*



カードに同封されて入ってた贈りものは、
珍しいクリスマス柄の「懐紙」や「お香」たちで良い匂い。

*とても珍しいデザインのお洒落なお香たち*



北米で普及している香りと言うと
キャンドルやオイルが主流かと思うけれど、季節柄、今の時期だと
パンプキン、アップル、シナモン、クランベリーの香りに
季節に関係なく人気のヴァニラやココナッツ。

甘くないのだと柑橘類にラベンダーや
あとはフローラル系だったり?

そんな中にあって
いかにも和風なお香の匂いは本当に新鮮で懐かしい印象。

香りの種類と言うか、傾向がまるで異なるから。


そう言えば、私もこの夏、日本へ行った際、
買って来たお香があったのだった。。。

*箱のデザインに惹かれたものの、香りも絶品*


なかなか優雅に香を焚く余裕が無いのが残念ではあるけれど。

たまには
仕舞いっぱなしで箪笥の肥やしの着物を引っ張り出して着てみたり
生花を花器に活けたり
香を焚いてお抹茶を点てたり
そんな浮世離れした静かな時間を過ごしてみるのも
何やら実験的で面白いかも?


てか、「どーしちゃったの?」って
家族に気味悪がられるのがオチかな。アーメン。




2012年11月29日木曜日

海と氷河のブルー

今日も朝から小雪がちらちらと舞って寒い日。

子供たちは明日、またまたPED Dayで3連休の週末。

中高一貫のハイスクールなので高校受験も無いし
来月にはまた2週間のホリデー休暇に突入するし
年間200日の授業日数と言う
本当にお気楽なのびのびハイスクール・ライフなのは
日本人の私から見ると何とも羨ましい。


まるで関係ナイけど、
昨日は私、何を思ったか?
何かに取り憑かれたように突然、髪を切りたくなって
1階のバスルームに籠って自分で自分の髪を切ってしまった。

緩いパーマが残ったまま伸び続けてた髪が長くなって
とは言え、これと言った「したい髪型」も特になく
短くしたい欲求と
長さを保ちたい欲求とが
繰り返し波のように交互に湧き上がるので
電話で1週間先の予約を入れても
気が変わらない、、、と言う自信がないまま
時間だけがずるずると過ぎてしまっていたから。

発作的に「短くしたいっ!」欲求に駆られ
それは「今」しか無かったから。。。

まぁ、いつも子供たちの髪は切ってあげるので
髪を切るって行為自体には慣れてるンだけど。

結果として、
胸の辺りまで伸びてた長さが
顎のラインくらいの散切りになった感じ。

緩いウェーブの残ったボブはアンニュイ(え?)な感じ。

・・・と、取り敢えず自分では納得/満足。


今週末はもう12月に突入するし
クリスマスは勿論、義理の母の誕生日もある。

それで
少し前に買っておいた毛糸を引っ張り出して見る。


極太の綺麗なブルーをひと目見た瞬間に
青色が好きな義理の母をイメージして購入しておいた毛糸。

20mmの編み棒を使用してざっくりと編む。

今回は、毛糸のラベルに付いてた編み方通りに従って。

1段目
まず最初に6目(私は8目で)作り目
最初のひと目を普通に表編みし
二目めから最後まで棒に糸を2巻きして編む

2段目
普通に裏編みをしつつ、余分の1巻きを外す

これの繰り返しで好みの長さに編み上げ




何しろ極太の糸だし、編み棒も大きいし
編み方も緩いデザインなので早く編めてしまうのが嬉しい。



そんな訳で、
ほんの朝の1〜2時間で編み上がってしまったスカーフ。

思いの外、碧色が混じっていて
濃い目のブルーかと思ってたよりは
ちょっとターコイズ・ブルー系の色味な感じで。

色が混じり合った毛糸ならではの
出来上がって見てのサプライズ!って感じかな。

試しにもう一本(同じ色の別の毛糸玉で)編んでみよっと。


そして別のブルー系の毛糸はつい最近、買ったのだけど
こちらはターコイズ・ブルーを主にした 'Ice Color'って感じの
白やシルバー系のグレーや氷河の水色の混ざり色毛糸。


こっちはターコイズ・ブルー好きの友達にスカーフを編んで
クリスマスのプレゼントかな。

ちなみにこちらは12mmの編み棒を使用予定。


暗く灰色に覆われた冬のこの時期、
溜め息が出そうに綺麗な色に触れられて幸せ♪





2012年11月28日水曜日

Gift-wrapping Volunteer



昨日は去年に引き続き2年目の 'volunteer'業務で、クリスマス商戦期間の大型ショッピング・モールにての特設カウンターで、ギフト・ラッピングを友人の Mirianと共にして来た。

モールで買物をしたばかりの人が持って来る商品を包装してあげて、任意の額で頂く金額(寄附)がそのまま全て地元の総合病院(Lakeshore General Hospital)の基金になると言う趣旨で。

勿論、今年も「my scissors」「my tape cutter」持参で。

使い慣れた道具は仕事の能率を大きく左右するし。

職人気質的なこだわり方にも日本人的な性質を思い切り反映して。

「なんでそんなに真剣なの?」ってくらい。

「深刻」なのは重過ぎるけど、「真剣」なのは悪くないと思うし。

日本文化ならではの折り紙テクを駆使して華麗な包装作業を披露、、、と意気込んではみたものの、何しろまだ11月だから客足もまばらで、私たちのシフトの3時間でこなしたギフト数は5個で、頂いた寄付金は20ドル也。

週を追う毎に忙しくなる予定で、週に1度、あと3週間の予定。






2012年11月26日月曜日

Seriously!?


今朝、起きて窓の外を見たらうっすらと雪が積もってた。

*裏庭のデッキに、まずはTrixieの足跡*


「積もる」って程では無いかも知れないけれど、
でも今シーズン初めての真っ白に覆われた雪景色はまっさらな感じで
ちょっと神聖と言うかピュアな心境になるから不思議。

昨日、息子の冬用ブーツを買っておいて正解だった!


去年まで履いてたのは、サイズがキツくなってしまったらしく。

コンバットブーツ風デザインの、防水、−24℃対応ブーツ。


寒くなったから思い出したのか、Davidが
「なんか肉まん懐かしいなぁ〜」
とか言ってたので、
久々、思い出したように作ったんだけど。


何しろ、しょっちゅう作ってる訳じゃないから混乱して
何だか皮が厚ぼったい肉まんになっちゃったわ。。。


目の当たりにした白銀の世界に感化されて
今日の午後にはクリスマスツリーも出したし。


相変わらず、我が家は恒例ニセモノの白いツリーで。

そして、
今シーズン最初に飾るオーナメントは何と!


「ミスター・ハンキー」だそうで。。。

Howdy Ho!



Cirque du Soleil Movie



たまたま日本のニュース記事のサイトの広告で
『シルク・ドゥ・ソレイユ』の「映画」公開を知った。

邦題で『彼方からの物語』ってのをナレーションで聞くと
つい「空耳アワー」よろしく
『カナダからの物語』って聞こえてしまうのは
やっぱり発祥の地元モントリオール住民ならでは、なのか。

いずれにしろ、地元民なのにこの映画の存在さえ知らなかったケド。

驚いたことに、日本では既に11月9日封切りらしいし。

因に、カナダでの公開は12月21日らしいから、
よっぽど日本での人気が高いんだろうなぁ〜、と想像。

『Cirque du Soleil』の公演を生で観るのは高価だから
残念ながら私自身、未体験なのではあるけれど、
だからこそ、映画だったら気軽に観に行けるし
おまけに3Dだったら臨場感も楽しめるだろうし、と
安上がりな一石二鳥に期待して
急遽、新たな楽しみが増えた感じで嬉しい♪

因にカナダでのタイトルは
『Cirque du Soleil: Worlds Away』で
公式サイトの映像を覗いただけでワクワクするくらい
映像の美しさが楽しめて、映画への期待が高まる。


(↑ 画面をスクロールすると映像が継続して絵が動きます)


一応、北米版のトレーラーも添付。






2012年11月24日土曜日

Dumb ways to die

Erikaは先週、学校で
科学の授業が"substitute"(補助教員)だったそうで
クラスでは↓こんな videoを観たらしい。。。

ま、マジでっ!???

↑ 私の反応(色んな意味で)

*12歳以下のよいこの皆さんは観ないでね〜*


地下鉄や電車の周辺では安全に配慮しましょう♪

・・・って、ま、マジでっ!???



ちょっと色んな意味でブっ飛びましたデス、わはは。

アニメーションのデザインかわゆし♪ではあるけれど。

いやぁ〜、それにしても何だかなぁ〜、強烈。

『Happy Tree Friends』的なセンス???




2012年11月23日金曜日

13歳の買物デート

今週水曜日には Grade 8(日本だと中学2年生かな)の娘 Erika(13歳)は校外学習と称して、夕方からモントリオール市街の劇場へミュージカルを観に行った。

スクールバスで学校へ戻る時間に合わせ迎えに行き、家に帰って来たのは夜の11時半過ぎ。

木曜と金曜は PED dayの為、学校が休みで、4連休の週末はちょっと私の頭の中の曜日感覚を麻痺させてる感じで。

えっと、今日は何曜日だっけ?みたいな混乱。


木曜日、学校の友達と数人で「買物デート」の約束(私の許可の確認も含め)を取り付けていた Erikaを、郊外の大型ショッピングモールまで車で送り、彼女の友達が集合するのを一緒に待ったり。

彼女を含めて計5人の13歳の少女たちが、嬉しそうに集団でウィンドウショッピングを楽しむ為の「自由行動」時間を3時間の約束で見送った。

十代の娘を持つ母親として、私自身かなり "overprotective"を自認してはいるけれど、Erikaの友達 Samaraのママは私以上に心配性で、この日も遠巻きに彼女たちの行動を見守って(スパイとも言う)くれるらしかったから、お陰で私は安心。

3時間後に約束の場所に現れた彼女たちは、いかにも楽しげにそれぞれ買物したらしい店のバッグを手にした姿が微笑ましく可愛かった。

とは言え、使ったお小遣いは皆10ドルとか20ドルとかの範囲なんだろうけれど。

Erikaが買ったのだって『H&M』の指先の無い手袋がセールで3ドルとか、『Bath&Body Works』の香りが楽しい5種類の 'sanitizer'(小さなボトル入り)が5ドルとか、そんな感じ。

あとは予め買う予定で、Amazonとの値段比較の上『HMV』で買ったらしい CDが2枚で25ドル程度。


最近ヒットしてるらしい曲「Radioactive」と、ちょっと前にヒットした「It's Time」が収録された『Imagine Dragons』のアルバムと、


あとは次々とヒット曲が出てる『Linkin Park』の最新アルバムで『Living Things』。

好きな音楽の傾向が似てることもあって、母娘であれこれと音楽について語り合ったり、一緒に試聴したり、リズムに合わせて踊ったり、、、出来るのは凄く楽しい。


そんな訳で、私は私で『HMV』を覗き、『Nirvana』のCDを1枚購入。


クラシックと言うか、懐メロ的なロックでも、やっぱりいいものは時代を越えて変わらずに良いものである。うん。



2012年11月21日水曜日

小さな町の毛糸屋さん

*小さな町の小さな毛糸屋さん*


昨日はまたまた友人 Mirianと連れ立って「ウォーキング」と称して、私たちにとっての未知の界隈を散策:プチ探検(ちょっと「ぐりとぐら」みたいな)して来た。

車では通ったことあるけど、歩いて見るのは初めて、、、とか。

歩くと意外な発見があって面白い。

今まで気付かなかった小さなアンティークの家具屋さんとか、時代錯誤な看板が付いたまま閉店になってるレストランの建物とか、怪しげにこじんまりヒッソリと営業してるエスニックなレストランとか。

お喋りしつつ歩きながら立ち寄った店の一つが「毛糸屋さん」。


小規模とは言え、ドアを開けて一歩入った途端、幸せな気分に包まれるその光景は、壁いっぱいの棚に整然と陳列された色とりどり、明るい色彩の洪水みたいな毛糸玉たち。

いつか今よりも大きな家に引っ越すとか、自分たちの家を建てるとかの機会があるとしたら、自分の作業場的な空間(アトリエとか "studio"とか)には、是非、壁一面に造り付けの収納棚を設けて、そこに毛糸やらウールやらコットン生地やらを(見えるように)収納したい、、、といつも思ってる。あぁ〜〜〜。(←daydreaming♪)

そして、編み物好きの私たちの目に留った手芸本は、残念ながらこの店の非売品だったので、表紙の写真を撮らせてもらった。

*小さな花のモチーフ編みが可愛い、写真も綺麗で楽しい本*

*ついでに裏表紙もね*


毛糸屋さんの小さな店内の真ん中に置かれたテーブルでは、数人の女性たちが時折お喋りしながら編み物の手を動かして、せっせと何かしらの作品を編んでた。

初心者の為の編み物の「お教室」もあるみたいで興味深い。

小さな町には小さな町ならではの、地元に根ざしたビジネスが継続してるってセンスは何となく心地いい発見。

多分、外気温は2〜3℃程度の中を歩きながら相変わらず Mirianとは取り留めの無い尽きない話を喋り続け。

私自身、こうしてブログに書くのは飽くまでも表面的な楽しいことが中心でも、勿論、人生はそんな浅く平面的でお気楽なことばかりではないから(当然だけど)、生きて行く上での葛藤があったり、家族間での諍いがあったり、人生での難しい局面を迎えて将来への不安があったり、、、のあれやこれやを話し合って分かち合って、理解し合って慰め合って、最終的にお互いの背中を押し合える(励ます意味で)ような友達の存在は、まさに "priceless"と言える。

そんなにキリも無いほど沢山のともだちは要らないけれど、でも、ほんの数人の親友があちこち幾つかの場所にいてくれるってのは、ほんと "lifesaver"な感じでありがたい。

町を歩き回ってお腹が空いたので、典型的な「卵レストラン」(『Eggsquis』って名前)に寄って遅い朝食。

*"over easy"の卵2つとベーコンと"home fries"(ポテト)、
パンケーキ1枚と"beans"(メープル風味)にフルーツ
あとはこれに更にトーストとお代わり自由の珈琲付き*


ちょっと炭水化物が多過ぎ。。。


今週末、うちの子供たちはまたまた4連休の週末。

大型チェーンの本屋さんに行って、↑あの本を探してみようかな。




2012年11月20日火曜日

Amigurumi魔女の小物

ハロウィン・テーマで作った編みぐるみの魔女の為の小物を作った。


魔女に必須のホウキと、あとはショルダーバッグ。


ほんと、魔女なので(←言い訳)
顔はあんまり可愛くナイのが残念なんだけど。


ついでに魔女の為のイヤリングも作成。


まぁ今年のハロウィンは過ぎてしまったけれど、
小物はちょっと充実した感じで。


気が向けばカボチャと黒猫も作るかも。。。

次回のハロウィンまではまだ時間の余裕もあるし。



2012年11月19日月曜日

執念の新兵器

うちから車に乗って、高速道路を走って20分程度って範囲内に『WAL-MART/ウォルマート』(米国チェーンのイトーヨーカドーみたいな?)が3軒あるんだけど。

たまたまこの間はいって来た広告に思わず目を奪われる商品が掲載されていて、しかも「新発売」で、その上「セール品」みたいなので、一気に手に入れたい欲求に駆られた。

町内の、うちから一番近くに開店したばかりの小規模なウォルマートに早速、広告を手に(←いつになく必死なほど真剣)して駆け付けたんだけど、閑散とした商品棚にはまるでそれらしい商品が無く。

店員さんに広告を見せながら訊いてみたけど
「うちは規模が小さいから入荷してないみたいだわ〜」
ってのでガッカリ。

めげずに中規模のウォルマートに駆け付け、それらしい売り場を探して見たら、私が探してる商品と同じ会社から売りに出されてる「同じシリーズ」の在庫は山ほどあったものの、肝心の私が買いたいモデルは一つも無く。

「あぁ〜、まったく使えないわ、このウォルマートも!」
と失意のまま、最後の望みを掛けて大規模のウォルマートへ。

ありそうな場所に見当たらなかったので、通り掛った店員のお兄さんを捕まえて、既にこの時点でしわくちゃになった広告を広げて見せながら訊いてみたら
「あぁ、コレは売り出し商品なのでこっちですよ♪」
と、にこにこ親切に案内してくれて(←天使に見えた)、ようやくゲンブツを手に入れることが出来た。

聞いたことの無いメーカー(その名もずばり『ベラ』!)ながら、$20程度で売られてた商品はコレ!




じゃぁ〜〜〜ん♪

一応、「ケーキポップ」
又は「ドーナツホール」メーカーってことなんだけど。

球状のケーキを焼いて串に刺して
チュッパチャプス状のデザートにしたり
あとはそのまま
ドーナツの真ん中みたいなデザートを作る提案で。

も、勿論、それはそれで楽しいかとは思うンだけど。

でも、コレって日本人の目で見たら絶対
たこ焼き器にしか見えない・・・
と思うんですが、どーでしょう!?

そんな訳で、
近いうちに「たこ焼き」を作るのを楽しみにしてる私。

とは言え、
喜んで食べるのはきっと私だけなんだけど。

孤独に一人でたこ焼きを焼いて食べる午後、ってのを想像。

やっぱりちょっと淋しいから、
「タコ抜き」で
アジア系カナダ人を招いてたこ焼きパーティ、かな。

なんて考えてた矢先、
今日、地元のスーパーマーケット『Maxi』に行ったら偶然
まるで同じような商品を見つけた。

*こちらはストアブランドの『プレジデント・チョイス』版*


   ビックリ・・・!

最新の「流行りモノ」みたい。。。たこ焼き器




2012年11月18日日曜日

アルバムを振り返って


アルバムの日付によると先月の25日に訪れた Rigaud。
モントリオール郊外の小さな町。
友人 Mirianと一緒の 'Walking'が目的だったんだけど
季節柄、紅葉狩りも兼ねて。。。今回はシーズンの2回目。
(前回訪れたのは10月の2日で紅葉の初めだった)

*走る車の窓に流れる落葉の景色*


紅葉のピークにはほんの1週間から10日遅かった感じでも
陽射しを受けて光る木々の黄金色は存分に目を楽しませてくれた。


大きく横たわる岩の上によじ上って遠く町を見下ろしたり。


私たち以外には誰も居ない静寂の林を満喫したり。

*『Rube』と言う名の古いレストラン@Rigaud*


知る人ぞ知る、的な町の外れにひっそりと営業を続ける
ちょっとした隠れ家的な古いレストランに寄って昼食。


暖炉の火が温かく嬉しかった。


いよいよこの辺りも氷点下の朝が続いて本格的な冬がやって来る。



2012年11月17日土曜日

塩キャラメルとTwinkie


カナダの代表的なインテリア雑誌『Canadian House & Home』は、毎年、クリスマス・プレゼントとして義理の姉が1年分の定期購読がうちの配達されるよう手配をしてくれるので、継続的にありがたく楽しませて貰ってるんだけど。

数日前に届いた12月号のページをめくりながら何となく繰り返し目に入って気付いたのは、相変わらず食い意地が張っている私らしく新発売の食品の広告だったりして、私自身も大好きなストアブランドの"Presient's Choice/プレジデント・チョイス"から新発売のアイスクリームで、肝心なのはそれが"Salted Caramel"(塩キャラメル)風味、って部分。


だって、立て続けに目に入った、クリームチーズでお馴染みの"Fhiladelphia/フィラデルフィア"の広告ページで紹介の最新レシピがこれまた"Salted Caramel Chocolate Cheesecake"(塩キャラメルのチョコレート・チーズケーキ)だったから。


北米のトレンドってのがどの辺りから来るのか?テクニカルな事はまるで解らない素人の私ですが、でも、確か「塩キャラメル」って、ちょっと前の日本でかなり流行ってなかったっけ?なんて思い出した訳です。

なので、ひょっとしてその流れ?

ようやく北米にもその「流行りもの」がやって来たってこと?

個人的に時々感じてる「日本で人気の出た商品傾向は1〜2年して北米に巡って来る」ってのを裏付けするような。

まさに今回もそんな例で。

残念ながら、私、「塩キャラメル」って体験してないかも。。。?

記憶では、塩キャラメルの前には「生キャラメル」ってのが流行って、日本から送って頂いたのを有り難く味見させて貰ったことはあるんだけど。

正直、次から次へともてはやされては廃れて行く「味の流行」ってのに、まるで付いて行けず。。。

と言えば、話はズレるけれど、米国で82年の歴史あるジャンクお菓子の代表:"Hostess/ホステス"社の"Twinkie/トゥィンキー"(白いクリーム入りのスポンジケーキ菓子)が何と!製造中止になるんですってよ、奥さんっ!

私的に"Twinkie"と言えば、アニメ映画の『The Iron Giant』(邦題もアイロン・ジャイアント)で主人公の男の子 Hogarthが母親の目を盗んで夕食代わりに、ほとんど主食として食べてたってので思い出す。

あとは、これまた映画でこっちは実写だけど『Zombieland』でも Woody Harrelsonが演じる Tallahassee(←名前、全然覚えてナイけど?)が、執拗に拘ってどうしても食べたかったのが "Twinkie"だった記憶。

そういう意味では、やっぱり存在感あるお菓子なんだろうなぁ〜。

やたら甘くて油っぽいあのお菓子も、製造中止となると一斉にまとめ買いする人が殺到してるらしく、値段も(希少性で)高騰中とか、eBayでまで売られてるらしいってのが時代を反映してて興味深い。

でもお菓子工場を閉鎖すると米国で18000人の従業員が職を失う可能性アリってのはちょっと懸念するところ。








2012年11月16日金曜日

IKEAのカフェと言う穴場

2週間くらい前、本当に久し振りにIKEAへ行った。


クリスマス用のラッピング資材とか
赤と白がいっぱいの商品空間はいかにもクリスマスって感じで
ちょっとワクワク楽しい気分になった。


とは言え、うっとり眺めるだけで何も買わないんだけど。

(あ、キッチンブラシとか、
プランターカバーとかの小物は買いましたケド)


何しろ、目的は
「IKEAのカフェテリアで人と会うこと
だったから。

*小さなクリスマスツリーが幾つも飾られて
すっかり12月の雰囲気のカフェテリア*


時間帯を選べばまるで混雑してないし、
それどころか閑散とするくらいの広い空間で気軽に
窓際の空いた席に陣取って。
自分の食欲に合わせた量の食べ物や
お代わり無料で自由の珈琲を買って座れば、
お店の営業や周りの人の目や時間を気にすることなく
お喋りに集中することが出来る、、、
割りと理想のスポットと言える。

でもって今回、会いに行ったのは:

このブログで私を見つけてくれて
ラグフッキングに興味を抱いて
問い合わせのメールをくれたYuki(仮名)さん。

カナディアンのご主人と結婚されて
モントリオールに移住されて1年余りの
フランス語を喋る日本人女性。

現在はIT関連のお仕事をされる
JETプログラムで日本へ行かれた経験のご主人が
日本語能力試験の1級をパスされて日本語が堪能だったり
うちの Davidとの共通点も多く。
(Davidがパスしたのは2級だけど)

なので今回は4人で合流してみました。。。

直接お会いする以前に互いの状況を把握してたり
興味の対象がダブってる前提があるので
会話が弾むのも予想通り、、、って感じで
あっと言う間の数時間を濃厚なお喋りで過ごしてしまった。

いずれにしろ、今の時代の象徴と言うか
このブログを始めて継続してるお陰で最近、
モントリオールで新たに(リアルな)友達が何人か出来た。

面白いのは、初対面で実際に会っても
何故か「懐かしい友達に会ったような」感覚があるってとこ。

それは何かしらお互いに惹かれ合う互いの要素が
交錯した上での(ブログを介しての)出逢いだから、なのかも?

素敵な出逢いや未知の可能性を秘めてるなら
こんなブログでも気紛れに迷いながらも、
自分にとっての自己満足的な備忘録として以上に
細々と続けて行くことに何かしらの意味があるかも知れない。

そんな
優しく背中を押して貰うようなちょっと嬉しい感覚。




2012年11月15日木曜日

野望的ヴィジョン

*数日前の夕暮れ時の西の空:自分の人生にもダブるような*



久し振りにちょっとした日本語の文庫本(自己啓発的な)を読んでいて、ハッと考えさせられてしまった。

特に衝撃を受けたのは「10年後の自分を思い描く」って部分で、自分が向かうべき目標とか理想とかを具体化して、その方向に向かって日々を生きる、、、ってのを読んで、今の私にはそんな先のヴィジョンがまるで無いって事に気付いた。

最近は、まるで「その日暮らし」って感じなのよね、実際。

ミッドライフ・クライシスって要素もなきにしもあらず。

なんか今はとっても中途半端な年齢で、取り敢えず、若い頃に抱いてた夢とか目標みたいなものは、100%と行かないまでも何となく手に入れて実現した満足感みたいなのはあって。

その後カナダで暮らすようになってからの5ヶ年計画(心地良く暮らせるように英語を克服して現地に馴染む)とか10ヶ年計画(まるで地元民のように不自由なく友達に囲まれた生活を送る)とか、自分なりの目標も何となくそれなりに達成してしまったし。

ある意味、人生のピークに到達してしまったら、あとはもう下るだけ、、、って感じの、どちらかと言えば後ろ向きな感覚もあったり。

正直、この先あと何年くらい生きられるのか?保証も無いし。

朝、目覚めると、「あ、まだ生きてる。ラッキー♪」みたいな。

だから、とてもじゃないけれど、明日なにが起こるか分からない身(大袈裟!)で、この先10年後のヴィジョンとか言われても余り実感が湧かない。

果てしなく長生きしたいと言う欲望も無いし。

何て言うか、ある程度、平凡な自分に与えられた「人生を生きてしまった」みたいな、凡人レベルでの欲の無い達成感みたいなのを感じてしまってる感じで。

元々、歌手になりたいとか女優になりたいとか、有名人と結婚したいとか、お金持ちになりたいとか、政治家になって国を良くしたいとか、社会や世界にインパクトを与えるような偉大な人になりたいとか、そういった大それた野望はまるで無かったし。

いつも目の前にある小さな目標と言うか、小さなハードルを飛び越える程度の、目先の事柄だけに集中するだけで幸運にもここまで辿り着いてしまった、、、みたいな、他力本願、ビバ脳天気!と、書いてるだけで自分でも呆れるくらいラッキーな人生だったのかも。(って、過去形にするのも何だけど)

そんな訳で、ここ最近の自分がいかに何も考えず、ただ何となく平凡にぼんやりと(幸せに)暮らして来たかって現実を反省しつつ、今から10年後は遠過ぎるとしても、せめて今から5年後くらいの自分については、何かしら具体的な目標を持って挑戦する日々を課したい気がしてる、、、のではあるけれど、さて。




2012年11月13日火曜日

すき焼きとパネトーネ

今日は予定通り友人 Mirian宅にて "Sukiyaki Lunch"也。

私は何故か自分ではほとんど作った記憶の無い「すき焼き」だけど
久し振りに食べられて、本当に美味しかった。

今度はうちでも作って見よう、、、。


ちょっとした手土産に何を持って行こう?
と考えていたら、
スーパーマーケットの店頭にはクリスマス用の商品。

缶入りのクッキー詰め合わせだとか
お洒落な箱入りチョコレートだとか。

そんな中に混じって
毎年この時期になると期間限定で売られる
イタリア製の『パネトーネ』が!

「あぁ〜、またこの時期がやって来たんだな〜」
ってのをしみじみ実感しつつ、
Mirianも大好きなのを思い出したので
うちの分と合わせて2つ買って持って行った。

*ほんのり甘い、レーズン入りのパネトーネ*


*ふわふわのスポンジっぽい食感のパン*



ホリデーシーズンならではの商品には弱くて

*手前の黒いのはTrixieが仔犬の時にそっくり♪*

カワイイ缶入りのチョコレートとか買ってしまうのよね。

クリスマスならではの、
この時期にしか買わない特別なチョコレートとか。

*I purchase some seasonal, special candies here and there,
but we can't have them until the holiday season!*


普段も時々買って食べるけれど
でも
季節限定バージョンの特別デザインとか特別包装とか
そんな商品にも弱かったりして。


買うのはいいとして
問題は
クリスマスまで「おあずけ」ってとこ。

なので
取り敢えず、地下の部屋の見えない場所に保管したり。

でもって、
すっかりその存在を忘れたりなんかしたら笑えない。。。

イースターに思い掛けず発見したりして。