2010年10月31日日曜日

初雪!?

夕べ、つまり「明日はいよいよHalloween!」な土曜日の晩、
午後からの雨がなんと!雪にかわってビックリ。

今シーズンの初雪♪

*Erikaが雪に落書きした@裏庭のデッキ*

今日の最高気温4℃。
でも、取り敢えず雨も雪も降らなければラッキー。

今夜はいよいよ『Trick or Treat!』の晩。
(そろそろ仮装の準備しなくちゃ!)



2010年10月30日土曜日

ちょっくらカボチャを買いに・・・♪


昨日の金曜日は何だかどんよりと曇ったお天気だったけど、
車を走らせて田舎道のドライブは何だか心が弾んだ。


町外れにある夏期限定で営業している路面店。
植木とか地元で穫れた野菜や果実を売っている小さな個人経営の店。
(看板に今シーズンは10月いっぱいで閉店のお知らせ)


店頭にはそれこそ色んな種類のsquashとかgourdとかpumpkinとか。
形やサイズや色や値段もまちまちで面白い。


Thanksgivingには観賞用とか
テーブルのセンターピースとかに用いるンだろうけれど、
時期は過ぎて、今はHalloween直前だから
やっぱりメインは大きめのオレンジ色をしたカボチャ。


とは言え、それでも大きさや形や値段は様々。
作りたいJack O'lanternのデザインに合わせて選ぶって感じ?

たまたま地元産の玉ねぎとブロッコリーも買ったので、
「2ドルのカボチャも2つ欲しいンだけど」
と言ってお金を一緒に払ったら、
「外にある、どれでも好きなの持って行って♪」
と言うので車を移動させてトランクのドアを開け、
厳選した2つのカボチャを車に積んだ。

でも、誰も見て無いから、
何だかまるでカボチャ泥棒みたいな気分で、
心の中で
「お金払ったよ〜、ちゃんと払ったもんね〜」
と唱える小心者の私。


車にカボチャを積んで帰り道の途中、羊の群れに遭遇。

映画『ベイブ』の中に出て来たみたいな”顔の黒い羊”。
「バァ〜ラムユゥ〜、バァ〜ラムユゥ〜♪」←羊語?
とは言って見なかったケド、さすがに。


最後は、田舎道の穏やかでのどかで幸せな気分から一転、
ジャイアント・モンスター店『WAL-MART』に寄り道。

Halloweenの夜にうちに「Trick or Treat!」にやって来る、
近所の子供たちに配る為の『Treats』買いました。
(店内には既に魔女とか妖精とか修道女とか、色々いたなぁ〜)
↑店員さん@仮装で仕事中

小袋のコーンチップスとかピーナツの入ってないチョコレートとか。
(ピーナツのアレルギーの子供たちが巷には多いので)

新興の住宅密集地なんかだと、200人くらい来るらしいけど、
まぁ、うちは例年通り、50人分のお菓子セットを準備する予定で。

今年はどんな仮装の子供たちが見られるか?
日曜日の晩が楽しみ〜♪


2010年10月27日水曜日

寒い日の Chicken Noodle Soup

今日の午後は Newcomers' Club の Cooking Club Meeting で、Heidi の家に計8人のメンバーが集まって、チェリーの入ったチョコレートケーキを一緒に作り、お喋りしながら試食も楽しんで来た。
(その後、勿論、レシピの交換も!)

女同士でキッチンを囲んでの作業って、面白い。

皆、国籍や生活拠点の背景が違うから、それぞれに興味深い体験談や視点を持っているし、だからこその情報交換もとても意義があったりする。

実際、中国系カナダ人の Kim は来年から2年間イギリスでの生活が決まったらしく、ちょうど居合わせたUK出身の Lorreine と Rachel から具体的なアドバイスを受けたりしてたし。

Heidiの娘 Julie は来年、日本へ2週間ほど学校の旅行で行くけれど、魚介類にアレルギーがあるのでどうしたらいいか?日本人の私に直接、相談したりとか。

インターナショナルな社交は、色んな場面で実質的に役立つ。

でもって、今日はたまたま例外的に気温が上がって過ごし易かったんだけど、最近はいよいよ『スープの季節』って感じで、頻繁にスープを作る機会が増えて、冷蔵庫の野菜を何でもかんでも気軽に投入出来るのが嬉しい。

なので、ずっと前スーパーマーケットで貰ったカレンダーに載ってて愛用している、簡単で美味しいスープのレシピをご紹介。

*クリーミータイプの Chicken Noodle Soup*

材料:4 servings/4人分

- 2 tbsp  vegetable oil
- 375g    chicken, cut into small pieces
- 1 medium onion, chopped
- 1 carrot, chopped
- 1 tsp  each  dried oregano and basil
- 4 cups  chicken stock
- 2 tsp  dijon mustard
- 90g  spaghettini, broken
- 2 cups  sliced celery
- 2 tbsp  flour 
- 625 ml  milk
- salt and pepper 

手順:

1 大きめの厚手の鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎ、鶏肉、人参を炒め、オレガノとバジルを加えて香りを出しながら、玉ねぎが透明になる程度まで炒める

2 チキン風味のスープストックを加え、ディジョン・マスタードも加え沸騰させる

3 沸騰したらパスタとセロリを加え中火でパスタが柔らかくなる程度まで茹でる

4 牛乳に小麦粉を混ぜ入れて、かき混ぜながらそれをスープに加え、とろみがつくまで調理

塩こしょうで味を好みに整えて出来上がり!


懐かしいクリームシチュー的な風味が楽しめる簡単なスープだし、好みのスタイルのパスタを加えたボリューム感は、ちょっとした軽食にもなるので、寒い日の献立としておススメですよん〜♪


2010年10月24日日曜日

Ryuichi”教授”Sakamotoへのリクエスト

*Théatre Outremontの正面入り口*

坂本龍一氏のピアノ・コンサートの演奏内容に不満は無いものの、一つだけ気になることがあるとすれば、それは観客とのコミュニケーションかも。

演奏の合間に拍手があると、彼は軽く頭を下げ会釈し、そして、アンコールの合間にステージを後にする際には、両手を胸の前で合わせてお辞儀をしていた。

音楽以外での彼の意思表示は全てフィジカルなものだけで、彼自身が音声を発し言葉で表現するのは皆無だった。

それが、私にとってはとても残念に感じた。

だって、演奏家と観客とは言え、ファンであればそれなりのコミュニケーションを望むのは自然の欲求じゃないかな?

果たして、彼がどんな挨拶をするのか?どんな言葉を発するのか?楽しみにしていたンだもの。

前回行ったJohn Mayerのコンサートや、多分、他のどんなアーティストでもそうだと思うけど、ファンに対するリップサービスは、それなりのお金を払ってチケットを買い、それなりの労力を伴って会場へ向かい、それなりの時間を費やして限られたひと時を共有しようとするファンに対する労いのようなものだと思うし、ほんのちょっとしたひと言が大きなインパクトを与えるくらいファンにとっては意義のある、真摯なプレゼントだと思う。

「今晩は。今夜はお越し頂いてありがとう」とか、
「楽しんで下さい」とか、
「僕も楽しめました」とか。
英語でもフランス語でも、或は、その両方でも。

おまけに
「モントリオール最高!」なんて言ってくれたらトドメで、ファンの心を鷲掴み間違いナシ!だと思うンだけどなぁ〜。

特に北米では、『言わなくても解ってくれる』文化は無いし。

やっぱり気持ちって、言葉にして伝えないと勿体ない。

それがほんの『Thank you』でも、『Merci』でもいいから、せめてひと言、リアルな声を観客に向けて発して欲しかったな。



金曜の晩:後記

*Théatre Outremont(検索先からの画像)*

何て言うか、平凡な日常の生活の中でさえ、ある種の「自分にとって起こるべき物事」というのは、自分が意図する以前に、意識しない脳ミソの裏側の盲点みたいな死角で「発生」して、こっそりとベルトコンベアーに乗せられ、自動的に運ばれ「物事」が成就する。。。

そんな事を実感させられるRyuichi Sakamotoコンサートだった。

つまり、私が彼のコンサートに行くことになるのは何かしらの、目に見えない不可抗力的な「運命」だったような気がする。

と言うのも、彼が異例の北米ツアーをしてる事実、まして、Montrealにも立ち寄る事さえ知らなかった10月16日(たまたま何も予定の無かった土曜日)の朝、何だか解らないけれど、何故だかそうしなければイケナイような不思議な気持ちに突き動かされて、その晩の夕食に、急遽、私の退院後に初めて、義理の両親を招くことにした。

パジャマで過ごす”怠け者の土曜日”を過ごすことも出来たのに。

義理の両親、特に義母 Carolが大好きなメニューを料理し、ワインと、デザートのアップル&キャラメルパイも美味しくて、一緒の晩餐を満喫したらしく嬉しそうに、帰り際、何度もお礼を言ってくれた。

翌朝、無防備に開いた紙面に、コンサートの広告を目にして、
「あぁ、これだったのか」
そんな気がした。

市街でのコンサートに出掛けるとしたら、子供たちにシッター(またはお泊まりで、いずれにしろCarolに頼む)が必要なのは明白だし。

会場であるThéatre Outremontの規模が小さく、当日(22日)まであと1週間弱なのにも拘らず、多少の残席があったのも幸運。

おまけに、予想外に意欲的な夫の参加合意にも拍子抜け。

何だか全ての条件が、お膳立てされたように揃った感じ。

そしていよいよ金曜日の晩、こじんまりとしたThéatre Outremontでのコンサートは、広告の見出しの通り、まさに『An evening with Ryuichi Sakamoto』という感じの距離感で、俗に言う”アットホーム”な雰囲気のものだった。

批評家ではないので内容の評価はともかく、
私の個人的な人生の中で記憶に特別な体験(演奏そのものだけでなく、その周辺の、ちょっとだけお洒落して出掛ける非日常的な高揚した気分とか、市街へ向かう車の中での会話や、日の暮れた会場界隈を散策してCaféを幾つも覗きながらやっと軽い食事をしたこと等々)として刻印され、多分いつまで経っても思い出せるよう大切に保管されるんじゃないかな。

十代の時、渋谷で観たYMOのコンサートと同様に。
(仲良しの友達3人で踊ったり、渋谷界隈で迷子になったっけ)

あの頃、数十年後の自分が海外に暮らして、
グレーの髪をした”教授”の単独ピアノ・コンサートで、自分もそれなりに年老いて、緑色の瞳をした配偶者の隣に座り、モントリオールの地元の人々に囲まれ、紛れ、同化したモントリオール人の一人として、彼(教授)に再会する日が来るだなんて、まるでこれっぽちも想像するのは不可能だっただろうなぁ〜と、つくづく思う。

人生って、本当に分からないものである。

今、こうしている瞬間にも、私の知らない場所でベルトコンベアーは動いてるんだろうか。




2010年10月21日木曜日

An evening with Ryuichi Sakamoto

地元紙の朝刊は、大抵、隅から隅まで目を通すよう心掛けてはいるんだけれど、問題は午前中から外出の用事があったりすると読めずに溜まってしまうってこと。

キッチンのテーブルに積まれた新聞が山になってしまう。

2〜3日遅れで読む新聞なんて、最早ニュースとしての価値は無いんだけど。。。

でも、取り敢えず全ての頁に目を通して、見出しだけでも読んでおかないと気が済まない。

それで、先週末にようやく遅ればせながら木曜日の日付の朝刊を読んでいて、ふと頁をめくって目に飛び込んで来た広告に一瞬、目を疑ってしまった。

*an evening with*
*ryuichi sakamoto*

*Tickets Still Available!*

って、え”!? ま、マジですかっ!?

もうね、固まりました。。。私。

自慢じゃないけどその昔、
高校生の時、渋谷に「イエローマジック・オーケストラ」も見に行ったくらい大好きだったのRyuichi Sakamoto。

その”教授”が、まさかモントリオールまで遥々やって来てくれるなんて夢にも思わなかったもの。
(何故にMontreal?ってのが意外なくらいに謎)

新聞広告も驚くほどにシンプルで、彼の経歴とか、彼の名前を世に知らしめた映画の代表作とか、まるで記述が無いのに、ここモントリオールの人々に売れるくらい知名度があるってことなのかどうか?

話が上手く運ぶ時って、特有の流れが不思議な程スムーズで、何だかちょっと怖い程まるで「謀られたイベントなの?」って思うくらい。

そんな訳で、
明日の晩は思い掛けずピアノ・コンサートに出掛けて来ます!

*実は意外にも↑こんなものまで持ってンの*
(坂本龍一のピアノ教本)


Open House

現在、地元の小学校6年生の娘 Erika が、来年度から通うことになるHigh SchoolのOpen Houseがあり、今夜、出掛けて来た。
(午後6時45分〜9時半までの間で)

既にそのHigh Schoolで8年生の息子 Kaito は、彼が専攻するVisual Artsの教室でボランティアとして、美術の授業内容を紹介する手伝いをしてたので、そこも一応、覗いて見たり。

*エプロンしてペンキまみれのKaito*

他にも、英語の社会科のクラスや、仏語の地理のクラスを参考までに見学したり、図書館やカフェテリアをチェックしたり、選択で選べる音楽、ドラマ、ダンスのパフォーマンスも覗いて見たりと盛り沢山だった。

Erikaの選択は、美術とドラマの間で揺れてるらしい。

取り敢えず、今夜のオープンハウスの美術クラスで、ふたり共ちょっとした作品作りを楽しんだ。

紙の上に好きな色のインクを乗せて、ストローで息を吹きかけて飛ばす手法。

全校生徒数400人程度の小学校から、中学校と高校とが併設する1900人規模のハイスクールに進むのは、子供たちにとって、ちょっとした衝撃かも。

思春期ならではの葛藤を乗り越えて、人生の中で影響し合える沢山の友達に出逢って欲しいと願う。



2010年10月20日水曜日

切ない現実

昔、ユーミンの曲のフレーズで
『大人になったら宿題は、なくなるものだと思ってた』
ってのがあって、
実際、その頃の私も、大人になったら全ての問題が解決して、自分自身という人間を確立して、人生に対する迷いもなく生きられるような錯覚をしていた。

現実には、この歳になっても尚、日々もがきながら自分探しをしつつ、人間関係に葛藤し、異文化での生活の中で悩んだり、迷ったりしてる、いつまで経っても”大人”になれない自分がいる。

”大人”になれない未完成な人間のままの自分なので、頭での思考と心での感情とが上手く連動しない事があったり、ホルモンに翻弄されて必要以上に感情的になってしまう事があったり。

そして、だからそんな最悪な状況の時には、身近にいる誰かに八つ当たりなんかして傷付けてしまう事だって結構な頻度であったりするのも事実。

でもって、その被害者がDavidならば問題は無いンだけれど(いや、多少はあるか)、それが時々、子供たちだったりして、特に娘のErikaは11歳で、私と同様にホルモンの影響を受けて(?)過剰に繊細だったりする時があるので、そんな時は余計に過敏で脆く傷付き易い。

今夜は、私の苛立ちに反応して落ち込んでいたErikaに反省させられてしまった。

小学6年生の彼女は、ちょうどあの頃の私と同様に自分探しの暗い森に迷い込み、手探りで答えを探そうとしているみたい。

彼女は周囲の同級生たちに囲まれながら、友達関係に悩みながら、本当の”友達”が持つ意味合いとか、自分が果たして何者なのか、いったい自分は何処のグループ/世界に属するのか、訳の分からない不安や孤独感に混乱している。

よく人生を長い旅に例える事があるけれど、実際、その旅の途中で自分探しの”暗い森”を抜けることは可能なんだろうか?

11〜12歳の時に見出せなかった答えを、未だに探し続けてる「かなりいい歳をした」私が娘にしてあげられるのは、ただ一緒に座って肩を抱きながら話を聞いてあげることくらいな気がするのは、何だか本当に切ない現実な気がする。

2010年10月18日月曜日

明日は『RED』

*Google画像より*

10月に入ってすぐの火曜日に映画『The Social Network』をDavidと二人で観に行った。

毎週火曜日は映画が半額で観られるので、大人2人でも11ドルの娯楽って本当にお手頃だと思う。

しかも平日の昼間なんて映画館も空いてるし、周囲を見渡してもシニア・カップルばかりで、何とも平和で落ち着いた空間で静かに集中して好きな作品を楽しむことが出来るのは特典。

『Fight Club』や『Zodiac』、近いところでは『The Curious Case of Benjamin Button』が記憶に新しい監督:David Fincherの作品だけあって、セックスもバイオレンスも無いのに、テンポが良く飽きさせないストーリーの運びで充分に楽しめた。

それぞれの配役もピッタリだったし。

特に主役のJesse Eisenbergは、頭脳は明晰でもAntisocialでSociopath気味のGeek役がピッタリで、真冬にショーツ穿いてたり、サンダルに白いスポーツソックス履いてたりのファッションセンスの無さっぷりに真実味があってウケた。(勿論、演出上のことだろうけど)

Andrew Garfieldは新たなスパイダーマン役に抜擢されてるそうだけど、うーん、どうだろう?

彼の濃い眉毛にちょっとまだ違和感がある感じ?

あと近いうちに観たいのが『Wall street: Money Never Sleeps』。

Shia LaBeoufって何となく役者として嫌いじゃないし、この映画での共演をきっかけに?私生活でも付き合うことになったみたいなCarey Mulliganとの絡みも見てみたい感じ。

あとは、勿論、今後の闘病と俳優としてのキャリアの行方が気になるMichael Douglasも、今のうちに(って縁起でもないけど)しっかりと見届けておきたいような気持ちに駆られるのも事実だし。

とか思いつつも、明日はNewcomers' Clubの映画の会で『RED』を観る予定。

何しろBruce WillisとJohn Malkovichが一緒に出ちゃうんだから、そのアクの強さ対決だけでも興味津々って感じで。

2年前に私が始めた映画の会だけど、去年のLoriに引き続き、今年度はAnnetteがConvenor/主宰を引き継いでくれて、会として継続してるのは嬉しい。



2010年10月16日土曜日

花の名前に疎いガーデナー

そうなの。花の名前に疎いの私。

だって、花の名前ってまるで映画の題名と同じで、
馴染んだ日本語名の他に、まるで関連性の無い英語名もあって。

勿論、一般的なものは大概、覚えてるけど、
でも、新種の花たちには”斬新”な名称が多くてひぇ〜!
しかも、同時に”通称名”も持ってたり。

いずれにしろ、
季節の終わりに振り返って見る今シーズンのガーデン日記。

はじまり、はじまり〜♪


北米の花壇で見掛ける多くの紫陽花たちがいつも白色か、ほんの少しピンクの色味がかったものばかりで、それらも勿論、綺麗ではあるんだけど何となく味気ない気がして。

だからガーデンセンターで『Nikko Blue』の名称の青紫色の紫陽花を見つけた時は嬉しかった。

それまで目にした鉢植えで売られてるのは、いつも室内観賞用で、花壇に移す耐性の無いものばかりだったので。

玄関脇に幾つかの種類の紫陽花を寄せ植えしたら、土壌の性質に関係なく(?)それぞれ(少なくとも)3種の花色をつけて一緒に咲いてるのが楽しい。
(青紫色とピンク色と、アンティーク・ピンクみたいな?)

あとは毎シーズン毎に、春先、花壇の多年草とのバランスを考えながら、一年草の花々を植え付けるんだけど、それらの色鮮やかな花々を引き立ててくれる”脇役”的な存在も植えたり。


ちょっと毛足のあるシルバー色の葉で、”引き立て役”としてはとても存在感があるけれど、花を付けない一年草かと思っていたら、雪解けの花壇から見事に再生/復帰して感動させてくれた。おまけに、単なる”引き立て役”かと思ってたけど、密かにひと目につかない程のささやかさで、可憐な黄色い花を咲かせてるのを知って更に感動!

*今シーズン活躍した一年草は目にも鮮やかなデージー系*

一年草は、ひと夏ずっと咲き続けてくれるベゴニアやジェラニウムなんかを選ぶんだけど、今回は初めてデージー系を選んでみた。

まるで蛍光色みたいな発色の鮮やかなピンク色のグラデーションが、ずっと色褪せることなく、今シーズンは余り手を掛けることが出来なかった庭先で咲き続けてくれた。

朝晩の気温も5℃前後まで下がって来て、ホスタの葉もすっかり黄色くなってしまったし、春に咲くチューリップや水仙やクロッカスの数を増やしたければ、球根を植えるのも今のうち、、、って感じかな。

霜が下りるのも近い。



2010年10月15日金曜日

庭仕事は延期

今日こそ庭仕事に精を出そうと思っていたのに、起きたら朝から結構な量の雨降りだったので残念ながら断念した。

何だか今シーズンは、あんまり出来なかった庭仕事。

にも拘らず、ちゃんと健気に咲いてくれる多年草たちが愛おしい。

*少し前に撮影した紫陽花*

この家に引っ越して来てから植えた、2種類の異なるタイプの白い紫陽花のうち、白いままの紫陽花はそのままで、もう一方の種類の紫陽花が、秋の深まりとともに花びらの色が少しずつ赤味を帯びて来た。

天気が回復したら庭の手入れをして、枯れ葉も拾い集めて、そしてハロウィンの飾り付けをする予定。


2010年10月14日木曜日

ご趣味は何ですの?

昨日の日記で思い掛けずJoan Jett バービーが登場した関連で書くと、実は私、ちょっとしたバービードール・コレクションを所有してたりなんかする不思議。

子供の頃にバービーで遊んだ記憶は無いし、リカちゃんハウスは持っていたものの、リカちゃんそのものを持っていた形跡が無いのも不思議なんだけど。


バービーは、何となくレトロな雰囲気の復刻版だとか、「スター・トレック」や「X-ファイル」なんかのテーマで発売された限定ものを中心に、あとは、髪型とかメイクに特徴があって特別気に入れば、新しいものやガレージセールなんかでも入手しているうちに、何となくいつの間にか数が増えて行ってしまった感じ。

魅力は、同じ型で作られた顔とボディなのに、その髪の色やスタイル、目や唇の色によってがらりと印象が変わり、まるで”別人”の新たな一体になるってとこ。

これは人間の女性の神秘にも通じると思う。(女スパイとか!)

とは言え、何体ものバービーを所有しているとは言え、これらの着せ替えをする訳でもなく、近所の友達と”お人形さんごっこ”をして遊ぶ訳でもないので(って、当然だけど)、最近は新たな購入から遠離っていた。

にも拘らず、先日、インドから帰ったDavidからのお土産の一つがバービー(インド版)でビックリした!


色鮮やかなサリーを身にまとったエキゾチックな顔立ちのバービー。

うーん。ひょっとして私って「バービードール・コレクター」なの?

でもって、それってひょっとして”趣味”のカテゴリーに入ったりするんだろうか?謎。


2010年10月13日水曜日

黄昏の髪色

認めたくは無いけれど、どうやら私も確実に、、、敢えてワインやチーズみたいに言うと、熟成がいい具合に進んでる、、、みたいな感じで、髪にちらほらと白いものが目立つようになって来て気分が萎える。
(熟成して味わいが深くなるんだったらいいけど)

信頼する私のヘア・スタイリストのAndréeが提案してくれた『semi-permanent rinse』(多分、日本で言うところの”ヘア・マニキュア”)を試してみる気になったので電話を入れたら、このところ体調を崩していたご主人が亡くなられたそうで、ビックリしてしまった。

彼女自身、そろそろ引退もあり得そうな気配だったので、このまま辞めてしまわないといいなぁとか思いつつ、ほんの小さな”お悔やみ”のカードを贈った。

技術が確かで、自分と相性の良い信頼できる美容師を見つけるのって、そんなに簡単じゃないから。。。

取り敢えず今回は、代わりにTracyが担当してくれた。
(私にとって初めてのスタイリスト)

彼女が私の為に選んでくれた色は、Walnutか?Chestnutだったか?(←ハッキリ覚えてない)のBrownに、ヒントに赤みのCopper(これは私のリクエスト)が入ったもの。

仕上がりが思いの外、Jet-Black(真っ黒)でビックリした!

屋外では確かに明るめの栗色?に見えるっぽいんだけど、でも屋内ではかなりヘヴィーでストレイトな黒っ!って感じがちょっと「パンクですか?」みたいなインパクト。

この歳で今更なパンクはちょっと痛いぜ、、、みたいな。
(まぁ、ジョーン・ジェット路線@I Love Rock'n Rollってのもアリだけど)←アリなの?

いずれにしろ、Andréeが復帰するまでの間Tracyにお願いすることにするとして、次回はちょっと違う色味で試して貰おうと思う。


*Joan Jett バービーまであったなんて!(知らなかったよ)*
(Google画像より)


コレ、今年のハロウィンにどうかな?
(なんて、突然の思い付き)



2010年10月11日月曜日

収穫に感謝する秋

今週末、カナダは月曜日が「Thanksgiving Day」で、子供たちは金曜日から4連休の週末でした。


気に入りのカリフォルニアワインを、赤とロゼ2本持参して、昨日(日曜日の晩)夫の実家の夕食会に出掛けました。

*義母のキッチンでこんがりと焼き上がった詰め物入りの七面鳥*

Thansgivingのメニューは、ほとんどクリスマスと一緒なんだけど、詰め物をした七面鳥のローストをメインに、マッシュドポテトとか温野菜とか。

違うのはデザートかな。

秋のThanksgivingにはカボチャのパイが伝統。
(家庭によってはアップルパイだったり)

秋の味覚を堪能しながら、テーブルを囲んだ皆が順番にそれぞれ
「今年感謝する出来事」
について発表したり。

私は夏の終わりの緊急手術で死ななかった事とか、
肥大した卵巣が癌では無かった事とか、に感謝。

やっぱり何だかんだ言って、自分の力で左右出来ない事とか、自分の意思だけではどうにもならないような事に対する感謝の念ってのが、一番大きい気がするな。

あとはもう一度、年末に今年一年を振り返る訳ですが。。。

今年も何だか無我夢中で過ぎてる気がするなぁ〜。トホホ。


2010年10月7日木曜日

コスプレ天国

新聞の折り込みで入って来た各種コスチュームの広告。

種類があり過ぎて迷うわ。。。

どんだけ「コスプレ」好きが多いの?


まぁ、ハロウィンならではのノリって感じでご容赦!


それにしても、
『サウスパーク』とか、
あり得ないアニメキャラの衣装があったり。

実写での映画キャラが多いかな?


『プリンセス・レイア』(#351)はアリかも?
でも、
映画同様、”捕虜バージョン”はセクシー過ぎよね???(#352)
(ってか、寒そうだしコレだと!)

#344の『赤頭巾ちゃん』はカワイ過ぎだし。


『Sakura芸者』(#295)も着物なのにマイクロ・ミニだし!


『キャット・ウーマン』(#357)は体型が限定される感じ。


さて、今年は何になろうかな?


2010年10月6日水曜日

頑張れミッキー・マウス

「Do It Yourself」が浸透している北米では、『Home Dépot』だとか『Building Box』とか”ホームセンター”の大型店があって、木材や石膏ボードなどの資材から、バスタブや便器や照明器具まで、自分で内装工事をするのに必要な全てのものが簡単に揃うので、実際にキッチンや浴室をちょっとした模様替え気分でリノベーションする、(プロの大工さんとかではない)一般の人が結構多い。

素人の内装工事なので、その仕事っぷりには当然、その人の性格が現れる。

きちんと手順を踏んでプロ並みに仕上げる人もいれば、その一方では勿論、いい加減なやっつけ仕事で取り敢えず終わらせてる人もいて、だから既存の家を買う際には気を付けないとイケナイ。

何しろ、素人でも給排水から配電、タイル貼り、シャワーの取り付けまで割りと気軽に「日曜大工」の延長でやってしまうので。

そんな環境にあって、大雑把で手抜きのいい加減な工事を英語の俗語では『Mickey Mouseな仕事』なんて表現するんだけど、この間、たまたまGoogleの自動翻訳機能で遊んでる際に、何故か日本語で『へなちょこ』を英語に変換したら『Mickey Mouse』になった。

<Mickey Mouse=へなちょこ>の構図に笑ってしまった。

参考に手持ちの辞書(三省堂のコンサイス)で『Mickey Mouse』を引いて見たら、
「(俗)下らないもの、子供騙しのもの」
と”俗語の意味だけ”しか載ってないのでビックリした。

せめて、
「世界中で愛されてるウォルト・ディズニーが生み出したネズミのキャラクター」
ってのもまず第一に記載するべきじゃないのかな?
(それとも、既に誰でも知ってるから割愛?)

なんかちょっと面白い謎。

2010年10月5日火曜日

北欧家具の店のチョコレート


今夜は久し振り(数ヶ月振り?)に「カレーライス」の晩ご飯。

目指すカレーは、懐かしい記憶の中の”学校給食風”のカレーで、何だかゴツゴツとでっかいジャガイモとかニンジンとか入ってて、でも煮込まれてるので充分に柔らかくて。

カレー”汁”の部分が多くスープっぽい感じなのも特徴。

とは言え、それらはイメージであって、実際の味はいつも何となくビーフとマッシュルームの”カレー・マルシェ”(レトルトの商品名)に極めて近かったりする現実。

実際、材料は牛肉とマッシュルームと、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンが主だし。

牛肉を炒めて赤ワインを多めに注ぐのもポイントかな。

単純な辛さに深みを出す為、投入するのがトマト・ケチャップの他に、「プラムソース」と「IKEAの板チョコ」を適量ずつ。

「なんでIKEA?」って感じだけど、あの板チョコは何故か微妙に美味しくて、しかもカレーの仕上げに”コク”を出すのに欠かせない気がする不思議な存在。

IKEAのチョコレートって、大御所「リンツ」、「ハーシーズ」、「キャドバリー」のどれとも違うのよね、何かが微妙に。
(包装にはドイツ製って書かれてる)

うーん。何だろう? 不思議な”家具屋のチョコレート”。

紅葉前線


この間、栓を開けた気に入りのカリフォルニア・ワイン『Turning Leaf』そのまま、朝、起きる度に、うちの前の家の大きな楓の木々が少しずつ色を変えているのが面白く、毎朝、目を覚ますと窓から「本日の色づき具合」を確認するのが楽しみだったりして。

緑色から黄色、オレンジ色、そして赤へのグラデーションは、まるで蛍光色みたいに光に映えて、目に痛いくらいに、この時期の高くて青い空にくっきりと強いコントラストで浮かび上がっている。

いよいよ気温も下がり、室内との温度差で窓ガラスが曇るのを見ると、あぁ、いよいよ寒い季節がやって来るんだなぁ〜と実感して、冬籠りの準備などに想いを巡らせてしまう。

取り敢えず今週末は『Thanksgiving』で連休。

今月末には大好きな『Halloween』。

それが終わったらクリスマス・カードとクリスマスの準備に追われる毎日で、あっと言う間に年末年始で慌ただしく今年も終了する予感。

やれやれ。。。早いなぁ〜。

2010年10月3日日曜日

カーテン効果

考えて見ると、結婚以来、同じ場所で4年以上暮らしたことが無い。

なので、いつも頭の中の隅っこの方で「新しい場所へ引っ越す可能性」を意識していて、だからその場合に、必要以上に寂しい想いをしないよう自己防衛的に、その時々の『今の家』に愛着を持ち過ぎないように自制してる感じ。

そんな中、意外にも今回の家には割りと長く住んで6年目。

ようやくリビングとダイニングに本格的なカーテンを取り付けた。
(機能としては、味気ないブラインドで問題なかったし)

*無難なコットンでベージュの無地*

*Double Rod/ダブル・ロッドの二重カーテン*

*Sheer/シアー・カーテンは植物柄の入った白*

手を加えて、自分にとっての心地いい空間を作り出すことは、やっぱりそれだけその場所に対しての愛着が生まれるし、自制しているはずの「執着」も湧いてしまうんだな、これが。

勢いに乗って、余った布でベッドルームのカーテンも作ろうかな。

もう、出来るだけ長くこの家に住むしかないか。。。この際。


2010年10月1日金曜日

どんより金曜日の特別なおやつ

昨日、一日中の雨降りにも拘らずの薄着が災いしたみたいで、Kaitoは珍しく体調を崩し、今日、学校を休み家でのんびり静養していた。

OrthoでせっかくBracesのゴムの配色をFunkyなHalloween Color(黒+オレンジ色)にして貰ったばかりなのに。

*交互に黒とオレンジ色でハロウィン仕様〜♪*

私は今日、ほとんど一日掛かりでリビングとダイニングのカーテン(コットン素材で安くて無難なベージュの出来合い@IKEA)の裾上げ作業で、交互にアイロンを掛けたり、待ち針打ったり、ミシンを掛けたりで疲れちゃった。

ほんと、こういう作業って、気分が乗った時に一気に片付けておかないと、いつまで経っても仕上がらないのよね。ふぅ〜。

そんな折り、不意に届く日本からの”Care Package”が嬉しい。
(今回のは姉より)
*しそ昆布とか醤油味のお煎餅はいつもツボ*

カナダでの生活が長くなって、北米スタイルの食生活で不自由はほとんど無いけれど、それでもやっぱり時々、恋しくなる懐かしい日本の味っていうのはあるのよねぇ〜。

まぁ、どうしても食べないと死んじゃうって訳でも無いから(当然だけど)飽くまでも特別な『Treat』って感じではあるけれど。