2016年10月31日月曜日

本日はろうぃん也


ハロウィン当日までのカウントダウンがいよいよ "0"に!


なんだかんだであっと言う間に今日は "Halloween"です。

月曜日なので、あまりピンと来ないンだけど。

お天気はまぁ、木枯らしが強く吹いてはいるけれど
気温は割りと穏やかに保ってる(現在11℃)みたい。

リアルサイズの魔女も窓辺で黄昏れつつ

「はてさて、今日はどれくらいの数のキッズがやって来るかしらねえ〜」

クックック♪とほくそ笑んでるっぽい雰囲気で。


私は "Trick or Treat!"にやって来る近所の子供たちに手渡す為のお菓子の準備。


小さなチップスのバッグとチョコレート系のキャンディ2つを組み合わせて。


去年は、50個用意したバッグが全部終わってしまって、
遅い時間に後からやって来た十代後半の子供たちには
「お菓子が終わってしまったの、ごめんね〜」
と謝らなければならなかった。

と言うか、照明を暗くした後の家を訪れるのはタブーな筈なんだけど。

今年は十分な数のお菓子を用意してるけれど、
果たしてどれくらい盛況な晩になるか?予想は難しい。

お天気は良さそうでも、週の初めの月曜日だし。

翌日、学校のある小さな子供達は夜、早い時間に就寝の家庭が多いだろうし。


さて、恒例の私の仮装は、、、と言えば。

これまで魔女や吸血鬼や悪魔なんかをやって来たけれど、
今回は初めての「動物」で「着ぐるみ」系。


実はこれ、パジャマ!?って説もあるんだけど。

ハイ、手抜きな感じの仮装です、今回は。

多分、顔に少しだけ鼻とかヒゲとか描くだけで済みそう。


そんなこんなで近所の子供たちが来る前に
彼等にあげる為のお菓子のつまみ食いをしている
怪しいレパードの着ぐるみを着たオバさん♪の図が容易に想像できる。




2016年10月30日日曜日

Hooked+Crocheted Purse: Cat and Mouse

足りなかった黒色で太めの安価な毛糸をAmazonで検索して、『Alpaca Direct』と言う出店者から購入してたのが土曜日、玄関先に届いた。

店頭で買うと一玉が $6.50だったのが、セール価格で6ドル以下だったし、送料も一律 $3.99だったから、取り敢えず5玉買ったのだけど。

ほんの数日待てば、玄関先に配達されるこの便利さと値段の手頃さと快適さを考えると、重たい腰を上げて車を運転して時間を掛けて、わざわざ店頭に出掛けて行くには、それなりの動機となる魅力を要するのは明白。

となると、やっぱり人間ならではの心地良い接客は重要だと思う。

ビジネスはそれ自体が単純ではないと思うのに、店を構えて在庫を抱えてのビジネスは更に並大抵ではない大変さだろうと想像する。

地元で細々と頑張ってるようなビジネスは応援したい気持ちは山々なのだけど、この辺りにあるのは既に大型のチェーン店ばかりだし。



余談で少し前、小さな買物の用事があってフラッと『Williams-Sonoma』に立ち寄ったのだけど、その際にたまたま居合わせた男性の店員さんの接客が酷くて。

まず、商品の質問をした際、笑顔もなくぶっきらぼうな説明、そして会計の為、レジカウンターへ向かったら、こちらをチラチラと見ながらもプライベートらしい会話での長電話を延々と続けていて切る様子も無く。

ようやく電話を切って、私の会計をしてくれるかと思ったら、別の顧客が大型商品の買物をしそうな様子でその接客に行き。

私はかれこれカウンターの前で待たされ続け。。。何だかとっても馬鹿らしくなってしまった。

Williams-Sonoma=「お洒落な高級キッチン用品の店」はこれまで私にとって特別な存在感のある店で、出掛けて行って買物を「愉しむ」種類の店だったから、こんな風に嫌悪感を抱くような経験は初めてで、だから余計に残念な気がした。

こういう経験があると、その日、朝からの晴れやかで楽しい気分も台無し。

たった一人の店員さんが与える影響力は意外と小さくないのよね。

私自身、老人施設内のギフトショップでヴォランティアをしてるけど、接する顧客の一人一人には、彼等が買物をしてもしなくても拘わらず、足を運んでくれたことに対する労いや感謝の気持ちと共に、楽しい気分を体験して貰いたくて、だから常に笑顔で接してるんだけど、これはサービス業の基本かと思う。

とは言え、北米でサービス業を語る際に、日本のそれと比べる事は出来ないけど。

文化的な背景や価値観が違い過ぎるので。

とにかく、この Williams-Sonomaでの体験は、些細なことで無視することも出来たのだろうとは思うんだけど、でも、どうしても気になってしまって、だから取り敢えず、ウェブサイトの顧客サービスの枠に出来事の詳細をコメントしておいた。

それで自己満足というか、自己完結で。

翌朝、Williams-Sonomaの店舗マネージャーから電話があって驚いた。

顧客のコメントなんて、誰も目を通さないんだろうな、くらいに思ってたから。

思い掛けない電話と、低姿勢な謝罪の言葉に全てがチャラになった感じ。



消費者に沢山の選択肢のある時代だからこそ、何処で何をどんな方法でどんな風に買うか?悩みどころ。

インターネットでの買物は勿論、手間要らずで便利なのではあるけれど、それだけでは何とはなしの物足りなさがあるのは解ってる。

綺麗で華やかに飾られた店舗に誘われて、ワクワクするような気分で足を踏み入れる店内では、楽しくて幸せな気分になるような体験をさせて欲しい。



と、話が逸れて、しかも長くなったけれど。

必要だった毛糸が配達されて、、、。

ので、早速、中断していた作業に取り掛かり。

中途だった手提げ鞄が完了〜♪

片側が「黒猫」のデザインで、もう一方が「ネズミ」のデザイン。

*10"x 15" (included/with handles)*



例の(私の中では)「編むだけで Sophie Digard風」な毛糸を部分的に、かぎ針編みしてデザイン周りの縁取りに使って見た。


デザインの部分は Monks Clothに手染めウールを Hookingの手法で。

構造は底の周囲と持ち手の部分を主に針金(16 Gauge)成形。

仕上げは毛糸をかぎ針編みして終了。

あれこれと色んな手法に手を出して楽しんでる自分だからこその作品にしたくて、だから異なる手法を少しずつ組み合わせてみる試み。





2016年10月29日土曜日

魔女のイヤリング

雨が降っている土曜日の午後。

でもそんなに寒くはない。

驚きなのは、10月も末だと言うのに花壇の薔薇がまだ咲こうとしてるってこと。

*今年植えた、その名もずばり「アメリカン」と言う品種の薔薇*



紫陽花も既に活気は無いものの、その花色を保ったまま持ち堪えてるし。





昨日は久し振りにギフトショップ(@老人施設内)のヴォランティアが入ってたので、この間ハロウィン昼食会の際にテキスタイル・センター仲間のクララさんがくれた、「魔女のイヤリング」をして行った♪

*満月みたいな黄色の背景に空を飛ぶ魔女のデザイン
台紙に "Bewitched"と印字されていて、
私は思わずTV番組『奥様は魔女』を連想してしまった
(すっかりその存在を忘れてたんだけど!ハロウィンにも拘わらず)*


スカート+素足にサンダルが定番の夏が終わると、ジーンズばかりの日々になるパターンなんだけど、去年あたりに『Forever 21』で買ったお洒落っぽい黒いパンツを初めて履いて出掛けたら、これがとっても良かった。

その昔、山本燿司氏がデザインする彼のブランド『Y's』(ワイズ)とかで売ってたパンツが、私の体型(オシリが大きくて太腿が太い)でも綺麗に履きこなすことが出来て大好きだったんだけど、それを彷彿する感じのデザイン。

安価なのにも拘わらず、ワイズ風を再現してくれてありがとうっ!

そんな感じの感激。

これで、ブルー・ジーンズ一辺倒の冬場のファッションから逃れられる。うれち♪



そして我が家でのハロウィン昼食会も終了したので、玄関ホールに設置してあった「自家製の魔女」を窓際に移動した。


ハロウィン当日、再び玄関ドアに移動するまでの期間で、家の前を通る人たちを少しでも「ギョッ!」とさせたりとか、魅了してくれることを願いつつ。



自分の中ではフランスのかぎ針編み作家 "Sophie Digard"風と勝手に納得しつつ大満足で編んでいるスカーフの途中から色違いの糸にして見たんだけど、茶色と緑色が入ったそれは予想以上にマスキュランな雰囲気で、ちょっとイメージと合わず取り止め。


当初の「グレーを基調にピンク系」の糸で編み続けることにして完成♪


色んな色のボコボコが、散りばめたビーズみたいな感覚で本当に大好き。

背景のグレーに濃淡があるところも気に入ってる。

気温が下がったら、早速これを首に巻いて出掛けようと思う。楽しみ♪



ヴォランティア先では単独で働くことがほとんどなんだけど、昨日は珍しく私の後を引き継ぐシフトの人がいたので、レジや店を閉める手順がなく楽チンだった。

プリーティさんと言う名のインド系アメリカ人で、彼女とは一度だけ過去に面識があったのだけど、昨日は初めて少しだけお喋りする時間があり、互いの事情や背景を話すうち、話題が趣味に広がり。

近いうち、彼女の仕事(プロのテクニカル・ライターなのだそう)が再び忙しくなる前に、私が彼女に折り紙を教えてあげることになり、彼女が私に不要になったインディアン・シルクのサリを素材としてくれることになった。

新しい縁に導かれそうな可能性にちょっと心が弾む感じの楽しさ。



あとは先週、印象に残った言葉の覚え書きとして。

テキスタイル・センター仲間のサンディさんは、マクラメの巨匠みたいな人で、彼女の素晴らしい作品は、カリフォルニア・サンディエゴの美術館をはじめとして、アメリカ国内の美術館で展示されたり、販売されたりしてるらしいから、多分、その世界に於いて名の知れた、実績のある人なんだろうとは認識してるんだけど。

彼女との会話で、他にも色々と趣味の手仕事なんかをするのか?訪ねたら

「そうね、編物なんかも過去に少しやって、だから編んだりする事は出来るのよ。でもね、あれもこれもに手を出して少しずつやっていたら、どの世界でもプロにはなれないと思って。だから、マクラメを始めた際に、これを、これだけに集中して、この世界を極めようって決めたの。」

と話す彼女、実は臨床の心理学者でありドクターでもあるらしいんだけど。


私なんて、まさにそれ、、、色んな事に少しずつ手を出して片っ端から中途半端に自己満足の範囲で楽しんでる手芸家だから、これだけは誰にも負けない、ってのがある訳でもなく、この道で極めるぞ、みたいな貪欲な将来の目標がある訳でもなく、取り敢えず Etsyにも出店して数えるくらいのアイテムを販売してはみたものの、継続するだけの動機がないからそのまま放置状態みたいな感じだし、、、あぁ〜、なんて駄目なの、あたしってば、とちょっとだけ自己嫌悪に陥ったり。

でも真剣には落ち込まないケド、そんな事では。

それでも、まぁ色々と考えさせられてしまう、人生について。

特にこれから先の、先の見えない将来性について、自分自身の。

まぁ多分、このまま名も無い専業主婦の人生で終わるんだろう、とは思いつつ。

それも何だか詰まらない気がして。

何かしらこの世に残せる証となるような作品を生み出したいような欲求。

さて、それがどんなモノなのか謎、ってこと自体が問題なのだけど。

ふぅ〜。

芸術の秋を迎え、秋の夜長に悶々とミッドライフを悩んでしまうわ〜。



2016年10月27日木曜日

編むだけで Sophie Digard 風♪

仲間うちのメーリング・リストで廻って来たEメールの情報で、地元民に愛されて来た手芸店が、30余年のビジネスの後で後継者が見つけられず閉店することを余儀なくされ、今年の12月半ばを以て店仕舞いする予定で、閉店セール絶賛開催中〜♪ってので、一度も足を運んだことの無い店でもあり、閉店してしまった後では当然の事ながら買物することも叶わず、後々、仲間との会話でこの店の話題が出てもお話にもならないので、、、ってので、取り敢えず最後にこの店の歴史を実際にこの目で目撃して体感しておこうと思い、家からは少しだけ遠いのではあるけれど、Googleマップの地図を片手に出掛けて見た。

季節柄、並木道の樹々が紅葉していて綺麗だったし、2つの大きな湖に近い高級住宅街に位置してるって事もあり、素敵な建物や景色を眺めつつ楽しい運転だった。

到着した店は、「え?これが店の表側なの?」と思うくらい地味で目立たない感じの設定ではあるんだけど、店内は奥行きがあって毛糸がいっぱい♪

*Linden Hillsに位置する『Needlework Unlimited』と言う名前の店*


今の段階では全商品が25%オフ。

いずれ徐々に割引率が高くなることを予想し期待しつつ、今回は買物を最小限に抑えておくつもりでも、来月や12月になってからでは商品も品薄になるだろうし、目を付けていて商品が残ってる保証もないから、買い時を計るのは葛藤でもあり。

取り敢えず、特に気に入った毛糸だけを買って帰った。

そして早速、そのうちの2種の糸を組み合わせて試し編みしてみたんだけど。



実は少し前、フランス在住のフランス人で Sophie Digardさんと言う人気のかぎ針編み作家を知って、彼女の独特な作品群に魅了され、感銘を受け、彼女がデザインした作品を高価でも奮発してインターネットで購入しようかどうしようか迷ってた。

とにかく、彼女の作品に近いものを自分なりにアレンジして作って見たい意欲もあり。

彼女の数々の作品群の中には、手編みのスカーフや、ネックレス風の可憐な花のラリエットや、いかにも手作り感いっぱいで素朴な温かみのある人形などなど、どれもこれも溜め息もので、欲しくて、作って見たくなる作品ばかりで。

そんな中で特に気に入ったのは、手編みの手提げバッグ。

*Sophie Digardの作品を販売するサイトよりの画像*


濃い目のグレーを背景に、くすんだ多色のドット柄が魅力。

とにかく、似たようなものを自分なりに試作したくて、シルクのビロード生地を色んな色で少しずつ Etsyで探して買い求めたり、着々と準備中だったんだけど。



それとは全く別の、意図してなかったところで、たまたま買って来た糸を編んでみた風合いが本当に思い掛けず謀らずも私の「大好きバロメーター」の最大限をヒット!


微妙に濃淡のあるグレーのモヘアっぽいイタリア製の毛糸に、グレーを基調に色んなカラフルな糸の塊が不規則に撚り込まれてる毛糸のコンビネーション。

色具合といい、モヘアの柔らかい風合いといい、色の鮮やかさといい、不規則なデコボコ感といい、それらのどれもこれもが本当に私好みで素晴らしく。

心の中で「きゃ〜♡」とか「ひぃ〜♡」とか叫びながら編んでる、おばかさん♪

一体この興奮をどうしたらいいの!?って感じに。

思い付いたのは、やっぱりどうしても「この糸を確保しなければ!」ってこと。

もっともっと色んな作品に使ってみたいし。

インターネットで検索したんだけど、イタリア製のこの糸はドイツの会社が販売しているらしく、ネット購入するのも一苦労、、、な印象だった。

なので手っ取り早く、再び『Needlework Unlimited』へ直行。

全く同じ配色の毛糸が見つからず焦ったものの、棚の後ろの方に押し込まれてた最後の2〜3個を掘り出してほくそ笑みながら大満足で買って来た。

*Schachenmayr Select Tendanceと言う毛糸。
これと一緒に編み込んだ濃淡のあるグレーの毛糸は
Mondial Darling(イタリア製)*



現在、同時進行中でフッキングの手法で制作中のバッグにも、この糸を部分的にかぎ針編みで使って見たら、それもとっても効果的で自己満足的に歓喜。

別の種類の安い毛糸が足りなくなったので中断してるんだけど、そっちの糸は Amazonで昨日、注文したところ。



追記:

その後のネット検索で "Hotyarns"と言うサイトにて、Schachenmayr Select Tendanceが販売されてるの発見!


色の種類がかなり限定されてるのではあるけれど、販売価格が定価の半額だし、米国内であれば送料が一律 $2.99ってのも魅力♪

Needlework Unlimitedでは見掛けなかった色番を少量、試しに注文してみた。





2016年10月26日水曜日

ハロウィン・パーティ後記


向かいの家の楓が綺麗な色に紅葉してる。


今朝はちょっと肌寒い雨の一日。




昨日、火曜日は Textile Centerでの仲間を家に招いて(参加者7名)シンプルなハロウィン・パーティを兼ねた昼食会を楽しんだ。



招待状に「仮装して来るのも可」みたいに書いたから、ホステスである自分が仮装しない訳にも行かないだろう、、、ってので、蜘蛛女のスパンコール・ドレスを着用。

ゲストのうちでは一人だけ、「オンナ・パイレーツ」の仮装で登場してくれた。

頭にスカーフを巻いて、眼帯をして、腰にナイフをぶら下げて。

彼女のそのノリの良さが好き♪


午前中はいつもの(テキスタイル・センターでする)ようにテーブルを囲んでお喋りしながら手仕事をして、お昼の時間になってサンルームに場所を移して、今度は丸テーブルを囲んで座り、この時期ならではの温かいスープとバゲット、美味しいチーズやクラッカー、サラダ(自家製ドレッシングと共に)と、チーズケーキをデザートにハロウィン・クッキーやチョコレートも一緒に、と言ったメニューで。



スープは、地元産の美味しいベーコンを炒め、玉ねぎ、鶏肉を加え、好みの野菜:ズッキーニやニンジン、セロリ、各種マッシュルームなどなども加え、火が通ったらスープストックを入れて沸騰したところに好みのパスタを加えて調理。

炒める時点で塩コショウ、ハーブミックスなどで風味を付け、スープ状の時点でディジョン・マスタードを加え、牛乳で溶いた小麦粉を加えて少しだけクリーム風味にして仕上げるのが特徴のスープで、最後に緑色の野菜:インゲンやブロッコリーなどを追加して、緑色が綺麗なまま終了。
(スープをひとくち口にしたベッキーさんが、「このスープ、味噌が入ってる?」と訊いたのが印象的だった。多分、ディジョン・マスタードの隠し味効果かと思うんだけど。いずれにしろ、彼女とステファニーさんはスープを「おかわり」をしてた♪)

今回はステファニーさんの為に "Gluten Free"のパスタや小麦粉を使った。

簡単なチーズケーキには少量の小麦粉の代わりに、アーモンド粉を使った。

アジア風の、胡麻と醤油を使ったドレッシングも好評だった。




とにかく、この家で集まるのは初めてだったから、ちょっとしたオープンハウスと言った感じに、部屋の隅々まで遠慮なく見て貰えるよう掃除にも気合いが入った。

北米で人を家に招待する際、家中を隈無く案内して披露する習慣があるから。

寝室には普段は使ってないベッドスプレッドを広げてベッドの見栄えを繕ったり。

前の晩、遅くまで料理の下ごしらえをしたり、当日の朝も早くに起きて食器の準備やテーブルの準備なんかをしてたから、翌日の今日はちょっとした燃え尽き症候群って感じに、祭りの後の静けさみたいな空虚な疲れを楽しんでる。




人を家に招くのは、次々とやって来る人々を順に迎え入れ、挨拶を交わし、歓迎の抱擁をして、ってのが何とも "festive"な感じに気分が高揚して大好き。

楽しい時間を共有した後に、再び同様の儀式を逆順に繰り返して、、、来てくれたお礼の言葉と共に抱擁し合い、近い将来の楽しい可能性の口約束をして、互いに手を振りながら別れ、ドアに立って見送る、みたいなパターンで。

こういうのを随分と暫くの間で忘れてたような気がする。

この家で住み始めてから、人を家に招く機会が余り無かったから。
(Davidがポーカー仲間を集めて開催するポーカー・ナイトは全く別ものとして)

準備や片付けにはそれなりの労力を要するけれど、それでも、その分だけ十分に楽しい機会であり、充実した時間であり、貴重な体験だな〜と実感する。

自分自身の社交性については、「?」疑問点も少なからずあるにはあるんだけど。

だから時々、他人と関わることがとても面倒臭く煩わしい事に思える事があって、何だか厄介な自分を持て余すことがあるってのも事実ではあるんだけど。

それでもやっぱり人と関わって得るエネルギーの威力に圧倒されたり、人との会話から得る刺激に触発される影響力の大きさに感激したりってのも捨て難い。

「類は友を呼ぶ」ってのに説得力を感じることが多いこの頃、私も相手にとってのポジティブな刺激を放つ存在でありたいと思う。

気の合う仲間たちの存在にはパワーがあると思うから。


いずれにしろ、とっても楽しい余韻の残る満足感いっぱいのイベントだった。







2016年10月24日月曜日

Halloween Luncheon


明日は Textile Centerの仲間たちを家に招いて
ひと足早くハロウィンを祝う昼食会の予定。

招待のメッセージには
「魔女に会いに来て下さいな♪」
みたいな感じのノリで。

完成した自作で等身大の魔女のお披露目を兼ねて。



最後の仕上げに魔女の為の付けまつ毛をチェック✔️。



安価で人気の『elf』ブランドが大活躍。
(真っ赤な口紅は人間用)

*目の上下に付けまつ毛を付けてお目々をパッチリとした印象に*



指先には黒くて長いプラスチックの付け爪もチェック✔️。





背景のフラワー・アレンジメントもチェック✔️。





背景にオレンジと紫色の電飾もチェック✔️。


カボチャや黒いネズミたちもチェック✔️。



玄関のドアを開けて一歩足を踏み入れたところで魔女がお出迎えの図。

いらっしゃ〜い♪





2016年10月23日日曜日

お化け電飾


ハロウィン当日までいよいよあと一週間。

うちもようやくホンモノのカボチャを一つだけ購入。

玄関ポーチに設置。

さて、本物のカボチャはどれでしょう?みたいな。


多分、今度の週末には中をくり抜いてランタンにするんだろうけど。



あとは『TARGET』にて可愛い電飾を発見♪


お化けのカタチをした電飾の色が次々と順番に替わるの。



赤や紫、緑にも変化するけれど、

やっぱりお化け=幽霊なだけに冷色がしっくりと来る感じ。




2016年10月22日土曜日

図画工作のお時間

今年のハロウィンはテキスタイル・センターの仲間を家に招いて昼食のパーティをする予定なので、デコレーションする楽しみにも少しだけ気合いが入り。

この家に越して来てから始めた窓への「影絵」的な飾り付けも定番となりつつあるんだけど、今シーズン新たに追加したのは「ネズミを料理する魔女」の図。


この用途の為に、Amazonから荷物が届く際の段ボール箱を取って置くんだけど。

箱を広げてカッターで切り取って黒い水性のペイントで塗りつぶす。

至って単純な工程ではあるんだけど、視覚的には割りと効果的だと自画自賛してる。

*窓ガラスに内側からテープで留めてるだけなんだけど
外からの遠目に(テープ)は見えない*


白っぽいブラインドなので、それを全部下ろして背景にすると、黒いシルエットがはっきりと浮き上がったイメージになる。


材料費はほとんど皆無に近いし、それより何より唯一無二のオリジナルってことに意義があり、あとは建物のデザインと調和してるってのがポイント。



2016年10月20日木曜日

Wisconsin あちこち

ミネソタのお隣の州:ウィスコンシンへの小旅行では、たまたま私と同様にストックホルム近くの Maiden Rock/メイデン・ロックと言う名の小さな町に滞在予定のステファニーさん(テキスタイル・センター仲間)からのメールで、彼女と彼女のパートナー:ビルさんが宿泊する予定の Bed+Breakfastがとっても素敵で、空き部屋があるから、そこに合流して泊まるのどう?って誘われたのが、『Maiden Rock Inn』と言う名のB&B。

*とっても雰囲気のある素敵な佇まいの Maiden Rock Inn*


いかにも歴史のありそうなレンガ造りの建物は、元、学校だったんだそうで、現オーナーのカップルが閉校になったビルを買い取り、大規模な改装をして、試行錯誤の後にB&Bを始めたんだそう。

ウェブサイトでは、素敵な内装と、お洒落にデコレーションされた、いかにも心地良さそうな部屋を4つ見ることが出来て、うっとり溜め息もの。

一瞬、私も予約を入れて滞在したい誘惑に駆られたのではあるけれど、どの部屋も2人以上の設定で、だから値段も二人分。

普段から貧乏性の私にとって、今回は自分独りだし、寝てしまえばどんな部屋も一緒だし、愉しみを共有する相手が居ないのでは、せっかく素敵な部屋に滞在する優雅な時間の意義がない気がして、このアイデアは却下。

代わりに大型チェーンで安価なモーテルを選択。

*北米で一般的な典型的で簡素なモーテル*


ここでも2人以上での部屋しか無かったのではあるけれど、チェックインの際、フルサイズのベッドが2つある部屋から、キングサイズのベッドが一つある部屋に変更してくれて、2階の角部屋だったのも何となく良かった。

その後、再びステファニーさんからメールがあって、テキスタイル・センター仲間のディーニーさんの家へランチに寄るけれど一緒に来ない?と誘って貰い、ウィスコンシン州在住で、州に一度、1時間弱の道のりを黄色のビートルを運転してミネアポリスのテキスタイル・センターまで通うディーニーさんの家へ初めてお邪魔した。


広大に広がる prairie/プレイリーの中にポツンとある一軒家が彼女の家。


私にはワイルド過ぎて、とても想像できない住環境に絶句。

手作りランチを堪能した後、私たちは彼女の敷地内を散歩に出掛けた。

川のこちら側が彼女の敷地なんだそう。



普段、テキスタイル・センターのミーティングでは、余り個人的な話に熱中する機会も無いんだけど、こうして少人数で過ごす時間があると、お互いの理解が深まって、より一層、距離が縮まって身近になる感じなのはとても充実して有意義に思える。


再び、30分くらい荒野の中の一本道みたいな古い高速道路を走ってモーテルに帰還すると、今度はステファニーさんから電話が入り。

Maiden Rock Innのオーナー:ジェニファーさんに私の事を話したらしく、「一人で寂しく安いモーテルに泊まってる」私を気の毒がって、明日の朝食に招待して下さる提案だった。

断る理由もないので即座に快諾。

金曜日の朝、早めにチェックアウトを済ませ、Maiden Rock Innへ向かった。

玄関でステファニーさんが迎えてくれて、オープン・キッチンで忙しそうに朝食の献立を調理しているジェニファーさんに紹介してくれた。

前の晩、宿泊客はステファニーさんとビルさんのカップル一組だけだったそうで、だからより一層、静かにアットホームな雰囲気の中、朝食はダイニングルームのテーブルを囲み、まるでディナーみたいに豪華なご馳走。

料理はいつも、地元産でオーガニックな食材にこだわって作られるんだそう。

オーナーご夫婦も一緒に腰掛けて、5人での和やかで温かな朝食。

私自身、以前、モントリオール郊外の家では、時折、日本からのゲストを短期のホームステイとして受け入れていた時期もあり、あとは多趣味なご夫婦の話題が豊富だったり、ジェニファーさんが元々、絵画をする芸術家で編物をはじめとした手芸も楽しまれると言うので、楽しいお喋りが尽きなかった。

朝食の後、ビルさんは自転車を乗りに出掛け、ステファニーさんと私はストックホルムへ、他のテキスタイル・センター仲間たちとの集合場所に向かった。





2016年10月19日水曜日

Wisconsinへ小旅行

おやおや、ブログの更新が滞ってますが?

と言うのも、ちょっと思い立って小旅行に出掛けてたから。

所謂、「ひとり旅」というやつ。

単独での「ロードトリップ」でもあり、「プチ家出」でもあり。

ほんの2泊3日での旅ではあったけれど、主婦が家を留守にすると大変。

家事全般が滞っていた様子で、それを象徴するように Davidの箪笥の引き出しはがら〜んと空っぽに近く、靴下が残り1足、寂しそうにポツンと入ってたし。

ウォークイン・クローゼットにはアイロンの掛かったシャツも、ほんの1〜2枚しかぶら下がってなかった。

でもまぁ、かろうじてセーフ♪ってとこで帰宅できたのは良かった。

食事は、私が失踪(!)する直前にカナダのサンクスギビングがあったお陰で、七面鳥の丸焼きが冷蔵庫に残ってたから、Davidと子供たちは毎晩それを少しずつ電子レンジで温めて食べていたらしく、そういう意味では毎晩「ターキー・ディナー」のご馳走?みたいな。


いずれにしろ今回の旅は、本当に色んな事がタイミング良く折り重なるような感じで、まるで初めからそうなるように準備されてたみたいに、私の意思に関係なく、目には見えない不思議な力によってお膳立てされてるかのような気さえする、楽しい冒険旅行となった。


そもそも先週の金曜日は、テキスタイル・センター仲間で作家のメアリーさんの、ウィスコンシン州の小さな町ストックホルムにある別宅に、紅葉を見ながら昼食がてら集まろうって事になっていて、ここから距離にして100km弱、高速道路を車で走って1時間ちょっと程度の遠出をする計画ではあったんだけど。

思い付きで一足早く水曜日にレンタカーを借りて、ストックホルム近くの安いモーテルに2晩連泊(水曜と木曜)の予約を入れた。

乗り馴れない車を運転して、広大で殺風景な田園風景の中に延々と続く高速道路をひた走るのは少しだけ心細いような、ワクワクするような、色んな感情が微妙に入り交じった感じで。

夕暮れが終わる頃でのドライヴは、バックミラーの中に宵闇が後ろからどんどんと追い掛けて来るみたいな感覚で、暗闇に捕まらないよう焦りつつ、まるで逃げるみたいにアクセルを踏み続けてた。

夜間に単独で、しかも高速道路の長距離運転は好きじゃないし、見知らぬ町のモーテルに宿泊するのも少しだけ不安で、だから出来るだけ早い時間に到着してチェックインを済ませたかった、と言うのもあり。


詳細について書き始めるとキリが無いので割愛。

まぁ色々と人生の勉強になったし、命の洗濯にもなった貴重で想い出深い旅の体験。

*Stockholm Wisconsin周辺の紅葉風景*



総じて今年の紅葉は去年に比べると物足りないって感じの印象。



*うちの前の通りの紅葉風景*



余談のエピソードとして。

木曜の晩には、ウィスコンシン州の小さな町で滞在中のモーテルから一人、夕食に出掛けたんだけど、友人から勧められたメキシコ料理の店を試してみた。

店に入ると直ぐテーブルに案内してくれて、「おひとりさま」なのは明白ながら、私自身「一人でーす」と伝えたのにも拘わらず。

席についた後に別のウェイトレスさんが、お水の入ったグラスを4つ、メニューを4つ、カトラリーのセットを4つ持って来てテーブルの上に置いて行った。

単純な誤解と手違いなんだろうけど。

でも、、、でも、、、何となく、私が4人のグループに見えたのかも?なんて。

ひょっとして、ひょっとすると、私の他に3人いたのかも?

つまり、ほとんど目視できるくらいの強さの存在感のある3人の守護霊みたいな。

だって、旅の間ずっと一人でも全然怖くなかったし、誰かに守られてるような、応援されてるような気配がいつも身近に漂ってたような気さえするから。

私のテーブルを遠巻きに見ながら、複数のウェイトレスさん達が腑に落ちない、と言った感じに首をかしげてるのが見えたのも印象に残ったし。

まさかね〜とは思いつつ、半信半疑に何となく未知なものを想像するのもポジティブな方向ならば悪くないんじゃない?なんて思う。

特にハロウィンももう直ぐだし、ね♪




2016年10月10日月曜日

黒いカボチャ

先週の火曜日にはインフルエンザの予防接種をして貰い。

金曜日には総合病院にて、年に一度の "mammogram/マモグラム"を受けて来た。

初めて行く大きな総合病院だったから勝手が解らず迷っても困るので、地図で場所を確認したり、ウェブサイトで駐車場アクセスの確認をして手抜かりなく。

予約の時間よりも20分くらい早くに到着したんだけど、待ち時間無しに全てのプロセスが手際良く15分程度で終了してしまい、何だか呆気にとられてしまった。

病院での検査の時って、意味もなく緊張して気合いも入って出掛けてるから。

自分の本来の予約時間にはもう完了してしまうってのが拍子抜け過ぎて。

あら。。。もう、いいの?みたいに。

さすがにアメリカは医療も「ビジネス」だから、技術が高水準なのは勿論、サービスやコミュニケーションも本当に至れり尽くせりな印象で。

勿論、高額で支払ってる医療保険に加入していれば、って限定なのだけど。

カナダや日本のように、税金を納める全ての人が加入して診療を受けることが出来る国民健康保険みたいな制度がない国(オバマ・ケア以前)なので。

とにかく、マモグラムも最新のは「3D」なんだそうで、以前よりも更に立体的な映像で確認することが出来るらしい。

検査の結果も24時間以内にメールが来てウェブサイトの自分のアカウントにアクセスすると、記述された検査報告の内容を読むことができ、同時に掛かり付けの家庭医へも同じものが送信済みなんだそうで。

カナダ(ケベック州)と比べても、かなりスムーズな気がする。

いずれにしろ、「問題なし」の結果報告にひと安心。

とは言え、日頃から自分でも食生活や生活習慣に気を付け、あとは頻繁に自分の手で触れて変化を見逃さないよう努力を怠らないことも奨励されたんだけど。

生身の体を持っている以上、眼には見えない規模での細胞分裂が絶え間なく繰り返されている訳で、ミトコンドリアだとか栄養素だとか血液やインシュリンとかが、それぞれに機能したり取り込まれたり分泌されたりしながら、そういう意味では自分の一部分は常に死んだり新たに組成されて生まれたりを繰り返しながら維持され生かされていると思うと、やっぱり人間の体は神秘の世界そのもので、こうして今、この世に生きて生活していることが奇跡に思える。

そして奇跡的に、この世で生かされているのでせっせと手仕事にも精を出し。

いかにもハロウィン、あたかもハロウィンの為に撚られた毛糸は黒とオレンジ色の混紡で、そして所々に "bumps"(不揃いのデコボコ)にあるのが特徴。

それを使ってカボチャを編んだ。


ハロウィンに向け、カボチャはまだまだ増殖中〜。

昨日の朝は庭に霜が降りてるのを今シーズン初めて目撃した。

*ヴォランティア先の庭でひと際綺麗だった楓の木*


Erikaと外出の際、帰りにハロウィンの専門店『Spirit Halloween』に寄り道。

季節限定で出店するんだけど、豊富な品揃えで怖いディスプレイも満載。

今年ならではの仮装は何と言ってもヒラリーとドナルドで、どちらも怖い。





2016年10月6日木曜日

Sugar Skull Planters

何だか10月のブログは自然とハロウィン特集みたいになっちゃうけど。

毎回毎回ハロウィン関連の話題や見つけものばかりで。

どんだけハロウィン好きなんっ!?って。

火曜日の恒例になってる午後の食材の買出しに寄った『Trader Joe's』にて、植木のコーナーに並べられた "Day of the Dead"の Sugar Skull風プランターを発見っ!


去年のハロウィンは私のメイクもシュガー・スカルだったんだけど、だから同系。

親近感もあって?特に気に入った黒とオレンジのを購入。

緑色のもあったけど、配色が単調だったから買わず。

*店頭に並んだ3種類のシュガー・スカル・プランター*
(因にお値段一つ:$4.99也)


やっぱりシュガー・スカルの魅力は多色使いのカラフルでハッピーなデザイン。


そしてそして、トレジョのオリジナル商品はいつも画期的で季節感に溢れ、思わず試してみたくなってしまう食品類が目白押しなのだけど、今の時期はもう本当に沢山の「アップル・スパイス」「アップル・シナモン」或は、「パンプキン・スパイス」の風味が溢れていて、飲み物からシリアルから焼き菓子に紅茶、色んなものが林檎かカボチャ味って勢いに圧倒される。

ふゅ〜、凄いな。。。

なんて感心してたら、更にビックリ。

え”、、、犬のクッキーまで「パンプキン」風味だって。


果たしてワンコたちに味の違いが分かるのかどうか。。。謎。

買わなかったけど、でも良く見るとパッケージのデザインも結構かわいい♪