2013年7月7日日曜日

ツアー最終日の京都

(四月の旅行の回想録つづき)


パッケージツアーの終盤は京都での三泊で終了。

宿泊の全日空ホテルの庭のお稲荷さんが
義妹の愛犬 Kevaに妙に似ていて。

何だかとっても凛々しい顔。


ホテルの敷地内に造られた庭園が見事で
しっかり竹薮まであっていい雰囲気。


なるほど1階のカフェに座れば
ガラス越しに和風庭園の風情を楽しみつつ
珈琲が味わえると言う訳ね。


悠々と泳ぐ鯉の池に落ちる滝の水の音も
綺麗に植え込まれて咲いているツツジの花たちも
ライトアップされた日本もみじや
石の灯籠も
バランス良く配されて調和の取れた空間。


「こんにちは」と顔を出すタケノコに
興味深くしげしげと見入る義母。
(多分、生えてる図を見たのは初めて)


そんな訳で早速、
いたく気に入った素敵な庭園を見えるカフェに入り
目の前を落ちる滝の風景を眺めながら
カプチーノを頂きました。


淡い桃色をした着物姿のウェイトレスさんが
静々と慎ましやかに運んでくれた。

北米でカプチーノが5杯くらい飲めそうなお値段で。


部屋に戻る途中、ホテル内を散策。

結婚式の披露宴が行われることも多いんだろうな
なんて思いながら、
婚礼の貸衣装の展示をしみじみと眺める義母と私。


「ねぇ、ひょっとして、こういうのも着たかったんじゃないの?」
なんて訊かれ、肩をすくめる私。

まぁ正直、今になって見ると和装も記念になったかも?

写真撮影用に着て見るのも良かったかも?
なんては思ってもみたりするのは事実。


あとは何気ない階段周りのこんなデコレーションも素敵。



そして最終日の晩にはお別れ会の夕食をホテルにて。


ツアーガイドの Mokoさんが唄を1曲披露してくれたり。

ツアーメンバーは記念に写真を撮ったり。

縁あって、同じ時期に日本を観光する目的で
世界各国から集まった37人のツアーメンバーたち。

元気に笑顔で仲良く?
ツアーを滞り無く終了出来た満足感に浸りつつ。

*金沢の兼六園にての記念撮影*


翌日、ホテルでの朝食を最後に
ツアーメンバーの皆さんは次なる場所を目指して、
広島、沖縄、韓国、香港、または帰国の途に。

そして義母と私の二人は、
日本での観光を継続すべく新幹線に乗って東京へ。


(回想録はまだまだ続く、かな)



4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...


改めて素敵な旅でしたね~~。

 旅で知り合う人達って妙な連帯感が生まれて楽しいですよね。


 他人じゃなくなる瞬間があり不思議ですよね^^


 カプチーノ5杯飲める値段には笑って そうそう と頷いたりして。

 私も旅先のホテルで庭を見ながらお茶が楽しみだったりしますがロケーション料なのかファミレスならデザート付きランチ+ぐらいの金額ですよね~~。


 芸術観賞しながらのお茶代なのだな うむ。と1人納得しお茶してます。


 しかしお庭本当手入れが行き届き素敵ですね♪


 皆さんでの記念写真が見事な桜と一緒で良い思い出ですね。



 Mutsuko


まゆみ さんのコメント...

素敵なお庭ですね~♪かなりお高いカプチーノでも、こんな中庭(?)を眺めながらなら惜しくないかも(笑)

ツアーメンバーの皆さんともすっかり意気投合した様子ですし、その後も交信がある方も中にはいるんでしょうね。

文金高島田の衣装を見てご主人のお母様が、
「こんなの着たかったんじゃないの?」って声かけられたシーン、なんかいいなって思いました。日本に来て改めてまゆみさんの故郷の文化や伝統を感じ、ふと口をついて出たんじゃないでしょうかね。

まだまだ続く回想録を楽しみにしていますね♪

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

ありがとうございます。

本当に「旅は道連れ世は情け」とか、「袖擦り合うも他生の縁」とか、言いますもんね。
やっぱり何かしらのご縁みたいなものは感じたりして。

たまたまツアー中にお誕生日を迎えた女性がいらして、バスの中でご主人が先頭を切って、全員が揃ってハッピーバースデーを合唱したり。(笑

ちょっと「世界は一家、人類は皆兄弟」な世界でした。(笑

本当に特別な機会じゃないと、なかなか自腹を切ってまで飲みたいと思う珈琲のお値段じゃないのは、自分がやっぱりケチで貧乏性だからなんだろうなぁ〜、チッ、なんて思いつつ。(笑

付加価値代ってお高いですよね〜。

いつか和風庭園が欲しい夢が強くなりましたっ。

写真はいつの時代でも記念に残る一番のお土産ですよねー。
時々眺めては想い出に浸れそうです。


Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

本当に手の行き届いた庭ってのは清々しいほどに気持ちの良いものだなぁ〜って感心しました。
自分のところの庭は、なかなかそこまで行き届きませんのでね。(笑

そういった付加価値に対する対価ってのは目に見えない部分で結構あったりしますよね。

気が合って結構盛り上がって別れたメンバーたち数人ですが、でも帰国してしまうとやっぱり熱は冷めてしまうようで。
意外と音信不通だったりして。(笑
ま、ちょっと寂しいような気もしますが、それはそれで良いような気もしてます。

そうそう「文金高島田」と言うのですよね!?
思い付きませんでした。(笑
民族衣装的な婚礼装束ってのも意義がありますよね。

まぁ義母にとっては最初で最後の日本ですし、カナダとはまるで違う文化圏ですからそれなりにカルチャーショックはあったんじゃないかな?なんて思ってます。

ありがとうございます♪