ラベル Books の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Books の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年9月20日金曜日

思いがけずのプロジェクトに熱中

今週は夏日が復活。

日本への帰省が、サマーセールの時期に当たり大喜びで買い集めて来た夏服たちを、着る機会が無いままに秋を迎えてしまうのかと、残念に思ってたけれど要らぬ心配だった模様。

いかにも和風の生地で作られた服や、北米では売ってないような模様の安価なトップスを着て出掛ける度、多くの人達から褒められて悪く無い気分♪

贔屓にしているベーカリーで顔馴染みの店員さんは、私よりも若くてブロンドの髪と、はっきりとした目鼻立ちがとっても印象的な美人さんなのだけど、店に行き始めて直ぐの頃、私が指に複数しているシルバーの指輪を褒めてくれた。

先週は、私の服だけでなく着こなし全部を丸ごとべた褒めしてくれて、私の一日を良い気分にしてくれた。

最近の日本ではどうか?分らないけれど、北米では本当に気軽に人を褒め合う。

勿論、私自身もしょっちゅう色んな場面で色んな人々を褒めるのがすっかり身に付いてるけど、流石に。

申し訳ないと思うのは、人の顔は覚えても、名前がなかなか覚えられないって事。

特にヴォランティア先で短い会話を交わすフィリピン系の女性たちの名前。

私の名前はタガログ語での良い意味があるらしく、彼女たちが皆、私の名前を即座に覚えてくれて、親しみを込めて呼んでくれるんだけど、彼女たちの名前は割と個性的で、欧米で一般的な名前とも違ってる。

まぁ月に2回しか行かないから、って言い訳もあるけど。


Erikaがカナダへ引っ越してしまったのを機に、新しい気分の9月でもあるし、自分の気持ちの上でも生活の変化の節目を記念する意図で、家の中の片付けを始めた。

少し前、Netflixのシリーズで見た Marie Kondoの番組『Tidying up』を思い出しながら、そのメソッドは意識してるんだけど、でも断捨離はやっぱり難しい。

執着心、、、に囚われ過ぎてるから、ね。

自分でも解ってはいるんだけど。

モノに対する執着心とか執念とか?を解きほぐさないと。

懐かしい想い出の詰まったモノを記念に残して置きたい欲望は強い。

それでもエイッ!と気合いを入れて処分すると、それはそれで、まるで贅肉を落として身軽になったような錯覚の快感があったりするのも事実。

飽くまでも錯覚ではあるんだけど、不要な贅肉を落として身軽になったら、頭の中もスッキリして脳の機能がシャープになる気さえするから面白い。

自分にとっての不要なものと必要なものの見分けが出来るって事はつまり、明確な意識で判断力が冴えてる、って証拠だから、かな。

北米で断捨離する際の救いは、不用品を「処分」するとは言え、ゴミとして出してしまう訳では無く、"Goodwill"などに持参+寄附して、そこで店頭販売され、必要とする人達がいれば再利用して貰える可能性がある点。

自分にとって不用でも、誰かの役に立つ二度目のチャンスがあるかも知れないと思うと、手放す罪悪感から救われる。

9月いっぱいを目処に、家の中をかなりスッキリと、整理整頓を目指したい。


暑さが戻ったとは言え、9月も後半なので、文字通り "Fall"(秋)で樹々が少しずつ、その葉を落としつつあって、季節の変わり目を目の当たりにしてる。

カナダやミネソタの湿度の低い夏が大好きなので、身軽に自由で開放的な季節が去ってしまうのは哀しい。

秋は秋で素敵な季節だけど、何よりも短か過ぎるから、これまた哀しい。

でも気温が下がった途端、紅茶を欲するし、凄く美味しく感じるから、色んな種類を揃えて気分で選んで淹れる楽しみがあるってのは嬉しい。

定番、「秋の夜長」に読む本も日本で仕入れて来た。

私にとっての新しい日本語本との出逢いは、たまたまヴィザの関係で飛行機に乗せて貰えず、実家に逆戻りし意気消沈の日々のさなか。

母が点けていたテレビの前を横切ったら『徹子の部屋』をやっていて、あら〜♪徹子さん懐かしい〜!「ゲストは誰かしら?」なんて足を止めて見た際。

会話の内容がとーっても興味深く、思わず聴き入ってしまった黒川伊保子女史。

そもそも日本人にとっての外国語だとか、他言語を習得する学習だとか、多言語を扱う人々の文化的な背景だとか、そういう人々の頭の中がどうなってるのか?みたいな事にヒジョーに興味があるんだけど。

彼女が話す、言葉と音感と脳の関係、みたいな内容の事について興味津々、本を読んでみたい強い欲求が湧いたのが始まり。

地元の大型書店で手始めに単行本を2冊購入。

読み始めたら更に興味が湧いたのでアマゾンで複数冊を注文。

日本の単行本って、コンパクトで安価で紙質と印刷が素晴らしく高品質で、本当に感心+感動してしまうくらいの優れモノ。

読み足りなくて、アメリカに帰ってから、日本のアマゾンで更に追加の1冊をポチッと注文してしまったくらい。

航空便だし、勿論、送料は掛かるけれど、誰の手を煩わせる事なく日本から速攻、送って貰えるだけで本当に便利で有難いと思う。


Textile Centerでの手作業のグループに復活して直ぐに、織物のギルド主催で小規模のガレージセールがあり、毛糸はもう既に沢山あり過ぎるほど持っているので要らないと思いながらも、仲間があれこれ私の好きそうな?糸を見つける度、私に手渡してくれて、面白そうな素材感の糸だったりするものだから、つい買ってしまう、と言うオチ。

まるで絵の具みたいに、自分が未だ持ってない色の糸を見ると、その可能性を連想して、欲しくなってしまう。

その糸独自の色合いや素材感で、どんな触発されるか?可能性は計り知れない。


もの凄く安い値段が付けられてた、この黄色い糸を買った理由は、、、。

色合いがサフラン色で、縮れ具合の感じがご飯、しかも少しだけ撚り混じりに入ったみかん色がニンジンを連想させて、これはもう、炊き込みのサフランライスを作るしかないンじゃない!?と思ったから。

どうせサフランライスを作るのならば、具材を乗せてパエリアにしちゃえ!

ってので、手持ちの糸と編み具合を駆使。

手長海老、ムール貝、レモン、海老、タコ、イカ、ピーマン(緑と赤)を次々、夢中で作り。


アクセントにどうしてもグリーンピースを乗せたくて、グリーンピースに見える色合いとサイズのガラスのビーズを探し求めた。

Etsyだと、写真そのものや画面によって色合いが違うし、何しろ実際の大きさの感覚が掴み難い、、、直径9ミリとか言われても、う〜んって感じでピンと来ないし、何より、注文してから3〜4日程度は待たなくてはならない。

気長に待てない私は、「グリーンピースそっくりに見えるガラスのビーズ」を探しに、即座に地元の大型手芸店巡り。

実際、本来のパエリアにグリーンピースが入ってるかどうか?知らないけど。

私のパエリアにはどうしても必要な気がした。


無事に完成し、満足、自己完結。

作ったけど、これをどうするつもり?ってのはまるで無い。

帽子とかに作り上げて被って人気者になってる人が既にオーストラリアにいる("Chiliphilly"と言う名の男性でインスタ人気)ので、二番煎じ。

私が作るものって、ほんっと何の役にも立たないモノばっかりなのよねぇ〜。



2018年1月7日日曜日

2018年は戌年だワン♪

Happy New Year!

戌年の2018年が無事に明けました。

年末10日間のクリスマス休暇を家でのんびり過ごした Davidが、年明け早々に2日から「もう?」って感じに仕事始めだったりするのを見ると、やっぱり焦点はお正月よりもクリスマスなんだなぁ〜なんて改めて実感。

日本人の私としての感覚だと、お正月の3日間くらいはしっかり休んで、仕事に戻るのは4日目からってな認識があるから。

身内も古くからの友達も居ない米国ミネソタ州で迎える年末年始は特にこれと言った大袈裟なイベントもなく、まぁ普段通り、家族水入らずってやつで、ぬくぬくと心地良い家に籠って各々好きな事をして。

近所で仲良くしてる友人と合流でクリスマスの晩餐を祝うと言う選択肢もあったのではあるけれど、もうかなり長いことそういった集まりをしてないので、家に人を招いて接待する行為が億劫になってしまったのは残念な現実。

特別なテーブルセッティングや食器やカトラリーの出番が無い。

加齢と共に柔軟性を失いつつあるのは体力的な事だけでなく、精神面でも、そして社交性も、何もかもが下降/減退してるって感じは否めない。

それでも自分的には幸福感いっぱいで、内面的に充実してるし、この年になってようやく本当の自分を確立しつつあると言うか、自己世界の実現と言うか、ありのままの自分らしく生きることに近づきつつあるという感覚もあり。

なので特に社交的にしていなくても孤独感や閉塞感を抱くこともなく。

人間としてワインやチーズのように成熟してるのかどうか。

とにかく外に向かってのエネルギーを消耗するのではなく、自身の内面を掘り下げるような、そんな傾向。

手芸家から芸術家への道を切り開いて行けたらいいなと思う。

まずは Stillwater/スティルウォーターの公共図書館内のギャラリーにて、ラグ・フッキングのコミュニティでの展覧会があり、"Flora and Fauna(花と動物)"のテーマに沿って花と動物のデザインの作品で3点を1月から2月の末に掛けて出展。







ミネアポリスのテキスタイル・センターの会員展では、1月から3月に掛けて全館がギャラリーとなり、私は Mixed Mediaの作品で針金と繊維の彫刻を出展中。




そして春先にはウィスコンシン州のキルト・センターにて、プリンスのキルト展が開催される予定で、私の作品も貸与済み。


ブログで既に何度もアップしてる作品ばかりなのではあるけれど。


年末に嬉しかった事の一つとして、大好きな飲茶の店を見つけたこと。

昔、若い頃に少しだけ滞在したサンフランシスコで初めての飲茶に出逢って以来、大好きで、日本では新宿駅近くの本格的な飲茶レストランに何度か通ったし、中華街のあるモントリオールでも気に入りの店が幾つかあって、時々、楽しんでた。

ミネソタに引っ越して来て以来、何度か検索して探した記憶はあるものの、実際に見つけたり行ったりする事なく何年も経過してしまって、すっかりとその存在を、食べたい欲求と共に忘れてしまっていた事に自分でも驚き。

年末に思い出して、Davidが探し出してくれた店へ家族4人で週末のブランチに出掛けて来たのは、本当に懐かしい気がした。

キッチンからワゴンに乗せられて次々と湯気を立てた料理が運ばれて来る光景には、いつもながら食欲を掻き立てられて興奮する。

*大根餅や春巻きや焼売や粽などなど、どれも美味しかった*

*食べ切れなかった分は箱に入れて貰って持ち帰り*

飲茶のレストランにはあんパンや、カスタードクリームの詰まったメロンパン風のおいしい甘いパンも豊富に売られていて、それらも買って持ち帰り♪

あんパンのあんこは「月餅」のあんこに似た中華風の味。

店の名前は『Pagoda/パゴダ』で、ディンキータウンに近い 4th St.と15th Ave.。


年末に食材の買出しに出掛けた『United Noodles/ユナイテッド・ヌードルズ』と言うアジア系の食材店では、一角に設けられたレストランにて本格的なラーメンも食べられて嬉しかった。

*こってりとした味のスープに分厚い焼豚と半熟卵
そして何故か丼のへりに貼り付けられた小さな海苔が特徴*



そしてそして、年越しの晩には文字通り「独り蕎麦」を一人で食べたのだけど、私以外の家族は誰もたべたがらないので、嬉しいことに『Trader Joe's』の冷凍食材のコーナーには和風の「海老の天麩羅」と「かき揚げ」風のものが売られていて、これらをオーブンで焼き、蕎麦のトッピングにしたら豪華な「天麩羅蕎麦」になった。


あとはお餅(「サトウ」の切り餅)を焼いて、翌日には「お雑煮風の蕎麦」だか「力蕎麦」だか、美味しければ何でもいいわ♪みたいなものも食べてお正月を祝った。

何も予定の無かった元日には、そもそも家でゆっくりと静かにのんびり過ごす予定ではいたけれど、予想外だったのは、Erikaに紹介されたテレビシリーズの番組を NETFLIXで観ることになり、彼女と二人、地下のカウチで電気毛布に包まりコタツ気分で第一話を観始めたら、面白さにすっかりハマってしまい。

『Thirteen Reasons Why』と言うドラマを13話完結で全部観てしまった。。。

つまり13時間近くで、途中のトイレ休憩のみ、昼食も夕食も作らず食べず。

何と言う一年の幕開けかしら。。。とは自分でも思いつつ。

元々このドラマは同じタイトルの『13 Reasons Why』と言うティーン向けの小説本で、Erikaが高校生の時に読んだ話が実写版としてドラマ化され、全13話の1時間番組として連続放送されたもの。

内容としては十代の高校生たちのリアルな人間模様が描かれていて、お酒やドラッグ、レイプや自殺と言った重く深刻な題材だったりするんだけど、ドラマではキャスティングが素晴らしく、説得力があってスリリングで引き込まれてしまった。

普段はまるで観ないテレビだけど、冬場はホットカーペットや電気毛布があるし、あったかい飲み物を片手にカウチポテトするのも悪くないかも。

寒波で外気温が−26℃とかの朝だったりする日には出掛ける意欲も失せるから。


ニードル・フェルティングでお人形(半身)を3つ作った。

インスタにアップしたけれど。

*ロンドン・パンク風*


*マリー・アントワネット風*


*日本人形風*

かんざしとして使った「竹籤の先に紅い玉のスティック」は、実はテキスタイル・センター仲間と昼食に出掛けるビアホールのレストランでサンドウィッチを注文すると、それに刺さって付いて来るんだけど、ひと目見た時に「かんざしっ!」と思い、いつか作品の中で使って見たいと思ってたので、ようやく実現して満足。


引き続き、あれやこれやと作ってみたいデザインが頭の中に目白押しで、Etsyを徘徊して素材もあれこれ収集してるし、季節のイベントもヴァレンタインズ・デーやイースターがやって来るし、試行錯誤の作品作りに黙々と延々と没頭する予定。

世界が平和で人々がハッピーであるよう願いつつ、身近なところでは皆が健康で幸せに暮らせますように。


2017年10月2日月曜日

黒猫マグ+絵本+手作り布ビーズのネックレス

2週間前くらいに Davidが咳をし始めて、ほんの翌日には私もゴホゴホっとなった。

何しろ同じ家に暮らして寝室も一緒だから、文字通り「寝食を共にする」関係の夫婦にとって風邪の菌を移さない対策は難しいかと思うんだけど。

取り敢えず Kaitoも Erikaも咳をしてないのは、やっぱり若さ故の抵抗力なのか。。。

とにかく今季の風邪?の咳はしつこいみたいで、長期で咳が続いたり、咳のし過ぎで肋骨にヒビが入ったらしい人の話を聞いたり。

咳き込んで苦しくて眠れない夜が2〜3日あったけれど、今は回復に向かってる。

眠れない、、、と言う苦労には無縁の日頃なので、改めてその辛さを再認識。

何と言っても健康が一番!

そして当たり前の日々が何と有り難く幸せなことかをも改めて実感。

季節の変わり目は体調管理にも留意しないと、ね。

寝具を秋冬用にしたり、ワードローブも同様に入れ替えたり、何かと忙しい。

勿論、ハロウィンの飾り付けは外せない、大切で大いに盛り上がるイベントだし。

まずは手始めに朝の珈琲を愉しむマグを変えてみた。

何しろマグカップのコレクションがあるので、季節やテーマや気分に合わせて選ぶのに苦労は無いのだけど、日々の手軽さから毎日、同じのを使ってしまう傾向を反省。

いや、反省する程のことでもないのだけど。。。でも、平凡で代わり映えのない毎日の暮らしの中では、ちょっとした変化を楽しむのも生活のエッセンスとして必要だったりするんじゃないかな、なんて思う。

でもって、数あるハロウィン・デザインのマグの中から選んだのがコレ。


前だけでなく、後ろから見たデザインもカワイイ。。。


使ってみて、でも何となく実用的でない現実に直面。

猫がおデコに当たるんですが。。。珈琲を飲み切る際に。だはっ。

まぁそんな事もご愛嬌、、、♪


そしてラグフッキング仲間のジェインさん宅に皆で集まった際に彼女の家で見掛けた本が気に入って、秋の本を2冊購入。


*手書きのスタイルとイラストが優しい雰囲気のシリーズ本*


*ピーターラビットに似て繊細なイラストの絵本シリーズ*


例え幾つになっても絵本の世界には惹かれるものがある。


そして最近の作業日誌として。

ラグフッキングに用いる手染めされたウール生地や、面白い模様のあるものを選んでビーズを幾つも作り。


デザインによってメタルやセラミック素材のビーズと組み合わせてネックレス作り。


いかにも手作り風の素朴な風合いのネックレスで、取り敢えず8個を仕上げ。








2017年5月31日水曜日

きんぎょ金魚キンギョ


アイテムとしての金魚が大好きなのは、
やっぱり日本人ならではなのかどうか。

特に夏が近づく頃になると
思い出したかのように気になる存在感で。


Etsyで購入した金魚が届き
嬉しかったので、
これまた最近買ったばかりの陶製の器に入れて見た。



そして金魚を使ったミニ額の作品。


ミニアートのサイズは 5" x 7"。


キャンバスの縁をペイントして仕上げようかと思い、
久し振りに画材店に出掛けた。

Mixed media用の絵の具が人気の様子で
レジンとかパステルとかメタリックとか、
面白そうな効果に仕上がる絵の具の新製品が豊富にあり
楽しくなってしまった。

最近は Fiberartばかりで絵を描いてないけれど、
久し振りに何かしら表現してみたいような欲求が沸々と。

試しに幾つかの種類で綺麗な色を買って来た。


そして、絵の具にはまるで関係ないんだけど、
画材店に何故かこんなモノも売られていて。


やっぱりコレは買ってしまうでしょ〜〜〜ぅ。


だって、
その名もずばり "Goldfish in a Bag"(←まんま)な石鹸。

まるで夏の縁日の金魚すくいで貰って来ました♪みたいな。

フツーのグリセリン石鹸にしては高価だったけど。

中に入って固められたプラスチックの金魚が
ホンモノみたいに見える雰囲気で。

郷愁のツボにぐっと来た、、、って感じ!?

家に帰って Erikaに見せたら意外にも
「コレは買っちゃうよねぇ〜♪」
と賛同された。

そ、そ、やっぱり、そうよね。
と改めて納得。


そして昨日、Textile Centerの図書館では
図書館員のナンシーさんから
「ちょっと手伝って欲しいんだけど」
と呼ばれ、
何か持ち運ぶお手伝いかと思って行って見たら
そこには日本で出版された日本語の手芸本が積まれていて驚き。


何の事はない、ちょっとした翻訳の手伝いだった。

さすがに日本語だけの表紙では題名や内容が謎だったらしく、
まぁ写真から想像が付くのではあるけれど。

「ふわふわぬいぐるみ」とか
せっかく可愛らしく形容されたものを中心に
簡単な英語で解説して来た。


「ちりめんの端切れで作る小物」の本とかもあり、
ちょっとだけニュアンスは違うけれど、
「端切れ」が最近、英語圏では "Boro"の通称で浸透しつつある。

多分、古い和布のハンパ生地を指していて、
北米のキルト作家たちが好んで使う背景もあるのかと思う。


席に戻ると、テキスタイル仲間が私に雑誌を見せてくれて、
とっても興味深かったんだけど、
それはドイツで出版されたドイツ語の雑誌だった、ってオチで。

素晴らしくインターナショナルな時代に生きられて幸せ♪


2017年3月29日水曜日

自分の為の絵本

Amazonが色々と私の好きそうな商品を提案してくれて、大抵の場合はほとんど気に留めることもなく「はぁ、そうですか、要りません」って感じなんだけど。

紹介された絵本はつい気になってしまった。

何かと綺麗なイラストにインパクトのある絵本には心が揺れてしまう。

おススメされた絵本はクリムト画伯に関連するお話。

折しもクリムトに関連する作品を制作中であるし、そもそもクリムトの作品には大好きなものが多いので、ひょっとして作業の参考資料にもなり得るかも知れないし、仮に参考にならなかったとしても自分にとっての宝物的な絵本のコレクションに追加したい欲求に駆られて2冊を購入。

とっても迫力のある色彩が綺麗なイラストの一冊は、ギリシャ神話にありそうな話のあらすじがクリムトの作品にピッタリ合って説得力がある本。



別の一冊は、少しコミカルな画風のイラストで、話の内容としては夏目漱石の「吾輩は猫である」を連想させる、クリムトの愛猫の目線での、飼い主:クリムトのアトリエ周辺や日常を案内してくれるという設定の本。



昔は絵本と言うと「子供の為の読み物」って意識があったけれど、自分の子供たちの為に絵本を買うこともなくなってしまった今、綺麗な絵本を自分の為に買う機会が増えてるのは何だか自分にとっては新しく、面白いなと思う。

真剣に読みたいと思ってリクエストした本は、Davidが地元の図書館から "eBook"として借り出してくれたから、それを携帯電話で読んでみようかと思ってるところ。

それは建築界の巨匠:ルイス・カーンの生涯を綴った新刊なんだけど。
(You Say to Brick: The Life of Louis Kahn by Wendy Lesser)

建築物としての彼の作品以外では、彼の人生について実は何も知らなかった。

直線的なコンクリートの建物とは別の、リアルな存在として人間臭い生々しさを垣間見てみたい好奇心で。


2017年1月2日月曜日

クリムト書籍

大晦日の午後、急遽、長ネギを買いに走ったついでに寄った書店でカレンダーを買いつつ、カレンダーの残りが少なく密かに期待してたクリムトのデザインは無かったから、何の気無しに店の奥の方にある「アート」の書籍コーナーを覗いて見た。

このところクリムトに関連した作品を作ってるし、何か参照として使えるアイテムが手元にあったら理想じゃない?なんて思って。

以前、カナダの大型書店で見たクリムトの作品集はかなり大きな本で、ほぼ全編カラーで印刷された豪華なものだったから、とっても惹かれたのではあるけれど、豪華な本だけに値段も豪華だったから躊躇った。

ちょっと後悔する部分もあるけど、その後アメリカに引越しになったし、引越しの際に大きくて重たいものは文字通り「重荷」になり精神的な負担にもなり得る。

店頭で目に付いたのはゴッホとかモネとか、あとはダリに関する本ばかりで。

あ!とようやく見つけたのが↓この本。

*自分でも意外に思うくらい、、、
「なんで今まで持って無かったんだろう?」みたいなクリムト本*


以前カナダで見た本よりも小さいサイズで、全編が写真ばかりと言う訳じゃなく、文章も半分くらいでのページ数で割かれてる。

オーストリアの歴史を学ぶ必要は今更ない、とは割り切ってるものの、何しろ英語での文章を読むのはそれだけでも労力を要するから、クリムト作品の裏話を時代背景に絡めて読めたら、それはそれで作品に対する理解も深まるし面白味があるかも?って程度のスタンスで。

それでも、全体的にかなり綺麗な本なので、やっぱりそれなりに高価なんだろうな〜と恐る恐る通り掛かりの店員さんにバーコードでピっ♪と確認して貰ったら、私が想像してた値段の半分以下だった!

それで勿論、大喜びで買って来た、と言う訳。

*勿論、クリムトの代表作「アデールの肖像画」も収められてる*

*私の作業では、Googleで見つけた画像をプリントして参考にしてたので
こうして大きくてハッキリとしたイメージを見ると愕然!
かなり細部の解釈が違ってた部分が少なくない。
まぁいいんだけど、、、でも嗚呼〜って気分は否めない*


日本に比べると、北米での出版物の値段はかなり割高って意識がある。

だから余計にびっくりだった。


そして大晦日の晩はアイリッシュ・クリームのお酒を飲みながら、この本を眺めながら、そしてまた再び、ニードル・フェルティングの作業に取り掛かったり。

ちょうど真夜中を過ぎて新年が明けた時、私は新たなクリムト関連の作品、、、実はニードル・フェルティングの手法で作るグスタフ・クリムト、、、彼本人を再現した人形作りに挑戦の最中で、彼の頭部あたりの「ハゲ加減」に注意しながら髪を取り付けたり、顔の皺を作ったりしてた。

まるで2017年を暗示するみたいに、ひょっとしてこの一年は私にとって引き続き、クリムトに深く関わる作品作りを楽しむ年になるかも?なんて気配を感じてる。

取り敢えず、大まかな計画として、クリムトと、不思議の国のアリス、そして夏の時期には人魚のモチーフ、そんな感じ。


今日は長かったお正月休みとしての連休の最終日。

明日から Erikaは高校、Davidは仕事、私は Textile Centerに出掛ける。

カレッジ生徒の Kaitoだけは授業が始まるまであと1週間あるらしいけど。

とにかく Davidは今日一日、”一生懸命に頑張って”家でのんびりするんだって。

私は明日のポットラックに持って行く為のダコワーズを作らなきゃ。

何人かの人たちがリクエストしてくれて楽しみにしてくれてるから。

美味しく出来ますように♪


2016年12月21日水曜日

Erikaのこと、あれこれ

この間、Erikaが車の運転の練習をしたいと言うので付き合った。

高校の課外授業で学科教習を済ませ、年配の「お爺さん」的な教務員さんに同乗+指導して貰った簡単な技能教習も済ませてるので、あとは2年以内に規定の時間数だけ路上に出て練習運転した後、実務的な試験を受けてパスすれば免許証が貰えると言う段取り。

路上での練習には、運転免許証を取得して7年以上(だったかな?)実際に運転している成人に同乗して貰う規定があり、だから Erikaは日本で言うと"仮免 Driver"ってところかなと思う。

Erikaの同級生たちの多くが16歳の頃から既に車を運転して、自分の車まで所有して毎日それに乗って高校へ通学してる子たちも多いんだけど。

私にとっての Erikaは身近で実の娘で、しかも2番目の子供であり末っ子だから、多分いつまで経っても永遠に、私にとっての "baby"な存在であることは変わらないんだろうって気がしてる。

なので、そんな彼女が車の運転をするとか、彼女が運転する車に乗せて貰うとか、そんな現実が受け入れ難く、と、と、とんでもないっ!てくらい怖い。

だからこれまで同乗の練習には Davidに付き合って貰ってたんだけど。

でも、家に居て、いつも "available"な私が付き合う方が合理的なのは一目瞭然。

それでこの間、生まれて初めて、覚悟を決めて娘の運転する車に同乗したと言う訳。

今どきの車はみんなオートマチック車なご時世なのにも拘わらず、うちの Jeepはギア・スティック操作のマニュアル式だから、クラッチを踏んでギアを替える絶妙なタイミングを体で覚えるには、それなりの時間を要する。

なので今のところ、ブーンブゥ〜ンとエンジンを吹かし過ぎたり、低速ギアで回転が上がり過ぎたり、逆に高速ギアでガクガクガクっとなったり忙しい。

取り敢えず車庫出しと車庫入れも練習して、これはスムーズに行ったけれど、あとは夜間での運転とか、高速道路での練習もこなさなければならず怖い。

あぁ〜〜〜。本当に怖いよぉ〜。

とか思いつつ、私自身、自分の親に同様の思いを体験させ、乗り越えさせたんだろうなぁ〜なんて想像すると、何とも感慨深い。

世間の親たちが皆、同様に通過する道のりなのだろうな、なんて漠然と。


話はガラッと変わり。

Erikaが少し前、ヴォランティア先で年配の男性から
「Debbie Harryのそっくりさんコンテストに出ればいいのに!」
って言われた、、、ってので驚いた。

私の中で、デビー・ハリーと言えば、バンド"Blondie/ブロンディ"で ♪Call Me!♪と叫びながら歌うセクシーで金髪の歌姫であって、私のベイビーがそんな彼女に似てる訳がある筈無いっ!と思ったから、検索して久々に見た彼女の若い頃のイメージが、何と、少なからず Erikaとダブるところがあり、愕然とした。

なんてこったい。。。私も歳をとったもんだ。。。みたいな衝撃。

実際、髪を染めて中途半端な長さで無造作にした Erikaの”雰囲気”に似てる。

*ブロンディの vocal: Debbie Harry*


ちょっとパンクな格好で何気に不機嫌な表情とかも更に似てる雰囲気。

*Google画像で拾って来た*


そして Erikaは引き続き、お隣さんの「子守り」として重宝がられてる。

私たちが引っ越して来る以前から、割りと長い間で放置状態となって空き家だった隣家がすっかり綺麗に内外装の工事を終えて売りに出され、落ち着いた年代のご夫婦が購入して入居されたが、つい一年以内の事。

嘘のような話、ちょうどその頃、ベビーシッターのバイトをしたいけれど近所に小さな子供なんていないし、、、と話してた矢先の Erikaが、転入して来たばかりのお隣のご夫婦と Trixieの散歩の際に出逢い、彼等に2歳の女の子:エリーちゃんがいて、時々、夫婦で外出の際にベビーシッターが必要ってので、まさに願ったり叶ったり。

何しろお隣同士だし、車も運転免許も持って無い Erikaは家に居ることが多いし、ちょっとの期間でいた彼氏とも別れてしまい、今は更に家にいるし。

なので「悪いけど、今夜、急遽ベビーシッターして貰える?」みたいに当日のリクエストだったりしても、大抵の場合は「オッケー♪」てな感じで。

ほとんど住み込みのナニーさんに匹敵するくらいな便利さ。

そんなこともあって、時給15ドルの報酬に加えて、不要になったXboxを貰って来たり、プレイステーションを貰って来たりの高待遇を受けてる。

そして、先日のエリーちゃんの誕生日に、小さなプレゼントをあげた。


Erika自身が子供の頃に好きだったと言う絵本。

私は主に日本語の絵本をたまに読んであげる程度だったので、英語本の読み聞かせは Davidの担当で、なのでこの本の存在は知ってたけれど、彼女のお気に入りだったことまでは知らなかった。

私は母親としての時期を、無我夢中で過ごしてしまった気がする。

なので余計に、ベビーシッターとして他人の子供と距離を置いて、冷静に理論的に子供の心理と付き合う体験が出来る Erikaを少し羨ましく思う。

そんな体験はきっと、いつか将来、もし彼女自身が子供を持つ日が来るとしたら、絶対に何らかの役に立つと思うし。

ま、彼女自身は将来、結婚もしたくないし、子供も欲しくないって言ってるケド。

だはっ。

それは私も同じだった。

若い頃、自分は結婚なんてしないし、子供なんて要らないって思ってた。

自分の自由に気ままに好き勝手に生きることを夢見てた。

そして現在に至る。。。

先の事は誰にも分からない。


そして、急遽、お隣さんから依頼されてベビーシッターに出掛けるのは、平日の場合だと夕食時ってのが多かったりするので、私か Davidが「差し入れ」として夕食のデリバリーをするんだけど、そんな時は敢えて、わざと特別な食器を使ったりして。



ウケ狙いと言うか、ちょっとした「笑える嫌がらせ」みたいに。

彼女が昔、愛用してたお皿に、晩ご飯を少しずつ小分けのセクションに乗せて、林檎をウサギの形に切ったり、デザートも乗せたりして。


そして学校の方は直に冬休みに突入するので学期末を迎え。

Erikaは今学期の物理の授業で最優秀の生徒に選ばれたんだそうで、サイエンス部門での賞が渡される授賞式に是非、出席して欲しいと言うお誘いの招待状の他、思い掛けず、校長先生からも直接の電話を貰ってビックリした。

何しろアメリカに引っ越して来て以来、アカデミックな事から遠退いてたから。

カナダでは、眼鏡を掛けて髪を一つに縛り歯列矯正具を歯に付けて、正直、冴えない優等生の典型みたいに、割りと色んな賞を貰うことが多かったのに。

アメリカに越した途端、まるで水を得た魚のようにファッションとかトレンドに目覚め、だからその延長で「コスメトロジー」(ヘアメイクの授業)を選択し、将来、その方面に進みたいらしいから、物理や数学やサイエンスとは別な方向な気がしてたんだけど。

とにかく、学校での授賞式はカフェテリアにてあり、しかも朝食を兼ねて授業開始前の早朝7時からってので、朝早起きをして Davidと揃って出席して来た。

本人(Erika)は行きたがらなかったのを無理矢理に説得して。

実際、出席して記念の写真撮影もして貰ったし、それが週に一度のニュースレターにも掲載されてたしで、想い出に残る体験になって良かったと思う。

何しろ高校生としての最後の年でもあるから。

来年6月に卒業したら、次はどうするんだろう?

私たち家族でのミネソタ暮らしは、果たしてあとどのくらい継続することが出来るのやら、誰も知る由のない根無し草的な、浮き草生活はつづく。。。



2016年12月2日金曜日

12月のクッキー本



いよいよカレンダーが最後の一枚になってしまった!

12月を迎えると急に忙しない気分になったり

クリスマスに想いを巡らせて楽しい気分になったり

今年一年を振り返って懐かしい気分になったり

何だか悲喜こもごもと複雑。



取り敢えず玄関ポーチの鉢植えをホリデー版にした。


キラキラと金色に光るセロファンの星が付いた針金を

裏庭から切って来て挿した木の枝に絡ませたら

風に吹かれて揺れる星たちが電飾みたいに見える予想外の効果。


そして12月はプチ・クリスマス会みたいなイベントもあったり

お世話になった人々に届ける小さな贈り物に添える目的もあったりで

お菓子を焼く機会も発生するので、

思わず買ってしまうクッキーのレシピ本。

*料理本は表紙に一目惚れして買うこと多し*


パラパラと頁をめくると

クッキーの定番とも言える

フツーに美味しそうなチョコレートチップのクッキーとか。



面白いところでは、

キャラメル・ベーコンのブラウニーとか。


塩キャラメルの流れよね、きっと。

シーソルトのブラウニーってのも見掛けるけど

塩味と甘さのコラボレーションは引き続き人気らしい。


そして、

私がたまに作るダコワーズに似たレシピもあって

試して見たいな、と思ってる。


卵白にアーモンド粉を混ぜたメレンゲを焼いたお菓子は大好き。

フランス風マカロンもそうだけど。


アメリカでマカロンと言うとココナッツのお菓子なのよね。

ケベック州ほどにはフランスのお菓子が浸透してないかも?


ダコワーズは既に仲間からリクエストが入ってるので

期待に応えて作るしかないっぽい。。。






2016年9月17日土曜日

苔、キノコ、そして森の木の実

毛糸のコレクションは膨らむ一方ながら、再び迎えようとしている毛糸の季節。

買い置きの毛糸の中から古い順に何とかせねば!みたいな強迫観念に駆られ。

かなり以前にかってあった毛糸を引っ張り出して来ると、徐にかぎ針を片手に何も考えることなく取り敢えず鎖編みを始めてみる。

チクチク、チクチク。

って、鎖編みやかぎ針編みの音も「チクチク」って言うのかな?

たまたま糸の風合いがとても好きなタイプの縮れで、しかも緑色だったから、私の大好きな「苔」にも似た風合いが嬉しく、取り敢えず葉っぱみたいなカタチを鎖編みの途中に所々で編み加えて行き、「ラリエット」みたいにしあげようかと思ったんだけど、糸が "variegated"(一本の糸に複数の異なる色が順に現れる)にだったから、緑色が途中から青色になってしまい、うーん、ちょっとどうかなぁ〜なんて感じ。


まぁ予想外でランダムなデザインは私の傾向でもあるんだけど。

ラリエットのアイデアは横に置いといて、取り敢えず緑色の苔のような部分が気に入ったので、この可能性に集中してみることにして。

しっかりとしたボディ(土台)を加える為に銅製のチェーンを使って。

緑色の苔、、、なだけに、キノコのビーズを加えて、葉っぱや木の実もビーズで追加して遊びながらネックレスに仕上げてみた。



キノコの向きを変えてみたり、木の実の種類を変えてみたりで変化をつけながら幾つか作って見たんだけど、タイトルは「森の妖精のネックレス」かな。

そして夕方、玄関には定期購読している雑誌「マリー・クレール・イデー」が配達されてた。

楽しみにしげしげと表紙を見ながら、今回のは今ひとつ魅力に欠ける表紙だな、なんて心の中で自分自身につぶやきながら。


それでも、頁をめくって見るとビックリ!

たった今、私が浸っていた世界そのものの特集ページがまさかのように目の前にあったから。


ファッションやインテリアに「苔」を取り込んだデザインの特集で。

だから勿論、頁の写真には「苔」を中心に「キノコ」「木の実」があって。


まさに私が嬉々として扱っていたばかりのアイテム達の世界で、このタイミングに、「まさに今」な季節感とその訪れを再認識させられた。