2013年7月4日木曜日

Day10: 京都、奈良

京都での二日目は「金閣寺」の観光からスタート。
(Tuesday, April 16, 2013の記録)


*金沢で見学+体験して来たばかりの金箔作品が目の前に*


余談で、観光ツアーでの出発時間が毎朝8時頃と早いので、それまでに慌てず朝食を楽しめる時間の余裕を見てシャワーしたり、食後に再び部屋へ戻って歯磨き時間を考慮したりで、結局、毎朝早起きの連続はかなり規則的過ぎて?日程的にはタイトで盛り沢山で、体力も消耗する点で、かなり健康じゃないと付いて行けない気がした。

その意味でも、37名のツアーメンバー中シニアが大多数を占めるにも拘らず、皆揃って元気一杯、連日の団体行動が滞らないのには感心させられた。


往く先々で修学旅行らしい日本の中高生たちの団体に遭遇。

ツアーメンバー達は制服姿であどけない印象の日本の子供達に興味津々、日本の子供達は外国からやって来た観光旅行中の「ガイジン」達に興味津々で。


恐る恐る恥ずかしそうに片言の英語で挨拶する子供達に、笑顔で交流する米国からのツアーメンバー達との国際交流なひと時が何とも微笑ましくて。


駆け足で金閣寺を観た後は、有名な「錦市場」を通り抜け(何を買う時間の余裕も無く市場の一部分を通過しただけ、残念ながら)「友禅」の体験が出来るスタジオへ向かった。

所詮、海外からの観光では生鮮食品を持ち帰れる訳でもなし、取り敢えず、市場の雰囲気だけでも体感する事が出来たのは面白かった。


友禅染めのスタジオでは、着物地を染める為の特殊な染料を用いて麻素材のランチョンマットを記念のお土産用に、ステンシルの手法で絵付けの体験。

絵柄の選択肢は割りと沢山あったけれど、私は迷わず「枝垂れ桜」を選び、周辺に金色をフリーハンドで施して仕上げ。


ツアーメンバーで幾つもの長テーブルを囲んで楽しくワイワイとそれぞれ思い思いの作品を仕上げ、アイロンを掛けて貰った後は、慌ただしく次なる体験場所である「お料理教室」へ徒歩で向かい。

6人程度のグループに別れ、講師の示す手順に従い「巻き寿司」と「照り焼きチキン」を調理。


これまた和気あいあいと楽しく調理の後、講師が予め出汁から作って仕上げに三葉を散らした味噌汁と一緒に、昼食として美味しく食べて、デザートには抹茶のアイスクリームぜんざい添えも頂いて、満足感いっぱいの和風料理体験。

お腹が一杯になった後は観光バスに揺られて奈良の半日ツアーへ。


奈良での観光地は二ヶ所。

まずは「東大寺」から。

何と言ってもその建築物の大きさに感嘆。


鎌倉の大仏に続いて、奈良の大仏も拝むことが出来た。


そして勿論、奈良と言えば「鹿」ちゃん。


続いて徒歩で「春日神社」を観光。



ツアーが始まった東京での桜には遅かったものの、春先の旅は新緑が目に眩しく清々しい事この上なく、暑くもなく寒くも無く、身支度も軽やかに軽装で快適な旅だった気がする。

*日本もみじの若い青葉も美しく*


夜には再び京都のホテルに戻り、充実した一日の観光体験を反復しつつ、この日は何も食べず早くに就寝してしまった。

パッケージのツアーもようやく終盤を迎え、これまで早朝から夜まで目一杯のスケジュールを逃さず毎日付いて行けるよう、時間や体調の自己管理に気が張っていたらしく、遂に緊張感が解けて疲れが急に出たらしい。

翌日は、夕方の「お別れ会ディナー」以外、ツアー開始以来初めての「終日自由行動」で早起きの必要も無かったし。

義母と私の二人だけで過ごす京都の一日のプランには、取り敢えずコインランドリーでの「洗濯」と、東京へ向かう為の新幹線の切符を買っておく事、が書き込まれて。



2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

奈良・京都は四季折々の顔があり、いいですよね~♪
新緑の頃も美しいですね。

ツアーの皆さんと、修学旅行の中学生達の気持ちと
様子が手に取るようにみえて微笑ましいです。

迷わずランチョンマットの絵柄に枝垂れ桜を選ぶ
当たりが、まゆみさんですね~。いい記念になりましたね。

今度はいつか秋に行けるといいですね。

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

本当に、日本の古都は特に春と秋が素晴らしいですよね。
あ、あと、寒さが苦にならなければ雪景色も素敵なんでしょうけれど。(笑

うちの夫も修学旅行に同行して京都に行った際には、沢山の日本人から声を掛けられたそうです。
最初は珍しさも手伝って楽しいらしいですが、同じような質問を何度も繰り返し訊かれるのは辛そうです。
多分、学校で英語の課題など、質問事項が決まってるんでしょうね〜。(笑
(どこの国から来ましたか?とか)

何しろ今回の旅のテーマが「桜」ですので(笑)、義母も同じような柄を選択して。
他にはドラゴンとか、金閣寺とか、種類は豊富でしたが。

そうですね。
多分、義母にとっては最初で最後の日本なのが残念ですが、私自身、秋の京都は2回ほど旅して素晴らしかったので、いつか老後に(笑)夫婦での旅とか出来たらいいなぁ〜なんて思ってます。(笑