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2015年9月13日日曜日

Polar Bear Mini Purse


かなり前にフッキングしてあったシロクマのピースを果たしてどんな風に使おうか?頭の隅っこの方でずっと考えてたんだけど。

ふと思い立って、端切れとして安価で買って置いた綺麗な青い色の生地と合わせて見て、気に入ったので、気分に任せて一気に作業。

例え時間があってヒマしてても、気分が乗らないと作業が手に付かない性分なので、ここぞと言うタイミングは逃せない。

「気分」で作るので、全体のデザインとかサイズも無計画なのが痛いのではあるけれど、まぁ、これが自分のスタイルだから仕方ないような気もしてる。

プロとして働く適正はない。。。という自覚と共の諦め、みたいな。

とにかく、小さめのサイズでのポシェット風バッグに仕上げ。

*フッキングした部分は前面の外ポケットとして*



*ライナーには綺麗な緑色のインド風の綿を使用*


*アクセントにキーチェーンも作った*


アメリカに引っ越してからも幾つかのラグ・フッキングのグループに顔を出してみたけれど、主催する人によって傾向はかなり違い。

以前、参加したミネアポリスのローリーさんのグループでは、プリミティブが主流で、フッキングしたラグは床に敷く目的ってのが主流だった。

フォークアートとして歴史と伝統ある手工芸のラグ・フッキングなので、やはり本来の用途としては床敷きの為であり、デザインもシンプルでクラシックな色使いのものが好まれたりするんだろうって印象。

なので明らかに私が目指す方向性とは異なるのを実感してる。

私は飽くまでも自分の楽しみを目的として、試験的に型破りに色んな方向性で試してみたいと思ってるから、実はフッキングの部分は割りとどうでも良くて(と言うと語弊があるかも知れないけれど)、デザインの一部としての「絵」を作る手段であって、常にフッキングに専念したい訳ではないから、正直に言うと、フッキングのグループに出席しても伝統的なフッキングだけをしてる人たちには余り興味が湧かず、特に、デザイナーの下絵を購入して、おまけにデザイナーから色指定までされてフッキングしてる人の作業はまるで塗り絵みたいで、その労力は尊重するけれど、アーティストとしての素質には惹かれるものを感じない。

昨日、ホワイト・ベア・レイクのグループで一緒のジェーンさんと連れ立って、Stillwater/スティルウォーターにあるジニーさん宅で月に一度開催されるフッキングの会に参加させて貰ったんだけど、そのグループには個性的でクリエイティブな人が多くて、とても刺激を受けた。

主催者であるジニーさんが、とても人間味溢れる才能に溢れた人で、型にはまらない冒険的なスタイルが魅力的。

なので集まる人にも、その方向性が反映されてるんだろうと思う。

私が持参した Show and Tellの幾つかの作品集も、バッグや小物入れや壁掛けのオーナメントだったんだけど、20名足らずの皆さんに好評だった。

何人かの人たちは、私の作品を既にステートフェアのコンテストで見て覚えていて下さって、お祝いの声を掛けてくれたり。

あとは、私のオリジナルの手法で作ったオーナメントがウケて、是非、作り方を教えて欲しいと言う人もちらほらいて、ちょっとした励みになった。

いずれ、近い将来に自宅を開放して「お教室」みたいな真似事が出来たら楽しいかな、なんて可能性の想像が膨らみ。

「教える」と言うスタンスでなく、飽くまでも一緒に作業を楽しむ目的で。

冬場は特に家に籠る時間が多くなるから、もし、ここに人が集まってくれるのであれば、私にとっては労せず楽しみが得られる、みたいな。

家の掃除をする励みにもなるし。

美味しい珈琲やお茶やデザートを用意する口実楽しみにもなるし。

ま、どーなるか、分からないケド。。。実際には。



でも、カナダに住んでた頃から、実は私の師匠を通じて、アメリカの人たちが私に「習いたい」と言う要望がある、と言う話は聞かされてた。

独自のデザイン性とか色合いの選択の傾向とか、仕上げの様式なんかに興味を抱いて貰ったんだろうと思うんだけど。

一般論として、アメリカ人は「レッスンを受けるのが好き」な印象。

特にパッチワークとかフッキングとかの手芸の分野でクラスを受講するとか、手法を習うとか、そういう体験にお金を払って楽しむ事に価値を見出す人達が多い気がするのは面白いと思う。

私にとって、まだまだ未知の面白さが底なしにありそうなアメリカと言う国。

そして自分自身にとっての、この国での未知の可能性に興味津々なところ。






2015年6月27日土曜日

アメリカで卒業式

もうかなり昔のこと過ぎて、自分の高校卒業式の時の記憶が殆ど無いんだけど。

来月18歳になる息子の卒業式が6月初めにあったので備忘録として。


カナダで経験したのは子供たちのデイケア(個人経営の保育園みたいな)とか、小学校の卒業式のみだから、高校の卒業式は私たち家族にとって初めての体験でもあり、更にアメリカで迎える初めての「アメリカの高校の卒業式」ってので興味津々な部分もあり、密かに気分が盛り上がったりして。

卒業生が600人程度と比較的、規模の大きい式典なので、会場となったのはセント・ポール市にある、音楽コンサートやアイスホッケーをはじめとするスポーツの試合が催される通称 "River Centre"と呼ばれる施設だった。


(今、気付いたけれど、センターが "Center"の綴りでなく "Centre"なのが意外。アメリカ的には "Center"なのかと思ってたケド。勿論、モントリオールではいつも大抵の場合は "Centre"の綴りで発音もそれなりにフランス語っぽい感じだった)

卒業生の Kaitoを早めに会場に送り届けたついでに、私は2階バルコニーの最前列の席を確保。

周辺を観光がてら散策していた Davidと彼の両親が後から合流。

こんな時、携帯でテキスト・メッセージのやり取りが出来る便利さを実感する。


式典は夕方7時からの開催で、まずは教諭陣たちの入場から始まり、前方の2つの大型スクリーンにも映像が映し出され。

ハリウッドの青春映画で見慣れた「キャップとガウン」を着用の卒業生たちは、それぞれ自分のキャップを好きなよう個性的にデコレーションする事が許されてる様子で、思い思いのデザインをカラフルに施されたキャップの光景は、カナダでは余り見掛けないらしい?←義母による情報

*何故かアイスホッケーのモントリオール・チームのロゴを発見!?*
(通称:Habs、『Montreal Canadiens』の赤い "C"?)


特に目立ったのは「電飾」を施されたキャップを被る卒業生たち。

*卒業キャップを電飾でチカチカさせるって発想は無かった!*
(てか、そこまでやっていいの?みたいな驚き。。。)


ひと言で片付けると「目立ちたがり屋」の部類に属するんだろうけれど、個々の文字通り「個性」が幅広く許され尊重される社会の懐の深さみたいなところに、まさにアメリカならではの自由な気質を感じてしまう。

こうして十代の頃から他人の目を気にする事なく、他の誰とも違う「自分自身であること」をのびのびと実現することが出来る彼等が社会に出た時、国際的なビジネスの現場でどんな活躍をするのだろう。

一方、日本で生まれ育ち、日本で教育を受け日本の高校を卒業した青年たちが将来、このアメリカの彼等から一体どれほどのカルチャー・ショックを受ける事になるのか?想像せずにはいられない。

少なくとも、昭和生まれで日本育ちの私は、いつも「人と同じように振る舞うこと」を教えられて、その事に安心感をもって生きてたので、北米で暮らすようになった際には、それまでの「古い価値観の自分」をぶち壊す事にかなりの時間を要した。

以前も書いたとは思うけれど、"Be Yourself"と言われた時に、"Myself"と言うものが無いことに気付いて唖然としたのだったからして。


とにかく、他人に迷惑を掛けない範囲では何でもアリってな感じで、外から干渉され過ぎない心地良さに「自由の国」を感じるアメリカは、今の私にとっては快適な住み心地の社会であり環境。


卒業生の名前が一人一人読み上げられてステージで卒業証書の授与。

想像するに容易な通り、国際色豊かに個性的な名前の生徒たちが多く、正確な発音で読み上げるのはひと苦労だろうな、と思ってたら、やっぱり Kaitoの名前も苗字の発音が違ってて、義理の両親を少しだけ落胆させた。

普段ならば、名前を「ケェイトゥ」とか読まれるのもしばしばのところ、息子が予め指摘したらしく、「カイト」と発音して貰えたのは良かった。

そして最後はお約束の「キャップ投げ」で、合図と共に卒業生が一斉に被っていたキャップを宙に向かって放り投げて式典の終了。


その後、バルコニー席にやって来た Kaitoと合流。

*ガウンは退場時に返却、キャップは個人キープ*
(見開き型の卒業証書)


夕方7時からの卒業式は2時間半程度でつつがなく終了し、家に帰った後はちょっとした内輪でのお祝いパーティって感じで、ワインやビールと共に、"Edamame/枝豆"のおつまみを筆頭にチキンやチーズやチップスなどを夜食代わりに。

晴れて卒業の Kaitoは、カレッジが始まる9月まで長い夏休みの始まり。



2014年9月24日水曜日

私はミネソタのアイスクリーム売り

少し前、ご近所の Kateさんから

「地元の老人ホーム内にあるギフトショップで、アイスクリームの売り子のボランティアを一ヶ月に一回だけする興味、Erikaにあるかしら?」

と話があり。

どうせ私たちはアメリカでの滞在ビザの制限でアルバイトをする事も出来ないし、15歳の Erikaにとって社会に出て働く経験をするのは有意義な社会勉強になるかと思い、彼女に勧めた。

思った以上の反応で興味を示したので、Kateさんに見学に行く返事をして

「例え Erikaが興味を示さなくても、私がそのボランティアしたいわ!」と伝えた。

だって、何となくシニアって好きなのよね。

年配の人を捕まえてこう言うのも何だけど、長い人生を生き抜いた彼等には余生に対する達観と言うか、世俗を超越した余裕みたいなものを感じさせられる事が多く、朗らかで前向きに可笑しな冗談を言う人も多いし、微笑ましく可愛らしい存在感だったりする人が多いから。

そんな彼等と接するのは、ちょっとしたリラクゼーションと言うか。

以前カナダではボランティア団体に登録して、事務所から紹介された目と耳の不自由な高齢の女性の外出サポートの仕事?をしたし、クリスマス時期には Newcomers Clubの有志と集まって練習を積んだ後、退役軍人病院施設に入所のシニアを訪ねてクリスマス・キャロルを歌ったりした経験から。

あ、そうそう、あとはクリスマス時期には地元の総合病院の基金集めの為、ショッピングモールでのギフトラッピングのボランティアもしたのだった。
(←何しろ昔サンリオでアルバイトして、包装の特訓を受けたし!)
(←ギフトショップで働く「売り」として Kateさんにアピールした)

だから今回の思い掛けない Kateさんからの提案は、そんな私にとって願ったり叶ったりな出来事で、二つ返事だったと言う訳。


余談で、昔、看護師だった義理の母 Carolも、長年に渡り地元の Lakeshore General Hospital内にあるギフトショップ(と言うか、「売店」)で、ボランティアをしていた。

そこでは、お見舞いに病院を訪れた人が、患者さんに持って行けるようなちょっとしたプレゼントや書籍やカード等を売っていて、どんな商品を売るか?カタログ注文したり、在庫の管理をする仕事を義母はしていたらしい。

その「売店」では、地元の人々の手作り作品なども売っていて、スタッフルームには寄附された毛糸が沢山あり、編み物ボランティアの人たちが集まって、そこでお喋りを楽しみながら商品として売る為の編み物をしていたり。

義母に付き合って何度か行ったことがあるので、そんな光景とボランティア環境を想像してたんだけど、実際に Erikaと二人でシフト勤務中の Kateさんを訪ねて見たら、余りにも豪華に立派な施設でビックリしてしまった。

そこは「売店」ではなく、「ブティック」って感じのギフトショップだったし。

隣接の窓口ではアイスクリームの他に珈琲やクッキーなども販売してるの。


*家から車で10分足らずの "Johanna's Shores"*


*廊下の窓から中庭を臨む*


*湖 "Lake Johanna"に面した恵まれた敷地で
中庭から湖が眺められるようベンチが配されてる*


*入居者用のダイニング
天井が高く立派な高級レストランのよう*


*ダイニング脇のホール
施設内のあちこちにグランドピアノが置かれてるの*


*地元のキルト愛好家グループから寄贈されたと思われる
パッチワークキルトの作品が壁に掛かってた*
(義母のキルトグループでも、年中そんな感じでの団体作業をしてる)


*吹き抜けのイベントホールに面して
ブティックの様相の「ギフトショップ」*


日本で老人ホームとか、養老院とか、老人養護施設とかに行って見た経験がまるで無い私には、果たして日本のそれらとの違いがまるで解らないのではあるけれど。

少なくとも、義母の母が入所した施設や、Davidの義理の祖母が入居中の、私にとって比較的「素敵♪」と思っていた施設よりも更に設備が整っている雰囲気。

こうした種類の施設に入所するには、毎月、少なくとも2000ドルは掛かると認識していたけれど、ここはさすがに3000ドル前後との噂。

日本円にして、年間で350万円前後の負担。


と、とにかく、私たちが働きたいと思うギフトショップは、お洒落で雰囲気も良く、何しろ置いてる商品がどれも「今風」で洗練されて可愛いの!

シフトで勤務中のボランティア女性が Kateさんの他に2人いて、余り人手が足りてない雰囲気では無かったものの、感じの良い女性たちで安心したり。

施設内には他にも立派な映画室(映画館みたいな座席で!)やチャペルなんかもあり、入居中のシニアを訪ねる家族連れや子供たちの姿もあって活気があった。

今まで働いた経験の無い Erikaは興奮気味にやる気満々!

取り敢えず、親子揃ってボランティア希望の申込み登録をしたんだけど、ウェブサイトには仕事内容として、クラフトのサポート(多分、アクティビティとしてちょっとした手芸や工作のお手伝い)とか、ネール・ペインティング(シニア女性の爪にエナメルを塗ってあげる?)とか、あとは愛犬を連れて行ってシニアと交流すると言う選択肢もあるみたいで、多岐にわたった内容のボランティア行為が出来るらしいのは魅力。

あとは勿論、バックグラウンド点検などもあり(カナダでは警察からの犯罪歴がない証明書を要した)、第三者からの紹介状とかもセキュリティ上、必要になるかと思う。


興味深いのは、北米の高校ではボランティア行為が奨励されていて、大学などに進学する際の内申書的なもので割りと高く評価される為には、年間で40時間とか50時間とかでのボランティアが必要となる事。

なので学校へ報告が出来るよう、ボランティア先から勤務時間の証明が出されるシステムも整ってるらしいのには感心させられる。

北米人は、本当にボランティアが好き。

生活の一部って感じに自然だから、余り大袈裟では無いんだけど。

やっぱり宗教とか文化的な背景も大きく関わってると思うけど。

あぁ〜、とにかく早くあの素敵な施設でアイスクリームを売りたいわ♪




2014年5月19日月曜日

獣医とタトゥー

先週だったか先々週だったか、Trixieを動物病院に連れて行った。

アメリカに引っ越して来てから初めて。


蚊を媒介して引き起こす犬の病気の予防薬を貰うのが主な目的で、あとは初診と言うこともあり、初対面のドクター(医院内には6人のドクターがいるらしい)に自己紹介がてら、ひと通り Trixieの検診もして貰うって感じで。


*ちょっとドキドキ不安な感じ?の Trixie*


新しい土地で、新たにかかりつけの動物病院を決めるにあたり、たまたまうちの近所で「ワンコのデイケア」サービスをしてる女性がいるので、彼女に相談して薦めて貰った。

家からも近く距離にして 1.7km:徒歩20分ってので、お天気も良かったし散歩がてらのんびり歩いて行った。

あどけなさが残るような雰囲気の若い男性のドクターだったけれど、落ち着いて丁寧に診察してくれて、説明も分かり易くしてくれた。

好感度に関係なく、腕の内側に何気に "Tattoo"が入ってたりするのがちょっと意外な感じで、だからどうと言う事はまるで無いのではあるけれど、世代的な価値観と言うか傾向と言うかのギャップのようなものを感じさせられたのは事実で、自分の中での認識を新たに微調整させられたって気がする。

勿論まぁ、今どき「刺青」くらいで驚きはしないのではあるけれど(モントリオールは世界的にも通称 "Zombie Boy"で有名な全身 "tattoo"だらけの Rick Genest君の拠点でもあるし)、単に私の古い頭の中で「tattoo」と「動物病院のドクター」とが結びつかなかっただけの事で。

今後はそれも「アリ」になったところ。

いや、考えて見れば今どき本当に、医師や弁護士や教員と言った世間的に評価される職種に就いてる人たちであっても、フツーに刺青やら複数のピアスやらしている事は珍しくないのかも知れない。

"tattoo"じゃなくて「刺青」って呼ぶとニュアンスがかなり違うけど。

「刺青」だとどうしても未だに仁侠的ヤクザの世界を連想しちゃう世代。



いずれにしろ、近所を散歩するには良い気候で。

普段、車だとあっと言う間に通り過ぎてしまう道も、歩いて見ると色んなトコが目について新鮮な驚きや発見がいっぱいあって面白い。

特に私たちにとっては新しい土地と新しい近所でもあるから余計に。

カナダの家は別荘地のような小さな島の湖近くにあったから、何処へ行くのにも車で、気軽に歩いて行ける場所なんて限られてたけど。

アメリカの家は、こうして動物病院へも歩いて行けるし、スーパーマーケットやレストランやショッピングモールにも徒歩で行ける。

子供たちの学校だってカナダでは片道15kmもあったから、高速道路に乗って20分くらい掛かったけど、ここではうっかり帰りのスクールバスに乗り遅れたとしても(←間抜けな Kaito)トコトコ歩いて30分もすれば家に着くってのが嬉しい。

おまけに Davidだって、最悪の場合、徒歩で仕事から帰って来られる距離だし。



動物病院からテクテクと帰る道すがら、色んな家を見るのが楽しかった。

季節外れではあるけれど、雪の結晶の飾りが、壁のサイディングの灰色がかった深い緑色に映えて可愛い家とか。



庭先の植木が大きな「盆栽」っぽい、、、と思ってふと見ると、窓の向こう側にカーテンではなく、何故かいかにも和風な「障子戸」があるのが妙に珍しくて何となく気になる家があったりとか。


これからの季節、益々、歩く機会も増えて新しい発見も多くなりそうな予感。




2014年5月17日土曜日

初 Hancock Fabrics


昨日は郵便局やら事務用品店やらを廻った後に、食材の買出しで普段あまり行かないスーパーマーケット『Rainbow/レインボー』へ行ったついでに、その同じモール内にある割りと大きそうな生地屋さんを初めて覗いて見たい衝動に駆られ、足を踏み入れてみた。

『Hancock Fabrics/ハンコック・ファブリック』と言う名前は以前から耳にしたことがある気がしたけれど、アメリカで大規模に展開しているチェーン店らしい。

カナダの "Quilter/キルター"さん達の多くが、こぞってアメリカへコットン生地の買出しに割りと頻繁に出掛けたりするから、多分、この店も彼女達が立ち寄る店の一つだったりするんじゃないかな。

カナダには余りコットン生地の専門店みたいなものが無いし、細々と営業してる地元の「パッチワーク・キルトの店」みたいなのは何処も寿命が短く、いつの間にか閉店してるって場合が多い残念な傾向だし。

カナダもアメリカと同様、多くの手芸家がいるし、キルト作家もいるし、キルト展があちこちで開かれるくらいパッチワークのキルター人口も多いかと思うんだけど、それでもやっぱり人口密度の低さはどうにもならないみたいで、市場が小さいから店の形態や商品の種類もかなり限定される感じで。

おまけにケベック州なんて仏語の問題もあるから更に外資系の企業に敬遠されて、Arts+Craftsの専門店『Michaels/マイケルズ』がようやく出店して来たのが、私たちがアメリカに引っ越して来るほんの1年前くらいの事だったけど。

なので、そんな『Michaels』が今じゃ歩いて行ける距離の場所にあるってのが信じられないくらい身近過ぎて、なんか変な感じ。

必要な時にいつでも行ける、ってのは夢のようでもあり、「いつでも行ける」って安心感から逆に足が遠退いたりするのは面白い現象だったりもして。

取り敢えずこの間、引越し後にようやく初めて行って DMCの刺繍糸を何色か買って来た程度なんだけど@Michaels。

フェルト生地なんかは相変わらずの粗悪品(失礼!)で、日本で一般的に売られてる品質水準には到底、及ばないのが残念で、いつか、いつの日か、改善される事をずっと夢見てるんですが。

まぁ今の時代、ウール素材の質の良いフェルトは Etsyとかで買えるから問題は無いのではあるけれど。


とにかく、とにかく『Hancock Fabrics』の店内は広くて扱い商品も多くて、コットン生地の他にデコレーション用品とか、カーテン生地や布張り家具(椅子やソファ)の為の生地や道具だとか、編み物の為の糸とか、ジュエリー・メイキングの為のビーズ類だとか、色々あって本当に楽しくてワクワクしながら時間を掛けてゆっくりと眺める事が出来た。

それでも、一番時間を費やしたのは "How to"本の種類のコーナーかな。

手芸本に加え、ケーキのデコレーション本なんかも見るだけで楽しくて。


パーティのデザートは、どれも夢のようにカラフルで綺麗♪


かと思えば、いかにも今風なカップケーキのデコレーションとか。




あとはやっぱり可愛いニードル・フェルティングの本とか。




あ、これは買いたいかも!?って本は幾つもあったんだけど、アメリカや英国で出版されたカラー写真満載の手芸本はいつも高価で、30ドルくらいするのが通例。

出版物の値段の高さは、日本人の私の感覚からするととても高価な気がする。

日本の手芸本って、綺麗に製本されたものが1000円とか1200円とかで売られてるのが主流な気がして、気軽に買える価格って認識が強く。

最近は日本のAmazonからだって海外配送してくれるのを考えれば、ちょっと高めの送料を足しても30ドル程度で日本の手芸本が手に入る。

手芸本に関して言えば、文章説明だけの場合が多い欧米の本に比べ、日本の本はイラストだとか図形だとか途中経過での写真とかが豊富で、視覚的に手順を理解するって形式なのはとっても容易で有り難い気がするし。


いずれにしろ、"Hancock"は明日の日曜日までセールらしいから、お小遣いを持って(!)再度、出掛けて見よっかなー、なんて思ってる土曜日のワタシ。



2014年4月22日火曜日

レトロなレシピの晩餐

前回の日記のつづき。

Davidの祖母から譲り受けた料理本の中のイラスト!


レトロな感じがまさに『Mad Men』の世界で。

当時の生活様式を反映して「ホームパーティ」とか
「カクテル・パーティ」とかの場面を想像させられる。




スーツ姿にきちんとネクタイを絞めたお父さんと
多分、専業主婦でエプロンを付けたお母さんと
家じゅうに広がる焼きたてのシナモンロールの香り。




婦人会では女性たちが集まって
持ち寄りの自家製ケーキを切り分けて社交イベント。




週末には公園へご馳走をバスケットに入れて家族で出掛け
ピクニックテーブルの上に昼食の準備。

オードリー・ヘップバーンみたいなドレスを着て
腕にはブレスレットでお洒落な身だしなみも欠かさず。

な〜んて、古き良き時代?を連想させて面白い。




さてさて、そんな時代のレシピを参考に
イースターの晩餐用の七面鳥のローストを作りました。

*あ、これからオーブンに入るとこです*


私にとっては気合いの入ったイベントだったので、
Kaitoと Erikaにもキッチンで手伝って貰っての家族行事みたいに。

あ、Davidは邪魔にならないよう自転車で出掛けましたケド。


「スタッフィング」には
- 食パン
- 玉ねぎ
- 林檎
- セロリ
を、それぞれ細かく切ったものに

- 塩こしょう
- セージ
- タイム
- マージョラム
- 鶏用調味料
を、卵と溶かしバターで前記の材料と全て混ぜ合わせ
七面鳥のお腹の中に詰めて。


七面鳥の重さが16パウンド(7kgちょっと)だったので
350°Fのオーブンで4時間半〜5時間程度で焼き上げ。


下準備を3人でしたこともあり、
オーブンに入れてしまえば後はもう待つのみ。

割りと呆気なく「料理イベント」が終了した感じで。


いつも思うけれど、オーブン料理って、本当に手軽で
家に人を招く時なんかには最適だと思う。

下準備をしてオーブンに放り込めば、
あとはずっとゲストと一緒に歓談することが出来るのだから。

和風のお料理だと、こうは行かないものね。
何しろ「作り立て」を即座に食べる、、、ってのが多いから。
(炒め物にしろ揚げ物にしろ)



夕食には何故か Erikaの友達 Elijahもちゃっかり加わって5人で。

*付け合わせの温野菜とマッシュドポテトにグレーヴィを掛けて*


デザートには、バタータルトを焼きました。


レシピ通りに作ったら、恐ろしく甘くて
恐ろしい程の分量でのカレンツを加えることになり、
うわー!って感じの結末。

でも家族はみな喜んで食べてたけど。。。

しかもアイスクリームやホイップクリープも添えて。

つくづく北米人は甘いものが好きなんだなぁ〜と
改めて実感。



2014年4月1日火曜日

確定申告が4つ


今日から4月。

住み慣れたカナダからアメリカに引っ越して来て、早くもまるまる3ヶ月が過ぎたかと思うと感慨深く、去年の4月には、一年後の自分がこうして見ず知らずの土地で新しい生活を始めてるだなんて考えても見なかったなぁ〜、なんて思いながら。

4月と言えば確定申告の時期で、こればっかりは毎年の恒例行事。

が、しかーし。

去年は「カナダの連邦政府」と「ケベック州」と、2つの確定申告だったのが、今年はその二つに加え「アメリカ連邦政府」と「ミネソタ州」の確定申告もそれぞれしなくてはならず、計4つの書類をまとめ4つの封書で4ヶ所に発送する予定。


勿論、今の時代オンラインでも出来るのではあるけれど、去年『H+R Block』で貰ったソフトウェアはMacに対応してなくてガッカリ、とか。

インクで書類に手書きで数字を埋めて行く過程が意外と快感だったりとか。

なので未だに古い形態で確定申告してる。


去年の末からアメリカの住民になったので、今回の申告では、去年カナダに払い過ぎた税金(主に所得税)を還付して貰うのが最大の目的で。

何しろ、カナダの中でもケベック州は税金が最も高いとされる州なので、所得税は勿論、消費税も連邦政府の 5%に加え 9.975%も掛かる。

例えば、100ドルの買物をすると支払いは 115ドルって感じ。


今回、日本でも消費税率が上がるそうで話題になってるものの、詳細を知らない私には比較する事が出来ないんだけど、少なくともケベック州とミネソタ州だけを比べてみても、かなり違いがあるのは興味深く思う。

どちらも基本的に、生活するのに必要とされる品々は非課税というスタンス。

なので食品全般が非課税なのは納得。

経済的に余裕があっても無くても、つまり所得が高くても低くても、人間はみな平等に「食べる」ことは生活の基本だから当然とは言えるけど。

ミネソタ州はどうか認識してないけれど、ケベック州で面白いと思ったのは、非課税である食品全般ではあるけれど、手軽に独りで食べるようなものには課税されてたり、カラダに良いとは言えないカフェイン入りの炭酸飲料の類いにも課税されてたり、課税か非課税かの線引きがかなり細かいって事。

例えばベーカリーで、一つだけ買うクロワッサンには課税されるけれど、6個以上まとめて買うのは非課税、、、って具合に。


同じカナダ国内でも州によって違うので、オンタリオ州で暮らしてた頃、子供たちの衣料品に消費税が免除されてたのは助かった。

ケベック州に越した途端、容赦なく課税対象でビックリしたけど。


ミネソタ州でビックリしたのは、子供も大人も関係なく衣料品は非課税ってこと。

生活に最低限必要な下着とか靴下だけに限らず、デパートやブティックで買う最新のお洒落な洋服にも税金が掛からないなんて、ファッション好きや、十代の若い子たちにとって夢のような話。

因にミネソタ州での消費税は 7%前後(エリアに依って違う)らしい。

おまけに!

ミネソタ州では、女性の生理用品にも消費税が免除されてて感動。

考えて見れば当然、あれはまさに「必要悪」ってな消耗品であり出費な訳だから。


いずれにしろ、まだほんの3ヶ月間での体験なので、これからまだまだ新しい発見や驚きが待ち受けているとは思うけど。

実際、色々あり過ぎて書ききれない。。。


と、とにかく、庭の雪も激しい勢いで溶けつつあり、雪の下に隠れていたテラコッタの梅干しオブジェも姿を見せつつある。


と思った矢先、昨日の雨に続き、今日は小雪が降りました。

まだまだ春は遠し。。。



2014年3月27日木曜日

加と米の医療くらべ


少し前、Kaitoをアレルギーの専門医に連れて行った際、待合室の壁にとても綺麗な「モザイク」が飾られていて感心してしまった。

どうやらクリニックのスタッフの共同作業をパッチワーク・キルトのように配置して一つの大きな作品を構成してるんだけど。

以前から認識してるのは、どうやらこの地域では芸術とか工芸とか音楽が盛んな様子で、中でもガラスを用いたモザイクの工法は人気があるらしい。

街を歩くとビルの壁などにも大きな作品のモザイクが施行されてたり。

素材がガラスなだけに陽の光を浴びるとキラキラと透明感があって美しく、溜め息。

実は私も以前から、ガラスのモザイクには興味があって、、、てのはいつもの事で。

それでなくとも既にあれやこれやの手工芸に手を出して収拾がつかなくなってるから、これ以上、新しい手法に手を出して本やら材料やら出来損ないの作品やらを増やすつもりは「今のところ」無く、自主的に自分にブレーキをかけてる現状。


いずれにしろ、この専門医のクリニックには、他にも眼科医などが入っていて、明るく清潔な印象の施設の1階にはカフェも入っていて便利。

そして兎にも角にも、日本とは大きく異なる医療制度の中で、カナダでも、アメリカでも、ちゃんと医療サービスを受けられるのは有り難い。

日本もカナダもアメリカも、それぞれに特色があり、それぞれ異なる利点と難点がある訳だけど、カナダもアメリカも広大な国だけに、州毎がそれぞれ一つの国のように医療の現場にも大きな違いがあるように思える。

私自身の経験で言えば、オンタリオ州に比べ、ケベック州での医療はお世辞にも満足と言えるものでは無く、それは慢性的な医師不足に起因するところながら、言語の問題も大きく関わっているように思える。

ケベック州は仏語と英語との間で、不幸にも多くの場面で人々が二分割され折り合うことなく対峙している場合が多く、それは非生産的でネガティブな効果をもたらし、時に人々を不毛に不必要に感情的にさせてる。

医師にも看護師にも、資格の取得に仏語での受験を強いられるので、英語圏から移民した医師や看護師がケベック州でのキャリアを諦めざるを得ないケースも多く、私の身近な友人たちの中にも、本国で医師や歯科医師だった人たちが、ケベック州ではタクシーの運転手だとか、ピザの宅配だとか、内装工事の助手だとかをして生活を凌いでいるのは、医師不足の土壌にあって、何ともナンセンスで納得が行かない。

制度として、医療費はほとんどの部分を税金で賄われてるカナダでは、所得税や消費税が非情、もとい、非常に高く、医師に診て貰った際の支払いは無い。

処方箋が出されれば、その薬を買う費用が掛かる程度。

それでも、日本のように医院を自主的に選んで気軽に行くことは出来ない。

専門医に診て貰うには、ファミリードクターからの紹介が必要だし。

ファミリードクターを持てない人も多く(医師の数が圧倒的に少な過ぎて、多くの医師は既に制限いっぱいの患者数を抱えているから)、その場合、ウォークインのクリニック(飛び込みの救急医療施設とか)へ行くしか無く、そこでは大抵、2時間とか6時間とか、時には12時間とかで待たされる場合も多いらしい。

オンタリオ州からケベック州に引っ越した際、義理の両親のファミリードクター: Dr. W.が私たち一家4人を「追加」で受け入れてくれたのではあるけれど、それでも何だか私たちはあくまでも「おまけ」みたいな待遇で、常に多忙な Dr. W.に予約を入れるのにも気が引ける感じで、なので余程の理由が無い限りは、滅多に医者にもかからないって日常だった@ケベック州。

珍しく予約を入れてクリニックに行っても、最低1時間は待合室で待たされるし、ようやく順番が来てオフィスに通されても、ドクターは何だかせわしなく、はやし立てられるような感じなので、こちらも椅子に座る間もなく立ったまま早口で症状の説明をすると、診断はほんの2分で終しまい〜、みたいな。

専門医に掛かりたくても紹介して貰えない事もあったり。

最低、2年に一度くらいは健康診断して欲しくて、血液のサンプルだとか検便のサンプルだとかを採取された後も、特に異常が見られなければ結果の報告さえも来ず、まさに「知らせが無いのは善い知らせ」みたいに、血液やコレステロール値や諸々の「数値」を見ながらの健康指導を受けるような場面は一切なく@ケベック州。

なので!

アメリカに引っ越してまだ数回しか受けてない医療サービスではあるけれど、ケベック州での体験とは大違いで、とても快適で満足している。

民間の医療保険に加入している限り、私たち患者側は「顧客」なので「お客様待遇」が受けられる。

ケベック州で、健康診断の予約を入れると半年とか9ヶ月とか先でしか予約が取れなかったのが、ここではまず「予約のお電話ありがとうございます」って応対で、しかも予約が同じ週に取れるって事に感動!(←最初は信じられなかった)

待合室での待ち時間もせいぜい15分とか。

オフィスに通された後は椅子にゆったりと座って、医師がこちらの話を落ち着いてゆっくりと聞いてくれるし。(とは言え、最初はクセで、つい早口にあせって説明してしまってる自分に気付き唖然としたんだけど)

問題があれば即座に専門医を紹介して貰えるし。

"Obamacare"の名称で何かと話題の米国での健康保険制度ではあるけれど、取り敢えず、保険さえあれば医療環境も受けられる医療サービスも、カナダのケベック州よりも数段、素早く快適。

個人の経済力によって紙一重に、天と地ほどの差がある米国の医療制度らしいので、ある意味、それはそれでストレスではあるんだけど。

Jon Stewartの 『The Daily Show』の中でも、(誇張されてるとは思うけれど!)アメリカ本土の中でさえも、国境なき医師団みたいなボランティでの医療サービスが行われる地域があり、医療保険に加入してない病気を抱えた人々に医療行為が施されてるのだとか、ってのも、まんざら冗談ではない説得力があるし。

まぁこればっかりは、それぞれの制度にそれぞれの欠陥があるみたいで、何処の国に住んだから完璧ってことは無いような。



2014年1月25日土曜日

引越しました!カード

facebookもmixiも登録してるし、こうしてブログも書いてたりするんだけど、私の「リアル」な友人たち、、、つまり、長年で付き合ってる親しい友達の多くは、意外と "friend"にもなってなければ、「マイミク」にもなってなかったり、多分このブログにだって殆ど目を通す機会も無いンじゃないかな?って感じの現実。

かれこれ20年とか30年(!)とかで付き合って貰ってると、お互いそう頻繁に連絡を取り合う事は無いものの、それでもたまに帰省すれば喜んで時間を作って会ってくれる、そんな感じの無理のない気取らない心地良い関係の日本の女友達たち。

彼女たちに、実は未だ引越しの報告もしてなかったりする事実。

そしてその不甲斐ない自分自身への自己嫌悪に苛まれてたり。

まぁ理由(言い訳、とも言う)は幾つもあって、色んな状況が重なり合って、今日に至る訳なのだけれど。

まず引越しが急に決まったこと、そして年末だったこと、国外引越しでの手間が多く掛かったこと、子供たちの転校手続きがあったこと、引越し先でのインパクトが強過ぎて順応するのに自分自身が必死だったこと、などなど。

まぁ、その合間にはこうしてちゃんとブログを書いてアップしてたりするんだけど、それは何と言うか必要な気分転換と言うか、混乱した頭の中の整理と言うか、息抜きみたいなもので、多分。

とにかく、引越しの報告は新年の挨拶を兼ねて、切手を貼った郵便でカードを出す計画で、何となくメールではない手段の選択を実行することにこだわって、いつもながら要領が悪く柔軟性の無い意固地な性格を発揮して、気軽にささっと「引越しました〜♪」とメールする事が出来ずにいた。

合間に、「転居のお知らせカード」を探してた訳なんだけど。

*過去に使った残りの「引越しのお知らせ」カードたち*


何しろ「挨拶カード社会」の北米なので、グリーティング・カードを専門に扱う店は多く、ギフトショップは勿論、薬局やスーパーマーケット内にもカードのコーナーは大抵あって、誕生祝いカードを筆頭に、サンキューカード、お見舞いカード、結婚記念日祝いのカードなど、ありとあらゆる状況に合わせたカードが常時揃っていて、その上に季節行事のカードって感じで、今だとヴァレンタインズデーのカードが沢山、並んでるんだけど。

それなのに! 

何故か今回なかなか「転居」のカードが見つけられなくて。

過去には(と言っても、前回は10年くらい前だけど)大抵の場合、6枚とか10枚とかのパックで売られてる「引越しのお知らせカード」が2〜3種類は売られていて、なので自分の好みに合わせて選ぶのも楽しみの一つだったりして。

いそいそと買って来た後は、せっせと宛名書きをして、買い置きの切手コレクションの中から、カードの内容や送る相手のイメージに合わせたデザインのものを選んで貼ったりするのも、実は密やかな愉しみの一つだったりするプロセスで。

なので今回の引越しでも、そんな一連のプロセスをちょっとだけ楽しみにしてたんだけど、何故か何処に行っても見つけられず。

月曜日に Erikaと出掛けた "Mall of America"内でも幾つかの店で何気に探してみたりはしたんだけど。

そんな私の不審な行動が気になったのか、Erikaが
「何か探してるの?」
と訊くので「転居のお知らせ挨拶カード」の説明をしたんだけど。

14歳の彼女にとって、その趣旨が理解出来なかったらしく。

説明すると更に腑に落ちない、、、と言った感じで。

実際、

1:引越しを知らせるカードを買う
2:引越しを知らせる内容を文章でカード手書きする
3:封筒に宛名をそれぞれ手書きする
4:それぞれの封筒に切手を貼る
5:郵便ポスト、或は郵便局へ持参して投函する
6:相手に届くまで1週間程度を要する

これらのプロセスは「 "email"世代」にとって「ナンセンス!」以外の何ものでも無いんだろうな。

面倒な手間も掛かれば費用も掛かり、おまけに時間も掛かる。

まぁ確かにそうなんだよねぇ〜、って現実は本当に痛い程よく解る。

なので、

今どき「転居のお知らせ」を郵便で送る人なんていないのかも!?

ってのと同時に、

私は益々、化石みたいな存在になりつつあるのかっ!? 

って感じの自問自答は果てしなく、つづく。ひぃ〜。



2014年1月20日月曜日

歓迎に感動の週末

子供たちは新しい学校に転校して2週目を迎えるけれど、早くもアメリカの祝日 "Martin Luther King Day"の為、学校はお休み。

私は Erikaを連れて "Mall of America"へ繰り出し、以前から約束してたらしい(?) "Shopping Spree with Mom"の体験を提供するらしい。

多分、彼女の誕生日プレゼントに目録としてあげたらしいんだけど、実現するのに時間が掛かったので、私はすっかり忘れてしまってた。

Mall of Americaへ行けば多分、数時間(或は半日)は帰って来られないので、Kaitoは家で留守番をすることを選択。



話は変わって、先週、家族揃って食卓を囲み夕食を食べている最中に玄関のドアをノックする音がして、出て見ると見知らぬ女性が立っていて、道路を挟んだ斜向かいの家に住む Kateさんであると自己紹介と共に、引越して来たばかりの私たちを歓迎する手作りのデザートをくれた。


メモには彼女の名前と電話番号が記されていて、「何か解らないことや必要なことがあればいつでも電話してね」と。

余りにも親切なご近所さんに迎えられて感動してた矢先、昨日は昨日で、夕食の支度をしていたらピンポ〜ン♪と誰かやって来た。

出て見たら家族らしい4人が立っていて、カードと共に手作りのカップケーキをくれて、GregさんとNicoleさんご夫婦に、ふたりの息子さん、Graham君、Foster君である自己紹介をしてくれた。

*「赤いVelvetケーキ」のカップケーキは
スポンジ部分が赤くてちょっとビックリな初体験
(この感覚もちょっとアメリカ的?かな?)*



カードには、Kateさん同様、「ご近所へようこそ! 何か困ったことがあればいつでも言ってね」と書かれてて、本当にフレンドリーな歓迎ぶりに、これがアメリカ流なのか〜!と再び感動。

カナダの、特にケベック州との違いを感じるのは、やはりケベックと言う土地柄が、英語系と仏語系に二分した文化であること、相手が果たして英語系なのか仏語系なのか?と言う警戒心が最初にあること、などを思い出し。

まぁ地域性って言うのは多様で興味深いな、と。



日曜日には、Larryさん宅でのお茶に招かれていて。

Davidと二人揃って出掛ける途中、うちの近所で売りに出されてる家のオープンハウスがあって、思わず冷やかしがてら参考までに寄り道して覗いてしまった。


人気の住宅地なので、かなり賑わってる感じだった。

室内もいい雰囲気に "Staging"されてて素敵だったし。



それでも、今、借りてる家と比べるとかなり小さく、バスルームの数も少なく、まぁ買いたい衝動には駆られず。



Larryさんの家では、彼がフルーツ入りのスコーンや、クリームパフス(シュークリーム)を作ってもてなしてくれた。


木の実やチェリーは全て彼の庭で穫れたものを彼自身がジャムやコンポートにしたものを添えてくれて。


彼の古くからの友人 Peteさんや、新しい間借りのテナントで大学生の Gaurav君と、彼の父親 Sunilさんも加わり、お茶とデザートを楽しんだ午後の後、Davidと私は "Trader Joe's"に寄って食材の買出しとか。

そんないい感じに終わった週末。。。




2013年8月2日金曜日

Minnesota 金曜日

ミネソタでの二日目も Davidと一緒にふたりで外出。

まずは地元で人気の歴史ある朝食レストラン『Key's Cafe/キーズ・カフェ』にてブランチ。

*古めかしい写真がデザインに使われた*
いい感じに年季の入った感じのメニュー


私はつくづく午前中でのカフェ巡りが大好きだな、と思う。

勿論、お洒落して夜の外出+ディナーってのも嫌いではないけれど。

でも、カジュアルで気取らない雰囲気で軽い食事が楽しめるってのがやっぱりカフェの魅力で、その上、値段的にもお財布に優しいし。

席に座るなり「じゃ、取り敢えず珈琲」って流れも好き。

注文したのは私の定番「エッグス・ベネディクト」で、自家製のハッシュブラウンズと、ようやく今が旬の苺が付いて来た。


大型のチェーン店には無い家庭的な感じのサービスと、ボリュームと手作り感のある料理が魅力で、店内の雰囲気も活気に満ちている。

満足感いっぱいに店を出た後は、道路を挟んで向かいの銀行へ。


ここでのカルチャー・ショックは、銀行もドライブ・スルー。

あ、いえ、ドライブ・スルーの銀行ATMってのはカナダにもあるんだけど、、、でも、こんな高速道路の料金所みたいに4つも5つも並んでるのを見たのは初めてで、うぉー!って感じ。

そして次なる "Wow!!!" ってのが『Mall of America』初体験。

*車を駐車した場所を忘れて迷子にならないで下さいよ〜*
みたいな→簡単にパニックになりそうだし


駐車場タワーに車を停めてモールへの入り口に向かう階段手摺に表示されたサインに笑ってしまった。

まるで東京ディズニーランド+シーの駐車場みたいな。

だった笑えないほどデッカい、実際に。


駐車場棟が東西に2棟、デパートが3つ、ブティック街が3層。

地下には割りと大規模な水族館が入ってる。


ほとんど全てのブランドがここに結集って感じ?


そして敷地の真ん中には本格的(カーニバルにやって来る移動遊園地的じゃなくて、真剣に激しい乗り物もある!)な遊園地。うぉー!


金曜日だったお陰で、うんざりする程の混雑はなかったけれど、それでも沢山の家族連れで賑わっていた。

文字通り全天候型のアクティビティ施設。

すっかり感心しながら私たちが最初に向かった先は『Lego』。


デッカいレゴのディスプレイにも感動。

そして気に入ったセットを幾つか購入。

あ、その前に、Davidの職場のボス Brionさんが紹介してくれた若い女性 Lauren/ローレンさんと待ち合わせ。

Laurenさんは『モール・オブ・アメリカ』に勤務していて、中国語(マンダリン)が話せる事から、日本をはじめとするアジア方面からの顧客を開拓するマーケティング的な仕事に従事して、日本や中国、香港、韓国などにも仕事の関係で行ったことがあるらしい。

そんな彼女が、日本からやって来た私へのプロモーション?に、モール・オブ・アメリカの説明を少ししてくれて、あとはオリジナル・トートバッグ、そしてクーポン・ブックをくれた。

これをフル活用して一日中、満喫して行ってね♪って。

その後、私を置いて Davidはオフィスへ行って少しだけ仕事。

んじゃ、ひと通りウィンドウ・ショッピングが終わったら電話するから、と言う打ち合わせで、多分、彼は6時間くらい仕事が出来るかも?と思ったかも知れないけれど、意外と私はその半分くらいの時間でモール巡りを敢行してしまったのは、以前ほどモノに対する執着とか買物に対する欲求が無くなってるから。

とは言え、しっかり『See's』ではチョコレートを数種買ったり。


大好きな『Williams Sonoma』でも買物が出来て幸せ♪


だって、カナダには店舗展開してないし(多分?)、前回ゆっくりと買物することが出来たのは、かれこれ15年くらい前に行ったハワイでの、アラモアナ・センターに出掛けた際だった記憶以来だから。

そして『サンリオ・ショップ』にも寄り道。


その昔(つまり大昔)、学生の時にアルバイトで「サンリオのお姉さん」をしていた当時、一緒に仕事をしていた仲間とサンリオのお店がアメリカにも存在することは話題になって、どんな商品を置いてるのか?とか、地元のアメリカ人たちにはどんな風にウケているのか?とか、まるで想像も付かない別世界の話に、興味津々、盛り上がってたのを懐かしく思い出しながら。

あれから何十年もの歳月を経て、オトナになった自分が実際にその聖地のような場所に足を踏み入れてる現実に、何だか不思議な達成感みたいなものがあったり。

私自身は特別、どのキャラクターにも特別な愛着とか思い入れは無いものの、未だにお付き合い頂いてる当時の仲間?には、「大のスヌーピー好き」と言う熱烈ファンの人もいたりして。

なので、「スヌーピー」発祥の地:ミネアポリス所在ならではのサンリオ店から、ちょっとしたスヌーピー・アイテムのお土産も購入。


夕方になって再び合流した Davidとモール内での夕食。

選んだのは『Tiger Sushi』と言う名の、店頭に「達磨」を置いてるのが気になってたレストラン。


日本の本格的な鮨屋では無理だけど、ここぞ!とばかりにしっかりとカウンター席に座って、シェフの手さばきを拝見。

まずは野菜の天麩羅盛り合わせとか串焼きを前菜にスタート。


メインには握りと刺身の盛り合わせ。


とても美味しかった!

カナダ(特にケベック州)からやって来て感じたのは、アメリカの店員さん達のサービスが良いこと。

きちんと「客」として扱われることに快感を覚えた。

余りにもフツーで当たり前の事でありながら、ケベック州では特に、英語を話すマイノリティは割りと粗雑な扱いを受ける場面も多く、あとは一般的に、サービス業に従事する人々が職場での接客教育を受けていない背景もあったり。

ま、旅に出ると色々と見える事柄は多く、考えさせられる。


モールを出た後で滞在先の Larryさん家の近くにあるスーパーマーケットに寄り道。


綺麗にデコレーションされてパックされたカップケーキや、陳列されたデコレーション・ケーキのデザートの数々が、私の想像してた先入観に見事に反して、とても洗練されて美味しそうだったので驚いた。


アメリカのデザートには、青や紫色のアイシングやバタークリームを連想してしまいがちだったので。

ごめん、アメリカ。

思ってた以上に素晴らしいアメリカ。