2017年1月30日月曜日

冬の肝試し


ミネソタに引っ越すことが決まった時、家探しをした。

探す基準は色々とあって、でも一番重要なことは Davidの仕事への通勤圏であることと、あとは子供たちの転校先の高校の学校区であることの二つ。

カナダに暮らしながら見知らぬ土地のアメリカに家を買うのは容易でなく。

気に入って購入の申込みをした家は、敷地内に池のある白いサイディングで、車3台分のガレージのある比較的、大きな家だったんだけど、敢え無く別の買い主の手に渡ってしまい、かなり落胆した。

その後、気に入った物件が見つからず、取り敢えず借家住まいの契約を半年だけして、その間に家探しをするって計画だった。

がしかし、一旦暮らし始めてみると、大規模な引越しを再びするのが億劫になり。

物件としてはユニーク過ぎるから、自分では絶対に買わないだろうと思うような面白い建築のこの家に住める楽しさと、所詮は自分の家じゃないから少しくらい問題があっても苦にならない気安さと、面倒な問題は全て管理会社に連絡して解決して貰える利点もあり、割りと快適に暮らして3年も経ってしまった。

なので私の中では「家を買う」ってことはすっかり忘れてたんだけど。

Davidと Erikaは意外にもそうではなかったようで。

色々と制約のある借家暮らしに嫌気がさして来ていたらしい。

「面白そうな物件が売りに出てるんだけど、見に行かない?」

と、ある日突然 Davidに言われて驚く私の傍らで、乗り気の Erikaにもびっくり。

エージェントに連絡して、急遽3人で土曜日の朝に物件を見に行く手はずになった。

何事にも "easygoing"の Kaitoは家で朝寝坊を楽しむと言う選択で。


物件はいわゆる "Fixer Upper"と呼ばれる、修繕を要するから格安で売りますからお好きなように完成させて下さい♪ってなパターンの家。

北米ではちょっとした内装工事は素人がやってしまうし、プロと素人の境界線も曖昧なくらいに素晴らしい仕事をやってのけてしまう素人も少なくない。

Davidもその類いで完璧主義なところのある彼はきっちりとした仕事をするし、電気や給排水もこなす内装工事全般はある意味、彼の趣味の一つと言えるかも。

そして確かに借家暮らしでは、それがほとんど一切出来ない現実がある。

だからこの辺でそろそろちょっとした家を買って、週末の度に少しずつあちこち修繕して理想の家へと形作って行くような生活が欲しいのかも、ってのも解る。


私自身は何の予備知識も無しに現場にのこのこと付いて行ったのではあるけれど、思い掛けずに物件の外観は予想外に綺麗な感じだし、何と言っても自然公園や雑木林に近い閑静な場所ってのは理想的な立地条件で。


家屋が高台にあるので、スロープを上がるアクセスの雰囲気がいい感じだし、敷地もかなり広く、2台分のガレージもありな平屋建て(総地下を含めての2階建て)。


ま、家に足を踏み入れた段階で、買わないってことはほぼ決定したけれど。

投資目的でこの家を買った人が、内装工事をして高く売り出し利益をあげる計画だったらしいけれど、目算が狂ったらしく、諦めて手放すことにしただけあって、かなり大規模での工事を要するのは一目瞭然。

Davidが週末毎にコツコツと少しずつ手を加えて行くだけでは間に合いそうにない。

てか、そんな過程で、この状態のこの家に到底住めそうも無いくらいに酷い現状。

広さ的にはそこそこ問題がないとして、壁も床も総仕上げが必要だし、キッチンも浴室も取り壊して造作し直しを要する感じで、計算機を叩いて見ると、2000万円くらいで買って、(最低限でも)1500万円くらいの投資をするって感じ?

そして売値が3000万円そこそこだと、やっぱり損失が出るって感じなのかな。


いずれにしろ、放置された感のある家に特有の暗い雰囲気が漂って。

地下へ下りて探検するのはちょっとしたスリルを伴うって感じ。

誰も使ってない部屋のドアを開けたり、屋根裏部屋に上がる階段の先に広がる薄暗い空間を見ると、何とはなしの薄気味悪さみたいなものを感じて、そんな時はやっぱり色んなホラー映画の世界が脳裏を過り怖さに拍車を掛ける、ってのは定番。

そんな私に追い打ちを掛けるように、地下で荒れた様子のミニキッチンの奥の方で古めかしい冷蔵庫が鎮座してる図は、ちょっと完璧過ぎじゃない?と心の中で。


ちょっとちょっとぉ〜、何この古めかしい冷蔵庫。。。

余りにも雰囲気アリ過ぎなんですけどぉ〜、怖いよぉ〜。

そして私の脳裏で想像する冷蔵庫の中の様子は勿論。。。アレとかコレとか。

ひぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜。

もうね、絶対に開けて見たりなんか出来ないでしょう、これは。

とか思ってたんだけど、後で Davidが「開けて見たよ」ってので拍子抜け。

「空っぽだったよ」ってので安心したけど。

そして同様に大型の冷凍庫も地下室の空間に放置されてて。

ビビる私の目の前で Davidがドアをガバっと開けたら異臭が漂って来て気持ち悪くなりそうだったけど、これも単に放置された冷凍庫ならではの臭気だったらしい。

だから当然、David曰く「切断された頭部とか入ってないよ!」って。

そんな Davidは、引き続き薄暗い地下の部屋を偵察する私の背後で、突然ピアノの鍵盤をボロ〜ンと奏でるからもう完璧過ぎて「え、ここでピアノですか?」みたいに、笑ってしまった。

何でこんなところに?って感じで、埃を被って放置された古いピアノ。


参考資料として写真を撮りながら、妙な心霊写真みたいな映像になってたらどうしよう、、、ってのが不安だったけど。

カレッジで映像を学んでる Kaitoが泣いて喜びそうなくらい、その種類での映像を撮影するには打ってつけの物件。

売れる前に一日レンタルしてホラー映画の撮影すればいいのに。


久々に物件の内観をしながら、気楽な借家暮らしに慣れてしまった自分を実感。

再び家を持つことの煩わしさや、重くのしかかるであろう多くの責任に対する怖さ。

それにしても家を買うのは、結婚相手を見つけるのと似てると改めて思う。

この家ならばどんなリクスでも負うわ!ってくらいに好きな家を見つけないと。

そんな直ぐには現れないわよねぇ〜。





2017年1月26日木曜日

お洒落アイテム

*これって何て言う名前のアイテムなんだろう?
それさえも知らない。。。*


まだカナダのモントリオール郊外に暮らしてた頃なので、かれこれ4〜5年前になるとは思うんだけど、薄手のセーターの上とかに「羽織る」短くて袖の無いカーディガンみたいな、ケープみたいなものを買った。

あら♪なんかちょっとお洒落っぽくて、肌寒い時にいいんじゃない?と思って。

それなのに、何となく出番が無くて、これまで一度も活躍する場面が無かった。

が、しかーし! ←このパターン多過ぎ?

最近、いわゆる「50肩」なるものを患って、日中は割りと大丈夫なんだけど、夜寝て朝ベッドの中で起きる頃に肩が激しく痛くて腕が動かせないくらいなので、やっぱり肩が冷えるのが良くないかも?と思い。

そんな折りに思い付いたのが、この存在♪

思い掛けず、ようやく活躍の出番が登場、なのではあるけれど、実は夜寝る時にこれを首からすっぱりと肩の部分を防御する感じに着用して就寝。

お出掛けみたいなお洒落っぽい装いで寝てるの。

でも、これのお陰で肩が冷えず、割りと痛みが軽減してるような?

こんな事があるから、なかなか断捨離とか言って不要な物を処分する事が出来ない。

だって、いつ、どんな際にどんな事でどんな物が役に立つか解らないもの。

だからなかなかモノが減らないし片付かないんだわ。。。



A Common Thread 2017 開催中


引き続き、この時期にしては予想外に暖かなミネソタ。

すっかり解けた雪と氷の間から緑色の芝生がのぞいてたりする光景に驚き。

ダウン・コートでは暑くて秋のジャケットを着て出掛けたりな今週。


今週の火曜日は Textile Centerへ。

建物の正面玄関から入りながら、さて、私の作品は今回どの辺りに展示されてるんだろう?なんて思いつつ。

2月25日までの期間で現在、「A Common Thread」と称された毎年恒例での企画展が展示されてて、センターの会員ならば審査無しで展示して貰えることもあり、私も今回で3度目になるんだけど、作品を一点、出展している。

ギャラリーに目をやりながら足を踏み入れてギョッと固まってしまった。

正面の壁面のタイトルの下に、企画展の「看板」的な織物の作品の直ぐ下にちゃっかり私の作品が展示されてたから。

*ギャラリーの顔とも言える正面の壁*


*今回、出展しているゴッホの『星月夜』は
ラグ・フッキングの手法と刺繍を組み合わせた作品*


ま、まさか自分の作品がどぉーん!と正面に飾られるなんて思ってもみなかった。

ギャラリーの展示コーディネーターのクレイグさんがたまたま居たので、思わず率直な驚きとお礼の言葉を掛けたんだけど。


実は前の週に、Textile Centerのディレクター:カールさんからメールを貰って、それは、私が応募していた別の企画展に選ばれた(出展できる!)と言う朗報だった。

ミネソタ出身のミュージシャン:プリンスを偲ぶキルト作品を集めた企画展が、3月に開催される予定で、それは "Juried"、、、アメリカのアート・キルトの世界で名の知れた大御所らしい女性に審査されて選ばれた作品だけが展示される、、、と言うもので、一応、調子に乗って応募したものの、私自身、とても頑張ってるキルト作家と言う訳でもないので、正直、自信は無かった。

まぁ、最近の「アート・キルト」は広く一般に浸透しているこれまでの典型的なキルトの手法に沿ってない作品が多く受け入れられてる世界ではあるから、そういう意味では、私の「キルト作品らしくない(なんちゃって)キルト」も受け入れられる可能性があるかも?と言う気持ちは少しだけあったけれど。

何しろ、作品としては、「プリンス愛」を前面に打ち出したものであることには間違いナイ、うん。と言うことは強く自負しているところではあるんだけど。

プリンスの大ファン♡という立場ではなく、飽くまでも音楽とパフォーマンスの分野で天才的な才能を発揮した彼に対する余りある尊敬の念を表現した、と言う意味で。


5月には私も属する小グループでのグループ展も予定されてるし、そんなこんなで Textile Center絡みでの作品展に、1月、3月、5月と立て続けで関わる予定の今年。

何だかんだ言って、発表の場が与えられると、俄然やる気が起こるのは自然。

のらりくらりと趣味の範囲で楽しんで来た作品作りに、今年はもっと真剣に取り組む意欲満々で、自分自身を "push"しようと思う。

俗に言われる「石の上にも3年」の如く、私のミネソタでの生活も3年。

苦労なく居心地の良い3年ではあったけれど、それでもとにかく飽きずに自分なりの作品作りを継続してやって来て、ここに来てようやく地元の(ごく一部の)人々に認識して貰えたり、評価して貰えたりしてるのを実感してる。

世間の人々に受け入れられて認めて貰えるって感覚が快感。

生きてて良かったーっ!て感じ。

大袈裟に聞こえるけど、でも人生の中では辛い局面もあったから、余計に嬉しさが込み上げて来て、歓びを文字通り噛み締めるって感じの実感。

2017年は始まり早々に凄くいい感触なので、いい感じの流れを逃さないよう、努力を惜しむことなく(怠け者なので簡単にサボる)上手く流れに乗って行きたい。


それにしてもアメリカ:ミネソタでの生活は私にラッキーばかりを運んでくれるような気がして、ある意味、「竜宮城」での暮らしみたいな感覚。

夢から醒めてどぉーんと歳を取ってないといいんだけど!



2017年1月20日金曜日

Minneapolis Skyway 体験

今日はミネアポリス市街の毛糸屋さんへ目当ての毛糸を買いに出掛けた。

が、しかーし、「在庫切れ」でガクッ。

取り寄せて貰うリクエストをして来たけれど、後からメールで「暫くの間、再入荷の予定が無いそうです」って返事が来て更にがっかり。

試しにネット検索したら店頭価格よりも安価で、しかも初めてのお買い上げで15%割引き、その上、一定額以上の買物で送料が無料ってのに惹かれて即オーダー。

個人経営で地域に密着して頑張ってる地元の路面店を贔屓にしてあげたい気持ちで、時間とガソリンを費やして遠出して行くんだけど、空振りに終わってしまい、なんだ、ネットで買物の方が快適でラクだし値段も安くてお得感いっぱいじゃん♪みたいな場合が少なからずあるのは残念と言うか、ビジネスも大変だなぁ〜、大丈夫かなーと余計な心配をしてしまう。

店頭にわざわざ足を運んで行く理由となる付加価値的な魅力を要するってのは現実。


市街に足を伸ばしたついでに最近見つけて気に入ってるベーカリーに寄り道。

このところすっかりご無沙汰している「美味しいパン」や「ペストリー」を購入。

家族で分け合って試食会よろしく楽しんだのだけど、子供たち曰く「近所のスーパーで買うのと比較にならないくらい美味しい」って結果なのは、当然、素材の違いであり値段の差でもあり。

たまには本格的なパン屋さんで買う高級なパンも愉しみたいね♪で合意。


毛糸屋とパン屋に寄った後、向かったのは市街の中心地。

最近知り合った、Textile Centerの図書館で週に一度ヴォランティアをしてる、イスラエル出身のアヴィヴァさんとランチをする予定で。

まずは彼女のアパートメント・ビルの駐車場に車を入れて、ビル内のツアー。

*最上階の共用スペースからの眺め*


気温が零度以上あって雨模様だったから霧が出て、高いビルが霞んでた。

*ビルの屋上にあるプールの眺め*


*エレベーター前の壁の天然石の模様がダイナミック*


まだ新しくて都会的な高層ビル内のアパートは、まるでホテルみたいな感覚。

随分と長い間で忘れていた都会生活の感覚がとっても新鮮な気がした。

ミネアポリスで暮らして3年になるけれど、市街には余り用事も無いので、大抵の場合は車を運転して主要道路を通過する程度。

市街は一方通行の道も多く、路面電車の線路があったり、路線バスも多く渋滞して面倒だから、どちらかと言えば出来るだけ避けたい傾向で、だからこれまで市街で時間を掛けて歩き廻るような経験が殆ど無かった。

市街で発達している "Skyway"と呼ばれる、ビルとビルの間を連結してる空中通路も実際に利用する機会も無かった。

*屋外に出ることなく移動できる Skywayの地図*


冬の激寒の中を歩く苦痛が無い市街の発想は Montrealの地下街と同様。

市街あちこちのビル内のオフィスで働いてるんだろうと見られる沢山の人々が、Skywayを通って軽装のまま昼食に出掛ける雑踏の光景を目撃して、あ、モントリオールの地下街と同じ!と懐かしくなった。

ま、Skywayの方が地上なだけに外の景色が眺められるって利点はあるけれど。


アヴィヴァさんとお喋りをしながら歩き廻って案内されたのはギリシャ料理のカフェ・レストランで、人気の店らしく混雑して行列が出来てた。

そもそも私はレバノン料理とか大好きなので、似通ったところのあるギリシャ料理もとっても美味しかった♪

量が多くて食べきれなかった分は家に持ち帰り夕食の一部としてアレンジ。


美味しくて充実して楽しい一日だった。


2017年1月19日木曜日

Lopiで編む赤い薔薇♪

今週はびっくりするくらいに温暖な気温になって、、、とは言っても、普通に5℃とか6℃とかの日中の最高気温なんだけど、、、それでも、私の感覚では、ちょっとした「ココは何処?」「今は何月?」みたいな感じで、窓の外に雪がどんどんと解けている様子を不思議な気持ちで見ている。

だってココはミネソタだし、今はまだ1月の中旬なのだからして。

ほんの1週間前は激寒で、窓ガラスには↓ こんな自然のアートが出来てたばかり。

*朝陽を受けて輝く窓ガラスの氷の模様が綺麗で感動♪*


何しろこの家はミッドセンチュリー・モダンと呼ばれる時代の建築で、かれこれ70年近く、多くの窓が古いままだから例え二重ガラスとは言え気密性が悪い。

おまけにオープン・コンセプトな間取りなので暖房の効率も悪いし。

所謂セントラル・ヒーティングで、各部屋に暖かい空気が吹き出して暖房するシステムなんだけど、それだと空気がかなり乾燥する。

日本みたいに毎晩お風呂に浸かる習慣もないから、体が冷え易かったり、激しく乾燥肌の傾向だったりして、それでなくても憂鬱な冬が更に苦痛になってる。

肩凝りの延長で50肩が痛かったり、肌が乾燥して痒かったり。。。う”ぅぅ。。。


今週の編物は、引き続きアイスランド製の毛糸 "Lopi"を使って、かぎ針で編む薔薇に初めて挑戦してみた。

*風合いが大好き♪な "Lopi"はアイスランドを代表する毛糸*


自分でも「なんでだろう?」って思うくらいに意外なんだけど、これまで薔薇を編んだことが無かった。

なので新鮮な感じで面白い♪

巻き薔薇を作って、そこに更に花びらを付け足す。

色合いと風合いが本当に大好きなんだけど、葉っぱも "Lopi" で編む予定。

さすがに赤い薔薇は、2月の Valentine's Dayプロジェクトに使えそうかな、なんて。

2017年1月17日火曜日

連休明け

Wow! ちょっと怠けてブログをサボってたら、あっと言う間に1週間経ってた!

別にこれと言って時間に追われた訳でも、病気だった訳でもないんだけど。

先週、つまらない事で Davidと口論になった後、出掛ける約束だったレストランでの食事をキャンセルしたり、気分が落ち込んだりしてたせいもあって、余り楽しい事をする気分じゃなかったってのはあるかも、多少。

今は既に仲直りしたし、3連休だった週末ものんびり過ごしたけど。

そして今日は、久し振りにラグ・フッキングの会に顔を出した。

インフルエンザから肺炎を患っていた会のリーダーで年長でもあるパットさんが、ようやく回復して短い時間で復活してたし、本当に良かった。

いつものカフェで一緒にランチをした後、大好きな毛糸屋さんにも寄った。

その後は Trader Joe'sに寄って食材の買出しをして帰宅。


ミネアポリスのTextile Centerにて、私の作品も出展している企画展が開催中。


果たして自分の作品がどんな風に展示されてるか?興味津々。

来週火曜日のお楽しみ♪って感じ。


5月のグループ展に向けての作品作りもあるんだけど、それと平行して引き続き色んな作品をあれこれ試作してる。

自分の肩書きには "Experimental Fiber Artist" ってのがふさわしい気がしてる最近。

単なる "Fiber Artist"じゃなく。


Textile Center仲間のカトリーナさんは、ビジネスとして、手作りの可愛い作品を販売したりもしてるんだけど、手の込んだ小さな作品を幾つも同じデザインで複数作ることもあるらしく、それは凄い才能だと思って(ほとんど尊敬に近く)感心してしまうんだけど、私にはその能力が無いのよね。

同じものを作る繰り返しの作業が出来ない。

それが出来たら合理的だし、Etsyでのビジネスだってもっと成功する可能性が広がるかも?とは思うのだけど。

あぁ〜自分のばか、、、とは時々思う。


そしてこの週末は編物もしてたんだけど、「何を編んでたの?」と訊かれれば

「冬の空を編んでた」ってな答えになる。

*銀色がかった灰色の毛糸と
白にところどころ青やターコイズブルー、グレーが混ざった毛糸で
冬色の空を編んでみた*


因みにコンセプトは「毛糸で描く風景」を作業中。

棒で編んだり、かぎ針編みで風景を描く試み。

とっても楽しい作業。。。


昨日、Davidは Kaitoと二人で映画『A Monster Calls』を観に行った。

そして夜には Davidと私の二人でDVDで『English Vinglish』と言う映画を観た。

mixiで知り合ったお友達がブログで紹介してたのを見て面白そうだったから、Davidに頼んで図書館で借りて来て貰ったの。

何しろ地元の図書館には毎週、足を運んでる彼なので。

映画の内容は、インドから姪の結婚式に出席する為ニューヨークを訪れたインド人女性が、夫や子供たち(←英語が出来るので、英語が苦手な彼女の事を見下してる)に内緒で短期集中型の英会話レッスンを受講して、講師やクラスメイトと触れ合いつつ、自尊心を取り戻したり、家族の関係を改善+修復をはかるっていう流れで。

思い掛けずフランス人のクラスメイトからアプローチされたりってハプニングの盛り上がりもあり。

英語字幕で観たんだけど、フランス語の部分の訳が無かったり!

フランス語の解る Davidが家に居る便利さを久々に実感した。

映画の中のエピソードで、英語を上手く話せないインド人の主人公女性が、ニューヨークの忙しいカフェに入って注文するのに苦労する場面があり、不親切な店員から急かされて慌ててパニックになるんだけど、Davidも私も「ガイジン」としてそんな場面を経験(彼は日本で、私はカナダで)した事は多々あるから、もの凄く共感出来たし、感情移入してしまった。

異国で言葉が通じないって、本当に心細いし不安だし、パニックにもなれば情けない気分にもなり、そして悔しい思いだって経験する。

Davidは初めて日本で暮らし始めた頃、日本語はほとんど出来なかった。

だから迷子にもなったし、電車にも間違えて乗っちゃったり、しかもそれが特急で直ぐには下りられなかったりした時は、さすがに涙目になったらしい。(内緒だけど)

あとはブラジル料理の店に入って、日本語で書かれたメニューが読めなくて、引っくり返したら裏はアルファベットで助かった!と思ったらポルトガル語でがっくしお手上げだったエピソードとか。

同様に私もカナダに引っ越して暫くの間はなかなか英語が上手く使いこなせなかったから、その手のエピソードを挙げたらキリがない。


いずれにしろ、映画として "uplifting"な作品なのが良かった。

一方『A Monster Calls』の方はちょっと気が滅入りそうな話で、やっぱりわざわざ劇場まで出掛けて行って観なくて良かったと納得してる。

季節的なこともあってか、追い打ちを掛けるような暗い話は辛い気がする。




2017年1月9日月曜日

試行錯誤ちゅう〜♪


今日はようやくクリスマス・ツリーのオーナメントを片付けた。

お昼頃から小雪が降り始め、静かに静かに雪が舞い落ちる様子をガラス越しに眺めながらの作業で、何故か妙にしんみりと切ない気分になってしまった。

クリスマスのオーナメントには一つ一つ歴史が刻まれてるから、裏側に書き込まれた西暦を確認しながら、経過した歳月に想いを馳せたり。

オーナメントの中には写真を飾れるデザインのものもあったりするから、そんなのには家族で撮った記念写真の小さなのが入ってたり、子供たちが小学校で撮って貰ったのが入ってたりで、あぁ〜若かったなぁ〜とか子供たちが小さかったなぁ〜なんてしみじみとしたり。

歳を取るといちいち、季節の行事毎に感傷的になる場面があって疲れる。


インスタグラムには既にアップしたからダブるけれど。

2月のプロジェクトって感じで赤い毛糸をかぎ針編みしたハートの型に。




組み合わせる可能性のあるアイテムとして。。。

色合いと風合いが気に入ってるアイスランド産の毛糸 "LOPI"の茶色を "i-Cord"編みして、これまた私が大好きなアイテム「葡萄の蔓」風を再現したもの、とか。




これまた気に入ってる緑系の色彩が "variegated"(1本の糸で色が変化する)された毛糸をかぎ針して「蔓状の葉っぱ」を再現したもの、とか。




大きさの違う幾つかの「きのこ」を編んでみたもの、とか。




買ったばかりの緑色の混ざり毛糸で編んでみた「葉っぱ」とか。




試しにちょっと組み合わせてみた。


2月の Valentine's Dayを意識した壁に飾る為のリースとしてどうかな、なんて。






2017年1月7日土曜日

ハート♡ and 星☆

クリスマスが終わって年も明けてしまうと、次なるイベントは2月の St.Valentine's Dayって感じの流れで、私も感化されたプロジェクトに着手。

別に新しくもないんだけど、手持ちの材料を使って Crochet(かぎ針編み)。

*ここからどんな風に発展するか可能性は無限♪*


この赤色系の毛糸はセールで買ったんだけど、ひと目見た時から「ヴァレンタイン・デーの♡型!」を咄嗟に連想し、出番が来る機会を待っていた。

毛糸を買う際はいつも大抵そんな感じに、色と質感で作りたいものを連想する。

なのでブランドとか素材(ウール100%とかアクリルとか)は余り関係ない。


昨日は予定通り、大好きな毛糸屋さんにてベッキーさんと待ち合わせ、少しだけ買物した後に初めて彼女のお家でのお茶にお邪魔した。

あぁ〜〜〜。

と溜め息が漏れるような、湖に面した森の中のロッヂみたいな家。

残念なのは、この家は今、売りに出されていて、家が売れ次第にベッキーさんはワシントン州へと引越してしまう計画になってるって事。

せっかく気の合う女友達が出来たと思って喜んでたのも束の間って感じに。

ま、人生はいつもそんな感じの出逢いと別れを繰り返し、紆余曲折、上がったり下がったりし続けるからこそ意義があるんだろうとは思うけど。

でも変化がなく安定した生活ってのにも魅力を感じる現実。

歳を取ると更にこの傾向は強くなるかも?なんて思う最近。


Textile Centerでの新年会で久々に会ったカトリーナさんが、メンバーへのプレゼントにインドで作られた綺麗な紙のオーナメントを持って来てくれた。


綺麗な色の紙に金色でプリントされた柄がとっても素敵♪

折り畳まれたのを広げると3Dの星の形になる。


インフルエンザをこじらせて肺炎になったと聞いたパットさんに、たまたまお見舞いのカードを書いたところだったので、封筒に星を一つ同封。

早く全快してね♪の気持ちを込めて。




2017年1月5日木曜日

氷の世界を散歩して来た

年末年始は Textile Centerの方にばかり顔を出してたので、もう一方のラグ・フッキングのグループには少しご無沙汰してしまった。

昨日、そちらのグループで一緒のジェインさんからメールで、グループのリーダーであるパットさんがインフルエンザをこじらせ入院し、肺炎にもなってるらしい旨をメンバー全員に知らせて来た。

メッセージを読み進めて行くのが怖くてドキドキした。

何しろパットさんは私の母と同じくらいの年齢なので。

私の母はつい去年あたりに車の運転を諦めて以来、当然、行動が制限されるから家に籠りがちになっているらしく、外部の人との関わりも無い分、余り刺激の無い毎日を送ってる様子なんだけど。

一方のパットさんは、未だ元気に車を運転して毎週ラグ・フッキングの会に顔を出し、常に何かしら新しいデザインや技法に意欲的に挑戦し開拓して、メンバー皆の「師匠」としてアクティブな存在で、彼女が80代という現実を忘れてしまう程。

以前はお花屋さんを経営し、ビジネスから退いた後は、ありとあらゆる手工芸をこなし、器用に完成度の高い作品を創り出し、販売してたので、そういった全般的な彼女の才能に対して、いつも感銘を受け尊敬してるんだけど。

それでも、年齢的なカテゴリーで言うと、やっぱり「高齢者」に属するんだってことを、今更ながらに再認識させられていて、そして高齢者がインフルエンザにかかったり、こじらせて肺炎を併発したりってのが怖いことだって事も認識してる。

Davidの父方の祖父が亡くなった際のパターンがそれだった。

だから何だかとっても心配でパットさんのことが頭から離れない。

取り敢えず「早く元気になって♪」のカードを書いたので、善は急げ、とばかり、近所の郵便ポストに投函する為、−20℃の中、Trixieをお供に行って来た。

何これ、ここは北極?みたいな気候なので、それに対応した格好をして。

道路がどこもスケートリンク状に氷が張って、滑って転ぶと危ないので、スノーブーツの上からスパイクみたいな「チェーン」を着用して。

再び家に戻って来る頃には指先が痛く、太腿の辺りがピリピリする感じ。

勿論、脚のくるぶしくらいまで長いダウン入りのコートを着用にも拘わらず。

多分、外にいるだけで死んでしまう、、、そんな厳しい寒さ。

散歩の収穫は、道に落ちていた樹の枝を2つ拾って来たこと。

小枝を作品の一部として使うこともあるし、とにかく何故か木の枝には弱い。


今週の火曜日は Textile Centerのグループで新年会だった。

本当はクリスマス会のはずだったのが、メンバーの都合が合わず新年への持ち越しとなり、いずれにしろ、ポットラックでの会で料理を持ち寄った。

私は仲間からのリクエストもあり、特製のダコワーズを持参。


今回のは割りと納得のいく出来上がりで満足。

皆も喜んでくれて絶賛だったから余計に嬉しく自己満足的で幸せな達成感。

だって、ダコワーズってシンプルなのに凄く美味しい♪

バタークリームにはホイップしたバターに焦がした砂糖と生クリーム、それから少しだけカルーアを入れてラム酒に漬けておいたレーズンを挟むだけなんだけど。

クリスマスだけじゃなく、もっと頻繁に作ろうかな、とも思う。今の時点では。


このところ、朝起きた時に肩から腕にかけて痛みがあるので、多分「50肩」かと思うんだけど、やれやれって感じに歳を感じつつ辛い。

それを Textile Centerの仲間に話し、日本では「40肩」とか「50肩」とか言って割りと誰でもなりやすいんだけど、北米では余り一般的じゃない症状なのよね〜と話したら、彼女たち(因にどちらも知性と教養のある、一人は有名な作家、一人は看護師)がへぇ〜、そうなんだーと感心した後、ふ〜むと考え込んだ。

どうして日本では一般的なのに、北米ではそうじゃないんだろう?ってので。

「ひょっとして日本人はお箸を使い過ぎるのかな?」とか

「ひょっとして日本人はお料理で千切りとか包丁を使い過ぎるのかな?」とか

「それとも空手の技(チョップ?)をエイっ!エイっ!と練習し過ぎるとか?」

なんてので盛り上がった。

「じゃ家に帰ったらちょっとリサーチしてみるわ」

ってので検索したら

「発症する詳しい原因は不明」ってのでガッカリした。。。


そして私の日々も、実は私の母と余り代わり映えなく引き蘢りがちなんだけど。

自分だけの車を持ってる訳じゃないから。

そして最近、何となく自分はひょっとしてADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder/注意欠陥多動性障害)の傾向があるんじゃないか?なんて気がしてる。

何かをやり始めても途中で次から次へと別の事に気が逸れてしまって、なかなか最初に始めた事を成し遂げることが出来ない、みたいな。

多動では無いけれど内面でかなり混乱してるし、優柔不断だったり、人間関係を築くにもちょっとぎこちなかったりなんかもして。

英語だと "socially awkward"ってな感じに。

普段、家に籠ってることが多いから、たまに外に出て複数の人たちと交流して沢山の会話をしていっぱい笑って帰って来たら疲れが一気にどっと出た感じ。

人と会話するって本当に脳を酷使することであるし、それがしかも母国語じゃないし、余計に疲れるのかも。


ま、とにかく、5月にTextile Centerでのグループ展が決まったようなので、それには作業中のクリムトのシリーズを出展しようかと思ってる。

取り敢えず、「アデールの肖像」の背景の一部分を仕上げた。


ラグ・フッキングの手法の他、細切りにしたウールをクルクルと巻いて縫い付け。

黄色いウールをクルクルと巻いてたら、なにこれ、出汁巻き卵?って感じ。

そして懐かしい伊達巻きにも見えて来て、ちょっと久々に食べたくなった。


今後、クリムトの絵画に登場する人々を作り、彼の描いた絵画の世界を3Dで再現しシリーズの作品として発表する計画。

なのでクリムト本人も作って見た。


まだ途中だし、余り似てないんだけど。。。


明日は再び月例でのポーカー・ナイトが家で開催されるからちょっと憂鬱。

昼間はファイバー・アート仲間のベッキーさんと、私たちが大好きな毛糸屋さんで会って、その後、彼女の家へ初めて遊びに行く予定で楽しみ♪



2017年1月2日月曜日

クリムト書籍

大晦日の午後、急遽、長ネギを買いに走ったついでに寄った書店でカレンダーを買いつつ、カレンダーの残りが少なく密かに期待してたクリムトのデザインは無かったから、何の気無しに店の奥の方にある「アート」の書籍コーナーを覗いて見た。

このところクリムトに関連した作品を作ってるし、何か参照として使えるアイテムが手元にあったら理想じゃない?なんて思って。

以前、カナダの大型書店で見たクリムトの作品集はかなり大きな本で、ほぼ全編カラーで印刷された豪華なものだったから、とっても惹かれたのではあるけれど、豪華な本だけに値段も豪華だったから躊躇った。

ちょっと後悔する部分もあるけど、その後アメリカに引越しになったし、引越しの際に大きくて重たいものは文字通り「重荷」になり精神的な負担にもなり得る。

店頭で目に付いたのはゴッホとかモネとか、あとはダリに関する本ばかりで。

あ!とようやく見つけたのが↓この本。

*自分でも意外に思うくらい、、、
「なんで今まで持って無かったんだろう?」みたいなクリムト本*


以前カナダで見た本よりも小さいサイズで、全編が写真ばかりと言う訳じゃなく、文章も半分くらいでのページ数で割かれてる。

オーストリアの歴史を学ぶ必要は今更ない、とは割り切ってるものの、何しろ英語での文章を読むのはそれだけでも労力を要するから、クリムト作品の裏話を時代背景に絡めて読めたら、それはそれで作品に対する理解も深まるし面白味があるかも?って程度のスタンスで。

それでも、全体的にかなり綺麗な本なので、やっぱりそれなりに高価なんだろうな〜と恐る恐る通り掛かりの店員さんにバーコードでピっ♪と確認して貰ったら、私が想像してた値段の半分以下だった!

それで勿論、大喜びで買って来た、と言う訳。

*勿論、クリムトの代表作「アデールの肖像画」も収められてる*

*私の作業では、Googleで見つけた画像をプリントして参考にしてたので
こうして大きくてハッキリとしたイメージを見ると愕然!
かなり細部の解釈が違ってた部分が少なくない。
まぁいいんだけど、、、でも嗚呼〜って気分は否めない*


日本に比べると、北米での出版物の値段はかなり割高って意識がある。

だから余計にびっくりだった。


そして大晦日の晩はアイリッシュ・クリームのお酒を飲みながら、この本を眺めながら、そしてまた再び、ニードル・フェルティングの作業に取り掛かったり。

ちょうど真夜中を過ぎて新年が明けた時、私は新たなクリムト関連の作品、、、実はニードル・フェルティングの手法で作るグスタフ・クリムト、、、彼本人を再現した人形作りに挑戦の最中で、彼の頭部あたりの「ハゲ加減」に注意しながら髪を取り付けたり、顔の皺を作ったりしてた。

まるで2017年を暗示するみたいに、ひょっとしてこの一年は私にとって引き続き、クリムトに深く関わる作品作りを楽しむ年になるかも?なんて気配を感じてる。

取り敢えず、大まかな計画として、クリムトと、不思議の国のアリス、そして夏の時期には人魚のモチーフ、そんな感じ。


今日は長かったお正月休みとしての連休の最終日。

明日から Erikaは高校、Davidは仕事、私は Textile Centerに出掛ける。

カレッジ生徒の Kaitoだけは授業が始まるまであと1週間あるらしいけど。

とにかく Davidは今日一日、”一生懸命に頑張って”家でのんびりするんだって。

私は明日のポットラックに持って行く為のダコワーズを作らなきゃ。

何人かの人たちがリクエストしてくれて楽しみにしてくれてるから。

美味しく出来ますように♪


2017年1月1日日曜日

元旦〜♪

明けましておめでとうございます♪

2017年が始まりました。

まずはお雑煮に年越し蕎麦の残りの蕎麦も投入し、朝食としました。

たまに食べる出汁の利いたおつゆに椎茸や長ネギが七味の香りと共に美味しかった♪

Kaitoはパネトーネ、Erikaはクロワッサンにマーマレード、Davidは夕べのオードブルの残りをそれぞれ食べてたけれど。。。


Erikaがクリスマスのプレゼントにくれた『Lush』の"bath bomb"を入れて、新年のおめでたい気分を盛り上げるバスタイムを「初湯」または「初風呂」として温まった。

ほのかにピンクがかったラベンダー色と香りのお湯は肌にすべすべとして、キラキラと光るものが入っていて、まるでスターダストみたいに綺麗だった。


昨日、お蕎麦を食べるのに長ネギが無いことに気付き、近所のスーパーへ。

ついでに本屋さんにもよって、2017年のカレンダーを買うことにして、せっかくだから大好きなクリムトの作品集とかのカレンダーとかあるといいな、なんて思ったんだけど、すっかり在庫が少なくなってたカレンダーはどれも既に半額になってた。

限られた選択肢の中から選んだのは「不思議の国のアリス」デザイン。


ちょっと意外に思われるかも知れないけれど、実は何となく好きな存在で、凄く大好き!と言う訳ではないんだけど、特にディズニーのアニメではない昔っぽいスタイルで描かれたイメージのアリスとアリスの世界が好き。


ひょっとして、今年はこの世界を何らかのカタチで作品に再現する機会があるかも?


アリスそのものも可愛らしい存在感だし、うさぎやお茶会も、デザインのモチーフとして夢のある世界だし。

あれこれ可能性を考えるとワクワクして来る。


2017年は何らかの形で飛躍の年としたい漠然とした野望を持ちつつ。

引き続き自己満足な世界での手芸アートに没頭し、ブログやインスタグラムを発表の場として行きたいと思いますが、無理のない範囲でお付き合い頂ければ幸いです。


余談で。

インスタグラムは、スマートフォンが浸透した世代ならではのコミュニティな印象で、普段、携帯電話を使うことがほとんどない世代の私にとっては、正直、色んな機能を使いこなせてない場面も多く。

おまけに、小さな画面でのタイピングだとか、不必要に焦ってしまって誤字や脱字が発生したり、はっきり言ってドンクサイです。

スミマセン、この場で予めお詫びしておきます。