2010年6月30日水曜日

ちょっと意外

Home Renovation(つまり内装工事とか)を気軽に自分たちでする(つまりDo it yourselfだわね、文字通り)北米で、「Home Dépot」とか「Building Box」とかの店は必要不可欠な資材&工具屋さん(日本ではホームセンターとも言う?)な訳だけど、この地域では、「RONA」もそんな種類の店のうちの一つで、うちも随時、必要に応じて水道管とかタイルとか材木とか釘とかを買ったり、模様替えで壁の色を塗り替える際には、室内用のアクリル系ペンキをこの店で調達したりで利用させて貰ってる。

そんな折り、新聞の折り込み広告で入って来たチラシのデザインが、私にとってはちょっと意外で新鮮だった。

それは、北米で見る”色”に対するイメージ。

ベージュ:黄金色に実る麦畑の色

ブルー:白い帆のヨットが浮かぶ青い海原の色

と、ここまではいかにも典型的な。

そして、ピンク!

ピンク:城を背景に満開の桜の色

へぇ〜!

”桜”なんだ。。。しかも日本の。

Crab Appleでもなく、Cotton Candyでも、Strawberryでもなく。

何故か”Cherry Blossom ”の発想が新鮮!

2010年6月29日火曜日

木いちごの実と目から鱗


裏庭の物置の横に、野生の木いちご(Raspberry)の茂みがあって、いつの間にか赤い実を沢山つけてるので、Erikaがキッチンからボウルを持って行って大喜びで収穫して来てくれた。

Erikaが収穫した新鮮なラズベリー

早速、Davidはアイスクリームにたっぷり乗せてデザートに。

問題はTrixieで、多分、彼女も茂みに入り込んでは、届くところの実を食べてるらしく、最近、お腹の調子が悪く下痢気味。(まぁ、直接の原因は不明なんだけど)

散歩の途中、近所のエミリーさん(プロのDog Trainer)に行き会ったDavidが何気なく相談したところ面白いアドバイスをくれた。

それは、12時間の断食をさせた後に、ご飯(炊いた米)を食べさせるというもの。

普段Trixieには、人間の食べ物は一切与えず、ドッグフードのみの食生活ではあるものの、お腹の具合が悪い時には、そのドッグフードでさえも栄養価が高過ぎるのだそう。

へぇ〜。何だか目から鱗。

まるで人間と同じで、欧米食は肥満にもなり易く胃腸にも負担が掛かるけれど、炊いた米を主に食べる和食は、味噌汁との組み合わせで質素ながらも体に優しい健康食と言える。

だからこそ、北米でもヘルシーな和食が人気な訳だけど。

それで、今朝のTrixieの食事は早速、夕べの残りご飯に少しだけ味噌汁をかけたもの。

あっと言う間にたいらげた!

味噌汁の”ぶっかけご飯”って、昔、実家の近所で飼われてた、鎖につながれた犬たちの可哀想な常食ってイメージなんだけど。。。

また一つ先入観を覆された、そんな感じ。

2010年6月28日月曜日

Happy Birthday, Trixie!

昨日はTrixie1歳の誕生日だった。

まるで赤ちゃんのいる生活みたいに手が掛かるけど、
家族の関心を浴びて輪の中心にいるTrixieのお陰で、
皆が一緒に笑う機会も増えているんだろう。

お散歩だって1日最低3回は行くし、
ラッキーならば4回。
そのうちの1回はDog Run(犬専用公園)だったりして、
私たちに、外へ出て地域の人々と会う機会をくれる。

留守番だって嫌がらずに聞き分けよくやってくれるし、
Trixieが待っていると思うと留守の家に帰って来るのも楽しみだし。
ほんの2〜3時間の外出でも、
まるで1週間振りの再会みたいに歓迎して出迎えてくれる。

映画を観る時は子供たちと並んで、
一緒にソファの上でブランケットにくるまったり、
クッションの上に顎を乗せて気持ち良さそうに眠ったり。

私たちが食事をする時は、少し離れたところで、
ちょっと羨ましそうに食事が終わるのを大人しく待てるけど、
悪い事をして叱られると思うと、
急いでテーブルの下に逃げ込むすばしっこさと言ったら!

嬉しくて思いっきり振る尻尾で、
コーヒーテーブルの上のモノを飛ばしたり落っことしたり、
被害もあったりするけれど、
でも、家具をかじったり壊したりする事は一切ない。

毛がいっぱい抜けるので掃除が大変だから、
家にゲストを招くのにも気が引けたりもするけれど、
周囲に犬好きな人が多いことに救われたり。

振り返って見ると、
何だかあっと言う間のお誕生日。
これからもずっと一緒に祝うのが楽しみ♪


2010年6月26日土曜日

Movies

夕べは映画「Whale Rider」を観た。

他の多くの映画と同様に、ずっと観ようと思いつつDVDを持ちながら、なかなか機会が無く後回しにされていた。

以前、TVの映画批評番組で、私が支持するRichard Roeper氏も絶賛だったので期待はしていたけれど、なるほど、なかなか静かな物語の進行ではあるけれど根底に核心的な訴えるものがあって、それはきちんと伝わって来た。

主人公の少女の祖父役は、何となく何処かで見た覚えのあるような気がして、他の映画で見たのかな?とも思ったけれど、良く考えて見ると、私の実家の近所のオジさんに似てるんだと気付いた。

色んな国の原住民たちって、基本、どこか似ているよね。

ひとくちに”日本人”と言っても、顔付きや骨格は微妙にバラエティに富んでるし。


それとは別に、最近観てがっかりした映画が「Happy-Go-Lucky」。

UKの映画で、確か一部のメディアでは話題になってた記憶。

主人公のPoppyは独特の空気感を持っていて期待したけれど、終始へらへらとした態度に、脇役Scottの欲求不満な怒りが相まって、こちらまで苛々が感染した感じ。
(おまけにBF役はどことなく元シブガキ隊の薬丸クンだし!)

観終わってストレスが残りつつ、時間を無駄にした感じ。

ある女性の日常を切り取って映画にしただけの映像日記って感じで、私にとっては「だから何?」「それがどうしたの?」な感想。

あわやNachosで火事!

Cheese Nachos:サルサとサワークリーム乗せ

土曜日のランチに軽くNachosと思い、コーンチップスに刻みチーズをたっぷりと乗せてオーブントースターに入れたのはいいけれど、合間にちらっとネットサーフィングなんて目を離した隙に、チーズが黒焦げの挙げ句、燃えて火が出た!

キッチンでトーストを食べていた息子が気付かなければ、オーブントースターが丸焼けだったかも。。。ふぅ〜。

まだ新しいオーブントースターの火力に慣れてない(把握してない)ってこともあるんだけど。

慌てて取り出した黒焦げのNachosの上で燃え上がる炎を見て久々にビビったわ。(直ぐに流しで消火したけど)

"合間にネット"って軽い気持ちでも、つい没頭してたりするから危険よね。

さて気を取り直して、再度Nachos、懲りずに作って食べましたとさ。

2010年6月25日金曜日

夏休み症候群


夕食の後で、夜9時過ぎに泳ぐ子供たち
遅い日没
明日の学校の心配もないし
夏休みの宿題も、部活動もない
時間がゆっくり流れる
子供が、子供らしくいられる開放感
水温は23℃
私にはちょっと冷た過ぎる

2010年6月24日木曜日

気が遠くなりそうな夏休みの始まり

久し振りに、娘の同級生のお母さんCaseyから電話があった。
(因に、うちの娘は小学5年生)

火曜日の夜に6年生の卒業式とダンスパーティが催され、その手伝い(テーブルにフィンガーフードのセッティングとか、グラスにレモネードを次々注いだりとか)のボランティア依頼だった。

最近、学校へ足を運ぶ機会もめっきり無かったので、久し振りに顔馴染みの先生方や、ボランティア仲間の顔を見ることが出来たし、着飾って大人びた6年生達の姿を見るのも楽しかった。

思い掛けない依頼ではあったけれど、でも、人から”当てにされる”ってのも悪くないな、と思った晩。

そして水曜日は、今学年度の最終日で学校は半日で終了〜。

学年度の最終日には、感謝の気持ちを込めて、お世話になった担任の先生方にお礼のカードを添えて、ちょっとした贈り物をするのが習慣になっている。

今年は、フルーティな香りのキャンドルとガラス製のホルダー

既に先週から夏休み中の息子に加え、娘も夏休みに突入し、我が家も本格的な夏休みモードってとこだけど、9月まで長いなぁ〜。。。

2010年6月22日火曜日

どうなの、Cuisinart?

Air Canada社のAeroplanマイレージで貰ったCuisinart社製のトースターオーブンなので、余り文句は言えないのだけれど。

多分、子供たちが、マーガリンが付いた油っぽい手でダイヤルを回していたんだろうけど、トースター機能ダイヤルのとこに印字されてた『目盛り』が消えて無くなってしまった!

まるで冗談みたいに。。。

これから”焼き具合”とか、何を目安にしたらいいの?

そう言えば、以前、これまたAeroplanマイレージで貰ったCuisinart社製のブレッドマシン(なので余り文句も言えない)も、パンの焼き上げサイズ設定が3種類あるものの、一番小さいサイズのSmall/1 poundは(分量が少な過ぎて)今ひとつ上手く行かないのよね。

回転するペダルが真ん中なのに、パン型が横に長方形だから、粉の分量が少ないと十分に混ぜ合わせることが出来ないみたいで。

Cuisinart社の製品って、刷毛引き表面加工のステンレス仕様の外見が、いかにも頑丈そうな工業デザイン風で惹かれるんだけど、機能的な品質としてはちょっと懐疑的にならざるを得ない。

とは言え、ペーパーフィルターの要らない珈琲メーカーは多少エコな感じがするし、寒い季節には鍋料理にも使えるプラグ式のチーズフォンドュ鍋は使い勝手も良いので、かなり高い満足度でおススメと言えるけど。

気がついてみると、何だかんだでうちのキッチンに増殖しているCuisinartの製品たち。

何だ、結局は好きなんじゃん♪

2010年6月21日月曜日

お帰りレゴ

金曜日と土曜日の夜、2晩、義理の両親の家にお泊まりに行った息子が、出掛ける前に作って置いて行ったLego。

「何コレ? 看板みたいな。。。」
と息子に訊いたら、
「うちに帰って来て自分の部屋に入った途端、コレが目に付くとこで僕を出迎えてくれるように」
という事らしい。

ふぅ〜〜〜ん。 なんか12歳の男子の発想って面白い。

2010年6月20日日曜日

Mexican Night: Hola Amigo!


結局、”フラン”と”カスタード・プディング”との違いが良く解らないまま焼き上がったデザートに満足がいかず、バックアッププランとしてキーライム・パイも作って持って行った。

何となく”す”の入ってしまった感のあるFlanではあったけれど、皆そんなことはまるで気にする風でも無く、キーライム・パイ共々好評で、ちょっと嬉しい拍子抜け。

持ち寄った料理をキッチンのテーブルに並べてブッフェ

Loriの家でのInternational Dining: Mexico編は、結局、20人程度の参加者で、KittyのLime Soupから始まり、WendyのTaco Saladや、Chili Con Carne、Fish Veracruz、Enchilladas等々、それぞれが持ち寄ったメキシコ料理は、どれも美味しかった。


原則「パートナー同伴」だった効果は、普段の女同士の集まり特有の緊張感みたいなものが緩み、かなりリラックスして和やかな雰囲気だったこと。

やっぱり集団の中に於いて、異性の存在の影響力は大きいと思う。

隣に座ったDavidのプレート:
ケサディーヤにプレスされたサボテンが可愛い♪

いずれにしろ、”International Dining”のタイトル通り参加者がみな国際的背景を持ってたりして、仕事柄、日本へ行ったことのある人や、同僚に日本人がいる人も多く(日本人の私に嬉々として話したがる様子が面白い!)、興味深い話が沢山聞けたのは楽しかった。

楽し過ぎて、解散したのは11時半をまわっていた。

明日(既に”今日”だけど)はうちで「父の日ディナー」で、週末泊まりに行っていた子供たちを連れて、義理の両親がやって来る予定。

2010年6月19日土曜日

朝から巨大”Flan”を焼くの巻

今夜はLoriの家にて、”International Dining”ポットラック「メキシコ編」ってことで、メキシコ料理をあれこれ考えてたんだけど、結局、私はデザートの担当を任命されて、メキシコ風のデザートが全く思い付かず、Wikipediaで検索したらFlanがあった。

へぇ〜、フランってメキシコ風のデザートだったんだ。

意外ではあったけれど、でも、確かにメキシコ風のスパイシーでホットな料理を食べた後に、卵とミルクで出来た”とろっ”と舌にまとわりつく食感の甘さは、口の中の辛さを中和するにはぴったりのデザートかも?と納得。

さて、出席者は多分25人前後だから、早速、卵を15個と牛乳を2リットル以上使って、巨大なFlanを焼き上げたんだけど、何しろサイズが大きいだけに普段の5〜6人分のデザートを作るのとは随分と勝手が違って苦労した。

写真は、余分の卵液で作った、後で家で食べるための「お一人様サイズ」のFlan。

2010年6月17日木曜日

針金とビーズのジュエリー

この間、センターピース用の盆栽の為に作ったオーナメント

勢いに乗って7つも作っちゃったのは、何やら針金とビーズを使っての細工がとても楽しかったから。

自分の好きな形で自由自在に扱える銀色の針金って魅力。

そんな私の趣味を反映して、気に入ってる手持ちのアクセサリーのシリーズが、地元モントリオールのデザイナー:Virginie Planasが主宰する、針金とビーズのジュエリーが代表作のデザインスタジオ「Manifest Design」の作品たち。

シルバーの針金とビーズで複雑にめぐらされたペンダントとか

シンプルに揺れるタイプのもあるけれど

大振りのイヤリングは惑星を連想させる動きのあるデザイン

耳元で揺れるタイプのイヤリング各種

これらのコレクションは、どれも気に入って良く身に付けてるので、この路線で何か自分でも何かオリジナルを作りたい気はするものの、躊躇している。

既に色んな手工芸に手を出して、道具や材料が許容量いっぱいだったりするから。

やっぱりある程度、自分のキャパシティを限定しないとイケナイかな、なんて一応、自制してみたりしてるんだけど。今のところ。





2010年6月16日水曜日

Herb/ハーブがあると何か嬉しい♪

この季節の良さは素足で気軽に裏庭に出られること。

キッチンから出たデッキに幾つかのハーブを常備したくて、Parsley、Cilantro、そして、Basilの鉢植えを買った。

どれもすぐに使えて、大好きな種類のハーブたち。

早速バジルは自家製ピザのトッピングに

サンドウィッチに添えられたパセリって、Garnish(飾り)でもあるから、実際に食べる人は意外と少ないのかも知れないけれど、私はバリバリ食べちゃう。

あの新鮮な苦味が堪らなく好き。

Cilantroは、ココナツミルクカレーとかクスクスとかに無くてはならないくらいの存在感だし。

あとは、サーモン料理にぴったりなDill/ディルとか、チキンのグリルに必要なRosemary/ローズマリーあたりが揃えば完璧かも。

必要に応じて直ぐに調達できることの醍醐味!


2010年6月15日火曜日

街を往くBIXI

昨日、モントリオール市街を歩いた時、通り過ぎたBixiスタンド。


Bixi(ビクシー)は、去年あたりから導入された一般人(観光客含む)向けのレンタル自転車サービス。

市街に複数のスタンドがあって、返却にも便利らしい。

METROや市バスも勿論、便利だけど、Bixiに乗って街を縦横無尽に風を切ってみるのもいいかも。

A地点からB地点への間にも、無数の発見があるだろうし。

何てったってデザインが斬新でお洒落なのも魅力♪

2010年6月14日月曜日

寿司講座

きょう、小雨の降るなかMETRO「Jarry」駅から、てくてくと歩いて日系文化会館という場所に行った。

初めて行くので距離感がわからないし、寒いしで、何とも言えない心細い気持ちで。

モントリオール市街の日本食レストランで活躍中のプロのシェフ達による、前衛的な?寿司巻き講習会で、実演と『試食アリ』の部分に惹かれ、エプロン持参で参加。

受講者の96%が日本人で、普段、郊外に住んで”日本人遭遇率が極端に低い”私にとって、今日一日で1年分の日本人に遭遇した感じ。

ある意味、衝撃的。


お料理教室みたいなノリで楽しかった!

帰りにPlace-des-Arts駅で下りて、雨上がりの街を散策
お洒落なカフェのテラス席はClosedで、テーブルや椅子や、閉じたパラソルの白い色が新緑に映えて、囲いのフェンスが五線譜になってて音符も可愛かった♪

2010年6月12日土曜日

Patio Chair

裏庭のデッキ用に椅子を8脚購入。
夏のモントリオールの街角で、レストランやビストロやカフェなんかのパティオで良く見掛けるような、全天候に対応(素材はアルミニウムと籐の部分は人工素材)する業務用。

ホテルやレストラン向けの業務用品専門店「Empire Crockery」にて。

家で使うモノって、業務用とかプロ仕様とかに惹かれる。

いかにも工業デザイン的な機能美には無駄な飾りがなく飽きが来難いし、耐久性にも優れているのが魅力かな。

ずっと欲しかったけど、取扱店を見つけるのに苦労した。

フツーのインテリアショップでは売ってないから。

今日の午後には早速、この椅子に座ってチップスとアボカドのディップを食べた。

外で食べると何でも美味しく感じるのが不思議。

広がる空の開放感かな。

頭の上で大きな飛行機が、珍しく低く通過して行った。


2010年6月11日金曜日

帰って来たFormula One Grand Prix

昨日はNewcomers' Club今年度の終了を祝って、Beaconsfield Golf Clubのクラブハウスにて食事会だった。

先日の日記に書いた”日本代表のセンターピース”も滞り無く準備できたし、カナダやアメリカ、ベルギーその他の国々を代表するセンターピースと並んで好評を博した。

$20ドルという低予算な会費にも拘らず、グラスでサービスされたワイン(赤)も良かったし、3コースの料理(メインはチキンのグリル)も本当に美味しかった。

いつか撮ったモントリオール市庁舎の図

それはそうと、今週末のモントリオールはCanadian Grand Prixで盛り上がっている。

F1グランプリが、2年振りに再びモントリオールに戻って来た!
(去年は何故かモントリオールが開催地リストから排除され、街中盛り下がっていた)

何しろ、F1のドライバー達(シューマッハとかハミルトンとか)は勿論、その関係者をはじめ、ヨーロッパ各地やアメリカからの熱狂的なF1ファンたち、その中には有名人やハリウッドの大スターなども含め、こぞってモントリオール市街にやって来ているので、街をあげてのお祭り気分で異様な盛り上がりを見せている。

とは言え、私は郊外在住なので、まぁ遠巻きに眺めてる感じだけど。

毎朝、新聞を広げると華やかでグラマラスな写真や記事がいっぱい!

『Money is no object during Formula One week!』
(金に糸目は付けない)
とばかりに、
市街のあちこちのレストランでは高級ワインやシャンパンの栓が開けられ、ホテルのConcierge達は、顧客のありとあらゆるリクエスト:

- ニューヨークへ2〜3時間、買物に行くのでジェットを用意してくれ
- 薔薇の花束を700本、今夜、用意して欲しい
- 真夜中だけど、”今”、ダイヤモンドの指輪を買いたい
などなど

に応える為、大わらわの賑わいの様子。

庶民代表の”一般ピーポー”でミーハーの私にとって、こういう景気のいい乱痴気騒ぎの浮世離れした話って、目や耳にするだけで充分に楽しいのよねー♪


2010年6月9日水曜日

IKEA、そしてCheese周辺

今日は、友達Mちゃんと落ち合って久し振りにIKEAでブランチをしながら、彼女が計画中のビジネス戦略について話した。

気がついて見ると、お昼時はいつも混雑している印象のカフェテリアは意外と空いているし、普段、長い行列が出来て待たされるレジカウンターも何となく閑散としていた。

やっぱりリセッションなんだろうか?とか思いつつ、気付いて見ると、自分だって今日の買物は$ 2. 99のペーパーナプキンだけじゃん。

ブランチの$ 5. 05と合計しても、$ 8. 43(税込み)也。

まるで私じゃないみたい。

突然、賢い消費者になってしまって本当に必要じゃ無いものは買いませんっ!と財布の紐がキツくなってる感じ?(自分で自分に感動!)

$ 2. 99也のペーパー・ナプキン
どことなく和てぬぐいの”豆絞り柄”風

これまでのIKEAには不思議なパワーがあって、その雰囲気に押されて何となく買うあての無かった商品に惹かれて、ついあれやこれやと買ってしまう魔法があった。

過去に買ったチーズ用ナイフセットなんかも、そのうちの一つ

世界的な経済事情によってIKEAの魔法が解けたのか、私が夢から醒めたのか。

いずれにしろ、昨日のつづきで書くと、
ここモントリオール周辺ではフランスの食文化の影響を多大に受け、気軽に手に入れることの出来るチーズの種類が豊富で嬉しい。

CheddarのExtra Oldとか、Brieとか、Havartiとか。

特に最近、気に入りなのはHavartiに混ぜ物(細かく刻んだハラペーニョとか、トマト&バジルとか)の入ったタイプ。

まぁ、そんな環境だからチーズまわりの小物も充実してる。

ネズミの形をした陶器のチーズトレイと、
チーズの種類を示すマーキング(Pewter)

カナダのSeagull社製(ピューター製品で有名):
Pewterの葡萄をアクセントにあしらったチーズのサービスセット


2010年6月8日火曜日

さらだドレッシング対決 

最近、まるで夜更かしに弱くなった気がする。
早く寝ないと次の日(特に午前中)に、もの凄く響くもの。
なんか歳を感じるなぁ。。。
まぁ、私の場合、血液中の鉄分が少ないってのもあるんだけど。

Raspberry&White Balsamic Dressing 

日本に帰省する度、日本でしか食べられないモノを片っ端から食べ漁るのが、食いしん坊バンザイの私にとって毎度の楽しみだったりする訳だけど、グルメ大国ジャポンに於いて意外な盲点は、チーズと、そしてサラダ・ドレッシングだろうという持論。

まぁ、チーズについては勿論、地域的な格差があって、麻布のナショナル・マーケットだとか、他の港区内に存在する明治屋や紀ノ国屋と言った、港区在住の各国大使館&外資系企業関連の外国籍の人々を顧客に多く持つスーパー・マーケットなどは例外として。

地方都市のスーパーで手に入るチーズの種類の少なさと言ったら!

ドレッシングについては、上記の港区内のスーパーでさえも手に入るバラエティとしては「ポール・ニューマン」ブランドとかその辺りで、しかも種類としては「シーザー」とか「バルサミコ」とかが目新しいくらいな気がした。(と一応、過去形なのは最近の現状は変わってるかも知れないので)

まぁ、「和風」とか「中華風」なのは充実してるし、”白い”「フレンチ」(北米のフレンチ・ドレッシングはパプリカの入ったオレンジ色)は、実は密かに私の”日本でしか手に入らない”お気に入りドレッシングだったりするんだけど。

とにかく、それに比べるとこの辺りで身近に買えるチーズとドレッシングの、その種類の感動的な豊富さは本当に恵まれて贅沢で、心から有り難く愉しんでいる。

そんな中で、この季節にぴったりなドレッシングがラズベリーと白バルサミコ酢の組み合わせ。
さっぱりとした甘い口当たりが初夏の爽やかさにピッタリ!
(豆腐に見える白いのはFeta/フェタチーズ)

これから生野菜や新鮮なサラダが美味しい季節で嬉しい♪

そんな訳で、
鉄分補給メニューの今夜のうちの晩ご飯
たっぷりのほうれん草とベーコンのパスタ


2010年6月7日月曜日

久々Greasy Spoon

今夜は珍しく最寄り駅までDavidを迎えに行ったついでに、これまた珍しく外で夕食を済ませることになって、地元のGreasy Spoon(油っぽくて安いファストフードのレストラン)「La Belle Province」(ケベック州のチェーン店)に寄った。

おススメはやっぱりハンバーガーかな。

オニオンリングも一緒に♪

私はクラブハウス・サンドウィッチを頼んだけど。。。
驚異的な量のフレンチフライの付け合わせは”お約束”って感じで。

さて、マヨネーズかトマトケチャップか?
それともビネガー?
まぁ、シンプルに塩だけでもいいんだけどね。


2010年6月6日日曜日

CenterpieceとOrigami

今週末はDavidが、アラスカへクルーズに出掛ける彼の両親を空港まで送り届けた以外、何も特別なことが無く静かで、おまけに2日間とも雨が降ったり止んだりで気温が上がらず肌寒かったので、家でクラフトをするのにぴったりだった。

Newcomers' Clubの”June Dinner”の各テーブルに、「せっかく国際色豊かなメンバーが揃っているのだから」と言って、それぞれの出身国をイメージする”センターピース”(日本で言うテーブル・センターかな?)を用意することになり、カナダ、アメリカ、イギリス/スコットランド、ベルギー、インド、そして日本、、、は当然、私が唯一のメンバーなので、私が担当することになり、何かしら”日本らしい”センターピースのモチーフのイメージを温めていたので、今日、それを実行した。

まずは布地。

去年の夏、日本で購入したコットン・プリントのレトロ柄にアイデアを受けつつ。

絵柄のアイテムを一つ一つ切り抜いて、フェルトと縫い合わせ、ほんの少しの分量で綿詰め。





日本の友達がクリスマスに贈ってくれたプランター・アクセサリーをヒントに、針金と、そして、この時とばかり、日頃、目に留まる度に気に入ったものを少しずつ、嬉々として集めている色鮮やかでユニークな形をしたビーズ・コレクションの登場!
(因みに容器は、お得意の”Lee Valley”カタログで調達した”時計職人用”のアルミナム製部品ケース)

カラフルで色んな形をしたビーズと針金のコンビネーションで、
動きのある、揺れるタイプの”かんざし”状のオーナメントを作製。

物置に転がっていた和風の植木鉢に”オアシス”をセットし、そこにニセモノの松の枝で”盆栽風”を形作り、縁起良く?紅白の梅をアクセントに、わずかの熊笹も添えて。
いったい何年振りに折ったの?ってくらいに久し振りに和風柄の折り紙で作った”折り鶴”も3つ、空中に舞わせてみました、って感じで。

仕上げに”かんざし風”のオーナメントを飾って、『日本代表センターピース』の出来上がり〜!

さて、お披露目は今週の木曜日だけど、まぁ、何と言っても日本人は私だけだから細かい批評はゼロってことで。

2010年6月4日金曜日

にわか農婦

あた、あたたたぁ〜。
今日は庭仕事を頑張ったせいで身体の節々があちこち痛い。
玄関先の庭木の剪定とか、新しいベジタブル・ガーデンに土を入れる作業とかで、冬眠開けの鈍ったカラダを酷使したので。

先週末、Davidが私のリクエストに応じて、野菜を栽培する為の花壇を作ってくれた。

かれこれ2年近く考えていた計画ではあったけれど、何しろ、これまで野菜なんて作った事も無いので、一体どんな花壇を用意するのが最適なのか?見当もつかず、手をこまねいていた。

きっかけは”Lee Valley”(プロ用のツール専門店)のカタログで見つけた金具と参考例の写真。

久し振りに物置から電動工具を引っ張り出して来て、割りとあっと言う間に出来てしまった木の枠を、裏庭の陽の当たる場所に設置。

サイズは4フィート×8フィートで、高さが2フィート程度。

近所の植木屋さんからトラックで配達して貰った野菜花壇用の土を入れたら、何となくそれらしくなった。

取り敢えずは簡単そうなところで、トマトやズッキーニなどから挑戦してみるつもり。

自分で育てた穫れたての野菜を生のままガブッと食べる図を想像すると、とっても楽しみでわくわくする。

でも、まさか自分が自家菜園を始めるとは、余り現実味が無かったけれど、これって年齢的なものなんだろうか?

ひょっとして私もついに、そういう”お年頃”なのかどうか。。。

噂だと日本では最近、家庭菜園がちょっとしたブームとして”流行ってる”って言うし。

海外に暮らしても未だ、私のカラダの中に「日本での流行りモノ周期」みたいなものが体内時計と共に埋め込まれてるような錯覚を時々、味わうのが面白い。

なんかサイボーグみたいに。

2010年6月3日木曜日

執着のアイテム

今月10日に予定している"June Dinner"(Newcomers' Clubの今年度最後の打ち上げパーティ)への出欠を確認する為、Judithに電話した。

イギリス人の彼女は、ご主人の仕事の関係でここに暮らしていたけれど、彼の転職に伴って、今月の末には彼等にとっての新たな土地、中東の国、Dubai/ドバイへの引越しが決まっている。

引越しの準備その他、雑用に追われ多忙の為、残念ながら出席出来ないとの返事だった。

多分もう、彼女とは会うことは無いかも知れない。。。

北米で暮らしていると本当に人々の移動が激しくて、だからこそ、Newcomers' Clubのような国際的なソーシャルクラブが存在する訳だけど、改めて人生の一期一会を感じる。

電話を切った後で、Judithとの想い出をあれこれ頭の中で巡らせていたら、彼女の裏庭に置かれた"Telephone Booth"の図が蘇った。

英国の街角で良く見掛ける象徴的な”赤い電話ボックス”。

かなり重たいらしいその電話ボックスを、彼女は引越しの際にわざわざイギリスから持ち込んで、彼女のキッチンの窓から見える裏庭のプール脇に置いていた。

「あの重たい鉄の箱、どうするんだろう?」
「まさかドバイまでは持って行かないよね???」
頭の中で自問自答しながら、さっきの電話で、その質問を思い付かなかった事を酷く残念に思った。

だから、思い掛けずJudithが別の用件で電話して来た時は驚いた。

そして好奇心いっぱいの質問への彼女の答えは、
「うふふ♪」で始まり、
「えぇ、勿論、持って行くわよ一緒に!」
で、びっくりした。

うわー、凄い費用が掛かるんだろうなぁ〜。

そして、人にはそれぞれ違った種類の執着がある事を実感。

国際引越しは、自分にとっての執着と向き合い、何が自分にとって大切なものか?を見極める機会になるかも知れない。

それはそうと、もうすぐ父の日がやって来る訳だけど、これと言って気の利いた”父の日プレゼント”のアイデアがまるで浮かばない。

比較的、簡単!と思って送った母の日のプレゼントも、予想に反して、残念ながら不発に終わったようだし。
(つまり、余り気に入って貰えなかった”らしい”)

実際、親子とは言え、離れて暮らしていると相手の生活も見えないし、一体どんなモノを必要とし喜んで貰えるか?好みも解らなくなってしまう。

不発に終わった”らしい”母の日プレゼント@Old Navy

同様に敢えなく撃沈だった”らしい”
ガーデニング用ツールベルト@Lee Valley 
せっかく航空便で送ったんだけどなぁ〜、残念!


2010年6月2日水曜日

オンナ同士

昨日は、Newcomers' Clubの今年度最後の打ち合わせミーティングで、夕方からColleenの家に、それぞれちょっとした食べ物を持参して役員が集まった。

うちの晩ご飯は、たまたま自家製のピザだったので、余分の生地にサラミ&ブラック・オリーヴだけのシンプルなのを焼き上げ、それを持って行った。

Meetaのインド風チキン・キャセロールも、Suzanneのブラウニーも美味しくて、ちょっとしたポットラック・パーティみたいで、おまけに最後を記念してColleenがスパークリング・ワインをシャンパンの代わりに開け、乾杯し、お互いの今年度の活躍を労い合った。

(とは言え、10日には、倶楽部全体での打ち上げパーティがあるし、来年度の役員との引き継ぎミーティングが残ってるんだけど)

振り返って見ると、最初は随分と心細い気がしたActivities Chairの役員の仕事だったけれど、本当に色々と沢山の体験が出来て面白かった。

何しろ、”婦人社交倶楽部”なだけに、女たちによる女たちならではのオンナ同士の関係ややり取り@北米風を身近で勉強する事が出来たのは、今後の処世術として最大の収穫とも言えるし。

まぁ、結論から言うと、
『オンナが集団化すると色々と面倒な事がある』
と言うのは、国や文化を限定しないんだなぁ〜という認識。

役員同士でのメールのやり取りの中では、英和の辞書には決して載ってない類いのイディオム、つまり英語人的な慣用句も沢山学び、別の意味での収穫になったし。

例えば、『It's just my humble "two cents".』とかね。

え? ”2セント”って何よ???みたいな。。。
(=意見とか思い付き、考え)

あとは、倶楽部として、地元のチャリティの為に4000ドルを集め寄附する事が出来たのは意義のあることだったし、募金集めの為のイベント(クラフト・フェアーとか、サイレント・オークションとか)はそれぞれ楽しかった。

途中、副会長のKellyが個人的な理由で役員を離れたのは残念ではあったけれど、最終的に8人がまとまって目標を達成した感を共有出来ることが嬉しく思う。

大人になってからの、こういう学園祭の延長のようなノリで臨める機会って言うのは、もうなかなか無いかも知れないと思うと、ちょっと残念だったりして。

Erikaの学校を通してScholasticで注文した本が届いた。

この夏休みには、お料理を通して、家でも『オンナ同士』の絆を深めたい企み。
これから、十代ならではの難しい時期を迎える彼女と、今後のオンナ同士の平和的共存を目的として。。。

2010年6月1日火曜日

Orthodontia

今日はKaitoを学校まで迎えに行って3時で早退させ、歯列矯正の予約へ付き添った。

学校のオフィスでも歯科医院でも、息子の名を呼ばれる度に「ケイト」と発音されるので、まるで”Kate”(女の子の名前)みたいで不愉快なので、「違います、カイトです」と繰り返し確認し訂正しなければならないのが煩わしい。

英語圏に暮らしてみて気付くのは、英語の固有名詞の読み方をはじめ、文法だとか用法だとかスペルだとか、英語に無頓着な英語人(英語を第一母国語とするネイティブスピーカー)が意外と多い事実。

本当に拍子抜けするくらいに!

とにかく、
次回の予約から歯列矯正(braces)を開始してもらう為の下準備(レントゲン含む)と打ち合わせを済ませた。

今時の矯正費用は、6000ドル前後が相場らしい。

生涯に渡っての”完璧な歯並びの健康的な笑顔”に対する投資と言える。

私が子供の頃なんて、身近で歯列矯正してる子供はクラスにたった一人くらいしかいなくて、それは地元で開業医をしているような家の子だったりしたけれど、今の時代は随分と状況が変わってるらしい。

まぁ、それは芸能人じゃなくても良い傾向だとは思うけれど。


そう言えば、昔、付けていた子供達の抜けた乳歯の記録。

北米では(かな?)抜けた乳歯は枕の下に入れて寝る風習で、夜、眠ってる間に”Tooth Fairy/トゥース・フェアリー”(歯の妖精)がやって来て乳歯を持って行く替わりにコインを置いて行ってくれるの。

なんか懐かしー。