2018年5月28日月曜日

ちょいとカナダへ♪

今日は月曜でも祭日なので、朝からのんびり冷房の入ったダイニングのテーブルで Davidと二人、スクランブルエッグの朝食を楽しんでたら、

Erikaが階下からやって来て「あれ、仕事行かないの?」って。

「・・・・・」

いや、あんた毎日が休日だから曜日の感覚、無くなってるね。。。

Kaitoも Erikaもカレッジの授業が終了して事実上は夏休みだから。

そして二人とも殆ど毎日うちに居て曜日に関係なく好きな時間に寝たり起きたり、コンピューターに向かって過ごしてるから無理も無いンだけど。いやはや。

とは言え、Kaitoは夏期講習でスクリプト・ライティングの授業が始まるし、インターンシップでミネアポリスの映画プロダクション会社にて、脚本関連の仕事も少しだけするらしい。

そんな彼、7月の誕生日を迎えると21歳になる(信じられないケド!)ので、いよいよ社会的には「成人」と見なされ、Davidの扶養家族としてのステイタスで米国に居住する権利を失う事になり。

カナダ人だからカナダに帰って暮らせばいいってだけの話ではあるんだけど、高校生で米国に引っ越したからカナダでの教育も経験も人脈も無く。

新宿生まれだから日本の国籍を維持して、じゃあ日本に引っ越して暮らす?とか言っても、日本での生活経験が無いのは同様で。

ビザの失効まで時間が迫ってるし、取り敢えずの手段として手っ取り早いのが学生ビザを取得するって事だったんだけど、カレッジを通して申請すると取得まで半年くらい掛かるかも知れないから間に合わない。

じゃあやっぱり単身カナダに帰国するしか無い?かと思ったら、国境へ行って手続きすればその場で問題が解決するらしい。。。ほんとかいな?

たまたま David自身も彼のパスポートへの証明が必要だったし、実は私もビザの延長手続きが必要だったりで、Davidが勤務する会社に任せれば経験ある専門の弁護士が勿論やってはくれるのだけど、会社が負担する費用がべらぼうに高く時間も延々と掛かりそう、、、ってので、急遽、Davidと Kaitoと私の3人でカナダ国境を目指す事になった先週末。

まずは北に向かって五大湖の一つであるスーペリア湖畔の観光地: Duluthを通過(ここまで車で3時間程度)し、湖に沿って北東に向かうとカナダの国境に到着(更に3時間前後)。

*海のように大きな湖:Lake Superior*

*延々と続く湖を右手に北上*


*流石にカナダは寒かった*


カナダへ入国する前にアメリカ国内の税関事務所によって必要書類を提示し、大丈夫そうなのを確認(不備があっては面倒なことになるので慎重!)。

申請自体はアメリカ国内ですることは出来ず、基本カナダからの入国という形が必須と言われ、ほぼ数年振り?に国境を超えてカナダ国内へ入国。

そのままUターンしても良かったけれど、せっかくカナダへ来たから少しだけカナダを体験して行こう、って事にしてオンタリオ州の Thunder Bay/サンダーベイと言う、国境から30分程度の町で一泊して来た。

予め計画した観光旅行じゃ無いし、小さな町だし、着いたのが土曜日の夕方って事もあり、取り立ててこれと言ったアクティビティも無く。

ホテルのフロントで教えて貰った地元のギリシャ料理の店で夕食の後、私はホテルに戻り持参した編物、Davidと Kaitoは夜9時半から上映の映画『deadpool 2』を観に出かけ、夜中過ぎに帰って来た。



翌日の朝はカナダならではのチェーン店に寄ってカナダでしか買えない特別なものたちを幾つか「お土産」に買ったり。

*カナダを代表するチェーン店*

*Davidが嬉々として買ってた安価なマグ*


アメリカの国境に戻って入国審査、、、は、いつもの事ながら緊張する。

特にトランプ政権になった現在では移民制度に変化があるみたいだし、色々とネガティブな印象が濃い傾向の最近なので。

アメリカ南部の国境に比べると(飽くまでもイメージのみ)警備も思った程に厳しく無く、ちょっとだけ拍子抜けで、カナダから入国する人々と審査官との会話も多少の緊張感はあるものの割とのんびりとした内容だったりで、ひと安心。

多少の時間は要したものの、ほんの30分程度?そして、費用が何と!一人当たりにつきたったの6ドル(×3=18ドル)ってので驚き。

会社の弁護士を通したら数千ドルとか聞かされてたので余計に。

とにかくこれで、あと1〜2年は安心してアメリカで暮らすことが出来る。



因みに余談ではあるけれど、毎年アメリカでグリーンカード(永住権)が当たる宝くじみたいな抽選があって、それなりに書類を用意して写真と共に申請するので面倒ではあるんだけど、密かにそれに応募してたんだけど、結果発表が今月あり、予想通り見事に外れたらしい。。。

国毎の割り当て数があるらしく、日本やカナダからの応募は比較的少ないから、確率的には多少高め?と言う噂ではあるんだけど。



私自身への週末旅行のお土産は、Duluth近くの湖のビーチで拾い集めた石たち。


綺麗な石がいっぱいで、時間に制限が無ければ半日くらいは楽しく石拾いをして過ごせそうな気がした。




2018年5月16日水曜日

春ランラン♪と爛漫

大規模な引越しから1ヶ月半が経過。

引越した直後はこんな↓ 景観で、辺り一面が雪に覆われた白銀の世界だった。


冬季での家の購入は果たして雪の下にどんなものが埋れてるの?想像もつかない分、新しい季節での新しい発見が冒険的な楽しみだったりもして。

今年は春の訪れが遅く、それでもようやく気温が上がって雪がすっかり溶けてしまうと、まるで別世界のような急激な景色の移り変わりの速さに驚き。

写真で見ても一目瞭然なのだけど、白黒写真の世界が一気にカラーになった!

*中二階のリビングルームからの眺め:
新緑が眩しく斜向かいの家の樹にはピンク色の花が満開で嬉しい*


新しい家での生活を始めたの同時に、当然のことながら色んな諸々が新しく。

新しい地域、ご近所さん、買物をする店、ピザを注文する店、外食に出掛けるレストラン、市街の学校への通学方法、Davidの通勤、、、家の中の配置や使い勝手、などなど多くの事柄が心機一転、新たな気持ちで始めるのは新鮮な冒険心いっぱい。

色々と新しい出逢いや発見、楽しい事があり過ぎて自分でも呆気に取られてるってくらいの日々なのが正直なところ。

引越し前の不安が嘘のように、私的には殆ど全ての事が "Too Good to be True"って言う感じで、何もかもが夢のように理想的に上手く行き過ぎて怖いくらい。


市街から遠くなるので心配した買物にも全く困る事が無くて、かえって店の選択肢が豊富になったし、新しく試したピザの店がなかなか美味しくて気に入った矢先、以前、贔屓にしていたチェーン店の新しい支店が近くに先日オープンになったり、Davidが気に入りの本格的メキシコ料理の店の姉妹店が、新しい家から徒歩圏内にあったり。

子供たちが通うミネアポリス市街のカレッジまでの市バスも、以前より距離がある代わりに高速道路を利用する「高速バス」の選択肢が加わり、以前と同じくらいの時間で通学が可能だったり。

とは言え、家の近くのバス停まで来るバスは朝と夕方の通勤時間に限定されてるので、それ以外の時間帯では、家から車で10分くらいの場所にあるターミナルへ子供たちを送迎する必要があるんだけど。

バスターミナルはショッピングモールに隣接していて、待ち合いの調整時間を潰すのにも問題なく。

ターミナルの駐車場を挟んで正面には大手チェーンのスポーツジムがたまたまあったりして嫌でも目に留まり、子供たちを送り届けた後は家に帰るだけ、って日にはせっかくだから利用するのはどうよ?ってな安易な動機の流れでフラッと寄って見たら、案の定、即座に入会してスイミングとスカッシュに通うことになってるし!

Davidの通勤も以前より少し距離が短くなった分、時間も短縮、何より混雑して運転するのが怖いと思ってた幹線の高速道路を使わず通勤できるのも嬉しい。


家屋に限定してみると、家の規模は以前よりも少しだけ小さく、敷地は広くなった。

私が個人的に好きな「傾斜のある土地」に建てられてる家なので、地階の部屋でも実質的には地下でなく地上にあって大きな窓から十分な陽射しが入るのも理想的。

半階毎に部屋が区分されていて、家族4人がそれぞれ別の階にプライベートな部屋を持てるのも理想的。

因みに、記述してみると

2 階:私の作業場+クローゼット
中2階:リビングルーム|ゲストルーム+浴室|私たちの寝室+浴室|
1 階:玄関|キッチン|ブレックファスト|ダイニング|洗面所|洗濯室|
半地下:ファミリールーム|Erikaの部屋|サンルーム|浴室|
地 階:Davidのポーカールーム|Kaitoの部屋|Davidの作業場|物置|

家に接続した2台分+のガレージと、南向きのウッドデッキが2つ、南面の裏庭には2階建てのガーデン物置もあり。

フェンスで囲まれた裏庭のゲートから外に出るとそこは舗装された遊歩道で、遊歩道に沿って小川が流れてる。


*4月4日現在での裏庭の様子*


*5月7日サンルーム前のデッキにテーブルと椅子を出して
今季初のパラソルを広げて外でランチ*


インスタグラムにもアップした今週の裏庭の風景。



*お隣さん家の敷地で満開の樹を愛でる*


ブログのアップが滞っている理由はそんな訳で、充実して夢のように幸せ過ぎる毎日にプカプカと、非現実的であるかのように、精神的な浮遊状態だから、かも。