2012年3月12日月曜日

夏時間と春の漬物

*Left: Pickled in the soy sauce based flavor "butterbur scape",
or "flower stalk of a butterbur".
(I didn't know the name for it in English before.
they're called "fuki-no-tow" in Japanese.)*


土曜日の晩は友人 Mirian宅で、AnnとDianneと私の4人がそれぞれ家族を伴って「全員集合〜!」って感じの"Sushi Party"をした。

それぞれに担当した材料を持ち寄って、それぞれの夫や子供たちにも実際に寿司を巻かせたりして、単に食事会ってだけでない参加型のイベントって感じ。

私が持参したのは、冷蔵庫で冷やした「キリン一番搾り」をはじめ、寿司の具材として「オムレツ(厚焼き卵)」と、オーブンで焼いた「"バタフライ型"に身を開いてパン粉のついた海老(海老フライの開き?)」、そして自家製の餃子。



せっかく餃子を作るので、「今度一緒に作ろう」と約束していた近所の友達 Graceをよんで、彼女にとって初めての体験「餃子の作り方」を披露した。

お料理が上手で器用な Graceは直ぐにコツをつかんで、一つ目の餃子から難無く綺麗な形に包み上げて、二人でお喋りしながらあっと言う間に2袋分の餃子の皮(計100枚くらい?)を包み終えてしまった。

彼女が自分で作った分の半分を調理して焼き方のコツを伝授(!)して、キッチンで一緒に味見したあと、残りの分は彼女が焼きたてを食べられるようそのままラップして持たせてあげた。



パーティ明けの日曜日は"daylight saving time"の始まりで、朝寝坊して起きたあとに時計の針を1時間進めて、何だか1時間余計に寝て無駄にしちゃった感じ、、、と言うか、毎年のことながら1時間誤摩化されて損をした気分。

案の定、ちょっとした「時差ボケ」って感じに月曜日の今朝、普段早起きのKaitoだけど珍しく朝寝坊したし。

ほんの1時間の違いではあるんだけど、順応して体内時計と連動するまで48時間〜72時間くらい掛かるのかも?

その証拠に、夕方6時になると決まって晩ご飯を催促する犬の Trixieが、今日は6時半を過ぎても大人しかったから、彼女の「腹時計」もまだしっかり「冬時間」のままなんだろう。



姉が日本から送ってくれた食品群の中から、いかにも春を代表する「ふきのとう」の漬物を今夜、珍しく炊いた日本米と、味噌汁や焼き魚や、寿司パーティの残りで貰って来た酢の物と一緒に、いかにも和風な献立と共に味わった。
(魚は、地元のスーパーで買える真空パックにされた薫製の鯖)

あの「ふきのとう」独特の苦味に食が進んで、思わずご飯のおかわりまでしてしまった。

昔はまるで興味もなく、食卓を挟んで(ふきのとうを)食べる両親を横目に「年寄りの食べるモノ」って気がしてたから、その英語名さえ知らなかったのに。

気付いてみれば、味わいを季節と共に慈しむような、日本人ならではの中年になってる自分を実感。





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