滞在先のホテルで無料の朝食が意外にも、とっても充実していて魅力的なのに誘われて、急遽、そこでベーコンやら、スクランブルド・エッグやら、トーストやら、パンケーキやら、シナモンロールにマフィンやらのあれこれをお腹いっぱい食べ放題。
その後チェックアウトして、まずは、アメリカ系のチェーンで手芸材料の店『Michaels』へ。
その昔、オンタリオ州に住んでる際には、地元の「ケンブリッジ店」にしょっちゅう足を運んでは、季節毎の商品展開にワクワクしつつ買物を楽しんでたんだけど、仏語圏であるケベック州には出店してないのがヒジョーに残念無念。
前回は、義母の運転する車で二人でオタワへ日帰りで出掛けた際に立ち寄ったのが最後かも?かれこれ3〜4年前かな?
今となっては滅多に行けない『Michaels』なので、思い入れも強く期待も高まる感じで。
取り敢えず買ったのはフランス製『DMC』の刺繍糸、各色。
セールの際には、3つ(時には4つ)で$1とかだったりもするんだけど、生憎セールじゃなかったので1つ49セント也。
それでもこの辺りで買う値段の半分以下。
以前、聞いた話によると、フランスに近いイギリス国内での価格も、この辺りと同様か、或はそれ以上に高いらしいから、オンタリオ州でのセール価格は正に破格値!って感じ。
店内は早くも秋の雰囲気のデコレーションや商品があったりして。
なので思わずこんなモノ↓(ハエ・・・)を買っちゃったり。
*ブゥ〜〜〜ン*
久し振りの『Michaels』なので、実はジュエリー・メイキングの材料とかガラスのビーズなんかにも期待してたんだけど、結局、何も買わなかった。
種類も豊富で在庫数も多い分、陳列にはインパクトがあって一瞬コーフンするんだけど、でも、落ち着いて一つ一つの商品を見てみると、何となく品質が今ひとつ良く無かったりする感じでちょっと興醒めしてしまった、、、ってのが実際のところ。
殆どのビーズ類が中国製で、私が『Etsy』を通して時々買っているチェコやオーストリア製のものと比較すると、その色素だとか素材だとかに対して懐疑心を抱いてしまい、購買意欲が萎えてしまった。
フェルトも、東南アジア製のリサイクル素材のポリエステルとの混合アクリル製だったりして、かなりがっかりしたし。(これも『Etsy』では、ヨーロッパ製の手触りが良く高品質な100%ウール素材のものを売ってるSellerがいる)
そもそも北米で手に入る手芸用のフェルトって、日本で一般に売られてるのとは比較にならないくらい粗悪品って感じの現状ではあるんだけど。
いずれにしろ、あれほど楽しみにしていた『Michaels』での買物だったのに、店が提供するものと、私自身が個人的に求めるもの=需要との間には、時間の経過と共にかなりの格差が出来ていたらしい現実を知った。
日本と違って、一般に品質の高い商品が身近に溢れていない北米だからこそ、敢えてそういうモノを入手したい場合、『Etsy』みたいな存在が光る今の時代なんだろうと思う。
商品の価値や流通、人々のニーズや買物のスタイルは本当に多様化してるし、ある意味、一時期、日本で流行っていた人気の老舗や有名店からの「お取り寄せ」や個人輸入なんかが、世界規模で一般化して来てるような気がする。
あとはモントリオールならではのArts & Crafts店『De Serres』が、(Michaelsと比べて見ると)実は洗練された商品構成で、扱い商品もそれなりに高品質だし、陳列もお洒落っぽくオーガナイズされた店なんだってこと、改めて実感、私の中で再評価させられた感じ。
(Michaelsへの想いが強く、過小評価されてたのかも)
合間にDavidとKaitoには『Lee Valley』で買物をして貰ったり。
(『IKEA』Ottawa店の近く)
『Lee Valley』も基本、路面店は持たず、独自のカタログ注文販売スタイルで、ユニークなオリジナル商品(主に'tool'とか)を扱うビジネス展開が個性。
そして買物の後は、『Canada Science and Technology Museum』へ。
(まだ続くんかい!?)
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