2013年8月10日土曜日

さよならMinnesota

単身赴任中の Davidに会いに初めて訪れたミネソタでの、楽しかった1週間での滞在もあっと言う間に過ぎ、モントリオールに帰る火曜日。

私も追加で滞在させてくれた Larryさんの家にも、程良く住み慣れ心地良くなった感じの愛着みたいなのがあって。

実際、彼の家はとても古く、独特の雰囲気を醸し出してる。

*Larryさん家のダイニング・ルーム*
(とは言え、食事はいつもキッチンの食卓なんだけど)


古い時代ならではの建築様式とか、当時に流行ったのであろう間取りとか内装の特徴が興味深く、今とは違いふんだんに贅沢な分量であちこちに使われてる天然木(この場合は樫の木)の窓枠や幅木の重厚さが、何とも言えないクラシックな格調とか温かみを印象づけて、「古い家」ならではの魅力を体験することが出来た。

ま、実際に住むとなると、古い時代に施された電気の配線だとか、'plumbing/プラミング'(給排水のパイプに使われてる素材や継ぎ目など)に問題のある場合も多いので、それらの修繕や維持にはかなりお金が掛かることになるだろう難点は覚悟しておかないと、ではあるけれど。

それでも、いかにも昔風の 'castiron/キャストアイロン' のバスタブがどっしりと横たわってる浴室を見ると、素直にいいなぁ〜と思うし、以前住んだ家で苦労して取り寄せ設置して、こよなく愛用した同様のバスタブを懐かしく思い出し、再びいつか暮らす家でもそんな古めかしい鉄のバスタブが欲しいような気にもさせられる。

*Larryさん家の浴室の 'claw-foot' の古いバスタブ*


いずれにしろ、私自身はこれまで北米の古い家ってのに実際に暮らした経験が無いので、次回、家を買う際に有益な参考になった。

空港に向かう途中、午後3時過ぎのフライトまで時間があったので、再び Davidと『Mall of America』に寄り道することに。

何しろ、空港の直ぐ近くだし!

性懲りも無く足を運ぶのはやっぱりまたしても『Lego』ストア。

この前行った時には無かったコレ↓を購入。


既に 'Halloween' を意識した商品構成?

魔女、ゾンビ、幽霊、蜘蛛などのセットがカワイイ。




でもって、その流れで『 Hallmark』ではこんなもの↓も。


'Jack-O'lantern' を開けるとコウモリのアクセサリーが入ってる。


すっかりハロウィンな気分。。。



かと思いきや、可愛い人魚のオーナメントを発見。


何処か南米での手作り風には可愛いモノが多い気がする。

が、しかし、買わずにデザイン・アイデアの参考に。



私を空港へ送り届けたら仕事に戻る予定の Davidと軽い昼食を何処かで簡単に済ませてしまおう、と言うことになり、モール内で前回から気になっていた『Bubba Gump Shrimp Co.』へ行って見た。

何しろ、映画『フォレスト・ガンプ』は家族の皆が大好きで、一緒に何度も繰り返し、未だにDVDを観て楽しんでる。

レストランの入り口には『Bubba Gump』のオリジナル商品を扱ったギフトショップもあって楽しい。


店内の雰囲気にもメニューにも統一感があって楽しい。


各テーブルの上には卓球のラケットが置いてあって(!)、それもメニューだったり、ブルーと赤のサインがあって、ウェイトレスに声を掛けて欲しい際にはサインを赤(映画の中でフィールドを疾走するフォレストを止めるみたいに)にするってルールだったり。


一環したテーマに沿った、遊び心いっぱいの娯楽とかサービスとかに、改めてアメリカを実感させられる気がした。

楽しいだけじゃなく、料理も美味しかったし。

軽いランチに Davidが選んだサラダは、洋梨のスライスや苺が乗った甘酸っぱいフルーティなドレッシングのサラダ。


私はスープとサラダのセットを注文して、スープはクラムチャウダーを選択。


サラダにはシーザーサラダを選択し、せっかくなので、店ご自慢の海老ちゃんをトッピングして貰うリクエストで。


中途半端なお腹の空き具合に丁度いいボリュームのランチになった。

店の外では「お約束」の、映画の中でバスを待つ間にフォレストが腰掛けてた場面を再現したベンチがあり、傍らには彼の鞄と、その上に乗った箱入りのチョコレートまで再現して置いてある。

記念の写真を撮るために座ると、足元には「フォレストのスニーカー」までちゃんとセッティングしてあり。

"My momma always said: Life is like a box of chocolate.

You never know what you're gonna get."

ってフレーズを思い出しながら。

実際、See's Candies の箱入りチョコレートを食べる時なんて、いつもこの台詞が頭に浮かんで、「ほんとにそうだよなぁ〜」なんて、しみじみ思うもの。



最後の最後まで、本当に楽しいミネソタでの1週間が終了〜。

2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

素敵な台詞ですね~♪
気温40度近い南国土佐のよさこい祭り、ま、
リオのカーニバルには負けますが、その心意気は
負けてませんってとこから足がもつれながら帰宅。
ブログに写真をアップして、ここに来たら、〆に
相応しい穏やかで温もりのあるお家とハロウィーンの可愛い数々のグッズで癒されました。

足に湿布も貼ったことですし、今日はこの辺で!

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

よさこい祭り、お疲れさまでした!
足がもつれながら帰宅、、、って描写に、想像したら笑みが浮かんでしまいましたよ。
きっと一生懸命に沢山の写真を撮影されたことでしょう。
選りすぐるのも結構な仕事だったりしますよね。
デジタルだと、数百とか数千とかの枚数を撮るでしょうから。(笑

中から何が飛び出すか、チョコレートのビックリみたいな人生も、甘くて美味しいと良いですよね〜♪(笑