ほんの1週間程度、家を留守にしたあと帰って見ると、懸念してた通り裏庭の小さなプールの水の色は再び「緑色」になってしまってた。
まるで「バスクリン」を入れたお風呂のような色。
一応、頼りない息子が管理を担当してた筈なのではあるけれど。
まぁ経験が浅いし、私自身、薬剤を使っての水質管理なんて今までずっと Davidにやって貰ってたから、息子に助言する知識も無いし。
前回、お隣に住むフランス語系マダムに手伝って貰って綺麗な「水色」になったのを、暫くの間で保っていたのに、その善意を「無」にしてしまったような後ろめたさみたいなものを感じつつ、私の留守中、刻一刻と緑化?して行く水の色を「あぁ〜、お隣のマダムはどんな気持ちで見守ってたンだろう?」と思い、かなり日本人的な発想で?「彼女に知られずコッソリと薬剤 (Chlorine)を投入して、さっさと水色にしないと。。。」なんて考えてた。
そしたら矢先に玄関のドアベルが、♪ピンポォ〜ン♪と。
開けてビックリ、マダムが立ってた。。。!
し、しかも片手に彼女の「Myバケツ」を抱えて。
再び、うちのプールの水の色をブルーに変える気満々で。
彼女のバケツには既に熱湯が入っていて、そこにうちのキッチンで水道からのお湯を注ぎ足し、外に持ち出した後で薬剤を加えて溶かした後、それをプール脇から撹拌しつつ投入すると、ミルク色した溶液がプールの底に広がって行った。
「明日の朝には水はブルーになると思うけど、底に付着した緑色はプールに入って足でこそげばいいわ」って説明で。
今回もまた英語を話さないマダムとの会話は、Erikaに英仏の通訳となって貰ったんだけど。
でも「旅行に行ってました」とかは仏語で言えたわ、私。
(自慢にならないけど、その程度では)
多分、マダムもそれ(私の帰宅)を察して、待ち構えてたようにやって来てくれたんだろうけれど。
帰り際にマダムが「前回みたいなお礼(←自家製のパイをあげた)は嬉しいけれど、でも本当に全然、必要ないから心配しないで」
と言うので、私が恐縮していると、
「隣人として、アナタの事が好きだからやってあげてるの」
と Erikaが通訳してくれて、何だか嬉しくて照れ臭かった。
お陰でプールの水自体はかなり綺麗な透明になったんだけど。
水底にはやっぱりまだ苔状の緑があって。
プールに入って泳ぐことで、水流が出来てフィルター効果もあるんだけど。
どうしたのか?モントリオール周辺、余り暑くないのよね。
ひょっとして冷夏?
今週、来週の予報を見ても、毎日の最高気温が22℃前後で。
なのでプールの水温も現在24℃と、ちと低め。
実は、ミネアポリスに滞在中の2〜3日間もとても寒かった。
とは言え、留守の間も野菜はすくすくと順調に成長してくれて。
今シーズン初めての収穫は、綺麗な紫色の茄子3つ。
なんか「ぬか漬け」にしたいような日本風?の馴染みのあるカタチ。
でも「ぬか床」無いから、ベーコンと一緒にオリーヴ油とガーリックで炒め、トマトソースのペンネパスタに変身。
さすがに自分で育てた野菜は特別な味わい。
土と水と太陽と、自然の恵みに感謝。
4 件のコメント:
プールの管理って大変なんですね。知りませんでした。フィラデルフィアのころ子供が良くお友達のプールで遊ばせていただいていたけど、お友達のパパに感謝しなくてはね・・・・
そちらの男性は本当にまめですよね。
うちも横浜から京都に4年間単身赴任でしたが生活面で困ったことはほとんどありませんでしたよ。フフフ・・・
yanaさん♪
何事も、自分でやって見ないことには分かりませんねぇ、、、とプールに関しては今回、本当に厄介な現実を目の当たりにしました。(笑
新しい循環の方法では、薬剤を使わず、代わりに害の少ない塩を用いた機械も人気のようで、気にはなっているところですが。
欧米の男性は、日本のビジネスマンほどにはプライベートな時間を会社の為に費やすことが無い分、家庭で過ごす割合いも大きく、その分、家周りの仕事を楽しむ?時間には恵まれてるのでしょうね、きっと。(笑
あら、4年間も経験なさったのですか、単身赴任を!?
横浜と京都間って、どちらを訪れるのも素敵そうですね♪(笑
うふふ。お隣のマダムは、かなりまゆみさんの事がお気に入りのようですね~♪ずっと、プールもお留守の間に気になってたのかもしれませんね。
いい隣人を持つって、本当に暮らしてゆくうえで
重要なポイントですよね。
それにしても可愛い、ピカピカのお茄子ですね~♪
自分で育てただけあって、さぞかし愛着と格別の味がされたかと。他の収穫も楽しみですね。
まゆみさん♪
良い隣人に恵まれるのは有り難いものですよね。
とは言え、うちの両サイドの家が売りに出されてるのですが。
マダムも、家が売れ次第に引っ越して行かれるかとは思います。
そして、うちにも引越しの可能性がアリだし。
ほんと、北米生活では、転居や家の売買が激しいですね。
野菜造りも奥が深いですねー。
花が沢山咲いても、それが全て実を結ぶとは限らないし。
やはり一朝一夕には行かないのでしょうね、何事も。
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