ミネソタでの土曜日はお天気が悪く、気温も上がらず。
旅行中、余り暑くないといいなぁ〜とは願ったけれど、まさか7月の下旬に、しかも日中、寒いほど気温が落ちるとは想像もしなかった。
それでもめげずに Minneapolis『Sculpture Garden』に行って、無料のツアーに参加するつもりで出掛けたんだけど。
時折、突風を伴っての雨模様に、暫し車の中で躊躇ってた。
寒いし、ずぶ濡れになって体調を崩しても困るし。
と、眼の前に白い 'stretched limousine'(ボディの長いリムジン車)が現れて、ドラマチックに白いドレスを身にまとった花嫁さんが登場。
生憎の天候ではあるけれど、彫刻庭園での結婚式だなんて、なんて素敵なんだろう!って勝手に盛り上がり、野次馬的に見に行くことに。
緑いっぱいの温室内で記念撮影する新郎新婦と、周辺に佇む綺麗なドレスを着た 'bridesmaid' 達を見守る、たまたま居合わせた傍観者たち。
何だかちょっと幸せな気分のお裾分けを貰ってラッキーな感じ。
その後は Davidと二人で庭園内の彫刻を観賞。
まずは四角い池の上で大きく跳ねている『Standing Glass Fish』。
雨が小振りになったので外に出て散策すると、何処からともなく『wind chime』の音が優しい音楽を奏でてて。
『after dream』と言う副題が付いてるらしい作品の一つで、それは大きな木々の枝のあちこちに取り付けられた、綺麗に澄んだ音色のする数々のチャイムが織り成す、まさにタイトル通りに夢のように心地いい音楽空間での散歩になった。
隣にある不思議なドームは『Prophecy of the Ancients』と言う、ちょっとミステリアスで観る者に問い掛ける謎なぞみたいな。
右手に2つ並んだ大きな石『Sagacious Head 6』『Sagacious Head 7』を眺めながら、お天気のいい日には、芝生の上に並べられた白い椅子に腰掛けて時間を忘れて過ごせたら素敵だろうな、なんて。
次の空間に現れたのは『Arikidea』と言う題名の作品。
馬のカタチをした作品は『Woodrow』と言う題名。
ブロンズの女性の裸体は『Nike』、ギリシャ神話の女神。
彫刻庭園を歩きながら、私は昔に行った箱根の『彫刻の森美術館』を懐かしく思い出していた。
そして、眼の前のこんな ↓ 作品を目にするとやっぱり連想するのは「ヘンリー・ムーア」と言う、条件反射みたいな。
と思ったら、あら、びっくり!
ほんとに Henry Moore の作品だった!!!
題名は『Reclining Mother and Child』だそう。
うわー、やっぱりヘンリー・ムーアって偉大なんだ。。。妙に感心。
そんな感心する私を他所に次は、ゆ、、、雪だるま!?
ちょっとコミカルな作品は『Front of Snowwoman』だそう。
そして少し離れた所にある『Hare on Bell on Portland Stone Piers』は、人間っぽいカラダを持った兎の伸びやかな肢体の像。
そうして木々の合間から遠くに見えるのは(勿体ぶって紹介する意図で)ミネアポリスのランドマーク的に有名な作品。。。
『Spoonbridge and Cherry』と言う題名の大きなスプーン。
湖の上に横たわる大きなスプーンの橋と、その端にちょこんと乗った巨大サクランボの究極コラボレーション。
ミネアポリスに行ったら絶対見なきゃ!的なアイテムを無事に拝むことが出来て大満足な私を連れて、Davidが次に案内してくれたのは、ミッドタウンで開かれてた 'farmers market'。
さすがに悪天候で寒いとあって人影もまばらながら、それでも地元の人々の集まる雰囲気を味わえて楽しかった。
美味しそうなパンも、おやつ用に幾つか買ったし。
早々と車に戻った後は、大きなミシシッピー川を渡って帰路に。
途中で寄ったのは『Trader Joe's』。
多分、説明の必要はないくらい有名なカリフォルニア発祥のスーパーマーケットで、アメリカ国内には300店舗近くあるらしい。
週末だけあって、さすがに駐車場も混雑してた。
お店のオリジナル・バッグたちも売られてて、機能性と言いデザイン性と言い、そしてお値段と言い、かなり素晴らしい感じのパフォーマンスでお土産にもぴったり。
何となく健康志向な印象を受ける食材スーパー『トレジョ』(日本語的省略ニックネーム)で見掛けたこんな↓パックも便利そうで感心してしまった。(ニンニクも1片だけ入ってる!)
あとは冷凍のフレンチ・マカロンも初めて見た!
とっても充実した観光ツアーに満足して帰宅すると、Larryさんがステーキを夕食に調理してくれた。
私は小さくカットしたものを頂いたけれど、この後更にティーボーン・ステーキも登場して、そちらも美味しかった。
彼が用意してくれた、銘々皿(正確には小さなガラスのボウル)に彩り良く盛られたサラダの繊細さにも感動。
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