最近、夕方になると夕立ちで激しい通り雨になる日が多い。
典型的な夏の気候。
月曜日も、私がキッチンで夕食の支度をしながら、そろそろDavidがバスで帰って来る頃かな?なんて思ってたら、急に暗くなって激しい雨が降り始めた。
バス停まで、ほんの50m程度だけど「この土砂降りでは絶対にびしょ濡れになってしまうなぁ、どうしよう?」と思った矢先、Kaitoが
「ダディを迎えに行ってあげた方がいいよね?」
と思い掛けず
「僕が行くから、傘、2つある?」
って以心伝心みたいに。
それで、私の大きめの傘を2つ持たせてあげた。
DavidとKaitoと、二人で仲良く傘を差して帰って来るかと思ったら、意外にも、市バスの運転手のおじさんがバス停でハチ公みたいに主人の帰りを待つKaitoを乗せてくれて(無賃乗車!)、運行路じゃないうちの通りを走り、わざわざ家の前(勿論、バス停じゃないし!)で停まって二人を降ろしてくれたらしい。
運転手のおじさんの好意と、ルール無視のその柔軟性にびっくり!
まぁ、小さな島の小さな町の小さな公共バスではあるけれど。
(通勤電車の最寄り駅までの乗り合いバス、って感じかな)
でも、こういう人間味に溢れたフレキシブルなサービスって、やっぱりさすがに北米!って感じがする。
日本は何でも『マニュアル通り』が基本だから。
『マニュアル』を越えたサービスって、日本ではなかなか得られないし、いかにも容易で可能に見えるリクエストをしても、大抵の場合
「申し訳ありませんが、それはちょっと難しいンですよねぇ〜」
って断られるので、そういう「マニュアル破りを恐れる」ロボット的なサービスに愛想を尽かしつつも慣れてしまった感アリ。
まぁ、そういう部分をも含め『文化的相違』と言うんだろうけど。
2 件のコメント:
なんと柔軟な対応のバスの運転手さん。
こういうの、感激ですよねぇ~♪
久しぶりに心がポカポカ・ウキウキするような
お話ですよ!
まゆみさん
夏休みで乗客が少ないのと、
うちが循環ルートの最終近くにあるのと、
まぁ、条件が重なったんでしょうけれど。
でも、北米で受けるサービスって全般的にとてもリラックスしていて、柔軟で融通が利く感じで、人間味があっていいなぁ〜なんて思いますが、だからこその短所ってのも同時に、勿論あったりするんですけどね。(笑
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