先週だったか先々週だったか、Trixieを動物病院に連れて行った。
アメリカに引っ越して来てから初めて。
蚊を媒介して引き起こす犬の病気の予防薬を貰うのが主な目的で、あとは初診と言うこともあり、初対面のドクター(医院内には6人のドクターがいるらしい)に自己紹介がてら、ひと通り Trixieの検診もして貰うって感じで。
*ちょっとドキドキ不安な感じ?の Trixie*
新しい土地で、新たにかかりつけの動物病院を決めるにあたり、たまたまうちの近所で「ワンコのデイケア」サービスをしてる女性がいるので、彼女に相談して薦めて貰った。
家からも近く距離にして 1.7km:徒歩20分ってので、お天気も良かったし散歩がてらのんびり歩いて行った。
あどけなさが残るような雰囲気の若い男性のドクターだったけれど、落ち着いて丁寧に診察してくれて、説明も分かり易くしてくれた。
好感度に関係なく、腕の内側に何気に "Tattoo"が入ってたりするのがちょっと意外な感じで、だからどうと言う事はまるで無いのではあるけれど、世代的な価値観と言うか傾向と言うかのギャップのようなものを感じさせられたのは事実で、自分の中での認識を新たに微調整させられたって気がする。
勿論まぁ、今どき「刺青」くらいで驚きはしないのではあるけれど(モントリオールは世界的にも通称 "Zombie Boy"で有名な全身 "tattoo"だらけの Rick Genest君の拠点でもあるし)、単に私の古い頭の中で「tattoo」と「動物病院のドクター」とが結びつかなかっただけの事で。
今後はそれも「アリ」になったところ。
いや、考えて見れば今どき本当に、医師や弁護士や教員と言った世間的に評価される職種に就いてる人たちであっても、フツーに刺青やら複数のピアスやらしている事は珍しくないのかも知れない。
"tattoo"じゃなくて「刺青」って呼ぶとニュアンスがかなり違うけど。
「刺青」だとどうしても未だに仁侠的ヤクザの世界を連想しちゃう世代。
いずれにしろ、近所を散歩するには良い気候で。
普段、車だとあっと言う間に通り過ぎてしまう道も、歩いて見ると色んなトコが目について新鮮な驚きや発見がいっぱいあって面白い。
特に私たちにとっては新しい土地と新しい近所でもあるから余計に。
カナダの家は別荘地のような小さな島の湖近くにあったから、何処へ行くのにも車で、気軽に歩いて行ける場所なんて限られてたけど。
アメリカの家は、こうして動物病院へも歩いて行けるし、スーパーマーケットやレストランやショッピングモールにも徒歩で行ける。
子供たちの学校だってカナダでは片道15kmもあったから、高速道路に乗って20分くらい掛かったけど、ここではうっかり帰りのスクールバスに乗り遅れたとしても(←間抜けな Kaito)トコトコ歩いて30分もすれば家に着くってのが嬉しい。
おまけに Davidだって、最悪の場合、徒歩で仕事から帰って来られる距離だし。
動物病院からテクテクと帰る道すがら、色んな家を見るのが楽しかった。
季節外れではあるけれど、雪の結晶の飾りが、壁のサイディングの灰色がかった深い緑色に映えて可愛い家とか。
庭先の植木が大きな「盆栽」っぽい、、、と思ってふと見ると、窓の向こう側にカーテンではなく、何故かいかにも和風な「障子戸」があるのが妙に珍しくて何となく気になる家があったりとか。
これからの季節、益々、歩く機会も増えて新しい発見も多くなりそうな予感。
2 件のコメント:
獣医さんとタトゥーって言われてみれば、日本人は、特に結びつかないかもしれませんね。でも、いい獣医さんのようで、今後も安心できますね。トリちゃんのちょっと不安気な様子が可愛いわ。
季節が進むと散歩道で色んな発見がありそうですね~♪お家の外観から、そこに住む住人を想像してみたり♪
またまた色んな発見の報告楽しみにしていますね(*^-^*)
まゆみさん♪
そうですね、特に日本だと、刺青のある人は温泉や銭湯など、公衆のお風呂に入れなかったりもしそうですしね。
それでも刺青がファッションの一部として、若い世代にアピールしてる気はしますね。
実際、アメリカでは更にその傾向は顕著なようで、19歳から26歳くらいの年代では実に36%もの人が何らかのタトゥーを入れてるらしい、ってのをどこかで読みました。
Trixieの「目が泳いでる」感じで。(笑
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