2010年8月1日日曜日

突然、身近に感じるイスラエルという国

ジュエリーは流行に関係なく、自分のその時の気持ちに合ったものとの出逢いで買うことにしている。

もともとゴールドには興味が無いし、アンチ・ダイヤモンド派なので、どうせ”輝く透き通った石”を身につけるならば、クリスタルで充分だし、人工のキュービック・ジルコニアでも全く問題ない、そういう意味では”安上がりな女”と言える私。

シルバーの冷たくてシャープな感じが一番好き。

最近、偶然に見つけた指輪のデザインに衝撃を受けて、そのオリジナル性の高いユニークなデザインのジュエリーを送り出す”イスラエル”という国に目を向けている。

*興味の発端となったMade in Israelのジュエリー#1*

ひと目で気に入った指輪は、リング状でありながら均等の輪でなく、不規則な幾何学的形状をしたもので、部分的に14Kのゴールドが長方形の”板”みたいな形で配され、埋め込まれたオパールが正方形なのも面白い。

文字通り”尖った”存在感のアクの強いジュエリー。

次に見つけた指輪も、シルバーとオパールのコンビネーションから、ひと目で”イスラエル製”かも?と連想させた。

*幅広のリングで花がモチーフながら何故か海を連想させる#2*

幅が2cmほどのリングで、丸いオパールが2つ配されている。

最初の指輪と同様に、その店にとっての”1点もの”であり、サイズ違いを選ぶことが出来ない状況は、まるで”シンデレラを探し当てるガラスの靴”に似ている。

私の指にぴったりと入った指輪を見た店員が驚きながら、
「この指輪、多くの顧客の関心を惹いたのですが、誰の指にも合わなくて皆がっかりしていたんです。」

2回も連続で、指輪にとっての”シンデレラ”だった私。

こういった運命的なモノとの出逢いって、女性ならば誰でもわくわくするのじゃないかしら? それが特にジュエリーの場合は余計に。

気を良くした私は、イスラエル製のシルバー・ジュエリーとの縁のようなものを感じて、以前はそれほど興味のなかったオパールという石についても、何かしら愛着のようなものを抱き始めている。

そんな折りに見つけたのが3つ目の指輪。

*過去の2つとは全く異なるデザイン#3*

これまたユニークな、大振りの花の形で、これも例外なく”いかにも”な”手作り風”の”1点もの”で、サイズもまるで私がオーダーして創らせたみたいにぴったり!
(因みに、私の指のサイズは日本では決して細い方ではなく、北米サイズで7号なのだけれど、多分、北米の女性たちは”骨太”で、更に大きなサイズの人が多いのだろうと勝手に解釈)

そんな訳で、探していた訳では無かったにも拘らず、縁あって私のところに遥々イスラエルからやって来たシルバーの指輪たち。

急に指輪のコレクションが増えちゃって、
「指輪はもう当分、要らないや」
と思っていたら、次の出逢いは上手い具合に計らずもペンダントだった。

*基本的に私が弱い”透かし模様”のペンダント#4*

直径が6cmほどの大振りなデザインで、7つの小さなオパールが不規則に配してある。

これまで宝飾店を覗いても、高級ジュエリーの中には欲しいと思うものを見つけられず、一時は銀製のジュエリー創作にも手を染めて、「自分が本当に気に入ることの出来る、この世で一つだけのオリジナルでユニークな作品を創る」ことに憧れたけど、イスラエル製の銀細工ジュエリーとの出逢いは、その憧れの実現に近い感じ。

私のアバターみたいなアーティストが、イスラエルの何処かで作品を創り出してる、そんな不思議な連想が楽しい。


2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

へぇ~イスラエル製って、こんなにも魅力的なものがあるんですね。

リングもそれぞれに趣があって素敵!

透かしのあるデザインって、私も心そそられる
ものがあります。

夏にこういう色の取り合わせを見ると、
とても涼しい感じがしていいですよね。

‘出逢い’→‘一目惚れ’→‘ゴールイン’は、
人でも物でも大事ですね。(笑)

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん

特別な出逢いが無いと、未知の国って多いですよねー。

これまでイスラエル出身の人とかって、ほんの数名しか出逢ったこともなく、殆ど縁の無い国でした。

ジュエリーの装飾デザインは、国ごとの特性とか傾向(嗜好)の違いがあって面白いです。

透かしとか、繊細なデザインなものはやっぱり、手先の器用な日本人が得意とするみたいですし、好まれるようですよね。

確かに色合いは季節感も大きく反映しますよね。
(冬はゴールド色が温かい感じ、とか)

ほんと、モノでも人でも『出逢い』は大切ですよね〜。
何らかの”必然”であるかも知れないし!(笑