もともとゴールドには興味が無いし、アンチ・ダイヤモンド派なので、どうせ”輝く透き通った石”を身につけるならば、クリスタルで充分だし、人工のキュービック・ジルコニアでも全く問題ない、そういう意味では”安上がりな女”と言える私。
シルバーの冷たくてシャープな感じが一番好き。
最近、偶然に見つけた指輪のデザインに衝撃を受けて、そのオリジナル性の高いユニークなデザインのジュエリーを送り出す”イスラエル”という国に目を向けている。
*興味の発端となったMade in Israelのジュエリー#1*
ひと目で気に入った指輪は、リング状でありながら均等の輪でなく、不規則な幾何学的形状をしたもので、部分的に14Kのゴールドが長方形の”板”みたいな形で配され、埋め込まれたオパールが正方形なのも面白い。
文字通り”尖った”存在感のアクの強いジュエリー。
次に見つけた指輪も、シルバーとオパールのコンビネーションから、ひと目で”イスラエル製”かも?と連想させた。
*幅広のリングで花がモチーフながら何故か海を連想させる#2*
幅が2cmほどのリングで、丸いオパールが2つ配されている。
最初の指輪と同様に、その店にとっての”1点もの”であり、サイズ違いを選ぶことが出来ない状況は、まるで”シンデレラを探し当てるガラスの靴”に似ている。
私の指にぴったりと入った指輪を見た店員が驚きながら、
「この指輪、多くの顧客の関心を惹いたのですが、誰の指にも合わなくて皆がっかりしていたんです。」
2回も連続で、指輪にとっての”シンデレラ”だった私。
こういった運命的なモノとの出逢いって、女性ならば誰でもわくわくするのじゃないかしら? それが特にジュエリーの場合は余計に。
気を良くした私は、イスラエル製のシルバー・ジュエリーとの縁のようなものを感じて、以前はそれほど興味のなかったオパールという石についても、何かしら愛着のようなものを抱き始めている。
そんな折りに見つけたのが3つ目の指輪。
*過去の2つとは全く異なるデザイン#3*
これまたユニークな、大振りの花の形で、これも例外なく”いかにも”な”手作り風”の”1点もの”で、サイズもまるで私がオーダーして創らせたみたいにぴったり!
(因みに、私の指のサイズは日本では決して細い方ではなく、北米サイズで7号なのだけれど、多分、北米の女性たちは”骨太”で、更に大きなサイズの人が多いのだろうと勝手に解釈)
そんな訳で、探していた訳では無かったにも拘らず、縁あって私のところに遥々イスラエルからやって来たシルバーの指輪たち。
急に指輪のコレクションが増えちゃって、
「指輪はもう当分、要らないや」
と思っていたら、次の出逢いは上手い具合に計らずもペンダントだった。
*基本的に私が弱い”透かし模様”のペンダント#4*
直径が6cmほどの大振りなデザインで、7つの小さなオパールが不規則に配してある。
これまで宝飾店を覗いても、高級ジュエリーの中には欲しいと思うものを見つけられず、一時は銀製のジュエリー創作にも手を染めて、「自分が本当に気に入ることの出来る、この世で一つだけのオリジナルでユニークな作品を創る」ことに憧れたけど、イスラエル製の銀細工ジュエリーとの出逢いは、その憧れの実現に近い感じ。
私のアバターみたいなアーティストが、イスラエルの何処かで作品を創り出してる、そんな不思議な連想が楽しい。
2 件のコメント:
へぇ~イスラエル製って、こんなにも魅力的なものがあるんですね。
リングもそれぞれに趣があって素敵!
透かしのあるデザインって、私も心そそられる
ものがあります。
夏にこういう色の取り合わせを見ると、
とても涼しい感じがしていいですよね。
‘出逢い’→‘一目惚れ’→‘ゴールイン’は、
人でも物でも大事ですね。(笑)
まゆみさん
特別な出逢いが無いと、未知の国って多いですよねー。
これまでイスラエル出身の人とかって、ほんの数名しか出逢ったこともなく、殆ど縁の無い国でした。
ジュエリーの装飾デザインは、国ごとの特性とか傾向(嗜好)の違いがあって面白いです。
透かしとか、繊細なデザインなものはやっぱり、手先の器用な日本人が得意とするみたいですし、好まれるようですよね。
確かに色合いは季節感も大きく反映しますよね。
(冬はゴールド色が温かい感じ、とか)
ほんと、モノでも人でも『出逢い』は大切ですよね〜。
何らかの”必然”であるかも知れないし!(笑
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