*フロントデスクで貰ったパンフレット*
木曜日は毎年恒例の『Salon des Métiers d'Art』に行って来た。
モントリオール市街の Bonaventureビルで毎年この時期に開催されるアートショーで、ケベック州で生産されるグルメ食品をはじめ、芸術性に富んだ手工芸品の展示販売されるイベント。
出店ブースは400以上あるらしく、クリスマス前のショッピング熱も高まってプレゼントを探す買い物客も多く賑わって、入場料が無料なこともあるし、見て歩くだけでも楽しいから何だかんだで毎年出掛けてる私。
それは義理の母や妹も同様で、だから結局、落ち合って一緒に行くことになるってパターンのここ数年。
普段は滅多に車を運転してモントリオール市街へ出掛けることはないんだけど(電車が便利だったりするから)、今回は義母を乗せて高速道路に乗って市街へ行き、直接 Bonaventureの地下駐車場(今回は地下6階に駐車)へ。
とにかく広い会場で沢山歩くので意外と疲れたり、特に今月70歳になったばかりの義母は昔、趣味で乗馬をしてた際に愛馬から落ちて脚を傷めた経歴もあり、最近になって時折、膝が痛むらしいので、彼女の様子も伺いながらのんびりなペースで廻った。
途中、3人でフードコートへ行き、ランチは何故か3人とも折り詰めで売られてる寿司だったりして。
最寄りのカフェで珈琲も飲んでパワーを充電した後は再び会場に戻り、義母はステインド・グラスの壁掛けや、宝飾店ブースで純金製のイヤリング(ピアス)を買ったり。
私は、、、と言えば、幾つか目に留まって気になる作品はあったものの、何しろ高額なので咄嗟の衝動で買えるって訳でもなく、思い切って買うにしては、やっぱり何となく義母と義妹の手前、専業主婦である私が大枚はたいて「贅沢品」を購入するって感覚に気が引ける気がして「遠慮」してしまった。
↑ 日本的なセンスかもしれないけど、いかにも「嫁」的な立場の感覚を発揮。
↑ さすがニホンジンだわ、私!みたいな。
そんな訳で、遠慮なく買ったのは私のお気に入りで、ケベックシティ近郊の島で作られる「アップルバター」とか。
*他のブランドとは風味を画するクリーミーさ♪*
林檎を煮詰めて作られたアップルバターは、ブリーチーズ(カマンベールに似てる)などの柔らかめのチーズに乗せてオーブンで短時間焼くのがおススメ。
溶けたチーズとアップルバターの甘味のコンビネーションが最高に美味しいので、バゲットなどですくって食べればちょっとした前菜と言うか、オードブルって感じに楽しめる。
あとは、これまたケベック産の「フォアグラのムース」の瓶詰めを3種でパックされたもの。
これはもうパカッ!と瓶を開け、すくってバゲットに塗って食べるだけで最高に美味しい、赤ワインのお供。
まぁフォアグラを巡っては賛否両論、色んな意見もあり、販売を禁止する地域があったりするって現実も受け止めつつ。
小学校の給食で「鯨肉の竜田揚げ」を喜んで食べてたようなニホンジンの私としては、肉を喰らう獣である人間として、どの辺りで線引きするのか?は考えさせられるところ。
虐待的で非人道的な環境で飼育された動物の肉を食べること、ピンクスライム入りの加工食品を食べること、スーパーマーケットに綺麗に並べられた肉を買って食べること、狩猟で殺した野生の動物の肉を食べること、自足自給スタイルで自分で育てた動物の肉を食べること、或は全ての動物の肉を諦めて菜食主義になること、更につきつめて、完璧な 'Vegan'になること、、、etc.
選択肢は色々ある。
自分の中での結論は出ないけれど、取り敢えず今は、食物連鎖の最上にいる現実に奢ることなく、感謝の気持ちを以て有り難く食べさせて頂く肉食獣であることを継続中。
2 件のコメント:
「アップルバター」!?一瞬、味とか風味を
描いてみました。香りといい、チーズとの相性といい、きっと最高でしょうね~♪
のんびりペースで、ゆっくり女同士で買い物を楽しむっていいですよね。私も最近、大型ショッピングモールだったりすると、思わず通路脇のソファーとか椅子を探してしまったり(笑)
そういうお年頃なんですね。
いよいよクリスマスへのカウントダウンですね。今年は、ダーリンからどんなプレゼントを貰うのでしょう?楽しみですね(#^.^#)
まゆみさん♪
アップルバターって、多分、林檎のすりおろしに砂糖を加えて煮詰めた感じなので、家でも作れるとは思うんですけどね。
でも、この商品(私が買った)は特別に優れていて、これは絶対、自分では作れない感じの完成度なんですよ〜。(笑
足腰を鍛える意味でショッピングモールを歩いてるシニアも結構いるらしいですけどね。(笑
買物って結構エネルギーを消費しますよね。
ほんと、いよいよ明日はクリスマスですよ!
ちょっと実感がないんですが。
ご家族との楽しいクリスマスをお過ごし下さい♪
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