火曜日は映画が半額日なので、友人のMirianを誘って午後の上映で『The Ides of March』を観た。
*Google画像で拾って来た映画ポスター*
ご存知、George Clooneyの脚本、監督、そして主演と忙しくこなした政治ドラマ:選挙キャンペーンの舞台裏を題材にした話。
今年、映画界で大活躍の Ryan Goslingの作品を幾つか観てみたい欲求があって、本当は『Drive』が観たかったンだけど、何しろ最近の映画ローテーションの速さと言ったら!うかうかしてると直ぐに劇場での上映を見逃してしまうのよね。
余談で Matt DamonとかGwyneth Paltrowとかが出演してる映画『Contagion』も面白そうなので劇場で観るつもりではいたのに、あっと言う間に新しい映画に押されて、いつの間にか既にもう上演してなくて、すっかり機会を逃してしまったし。ほんと残念。
とにかく、この『The Ides of March』は何とか見逃さずに済んで良かった。
とは言え、もの凄い感動作とか、大作アクション・ムービーとかって訳では無いので、敢えて大きなスクリーンで観る意義は飽くまでも個人の嗜好だけれど。
単に、改めて George Clooneyって人はやっぱり本当に映画人なんだなぁ〜ってのを実感させられるのと、あとは Executive Producerとして Leonardo DiCaprioの名前があるのも興味深い。
(彼は最近、役者業の他に結構色んな映画のproduceもやってるのね)
この微妙なタイトルが邦題ではどうなるのか?興味津々なところ。
「Ides[áidz]」は古代ローマ歴で3、5、7、10月では15日にあたり、それ以外の月では13日なのだそう。
そして3月の15日は、ジュリアス・シーザーがブルータスに暗殺されたことに因んで、凶事に警戒するというような意もあるらしい。
最初は堅苦しい?政治ドラマなので Governor : Mike Morris役の George Cloneyが家族や選挙事務所のスタッフと共に大統領予備選挙のキャンペーン巡りを中心に、Ryan Goslingや Philip Seymour Hoffman、ジャーナリスト Ida役の Marisa Tomeiなどとの絡みなんだけど、中盤から若くて綺麗なインターンMolly役の Evan Rachel WoolとRyan Goslingとのロマンスが加わり、(私的には)ようやく面白くなって来た!って感じの流れ。
だってやっぱり私にとって、政治的陰謀だけじゃ物足りないもの。
Evan Rachel Woolの透き通るような肌とブロンドの巻き毛は最強で、彼女の身に付ける洋服のどれもが品良く素敵に見えて、、、それがお嬢様風のドレスでも、カジュアルなダンガリーのシャツでも、彼女を引き立たせるのは凄いなぁ〜って言うか凄く羨ましい。
彼女は映画『Thirteen』の中で Tracyの役をしてた女の子だった!
言われて見ると確かに面影が残ってる、、、かも。
Marisa Tomeiはこの映画の中では図太くてヤな感じのオンナを演じてるんだけど、こういうのも、そして綺麗どころも演じ分けられるのは凄いなと思う。
そして彼女は何気に私の日本人の親友にもどことなく似てるのよね、雰囲気が。
Paul役の Philip Seymour Hoffmanは相変わらずの存在感で。
彼がこの映画の中で髪を切る場面があるんだけど、でも、何だか"before"も"after"も余り代わり映えのしない風貌なのが可笑しい。
Ryan Goslingは本当に独特の存在感を持っていて、決してファッション・モデルみたいなハンサムな顔付きでは無いんだけど、でも、もの凄く”チャーミング”なのよね。
涼し気なブルーの瞳と薄い唇と、甘い表情が武器よね。
怒りとか哀しみとか、瞳の奥に隠した感情に反して微笑む時の笑顔が何とも複雑で、それが彼の魅力。
あ、あとは「頭のカタチ」も凄く良くて、短く切り揃えた髪の横顔のシルエットの後頭部から「うなじ」にかけてのラインが最高に綺麗♪
いずれにしろ映画としては、淡々と楽しめる政治ドラマ+ちょろっとロマンスって感じのほろ苦く切ない後味が残る作品かな。
2 件のコメント:
私、ジョージ・クルーニー大好きなんです。
観たかったけど、見逃したような・・。
そこに、Mayumiさんのこの感想。よし!DVDレンタルしてみようと思いました。
幸い、高知では「Contagion」は11月12日封切りなんで、これは、キャストも含めてぜひ見たい気が。12月23日封切りの「ニューイヤーズ・イブ」も、ロバート・デニーロも出るようで、これもクリスマス前に優しい気持ちにさせてくれるかな~とか。ちょっと興味を持っています。
11月~12月は、時間的に余裕ができたんで、映画館にも足を運べるかも。
ポップコーン片手に映画も至福の時ですよねぇ~♪
まゆみさん♪
あ。ジョージ・クルーニーお好きでした?
渋くて味のある役者さんですよね〜。
他の役者陣も秀逸な作品ですので、一見の価値はあるかと思います。是非、ご覧になられるのをおススメです。(笑
「Contagion」も豪華キャストですよね!?
劇場で観られたら、迫力ありそうなストーリーですよね。ちょっと怖いけど。
ロバート・デニーロのクリスマス作品は未だチェックしてませんでした。
クリスマス頃の作品には、ほのぼのするドラマも多いですよね。では是非、チェック入れて見ますね!
「おうち映画」も勿論、快適で良いですが、でも劇場には劇場での良さってのがまだまだある気がしますよね。
これからアカデミー候補の優れた作品も多いでしょうし、楽しみな時期でもありますよね♪
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