人との繋がりって、ほんと面白いと思う。
日常の中で色んな人々との出逢いがあって、何もしなければ単なる「通りすがり」で終わったり、飽くまでも「社交」の表面的なレベルな付き合いで終わったり。
正直、敢えて一歩踏み込んで関わるのは面倒臭い。
それでも時として、その面倒臭いプロセスを経て関わってみたい欲求に駆られる瞬間ってのがあって、それは交わした短い会話の中で登場した何らかの、互いに共通の「キーワード」であったり、ちょっと心に触れた「ひと言」であったり。
何かしら芽生えた共感とか好奇心とかを元に、相手をもっと知りたい欲望を抱いたところに発して、意外な方向に発展する人間関係ってのはやっぱり運命的な「縁」と言うものなのかどうか。
それとも飽くまでも自分の意思による選択であって、自身のコントロールの範疇なのかどうか。
Ioanaと私は、過去3〜4年の間でずっと「顔見知り」だった。
ただ特別に親しくなる「きっかけ」が最近まで無かった。
これまで何度も短い会話をして来たけれど、たまたま最後に会って話した際、私が勝手にフランス人だと思い込んでた彼女が実はルーマニアの出身で、フランスのパリに移民して、そこで出逢ったフランス人のご主人と結婚して、現在暮らしているカナダで寂しい思いをしたり孤独感を味わったってことを初めて聞かされた。
お洒落で華やかで社交的で、流暢なフランス語を話す彼女が、英語が通じずになかなか人の輪の中に入り込めなかった、、、だなんて、まるで想像もしてみなかった。
彼女ともっと話してみたい欲求に駆られて、取り敢えず一緒にお茶することになり、昨日の朝、Pointe-Claire VillageにあるCafé『Les Moulins La Fayette』で待ち合わせ。
彼女のルーマニアでの話から、チャウシェスク政権が崩壊する10年前に難民としてフランスに渡った話、フランス人のご主人が仕事で訪れた東京でフランス菓子の繊細な美味しさに出逢って感動した話。
私は私で日本の話から、これまでのカナダでの生活の話、文化や食べ物の話題などなど、とにかく会話が尽きず。
カフェのテラスから始まって、雨が落ちて来たので店内のテーブルに移動して、その後は湖の辺りを歩きながら、最後は駐車場での立ち話で終了。
時間にしてかれこれ驚異の4時間余りのノンストップ・マラソンみたいな勢いでの会話に自分でもビックリ。
こんなに話すことがあって盛り上がるなら、どうして今迄この機会を作らなかったンだろう?ってのが不思議なくらい。
*ホールで買って来た「ほうれん草とサーモンのキッシュ」*
お互い、英語を母国語としない者同士の暗黙の了解的な心地良さみたいなものがあるのは事実。
2 件のコメント:
「この日」は、どこかで神様が準備をしてたのかもしれませんね。(笑)
本当に人との出逢いって運命的なものがあるし、Mayumiさんのこの「お喋りマラソン」をした日」のように「絶妙のタイミング」というのもはたらくんでしょうね。
雨が降り出せば中に入り、その後は湖の辺を
散歩しながらでも話たく、互いの話が尽きなかったのもよくわかる気がします。
私も先日、2人で会うのは初めてのマイミクさんと岡山でランチ。私が列車に乗る直前の
‘2時間半’をほぼノンストップで互いが話
し、「これでは足りないから、今度は高知に
遊びに来て、終日一緒に大好きな植物園などを散策しながら話ましょう。」という約束をして別れました。
これからも彼女との楽しいお付き合いが
続いていくといいですね。
まゆみさん♪
ありがとうございます。
お喋り、、、って女性同士ならではの傾向みたいな部分あるかとは思うんですが、何時間話しても話尽きない、ってことありますよね。(笑
キャンプとか旅行とか一緒に行けたら、文字通り「ひと晩語り明かす」っても可能なくらい。
でも、お喋りってかなりエネルギーを消耗する、活発な脳の運動であることには違いないらしく。(笑
別れた後もちょっとした興奮状態だったりする部分では、ある種のドラッグ効果もあるような。(笑
植物園を散策しながらのお喋り、、、まさに理想的な感じですね!
四国周辺には素敵な場所が沢山あって興味津々です。
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