2011年9月9日金曜日

昼下がりのCoiffureでうとうと

今日は美容師さんの予約をしてあったので、早めに家を出て、ショッピングモールと銀行とWAL-MARTにササッと寄って、それぞれの用事を済ませた後 St. Lazareに向かった。

『Coiffure Chez Véro』は、St. Lazareの住宅地の奥まったところにある普通の一軒家で、フレンチ・カナディアンのVeroniqueさんが一人でやっている美容室。

自宅の一部を趣味のいいアンティーク調でまとめたお洒落な内装の美容室に改装し、正面玄関から離れた専用の通路から裏手に廻ると、フェンスで囲まれたプールやガーデン用の物置の手前に密やかにドアがあって、そこからドアベルを押してこっそりと入る感じはまさに「隠れ家」的な秘密の美容室そのもの。

まぁ、こう言っちゃなんだけど、とーってもフランコフォン気質のVeroniqueさんだからして、私が予約時間ピッタシに到着したら、
「ボンジュール♪」
とにこやかにランチを食べながら出て来て、
「もうちょっとで食べ終わるから、その辺の雑誌でも見て待ってて」
と、そんな具合。。。

さすがにもう比較してどうするってこともないけれど、でもやっぱり日本の美容室では考えられない、あり得ないって状況はかなり多い。

慣れてしまうともう、「こっちの方がいいや」って部分もなきにしもあらずで、例えばシャンプーの際(日本の多くの美容室みたいに?)死体みたいに顔の上に小さいタオルを掛けられたりすることも無いし、無用なシャンプーを何度もされたりしないし。

ただ本当にリラックスしてのんびりペースの仕事振りなので、パーマのロットを全て巻き終わるのに1時間半くらいを費やしたり。

お陰でそのペースに連られてこちらまでゆったり気分でうとうとと居眠りしてしまいそうになったり。

おまけに今日はたまたま彼女のミスで、私のキャミソールの背中を結構濡らしてしまって、当然、事故処理はしてくれるものの、でも決して気安く謝ったりはしないのよね。

勿論、個人差や状況にも依るけれど、でも北米で一般人が「I'm sorry」を使う頻度は日本の五分の一くらいかも。いや、それ以下かも知れないな。(ってのは飽くまでも私的リサーチで!)

ま、そういう細かいことがどうでも良くなるのにある程度の時間が掛かったケド。

気には障らないけれど、でも気付く。そんな感じの現実。

とにかく、途中で美味しいカプチーノを淹れて貰って、フィンガー・チョコレートクッキーも貰って食べた。

パーマの前にはちょっとだけカットもして貰ったし。

因みにお値段は $115(+チップ)也。

通常、美容室の場合、オーナーにサービスを受けた場合にはチップはあげなくても良いってのが通例らしいんだけど。状況に合わせた任意ってことで。

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