先週の水曜日は家族4人揃って映画『Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2』を観た。
"SCENE Card"と言う映画館系列会社発行のポイントカードのポイントがいっぱい溜まって、無料で観ることが出来たので。
私以外の3人は皆それぞれに原作本も読破してるし、これまでの映画シリーズもDVDで繰り返し観て楽しんでるので、今回は遂にその最終作で完結編ってことで待ち望んでた・・・って意気込みの中、実は正直、それほど熱狂的なハリー・ポッターファンって訳でも無い私なんだけど、まぁ取り敢えず「夏の家族イベント」ってノリで同行。
主要な登場人物の3人がもう本当に立派に成長してて、時間の経過をしみじみと感じさせられるってことと、映画のオープニングの場面なんかはやっぱりどことなく雰囲気が『Lord of the Rings』を彷彿とさせる・・・ってのが感想。
これまでのシリーズ作品を全部しっかりと把握してない分(何しろ、過去に観た作品の中には、飛行機の中で観ただけ、とか、しかも音声無しで、とか、途中で寝ちゃったりとか)私の中では話の辻褄がピッタリと合わない箇所も多々あったりして(←当然だけど)、だから熱烈なファンとはまるで会話が噛み合ないレベルで、「???」ってのが申し訳ない感じで。
いずれ、順序を追って観直さないことには、全体としての物語の流れは勿論、過去の登場人物の全ての関係や役割りなんかも完全には理解出来ないだろうなぁ。やれやれ。
そして昨日はKaitoと二人だけで、これまた待望の映画『Captain America: The First Avenger/キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アヴェンジャー』を観に行った。
せっかく「デジタル3D」版の選択肢があったので、たまには見比べるのも面白いかな?と、一人 $3 程度の割高な価格 $8. 99にて、奥行きと臨場感のある映像で。(火曜日は半額日)
もうね、やっぱりアメリカ人はこーゆーのが好きよね!?って感じのノリで、実は私も凄く楽しめちゃった作品。
とにかく話の筋書きが、色んな意味で良く出来てるし、悪者役のドイツ人たちの制服とか武器とか乗り物とかのデザインがもの凄くカッコいい。(Made in Germany的なスタンダードを意識したのか?)
とは言え、ドイツ人であるはずの登場人物たちの配役がそれぞれ、Hugo Weaving(From:オーストラリア)、Stanley Tucci(ニューヨーク)、Toby Jones(英国)ってのも大胆。
主役のChris Evansは、『Fantastic 4』で既に「この路線」がイケることを実証済みだったとは言え(恵まれた身長と体格で)、『Scott Pilgrim vs. the World』で演じた"Lucas Lee"の意地悪チックでコミカルな印象も記憶に新しかったりして。
でも!
この映画ではすごぉ〜く澄んだ瞳が印象的で、純粋に実直で正義感のある人間像がすんなりとハマって、役にぴったりだった。
単に強いマッチョで筋肉バカなヒーローじゃなく、"Good becomes Great"と博士の言った理念の根底にある人間的な誠実さと、機転の利く頭のシャープさを兼ね備えたヒーロー。
博士とのやりとりでの二人の関係に、ほんの少しだけ『鉄腕アトム』を連想してしまった私は、しっかり昭和の日本人ざます♪って感じで。
あとは、レトロチックな時代背景も素敵だし。
まぁ、Tommy Lee Jonesはいつもながらのハマり役で、もうこれは絶対、これ以上もこれ以下も無いでしょうって塩梅。
その後の『Iron Man』(Tony Stark)を世に送り出すことになる父:Howard Starkが登場して、せっせと新しい秘密兵器や素材の開発に力を注いでるあたりも効果的な演出で楽しかったし。
でもって、Howard役のDominic Cooperはお茶目♪
が、しっかし、まさか2週連続で似たような容姿の悪役「髪ナシ、鼻ナシ」の2人に出くわすとは思わなかった。(Lord Voldemort@Harry Potter & Schmidt a.k.a. Red Skull@Captain Amerika)
いずれにしろ、一緒にポップコーンを頬張りながら隣の席でKaitoが、カメオ役でお約束の登場のStan Lee氏(原作者)のシーンをすかさず密かに教えてくれたお陰で、見逃さず済んだのは、なんか妙に安堵なスッキリ感。
Marvelコミックって凄いなぁ。
さて次は『The Avengers』だ!(来年の5月だけど・・・)
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