夏になると日本ではよく、涼しさを誘うために背筋がゾッ!とするような怪談で盛り上がったり、ホラー映画を観るのが流行ったり、お化け屋敷でのデートも人気だったり。
そんな子供騙しで物足りない人とか、霊感の強い人なんかは、わざわざ心霊スポットみたいな場所まで出掛けて行ったりもしちゃったりして。
とにかく、夏は何となく、日本ではお盆とかもあってご先祖様の霊(魂?)が戻って来るとかそういう精神的、宗教的な関連もあるのかも知れないけれど、ちょっとだけ超常現象とか幽霊とかの怖いものを意識する季節だったり。
勿論、ポルターガイストとか幽霊とかは怖い。怖いけれど。
でもやっぱりつくづく思うのは、一番怖いのは「人間」だってこと。
思想とか宗教とか精神とか、嫌悪とか差別とか嫉妬とか、愛憎とか欲望とか怨恨とか、理由は何にしろ、実際、物理的に凶器となる武器を手に、相手とか第三者とか、或は不特定多数の人間を現実の世界で殺傷することが可能だから。
それはある日突然、地球上の何処かで起こり、時には、まるで現実の出来事とは思えない程の規模での殺戮やテロであったり。
瞬時にして地球を駆け回る情報の時代、遥か遠い国の惨事でさえ、余りにも近い距離感を以て届く衝撃に唖然とさせられる。
ノルウェーでの惨事は、移民として暮らす私にとって、日頃から感じる様々な物事を改めて考えさせられる事象でもあり。
その周辺でのあれやこれやを思いつつ、引き続き新聞を読み進めながら、相変わらず悶々と色んなことを考えさせられるんだろう。
とにかく、
犠牲になった罪のない魂たちが癒されるよう祈りつつ。合掌。
*数年前、Davidが裏庭に作ってくれた木枠の野菜花壇*
人間たちの営む世の中にまるで関係ないみたいに、
肥えた土と適度な水と太陽の光がある限り、
すくすくと育ち続ける植物たちに自然の逞しさを感じさせられる。
裏庭の家庭菜園に蒔いた種が元気に育ってる。
花壇の左手側がミニとまとで、右手側がズッキーニ。
あとから向日葵の種も蒔いた。
本来ならば「間引き」をするべきなんだろうけれど、
立派な野菜を沢山作りたいプロって訳でもないし、
間引いた苗を植える別の場所も無いし、
まぁこのまま自然に任せて成長を見守ろうと思う。
果たして花が咲いて実を付けるのかどうか?
まるでギャンブルみたいな確率で。
2 件のコメント:
‘涼’を届けてもらった感じです。
野菜でも、こんな風に可愛らしく植えられてると、緑が涼やかな感じがします。
ついに、向日葵の種も撒かれたんですね?
日本で花が終わった時期に元気な向日葵を
見せて下さいね~♪
まゆみさん♪
植物の緑色って、本当にいいですよね♪
勿論、花々の色彩もそうですが、自然の色って、それだけで目に優しく馴染むと言うか、安らぐと言うか。
野菜も向日葵も、ちょっと遅蒔き、、、って感じではありますが、でもまぁ、夏もあと1ヶ月ありますもんね!?
元気に咲いてくれると嬉しいんですけれど。。。
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