当時、新聞で記事を読んで以来、映画化されることをほとんど確信していた映画『Conviction』が、今週木曜日で早くも打ち切りになってしまうのがどうしても惜しい気がして、やっぱり取り敢えず劇場で観ておこう!と決めて出掛けて来た。
水曜日の午後1時15分からの上映時間だけあって、映画館(12個のスクリーンを備える)そのものも閑散としていたけれど、劇場内には、私を含めほんの5〜6人の観客って感じ。
(ほとんどスリッパ履いたパジャマ姿で枕片手に登場〜したい欲求)
お昼はまだ食べてなかったけど、空腹をバカほど食べたポップコーンで埋めたくなかったので、小さいサイズのポップコーンにミニカップの飲み物と、おまけにデザートのキンダーエッグ・チョコレートがセットで付いて来る『キッズ・コンボ』を買ったら、プロモーション用のドリンク・カップ@Megamindバージョンで、特製のストローまで付いて来てカンドーしたわ。あはは。。。
*なんか怖いキャラだけど、しっかり持ち帰って再使用♪*
まぁ、結果として『Conviction』はわざわざ大スクリーンで観なくても良いカテゴリー(飽くまでも個人的な評価で)に属するかなとは思うけど、でも、実話だけに説得力があるし、
配役はストーリーのイメージにそれぞれぴったりな気がした。
中でもMinnie Driverって普段は余り好きな女優では無いンだけど、ここでは味のある脇役をしていて好感が持てたのは新たな発見!
Kenny(兄役)を演じたSam Rockwellなんて、『Iron Man 2』にも出てたって言うけど「えー、どこに?」って感じでまるで印象に無かったんだけど、トレーラーで確認したら更に「えぇー、あの人ぉー!?」って感じの重要な悪役をしてたにも拘らず、あの憎々しい役の男が、まさかこの人だったとはまるで気がつかなかったよぉ〜、って意味では、多分、彼は優れた”キャラクター俳優”と言える証明かも。
(若しくは私が単に鈍いだけ、、、とか。その可能性も充分にアル)
主役のHilary Swankは、、、もうねぇ〜、彼女の得意役よね、コレ。
確か、彼女自身が若い時期に母親とトレイラー暮らしをしていた経験があるだけの事があって、そういう血と肉として身に付いた体験は絶対に無駄にはしないって感じの意気込み?って言うか、多分すんなりと役に入れる要素はあるんだろうと思う。
贅沢とは程遠い生活の中で化粧っ気の無い表情とか、乾いた唇がやたら大きくてシワっぽかったりして、”素”の存在感のインパクトがそのまま役の中で活きてる、、、そんな感じ。
驚いたのはJuliette Lewisだな。
まぁ、役作りが凄かったンだろう。。。と思い、家に帰った後で彼女のインタビューを確認したら、何だか映画の中の役とほとんど変らないような風貌と話し方に愕然とした。
まぁそのくらい驚くべく劣化をしていて残念な感じ。。。
(ファンの人、ゴメンなさい)
いずれにしろ、ヒューマンドラマとして上手くまとまってる映画。
現実としては、Kennyが冤罪で20年近く投獄されてた訳だけど、じゃあ真犯人はいったい何処の誰でどんな生活を送ってるのか?って疑問がリアルに残るってこと。
あと、特殊な状況の中に身を置かれた事によって初めて、弁護士の資格が取れるだけの能力を発揮した訳だけど、その能力や知能を持ち合わせていたにも拘らず、その事に気付く機会に恵まれないまま高校中退としての平凡な生活を送っていたという現実。
(まぁ、それはそれで、彼女にとっては幸福な結婚生活ではあったんだろうけれど)
多分、北米で、彼女みたいなケースは多いんだろうな。
可能性を秘めながらドロップ・アウトして行く若者が多いとしたら、それは社会的な損失でもあると思う。
いずれにしろ、映画館の会員カードのポイントが溜まってたので、それを使ったら「水曜日はポイント半分でオッケー!」ってので、余りポイントを減らさずに無料で楽しめてラッキーだった♪
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