*赤いポピー:Google画像より*
娘のErikaは、彼女の小学校で数名の”Veterans”(かつて戦地で祖国の為に戦った人々)を迎えての式典があるそうで、生徒を代表して詩の朗読をすると言ってはりきって学校に行きました。
この時期はRemembrance Dayの象徴でもある「赤いポピー」を多くの人々が胸に付ける事によって、Veteransへの敬意を示すと同時に、世界の平和を改めて考えさせられる機会でもあるようです。
毎年、私も例外で無く、何となく厳粛な気持ちになり、世界の平和を祈らずにはいられません。
そして、今日もこうして戦いの無い平和な国で生きられる歓びをしみじみと感謝します。
*胸に付ける為の赤いポピーは、11月の初旬頃から街頭のあちこちでVeteranの方達や、或はVolunteerの人々によって、道往く人々に任意の金額(つまり寄附)で配布されます。
*デザインは、赤(花びら)と黒(中心部)の少し毛足のある合成素材で、頭の部分が曲がったピン(針)が付いて来ます。(安全ピンとかじゃないので、胸につけたはずのポピーがいつの間にか無くなってること多し!)
*カナダの25セント硬貨(クォーター)に、ポピーがデザイン・モチーフとして使われたこともあります。
*ポピーがデザインに用いられた記念硬貨:Google画像より*
2 件のコメント:
北米には”Veterans Day”というのもありませんでしたっけ?
米英だけかな?
欧米各国、特にコモン・ウエルス各国では退役軍人に対する敬意を表しますよね。
オーストラリアでも各地に戦争記念館があります。
今回、イギリスのなんとか大臣がG20で中国にいたんですけど、中国首脳が「ポピーはアヘン戦争を想起させる」と言って不快感を表したにも拘らず、「我々にとっては大切な日」と言って、取り合わなかったとか…。
アフガンでは現在進行形で毎日戦争してて、多くの若者が死んでいるのにね…。
LMさん
『Veterans' Day』は米国内での呼び方で、内容は同じみたいですね。
『Jour du Souvenir』(Quebec)だったり、
『Jour des Anciens Combattants』(欧州)だったり、名称は別でも同日に祝うことにはかわりないようです。
確かにポピーには”ケシの花=麻薬”の連想もあるのは事実ですね。
でも、国によっての歴史的な背景はどうする事も出来ませんもんねぇ〜。。。不快感をあらわすのはいいとして(主張すること自体には意義がある?)、受け入れられるかどうか?はまた別の話ですよね。(笑
ほんと、地球上で争いが絶える日は果たして来るんでしょうかねぇ???
インターネットで情報が反乱する一方で、自爆テロする若者が存在することの矛盾は、何だか痛ましいですよね。
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