*I'm not in this photo,
but I worked at this counter as a volunteer
to do some gift wrapping in Fairview.
The fund raising was for the Lakeshore General Hospital.*
少し前の日記でも触れたけれど、大型ショッピングモール『Fairview』にて、特設カウンターでのクリスマスプレゼント包装で、地元の「レイクショア総合病院」への募金集めをするボランティアは、私にとって本当に色んな意味で勉強させられる好機会だった。
体たらくな専業主婦の私の目を改めて開かせて貰った、と言うか。
北米と言う文化/社会環境で働くと言うことの大変さ、とか。
とは言え、まぁ所詮ボランティア体験だったので、参加者の目的は「自分が楽しむこと」が前提な分、お気楽ではあったし、楽しくない現実の部分はなるべく見ないよう、或は飽くまで第三者的な位置から冷めた目で遠巻きに見送る感じの、極力、客観的な視点を維持しつつ。
とは言え、「Too many cooks spoil the broth」(料理人が多過ぎると出汁を台無しにする)の通り、十人十色の人が集まって一つの作業することの難しさと言ったら!
たかが「ギフト包装」ではあるけれど、皆それぞれが別の手法で、しかも「自分のやり方が一番よ!」と自負してるし。
とは言え、キャリアも長く自信満々な多くのボランティアに包装+リボン掛けされた贈り物は?と見ると、、、うーん。(←書けない)
正直、まさに「北米スタンダード」だったり。
日本の「折り紙文化」とか「贈答習慣」とか「贈り物業界」とか「個別/過剰包装」とか「折り目節目正しく」とか「手早く綺麗な丁寧さ」とかって「拘り」はまるで無くて@北米。
まぁ、これまでの経験上、ある程度、予想はしてたけど。
そもそも北米で買物をして「贈り物用に包装して」と依頼しても、大抵の場合は店の名前の入った「スペシャル・ボックス」に入れて粘着性のリボンを貼るだけ、とか、或は、綺麗な色の薄紙(通称"Tissue Paper")に包んで「スペシャル・バッグ」に入れて持ち手をリボンで飾るだけ、とか簡素で単純なものばかり。
日本のデパートみたいに包装紙でサクっと包んで「”おのし”はお付けしますか?」なんて気の利いた(?)”サービス”は間違っても殆どあり得ない。
なので、基本的に多くの人たちはモノを「包む」とかリボンを「結ぶ」とか言う行為に慣れていない。
(だからこそ、このサービスでの募金集めが成り立つンだけど)
そこで「日本代表:サンリオ・ギフトゲート・アルバイト経験者」(ヴァレンタイン時とかには1日数百個くらいのチョコレートをギフト包装。しかも通称”キャラメル包み”の簡易包装でなく、脇の余分を折り畳みながらくるくると包んで行く包装で)の私は、この時とばかり「じゃぱん・スタンダード」を発揮すべく、愛用の良く切れる"My-Scissors"と片手で切れる"My-Tape cutter"を持参して。(勿論、誰かに間違って持って行かれないよう油性ペンで名前書きまでシッカリして♪)
そして包装紙をシャーっ!と切ったり、テープをササっ!と貼ったり、リボンもシュシュっ!と掛けてクルクルッ♪とカールして手早く仕上げてパフォーマンス。
感動したのは、任意での募金額を募ってるので、例えば20ドルや10ドルや5ドルのお札を出してくれたクライアントには「お釣りは要りますか?」と訊くのがルールだったんだけど、多くの場合は「ううん。全額を寄附にして」と言う人が多かったこと。
クリスマスの時期には皆、(宗教的な背景もあって) 'generous'になるんだろうな。
実際この時期、'Food Bank'とかの助け合いも盛んに運営されるし。
(うちも色んな団体にパスタやジャムやピーナツバターを幾つも寄附した)
いずれにしろ、一緒に作業したボランティア仲間にしろ寄附してくれたクライアントにしろ、色んな年代や性別、文化的背景での個性豊かな人々と交流することが出来たのは楽しく、且つ刺激的だった。
シフトの後は、一緒に作業したMirianとDianneと3人でオモシロ可笑しい話に笑い転げつつ、遅めのランチをしてから帰宅。
このボランティア、きっと来年もやってるような気配。。。
2 件のコメント:
北米の皆さんがラッピングをしてる中で、
持参の用具で神業的にラッピングをこなしてゆくMayumiさんの姿、思い描きましたよ~。
日本の「のし」の習慣や、ラッピングの完成度
の高さは、やはり卓越してるんですね~♪
来年もぜひ楽しくこのボランティアできると
いいですね。仕事後のお喋りも楽しそうだし(笑)
まゆみさん♪
この辺りも文化的背景の違いなんでしょうけれど、包装の仕方ひとつ取ってもまるで異なるのは面白いですよね。
日本のデパートで菓子折りを包んでくれるような手法の包装をするのは、私のみだったので、ある意味、それは「日本風」の包装なのかも?
包装紙をさばいて包んで行く技術は、折り紙と通じるところがありますしね。
得意分野で自分が楽しめるボランティアだし、都合が付く範囲で毎年クリスマス時期の恒例参加行事にしたい気がしてます♪(笑
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