だって12歳にして「起業家」案の宿題だなんて。頼もしい。
勿論、最終的には結果発表としてクラスで「プレゼンテーション」をして評価される訳だけど。(思わず、古いトム・クルーズの映画『Risky Business』(邦題は『卒業白書』)を思い出してしまったけれど、でも、彼が起業家の課題をやったのは高校3年生の設定だった)
まずは起業アイデア。
どんな種類のビジネスを起こして利益に繋げるのか?
自分の才能の中で、それを活かす事で利潤を得る可能性のある業種が何であるか?模索することからスタート。
ま、今回の場合、全ての利益は何らか自分が起業したビジネスに関連性のある団体に寄附する目的ではあるんだけど。
Erikaは自分の趣味(ネールアートとか)や得意分野のあれこれ(近所の犬の散歩とか)を掘り下げて、うーん、うーん、って感じに悩みつつ、でも、どれもこれも「ビジネス」として実行するには今一つ非現実的だったりして。
そんな時に、「あっ!」と閃いたのが、『犬の為の手作りグルメ・クッキーの販売』で、それは近所に犬を飼っている犬好きな人が多いのと、うちの犬 Trixieを散歩する際、顔見知りになった人が多いのと、あとは最近、私がたまたま買ったばかりの「犬の為のクッキー・レシピブック」が彼女の視界にあったのと、色んな「可能性のある」状況が重なって。
レシピの中から選んだのは2種のチーズが入った、その名も美味しそうな「Cheese Dream」クッキー。
材料は至ってシンプルで、小麦粉とサラダ油と2種のチーズ(チェダーとパルメザン)を混ぜ、牛乳を加え柔らかくして、型に抜いてオーブンで焼き上げるだけ。
*慣れない手つきで生地の型抜きするErika*
*小さいサイズの骨型を使用*
*オーブンで焼き上げた図*
*Serving Suggestion(for Dogs)の図*
チーズのいい香りがして、いかにも"Flaky"な感じの見た目に食欲をそそられて我慢出来ず、即座に焼き上がりをErikaと二人で「試食」。
サックリと香ばしく広がるチーズ味が美味しくて、KaitoとDavidにも味見をさせてあげたら、「もう一つ食べてもいい?」って、思い掛けず「人間」にも好評で。
次のステップはパッケージングで、可愛い模様の袋に入れ、リボンで結び、「商品名」を決めてラベリングしたり、あとは大切な「原材料」の記述を当然、英語と仏語の両方でプリントして添付したり。
次は商品の「価格」を決めて「販売」して廻ること。
そして、収益を寄附する先は、『Ani♡Match』と言う犬を保護したり里親探しをする地元のボランティア団体(うちのTrixieもそこから来た)に決めてあるらしい。
学校でのプレゼンテーションは未だだけど、英語教諭のMs. Hillは、このクッキーが凄く気に入ったらしく、彼女の愛犬の為、既に6個入りを$3で「お買い上げ」してくれたらしく、思い掛けない「市場」に笑ってしまった。
*Dog Treatsが出来るのを見守るTrixie*
2 件のコメント:
わぁ~!私も「お買い上げ」したいくらいです~(#^.^#)
それにしても、Mayumiさんの買い求めてきた
あのレシピ本が、お嬢さんのアンテナにかかり、こうして役に立ったのですから、素敵ですよね~♪
さぞかし、プレゼンでも好評をはくすることでしょう。
この年齢から「起業」について見つめさせる
授業って凄いですよね。流石、北米。
他の生徒さんたちが、どんな物に目をつけてるのかも興味がありますよね。
あ~、それにしてもクッキー横の美味しい物が気になるTrixieの写真が可愛いわ。
まゆみさん♪
うふふ♪
美味しそうでしょ?(笑
何処でどんなモノが役に立つか?分からないものですよねぇ〜。
北米での教育現場や内容は、私が子供の頃とは大幅に異なっていて、本当に衝撃的だったり(笑)興味深かったりで、色んな角度から比較して見るのは色々と面白かったりしますね。
プレゼンテーション自体、その機会が多いので、人前でのパフォーマンス慣れの特典があったりするのは羨ましい気もします。(笑
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