今月10日に予定している"June Dinner"(Newcomers' Clubの今年度最後の打ち上げパーティ)への出欠を確認する為、Judithに電話した。
イギリス人の彼女は、ご主人の仕事の関係でここに暮らしていたけれど、彼の転職に伴って、今月の末には彼等にとっての新たな土地、中東の国、Dubai/ドバイへの引越しが決まっている。
引越しの準備その他、雑用に追われ多忙の為、残念ながら出席出来ないとの返事だった。
多分もう、彼女とは会うことは無いかも知れない。。。
北米で暮らしていると本当に人々の移動が激しくて、だからこそ、Newcomers' Clubのような国際的なソーシャルクラブが存在する訳だけど、改めて人生の一期一会を感じる。
電話を切った後で、Judithとの想い出をあれこれ頭の中で巡らせていたら、彼女の裏庭に置かれた"Telephone Booth"の図が蘇った。
英国の街角で良く見掛ける象徴的な”赤い電話ボックス”。
かなり重たいらしいその電話ボックスを、彼女は引越しの際にわざわざイギリスから持ち込んで、彼女のキッチンの窓から見える裏庭のプール脇に置いていた。
「あの重たい鉄の箱、どうするんだろう?」
「まさかドバイまでは持って行かないよね???」
頭の中で自問自答しながら、さっきの電話で、その質問を思い付かなかった事を酷く残念に思った。
だから、思い掛けずJudithが別の用件で電話して来た時は驚いた。
そして好奇心いっぱいの質問への彼女の答えは、
「うふふ♪」で始まり、
「えぇ、勿論、持って行くわよ一緒に!」
で、びっくりした。
うわー、凄い費用が掛かるんだろうなぁ〜。
そして、人にはそれぞれ違った種類の執着がある事を実感。
国際引越しは、自分にとっての執着と向き合い、何が自分にとって大切なものか?を見極める機会になるかも知れない。
それはそうと、もうすぐ父の日がやって来る訳だけど、これと言って気の利いた”父の日プレゼント”のアイデアがまるで浮かばない。
比較的、簡単!と思って送った母の日のプレゼントも、予想に反して、残念ながら不発に終わったようだし。
(つまり、余り気に入って貰えなかった”らしい”)
実際、親子とは言え、離れて暮らしていると相手の生活も見えないし、一体どんなモノを必要とし喜んで貰えるか?好みも解らなくなってしまう。
不発に終わった”らしい”母の日プレゼント@Old Navy
同様に敢えなく撃沈だった”らしい”
ガーデニング用ツールベルト@Lee Valley
せっかく航空便で送ったんだけどなぁ〜、残念!
2 件のコメント:
そういう季節ですね。
私もあちこちで"Stay in touch"をやり取りしてます。
たしかに人の動きは、本当に激しいですね。
tech1さん
6月は別れの季節でもあったりしますよね。
一期一会を感じつつ、
自分の人生の中を通り抜けて行く人々に対する執着(失うのを惜しく思う気持ち)も感じたりして。
世界中どこへでも引っ越して行く(心の)身軽な人々に圧倒されるばかりです。
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