2013年6月20日木曜日

Spartan Race 前編


そんな訳で、今回、週末に家族揃ってオンタリオ州のオタワに出掛けた理由は、土曜と日曜の二日間に渡って『Edelweiss/エーデルワイス』スキーリゾートで開催された『Spartan Race/スパルタン・レース』(複数の障害物が配された5km程度の泥だらけの鉄人的レース)日曜日の部に出場する為、なのでした。

「何でまたそんな過酷なレースに突然?」ってくらい、怠惰でインドア派の我が家なので、いつもなら週末は何処にも行かず家に籠って、パジャマでだらだらと映画でも見て過ごす、ってパターンが主流だったりするんだけど。

今回は Davidの古くからの "gung-ho" な友人にそそのかされた感じで、もしレースを最後まで完走すれば息子には "tomahawk"(原住民スタイルの手斧) を、娘にはソレと同等の "cheque"(小切手70ドル) をご褒美に、って取り引きにまんまと釣られたうちの子供たち。

私はその昔、TVでやってた『風雲たけし城』みたいなものに挑戦してみたい欲求があったので、(全然違うケド!)『スパルタン・レース』にも挑んでみようか?なんて一瞬、思ったものの、最近まるで鍛えず衰えてる老化した体力を自覚して止めておいた。

そして、それは正解だった。ほっ。


会場のスキー場はオタワ市街から車で1時間弱の山間。

土曜日は晴天だったものの、日曜日は生憎の雨模様。

にも拘らず、駐車場は混み合い、会場も多くの参加者で賑わってた。


まずは受付で、予めネットで申し込み(+支払い)した本人である身分証明を見せて出場登録と共に「ゼッケン」'numbers' タグを複数、安全ピンと共に手渡されるので、一番大きいのを胸に付け、小さい(チップ入り)のを靴の紐に括り付けて。

*チップ入りのナンバータグがスタートとゴール地点で認識され
個人のタイムが自動的に記録される*



レースは30分置きに延々とスタートを繰り返すので、コースには既に出場者たちが果敢に挑戦中だったり。




司会やアナウンスを勤める、↓こんな人も歩ってたり。。。


とにかくスキー場での「(鉄人)障害物レース」なので高低差が激しい坂道の連続で、しかも時折の土砂降りの雨の中での上り下りの繰り返しはそれだけでも体力を消耗するし、それに加えて複数の障害物があるから、かなり過酷なレースであることは間違いなく。



取り敢えず、ゴール近くの障害物をチェックしつつスタート地点へ。




小雨の中を元気良く一斉にスタート!




スキー・ヒルをどんどんと駆け上って行く集団。




どんどんと小さくなって行く集団を心細く見送る私は既に寒く。



集団が見えなくなった丘の上では既に複数の障害物があったらしく、なかなか下りて来ないチームを待ちながら山の中腹でその他大勢のギャラリー達と、そぼ降る雨に濡れながら辛抱強く立ち尽くすのは、ある意味、それも一つのチャレンジって感じに寒くて過酷。




チームの姿が見えるのを待つ間、レスキュー隊が丘に向かって私の横を登って行くのを見る度、ひょっとしてうちのメンバーの誰かが怪我してるかも?なんて不安が過りヒヤヒヤものだったり。


実際、足を骨折した人をはじめ捻挫や打撲傷の人は大勢いたらしい。

勿論、スタート地点の近くには救護テントが用意されてるけれど。



そして、またまた「つづく」。


2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

ヒィ~~~!なんて過酷なレースに挑戦!ご主人とお子さんたちは凄いですね!参加はしなくても、このそぼ降る雨の中で応援する方もかなり過酷そうだわ。お疲れさまでした。

一体どんな展開になるのかは、楽しみでたまりませんが、ちょっと「おあずけ」って事で、岡山に行って来ます。帰ったら、また伺いますね~♪

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

高知から岡山、って言う距離感もちょっと良いですね!?
割りと気軽に行けるし、数泊出来るしって感じでしょうか。
いずれにしろ、どちらも食べ物が美味しそうで羨ましいです。(笑
是非、楽しまれて来て下さい♪

レースは、かなり自虐的な感じですねぇ。
マゾ系の、体を酷使して限界に挑みたい人にはぴったりな競技みたいで(笑)、天候に拘らずの出場者の多さにはビックリです。