2013年5月15日水曜日

Day6: 松本、飛騨高山

日本旅行回想記。

日本での滞在6日目はパッケージツアーの実質3日目。

ツアープランは:
Journey to Matsumoto,  gateway to the Japanese Alps.  Visit famous Matsumoto Castle, and discover the history at the Matsumoto city museum.  Later, continue by motorcoach through the ruggedly beautiful Japanese Alps to the quiet, isolated town of Takayama, where old traditions are untouched by the passage of time.
ってな感じで。


まずは朝起きて快晴の中の富士山を拝むことが出来て感謝♪



富士ビューホテル@河口湖での朝食は和食系のおかずを中心に選びつつ、焼いたシャケ(「サーモン」でなく)とかタラコ、ひじきの煮物などに感無量。



松本城を目指して走るバスが長野県内のサービスエリアに寄った際、ツアーガイドのMokoさんが「スターバックスもありますよ〜♪」と言った途端、バスの中に大歓声が上がった。
(どんだけ Starbucks Coffeeに飢えてんの?って感じで)

そして「長野限定」らしいデザインのマグがとっても素敵だった!

*欲しい衝動に駆られたものの、写真に収めて我慢*


そして松本城に到着〜!


満開の桜の木々に取り囲まれて青い空に映える黒い城。



今回の日本ツアーは義母の主導だったので、どんなルートで廻るのか?見当も付かなかったんだけど、日程を受け取った際に初めて松本城での観光が含まれてるのを知ってちょっと興奮したのは、その近くに古い友達夫婦が住んでるから。

連絡したら早速「仕事を休んで会いに行くね!」って返事が来た。

なので移動中、成田空港でレンタルした携帯電話を駆使して、メッセージをやり取りしつつ概ねの到着時刻を知らせたり。

金曜日で、本来ならば仕事だったはずの旦那さんも何故か急遽、仕事がお休みになったそうで、二人揃って短時間での再会ではあったけれど、わざわざ会いに来てくれて嬉しかった。

義母へのお土産用のスカーフだとか、私にも地元の美味しい銘菓のお土産を持たせてくれたり、日本人ならではの心遣いに感慨深く。



松本市内のホテル・レストランで美味しいランチのデザートには「桜風味のアイスクリーム」が出され、桜の葉の独特な香りが個性的で美味しく、とても印象に残った。


飛騨高山に向かう途中、上高地を通過。

えっと、、、満開の桜を見たばっかりの後にまさかの雪景色。

そしてスキー場。



さすがに「日本アルプス」の名称に納得。

まるでうちの父が描く水墨画みたいな世界を暫しの間で通過。

飛騨高山で宿泊予定の『ひだホテルプラザ』に向かう途中、造り酒屋に寄って酒造りの見学と試飲など。


英語での説明の出来る人が居ないので仕方なく、それとは無しに私が何となくの説明を英語でしたり、英語での質問事項を日本語で訊いたり通訳みたいな役割をする羽目になり、まるでツアーガイドの私。

案の定、お酒の試飲を楽しんでたら「(仕事もしないで)お酒呑んでないでさっさとこっち来て通訳の仕事して下さいよ」みたいな態度で示されたので苦笑しつつ、「スミマセン、私もツアー客なんです」と言ったらひどく恐縮された。

やっぱり「ガイジンツアー」に純粋な日本人がいるって凄く珍しいんだろうし紛らわしいし、ある意味、日本人のツアーガイドさんにとっても心地悪いと言うか、やり難い場面もあったりするかも知れないなぁ〜なんて、ちょっとした申し訳なさみたいなものも抱いたりして。


いずれにしろ試飲させて貰った数種類のお酒のうち、勿論、好みには個人差があるものの大多数の外国人に評判が良かったのはやっぱり「にごり酒」ではなく、サラッと透き通って白ワインのような口当たりの吟醸酒と、あとは梅酒も一部の人々に人気だった。


ようやくホテルに到着して楽しみなのは勿論、晩ご飯。


がしかし、この日は珍しく夕食の時間まで少しだけ余裕があって、部屋に用意された夜着と言うか、和風の部屋着に着替えて夕食のバンケットホールに向かうよう勧められたものの、それが何とも垢抜けない「肌色の作務衣」に「えんじ色のちゃんちゃんこ」のセットで興醒めしてしまった。

シンプルに(白地に藍色の柄を染めた、とか典型的な)「浴衣」と「丹前」とかのセットならば大喜びで着て行ったんだけど。残念。

お料理は一応「和食」なので楽しみにしていたものの、刺身も天麩羅も無くがっかり。

妙に手の込んだ和風のお料理の数々は日本人の私にとっても「?」な感じで、テーブルを共にした日本通の米国人女性をはじめ、オーストラリア人のシニア夫婦、ベジタリアンのインド人夫婦にとっても更に「???」な感じのお料理のてんこ盛り。

なので当然、彼等の質問攻め(「コレはなぁに?」とか「コレはどうやって食べるの?」とか諸々)に遇う訳だけど、お給仕をするホテルの従業員たちのほとんどは英語が解らず。

海外からの外国人ツアーを受け入れるホテルなので、ある程度、国際的な環境やサービスを想像したものの、現実とのギャップは激しく。

勿論、私も出来る範囲での説明をしたり、便宜的な補助をしたつもりではあるけれど、限界があるし、私の仕事でも無いし。

都会でない故の洗練されてない野暮ったさと言うのは、かえってそれが魅力だったりする場合も多いのではあるけれど、世界中からやって来る観光客を相手にしたサービスをビジネスとするのであれば、ある程度、世界基準のニーズを知ることも必要かと思う。

最低限、料理の原材料には何が使われているだとか、どうやって調理されて、どうやって食べるのかとか、好奇心旺盛な海外からの観光客に対して説明出来るくらいの英語力とか、ね。

あとはテーブルにペーパーナプキンは最低限必要ですから!

まぁ、飽くまでも私的な視点からの個人的な感想ではあるけれど。


4 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

朝からこんなに美しい富士山が拝めるなんてラッキーでしたね。
松本城も風情があってこれまた美しいし。

ふふふ。焼いた鮭やタラコやヒジキの煮物に
感情の高ぶるまゆみさんの気持ちわかる気がしますよ~。

お友達がお土産まで持参で駆けつけてくれたのも感激されたことでしょう。

酒蔵なんかでは、ホントまゆみさんがいないと
説明がないままでは、皆さん「???」なんでしょうね。でも、そんな時にお客さんである自分に色々求められるとかないませんね~。

田舎のホテルでも、近年多くの外国人観光客の皆さんが増えています。
北海道なんかに行くと外国人観光客の多いこと、多いこと。

やはり、接客においても一通りの予備知識や
誰かが気をきかせて質問等に対応できるように
しておく必要があると思いますね。

匿名 さんのコメント...

いやーっ・・・・今スゴーく長いコメが一瞬にして強制終了再起動で消されました。



 もう同じ事書けない・・・・くぅーっ


思い出して~~そうそう、作務衣がっかりですよね、最近流行りなのか作務衣のお宿も増えてて私的にはせっかく和な旅館で作務衣だとポイントがた落ちです。


 浴衣選ばせてくれる所はポイント高いですね~~。まー寝ると自分にがっかりな朝ではありますが浴衣ってなんか嬉しい♪



 通訳やら何やらお疲れさまでした~~。

 日本も海外から観光客をと言うわりにまだまだ遅れてますよね。

英語表記増やせば良いってもんでもないし頑張って話せる人材確保してる所と出来てない所の温度差はかなりあるので本気で取り組むなら万遍なく人材教育したほうがいいですよね~~。


 日本人同士でも「えっ???」って事ありますからね・・・・。
観光案内に居ながら答えられない人も多々見かけます・・・。(案山子の方がましって思ったり、期待しない分あ、毒)


なのでまゆみさんの働きには日本人として感謝します、お礼に岩魚の塩焼きサービスされてもいいですよねっ!!!(何故岩魚?)


 話はかわりいや~~写真の富士山見事ですね~~ありがたや~~。懐かしい思いで見てしまいました。


 明日からPC離れた生活になりますが帰ったらまた遊びに来ますね~~。

 記事沢山読めるの楽しみにしてます。


 何かまとまりなきコメになりすいません。消えたショックと言うことでお許しを~~。


 Mutsuko





Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

ほんと富士山が拝めるのもお天気次第と聞いてるので、こればかりは運ですものね。(笑

カナダでも勿論、アトランティック・サーモンは豊富にいつでも食べられるんですけどね。(笑
脂の乗ったサーモンよりも、「塩鮭」とか「銀鮭」とかが恋しいんですよ、いつも。

タラコや明太子は基本的に普段は食べられないですしね。

今回の帰省は、私の旅と言うよりも「義母の旅」への同行でしたので、私自身の友達に会えたりするのは余計に貴重で嬉しい時間になりました♪

今回の日本国内の旅で感じたのは、やはり英語力の低さと言うか、未だに英語が浸透してない現実が残念でした。まぁ、場所に依って勿論、その差はあるんですが。。。

Mayumi さんのコメント...

Mutsukoさん♪

私もたまたまスパム・コメントの削除処理をしていて、誤って過去に頂いたコメントの一部を削除してしまいショックを受けたところでした。。。

めげずに書いて頂いてありがとうございます。(笑

作務衣って、似合う人をかなり選びますよねー!?
てか、似合う人はそうそういないような気も。。。?
その点、浴衣は万人向きと言うか、安心感あるような。(笑

案山子よる劣る案内人、、、って!?(笑

案内の看板とかパンフレットとかに中国語や韓国語が増えてるのは感じたんですけどね。
それでも英語での表記は不十分な気がしました。
逆に、中国や韓国からの旅行者ならば、英語で理解する人も多いんじゃないかな〜?なんて思ったり。

まぁ私自身がそうでしたが、やっぱり日本国内に暮らして外国語が話せるように習得するってのは容易ではないのかも知れませんねぇ。
だからこそ、必要とされる職場でのトレーニングとか手助けがあるべきなのかも?ってのは、部外者ならではの意見なのかも知れないけれど。(笑