昨日ようやく久し振りに友達 Mirianと再会した。
変な話、日本で3週間滞在して帰って来たばかりだと言うのに、実は「寿司」に飢えていて、、、と言うのも、調理してない魚(つまり刺身とか)に抵抗のある義母(一応チャレンジャーなので取り敢えず何でも一度は試して見る傾向にはあるんだけど)と行動を共にしていた都合上、残念ながらやはり鮨屋へ行くと言う機会は無く。
なので今日の Mirianとのランチはずばり "All-you-can-eat Sushi"で!
日本語は話さないけれど日系二世のブラジル人の Mirianは、私と同様、桜の時期に日本を訪れたことがあり、色々と日本を観光する上での体験が被ってたりして話題に尽きることなく、二人して黙々と寿司を食べながらお互いの「日本体験」を話すのは楽しかった。
そして話題は「温泉」の話になって、入る機会はあったものの、結局、彼女は体験するのを拒んだらしい、ってのを聞いて、まぁ無理もないな、、、と本当に思う。
日本を訪れる外国人で「温泉好き」な人も多いとは思うけれど、一方、「生理的にどうしてもダメ」って人がいるのも理解出来る。
何しろ私自身、「公衆浴場で全裸になって見ず知らずの複数の他人と一緒の湯船に浸かる」図を想像すると抵抗あるもの。
文化ってのは習慣性のものだと思うし。
私はその習慣から離れ過ぎてるんだろうと思う、最近。
結婚前まだ実家に暮らして頃には、仕事帰りにわざわざ鉱泉の湯に浸かりたくて町の銭湯に寄り道して、文字通り「ひとっ風呂浴びて帰る」って事さえあったオヤジな自分が信じ難いくらい。
北米での私の風呂文化は、まさにプライベートの極みであり。
誰にも邪魔されることのない自分独りだけの贅沢で愉しみの時間。
バスタブに張ったお湯は自分だけのものだから何を入れるのも自由だし、だからどんな風に使うのも自由で、浸かるのはカラダだけじゃなく頭まですっぽりと沈めて、お湯の中から目と鼻と口だけ出してかなり長い時間で瞑想してみたり、その後でようやくシャンプーしたりカラダを石鹸で洗ったりするのも同じお湯の中だったりするし。
だから湯船に浸かったお湯の中は、私のカラダの中のありとあらゆる場所から出る汚れが混じって溶け合ったドロドロのスープってくらい個人的なものであるからして、だからそのイメージから発展させると、誰か別の人とバスタイムを共用するって発想は限りなく不可能に近いって訳。
(あ、勿論、最後はシャワーを浴びて綺麗に仕上げますが)当然か。
それでも今回のツアーで宿泊するホテルの中には、かなり魅力的な「自慢のお風呂」を備えてるところも幾つかアリ。
せっかくの機会でもあるし、義母に体験させてみる役割?もあるし。
とは言え、多分、二十数年振りくらいで入る温泉(公衆)だから私も「温泉初心者」みたいなもので、正直、どうやって入るのが正しいのか?「てぬぐい」の使い方とかすら怪しい感じで心もとない自分。
葛藤しつつ早朝に目覚めたのを好機に義母を誘い、未だひと気の無いであろう朝の5時半に風呂へ向かった。
*富士ビューホテルのウェブサイトよりの写真*
もう本当に何もかもが目新しくて新鮮〜!
スリッパ用の下駄箱、貴重品用のロッカー、脱衣用のカゴ、扇風機にマッサージ機、などなどの面白い(私にとっては懐かしい)世界。
案の定、早朝で先客が誰もいないので、義母と私と二人の貸し切り。
温泉慣れしてない私たちにとってはプレッシャーなく楽しめた。
ガラス戸を挟んで屋外にあるお風呂も挑戦。
朝の肌にヒンヤリする空気の中で温かいお湯に浸かるのは気持ち良く、周囲に造作された生け垣を眺めながら裸で寛ぐのは本当に久し振りの「まさに温泉!」的なひと時であり、肌に優しい温泉効果にリラックスする快感を懐かしく思い出した感じ。
とは言え、義理の母との「裸の付き合い」はやっぱりどうにも妙な心地悪さがあって、慣れないし、ゆったり浸って心地良くなったお風呂の中で(普段するみたいに)頭まですっぽりと沈めないもどかしさもあって、究極の快適度に到達するには不完全燃焼って気分。
いずれにしろ、趣向を凝らしたお風呂は次のホテルでも待ってるので、取り敢えずそこも試して見る意気込みで次回へ続く、、、。
2 件のコメント:
ほぉ〜そうだったんですか〜。私も込み合った場所だけでも駄目なタイプなので、お風呂なんかも同じです。だから、早朝とか、深夜とかにホテルの温泉行く事が多いです。
素敵なホテルでの温泉が、早朝貸切状態で良かったですね〜♪
また続きを楽しみにしていますね(*^▽^*)
まゆみさん♪
ほんとお風呂はやっぱり個人的にひっそりとのんびりと楽しめたら良いですよね〜。(笑
そういう意味ではやはり時間を外して行くのがポイントでしょうか。
ひと気のない露天風呂なんかだったりしたら風情もありそうですよね。
そう考えると、まさにそれが北米での「ホットタブ」(自家用屋外ジャクジー)の人気の秘訣なんだろう、、、って気がしますね。
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