ロンドン発のニュースで、去年、赴任先のアフガニスタンで亡くなったイギリス軍に従事する犬:Theoが、その勇敢ある働きに対して栄誉を受賞したと言うもの。
『Britain Honours Dog Posthumously』
London-
A bomb-sniffing army dog who died in Afghanistan on the day his handler was killed has been honoured with Britain's highest award for animal bravery. Springer spaniel mix Theo was posthumously awarded the Dickin Medal on Thursday at a ceremony in London. Theo worked with Royal Army Veterinary Corps Lance Cpl. Liam Tasker, who was killed in a firefight in Helmand Province in March 2011. Theo suffered a fatal seizure hours later at a British army base, likely brought about by stress.
Theoの任務は戦地にて、"handler"/ハンドラー(犬の訓練士でもあり一緒に働くパートナー)のLiam Taskerさんと共に、その優れた嗅覚を駆使して爆発物を嗅ぎ分け、見つけ出すことだった。
Theo自身の職務も危険を伴うものであったけれど、何しろ「戦場」でもあり治安の悪いアフガニスタンなので、不運にも銃撃戦に巻き込まれ、目の前で Liamさんが戦死するのを見届けてしまう。
幸い外的な怪我もなくベースキャンプに帰還した Theoではあったけれど、それから数時間後にストレス性の致命的な発作を起こし、まるで Liamさんの後を追うかのようにこの世を去ってしまった。
と言うのが概ねの内容。
戦場での人間と犬の信頼関係と、自分にとって最大の影響力ある人間の死を目撃すると言うことがどれ程インパクトのあるストレスになり得るのか、ってのを重く考えさせられてしまった。
11月は"Remembrance Day"(世界大戦の終戦記念日)があることもあり、先日、IKEAに行った際も店の入り口の小さなテーブルで "Veterans"(現在は高齢になった退役軍人)たちがポピー(赤いケシの花のピン)を配布していて、少額の寄附と共に胸に一つ付けて貰って来たばかり。
地球上から全ての戦争が終わり平和な世界がやって来るように、願わずにいられない。
Theo自身の職務も危険を伴うものであったけれど、何しろ「戦場」でもあり治安の悪いアフガニスタンなので、不運にも銃撃戦に巻き込まれ、目の前で Liamさんが戦死するのを見届けてしまう。
幸い外的な怪我もなくベースキャンプに帰還した Theoではあったけれど、それから数時間後にストレス性の致命的な発作を起こし、まるで Liamさんの後を追うかのようにこの世を去ってしまった。
と言うのが概ねの内容。
戦場での人間と犬の信頼関係と、自分にとって最大の影響力ある人間の死を目撃すると言うことがどれ程インパクトのあるストレスになり得るのか、ってのを重く考えさせられてしまった。
11月は"Remembrance Day"(世界大戦の終戦記念日)があることもあり、先日、IKEAに行った際も店の入り口の小さなテーブルで "Veterans"(現在は高齢になった退役軍人)たちがポピー(赤いケシの花のピン)を配布していて、少額の寄附と共に胸に一つ付けて貰って来たばかり。
地球上から全ての戦争が終わり平和な世界がやって来るように、願わずにいられない。
*"Poppy" the symbol of Remembrance Day*
2 件のコメント:
Theoの話、なんか胸がジーンとしますね。
この地球上から戦火の火種が消えることを
心から願ってやみません。
まゆみさん♪
犬がストレスで急逝してしまうってのを初めて知って衝撃でした。
高等動物なハズの人間同士ですから、理論的に共存出来る筈だと信じたいですよね。
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