2014年12月11日木曜日

世界地図の中の日本



Davidは読む本の量がハンパないので、最近では電子本の存在も有り難く。

それでも、何でもかんでも電子本で読む訳でもなく、依然、地元の図書館には足繁く通い、それこそ色んな分野での色んな本を借り漁って楽しんでる。

趣味の一つとしての「読書」って、安上がりで助かる。。。


彼が借りて来る本のほとんどは小説だったりするんだけど、たまには何やら面白そうなコミックだったり、写真がいっぱいの本だったり、って事もあって。

この本も視覚的に面白かった。

カナダが世界に誇る宇宙飛行士:Chris Hadhield氏の宇宙写真集みたいな。


彼が宇宙から撮影した写真の数々は、とても興味深く綺麗で。

まるで絵画のようだったり、パッチワーク・キルトの作品みたいだったり。


自然が造り出すデザインは色もカタチも信じられないくらい美しく。


人工的に作られたデザインとは一線を画するような。

ページをめくりながら思わず目を見張った。

トロント在住の彼らしく、本のあちこちにカナダを感じさせる部分があり。

やっぱり親近感を覚えてしまう。

トドメはこれ!

(多分)"Dare/デア"(←私たちが以前暮らしたオンタリオ州に本社を持つカナダを代表する製菓会社で美味しいオリジナルのクッキーを幾つも出してるんだけど、特にこのメープルの葉のカタチをした、メープルシロップ風味のクリームを挟んだクッキーは人気で、今では日本のあちこちで売られてる)の「メープル・クッキー」が宙に浮いてる場面は、さすがにカナディアンだわ、って感じにお茶目。


宇宙から撮影された都市が地図上に表記されてるんだけど。


日本の存在感がちょっと残念なことになってる。。。地図上↑


ついでに書くと、"Saturday Night Live"のニュースのコーナーなんかでも、背景に割りと簡略化された世界地図が描いてあったりするんだけど、、、まぁ、日本はいつもかなり曖昧な感じの存在感で、、、やっぱり北米から見る日本はそんな感じに果てしなく遠く、未知の国なのかも知れないなぁ〜、なんて。


まぁ、知ってるようでいて意外と知らないって事は多々あって。

この本の著者自身も、イタリアの地形が思い込んでいる程には「長靴のカタチ」そのものではない(カカトの部分がかなり大きく角張ってえぐられている)事実に改めて驚いていたりするんだけど。

思わず、私も改めて買い置きしてたパスタソースのラベルに描かれたそれを見て、ほぉ〜、なるほど、、、なんて共感したり。


いや〜世界は広く、宇宙は更に大きいんだなぁ〜、なんて。



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