そのくせ合間には陽射しが差し込んでの晴天だったり。
裏庭の楓の紅葉もまるで蛍光色みたいなオレンジ色で目を奪われる。
本日の最高気温は驚きの13℃みたいで。
かと言ってそれほど寒くも感じないのは陽射しのせいか。
ま、家の中で過ごしてるし所詮。
今週の溜まっていた新聞を読み終えた。
世界のニュース頁にちょっと面白い記事があったので記録として。
「米国ミネソタ州ミネアポリス近郊」発のニュースなので。
*Montreal 'The Gazette' より*
要約すると:
ミネアポリス郊外ホプキンスのアイスクリーム・ショップ『Dairy Queen』での出来事。
14歳の時からこの店でアルバイトをする Joey Prusak君は現在 19歳で、19歳にしてこの店のマネージャー。
進学する費用にする為、貯金をしながらこの店で働いている。
ある日、お店に並んだ客の中に目の不自由な人がいて、20ドル札をうっかり落とした事に気付かず。
たまたま傍で並んでた女性客がそれを拾うと、彼女はそれを何食わぬ顔で自分のバッグに入れてしまった。
その一部始終を目撃した Joey君は、彼女の順番になった際
「注文の前に、さっき拾った20ドル札を落とし主に返してあげて下さい。 そうでなければ貴女の注文はお受け出来ません」
と対応したらしいんだけど、女性は返金を拒み。
Joey君は、お金を落とした事にさえ気付いてないその目の不自由な落とし主に、自分の財布から20ドル取り出して渡した。
と言うもの。
20ドル(2千円程度)と言う金額であるし、日常の善意と考えれば、特別に大それた事件とか出来事では無いかとは思うんだけど。
面白いのは、善意を受けた目の不自由な人が、この一件をオンラインに書き込みして、それが一躍、話題になったと言う部分。
このところ、こう言った同様のトピックに人々の関心や賞賛が集まる傾向を感じるは、やっぱり基本的に人はこういう話を見聞きするのが好きなんだろうな。
ある意味、殺伐とした毎日の中で、こうした話を求めてるのかも?
つい最近、このビデオ↓を観たばかりだったから余計に感じた。
そして、ミネソタの件には続きがあって、、、。
Joey君の Hopkins Dairy Queenには以来、客足が後を絶たず売り上げが倍増し、多くの客が彼への気前のいいチップを置いて行くそう。
(彼は慈善団体へ寄附する意向、とのことだけど)
店にはお礼の電話が掛かって来たり、採用依頼まであるらしい。
そして、ココ↓がオチ。
かの Warren Buffett氏(!)からも電話があって
「店長としてのみならず、人としての模範となってくれて有り難う」
と礼を言われたというのでビックリ。
Warren Buffett氏は勿論、あのウォレン・バフェット氏で、大抵はビル・ゲイツ氏に次いで米国で2番目の億万長者のオジさん。
なんと!
"He even got a call Thursday from billionaire Warren Buffett, whose company owns Dairy Queen."
デイリー・クイーンまで所有してたんかいっ!?
6 件のコメント:
いいお話ですね。今はネット社会で、何気なくしたことでも大きな反響があり思わぬ結果になることも多いですよね。このようなお話は大歓迎ですけど・・・・
昨日テレビで、先週の台風で川が氾濫して小学4年生の子供が流され、それを見た中国からの留学生が(近くにいた大人4,5人との連係プレイで)何の躊躇もなく川に飛び込み子供を助けたときの様子を詳しくやっていましたが、どこにもりっぱ若者はいるのですね。人と人はこんなに親切なのに、国と国になるとどうしてそうはいかないのでしょうともいってましたけど・・・本当にね!!
ミネソタといえば先日のお料理のワイルドライスは、ミネソタの特産品ですよね。アメリカに行く前に良くミネソタのお客さんからお土産にいただいたけど、(今のようにパソコンもなかった時代なので)どのように食べたらいいのか分からず、ミネソタの高級グロッサリーのデリカでスープやサラダを買っていただいたらすっかり気に入って今もよく食べます。ミネソタではターキーの詰め物にもするそうですがサンクススギビング前にお引越しをしたのでご馳走にならずじまいだったのが今でも心残りです。
キアノはまだいただいた記憶がないのですが・・・・ちょっと興味があります。
先ほどサンマとハンバーグそれに息子たちが食べきれなかった残りもので結構豪華にバーベキューしました。今でもアメリカから持ち帰った、ヒバチという持ち運び用バーベキューセット、お魚を焼くときお活躍しています。
最近、殺伐とした世の中で、こういう話を見聞きするとホッとしますよね。そして、「世の中まだまだ捨てたもんじゃないよ!」って。yanaさんも書かれていますが、日本では今、中国の留学生が川に流された小学生を助けた話が連日放送されています。
日中関係が芳しくないだけに、いつも身近なところに素晴らしい中国の留学生がいるのを見るにつけ、歯がゆい思いをしていましたが、今回の話が取り上げられて、本当に嬉しく素晴らしいなと思いました。
人を見る目のある人は、「人材」に重きを置きますよね。それって、本当に大事な事だなと最近よく思います。
デイィークイーン♪懐かしいな!子供の頃ソフトクリームよく食べましたよね?ってそこちゃうがな!ってね。
しかし、オーナーだったんですね~。
で昨今の国際間の問題、本当に個人をみると色んな人がいるわけで・・・って思いますよね。
中国の留学生が子供を助けた話しもしかり、中国人だからって凄くピックアップされてる事が悲しいですよね。
もちろんお国柄等あったりですが、そんな事でなくちゃんと対人として誰とでもせっする事ができる人間を育ててこそ、国際人ですよね!
この少年、このまま素敵な大人になって欲しいですね!
yanaさん♪
ほんとネット社会で、特にYou Tubeなんか凄いですよね。
あっと言う間に有名になったり、ブームが起こったり。
そんな出来事(川の事故)があったのですね。
さすがにここまでは届いて来ないのですが。
躊躇なく飛び込めるって、勇気の要ることですよね。
最悪な場合、二次的被害の出る可能性もゼロでは無いですから。
見ず知らずの他人に対する善意として、果たして何処まで出来るか?考えさせられる話です。
自分はどうかな、、、なんて。うーん。
へぇ〜! そうなのですか、ワイルドライス。
ミネソタの特産品とは知りませんでした!
歯応えがあって美味しいですよね。
少しだけ混ぜ込むのが好きです♪
キノアも健康にいいそうで、最近、人気ですね。
サラダとして食べることが多いですが、今週はキノア入りのパンを買って来ました♪
サンマにハンバーグ、ご馳走ですね!
ヒバチ!
夫の下宿先の Larryさんも愛用しています。(笑
彼は昔『ピアワン・インポート』の仕事をしていて、当時、沢山売ったそうです。
名前が「火鉢」そのもので、カワイイ響きですよね!?
まゆみさん♪
日本と、中国や韓国との関係の話題は、なかなか北米まで聞こえて来ないのですが、それでも最近の尖閣諸島の問題は世界のニュースとして記事になったりしてますね。
まゆみさんのお友達、万君のように、私にも中国系の友達がいたりしますので、何だか考えさせられますよね。
個人としてのレベルでは、何の問題もないのに、、、って。
人を見る目って、なかなか難しいですよね。
物事の本質を冷静に理論的に見られる目や視野が欲しいな、とはいつも思います。
paraさん♪
ほんと個人のレベルでは、国籍に関係なく色んな人がいますよね。
本当の意味での国際人ってのは、なかなか難しいですが。
多国籍、多人種の国家であるカナダやアメリカでさえあっても、なかなかバリアとか偏見とかあるのは根強いですしね。
日本にも海外からの留学生が増えて、オリンピックに向け、国際化するといいかな?なんて、第三者的に思ってみたり。(笑
コメントを投稿