今回はちょっと渋いテイストで、アンバー色とかオリーヴっぽいペリドット色で、母の日の贈り物にレトロなスタイルのネックレスを作ってプレゼントする予定。
昨日は地元の高校生が突然うちにやって来て、学校の修学旅行(ヨーロッパの何処か)基金への"Fund Raising"(募金活動)の為、空き瓶や空き缶、空いたペットボトルの回収をして行った。
お店に返すと5セント(5円程度?)貰えるシステムなので、沢山集めれば結構な金額になるから、Erikaの小学校の図書館や、Kaitoが参加してたボーイスカウトなんかでも同様の回収をしてるけど、そうやって何らかの形で労力を使ってお金を集めるのは悪くないと思う。
時々スーパーマーケットの店先などで見掛けるアイスホッケーのジュニア・チームが、揃いのユニフォームを着て遠征試合の為の募金活動をしてるのより、よっぽどいい。
ただ立ってるだけでお金を貰おうとする「棚ぼた」狙いの発想よりも、自らの足を使って、しかも不要品の回収の手助けにもなるアプローチは積極的だと思う。
たまたまうちのクローゼットも空いたペットボトルが溜まって来てたところで、絶妙なタイミングで回収して貰ったのは有り難かったし、同時に少しばかりの寄附にもなったし。
そう言えば、西海岸に住む私の姪 Keylynもつい最近、学校の旅行でパリに行ってたらしく、彼女から全文フランス語でのemailが来たと義姉(フランス語の教師@カナダ西海岸)がコーフン気味に喜んでいた。
フランス語を習ってるとは言っても普段、余り使う機会もなく、ある種の気恥ずかしさみたいなものがあるんだろうけれど、いざ現地(フランス)へ行ってパリの雰囲気に飲まれてしまえば一気に仏語モードにスイッチが切り替わるんだろうな、なんて。凄く解る気がした。
昨日は義理の両親と義理の妹を招いて、Erikaの誕生会の夕食。
(メニューは外のBBQで焼いたハンバーガー)←シンプル
彼女のリクエストで、義母が作ったケーキを持参してくれた。
義母のケーキはまさに北米スタイルの大きくてボリュームのある甘いアイシングのケーキで、更に彼女が切り分けると、1人分のサイズがべらぼうに大きいからErikaは大喜びで♪
北米で12歳の誕生日は、ある意味一つの節目みたいな感じで、法的にランク?が一段階、大人に近付く、そんな感じ。
大人の監督(Supervise)無しでも独りで「留守番」することが違法ではなくなるし、車で出掛ける際にも、後部座席「限定」からフロントシートの「助手席」に座ることが許されるようになったり。
(エアバッグの関係で車種によって年齢制限は違うかも?)
そんなこんなで、12歳になって一歩、大人に近付いたErikaは晴れて今日、耳にピアスを開けて来た。
(ガンタッカーみたいなので医療用スタッド付き$30也@Ardene)
ちょっと大人びた彼女を眺めつつ、これまでの12年間を振り返ってちょっとだけセンチメンタルな気分で、彼女が生まれてから4年前後を暮らしたオンタリオ州での日々を懐かしく思い出したり。
そして何だか面白い偶然で、そんな矢先に、かつて住んでいた地域の会社(Black BerryのRIM)から依頼の仕事で、今日、オンタリオへ向かったDavid。
ほんのちょっとだけ、一緒に行きたい気持ちもあったんだけど。
昔、自分たちが暮らした場所が今はどんな風になっているのか?見てみたいような好奇心と、当時、気に入って足繁く通っていた店やマーケットの、そこでしか手に入れることの出来ない特別オリジナルで懐かしい味覚を再び、味わってみたいような欲求とか。
(想い出は多くの場合、味覚と深く係っている実例)
King Streetにあったレストラン『20』とか、イタリアンのデリカテッセン&雑貨店の『Vincenzo's』とか、地元産のドイツ系ソーセージや、地元ベーカリーの焼いた新鮮で田舎スタイルのライ麦パンなどが買えた『Kitchener Farmers' Market』とか。
私たち家族にとって未知の土地ではあったけれど、振り返って見ると色んな人たちとの出逢いに恵まれて楽しい経験も沢山させて貰ったなぁ〜と感慨深い。
カナダで初めて購入したMorrison Roadの家は、大きな木に囲まれた静かな場所でとても気に入ってたので、記念に刺繍のデザインにしたけれど。でも、なかなか仕上がらない。
*2年間住んだ思い出の家@未完成の刺繍*
明日(月曜日)は、選挙の為、子供たちの学校はまたまたお休み。
*おまけ*
英語が日本に行ってカタカナ語として使われる際に、意味合いがズレたり違ったりする場合が沢山あるかと思うんですが、『Pierce』(ピアス)も『manicure』(マニキュア)と同様にその代表のようですね。
「ピアス」は飽くまでも耳たぶに「穴を開ける」行為であって、スタッドやフックでの装飾品の部分は全て、それがクリップであろうと、ピアス式であろうと『Earrings(イヤリング)』と呼ばれます。
同様に「マニキュア」は爪周りのお手入れの意味であって、色を付けるモノは『Nail Enamel』とか『Nail Polish』とか呼ばれますね。
既にご存知の方は多いかと思うので失礼ですが余談まで。
4 件のコメント:
ケーキに合わせて、遅ればせながらお嬢さんのお誕生日おめでとうございます。
ケーキの写真を見た瞬間、「あ!あのケーキだ!」みたいな、私の脳が記憶してしまいましたよ。
それにしても12歳というのが、そちらでは大きく大人に近づく第一歩なんだなと教えてもらって、なんか日本のそれと比較すると随分違うもんだなぁと感慨深く受け止めました。
お嬢さんの12年の歴史。そして、家族の歴史。
一口では言い表せないほど思い出深いものでしょうね。
未完成と仰ってますが、これでも十分に家族の温もりと沢山の思い出が伝わってくるかのようです。素敵ですね。
これから、ますます沢山の‘大人の階段昇る’お嬢さんの思い出が加えられてゆくのですね。
そして、それを見つめるMayumiさんの温かい母の眼差しも・・。
娘さん、お誕生日おめでとうございます。
何か書いてて娘さんってww
「娘さんよくお聞き~山男にゃほ~れ~る~なよ~」って歌思い出しちゃいました。
1人この歌思い出す自分に大うけ・・・すいません。
しかし12歳と言えば自分はもう大人だわとか思った自分を思い出し懐かしくなってしまいました。
北米に育つ娘さん達は自分の年齢の受け止め方ってこちらと比べてどう違うのかな~?等と興味深々な私なのでした。
甥や姪と話してると割りと子供で(当たり前なんだけど)私も当時は自分が思うより子供だったのかしら?と遠すぎて思い出すのが難しいあの頃を思い出してみたり、
なんか話ずれちゃいましたが
大きいケーキ写真やら素敵な刺繍やら相変わらず勝手に夢膨らみ妄想特急な私でした。
Mutsuko
まゆみさん♪
ありがとうございます。
義母の「誕生日ケーキ」は最近コレって場合が多いようです。皆、チョコレートが大好きみたいで。(笑
子供たちの成長を巡っての環境とか価値観とか、国によっても微妙に違いはあるかも知れませんね。
北米では、小学生でもしっかりメイクしてたり、アクセサリーして登校してる高学年の生徒は多いです。
反面、かつてのゲームボーイとかDSとかの類いは、日本ほどは普及してないとか。
安全に対する認識も、かなりの違いを感じます。
時間は過ぎてしまえばあっと言う間でも、振り返って見るとやっぱり沢山の思い出が詰まっていて、それなりに充実していたんだなぁ、なんて思いますよね。
「大人の階段」をのぼって行くってのも、実は結構、難しかったりしますよね。何しろ私自身、未だにのぼり続ける途中、、、みたいな。(笑
Mutsukoさん♪
あはは、娘さん!
確かに微妙な響きありますよねー。
その唄、私も覚えてますが、でも、そのつづきがまるで思い出せず、「なんで惚れちゃイケナイのか?」理由を後で探ってみようと思います。(笑
自分が12歳の時、、、なんか、まるで別世界に生きてた感じ。周囲を囲まれてたテクノロジーがまるで違い過ぎて。。。(笑
「ポケットカメラ」で写真を撮ってたり。音楽はビニール盤レコードとかカセットテープだし。
最近の日本の12歳ってのがどんな感じなのか?私にとっては謎なので、ちょっと興味アリ。
まぁ、家庭によっても随分と違うンでしょうけど。
学校での教育も随分と違いますしね。
甥御さんや姪御さんのように、子供らしい部分は忘れずにいて欲しい気もしますよね〜。
妄想特急ってのにウケました。Mutsukoさんのセンス好き〜♡(笑
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