2011年5月29日日曜日

本日の"Play Date"

せっかくの日曜日だから、のんびりしようと思ってたのに、KaitoとErikaがそれぞれのクラスメイトを家に遊びに誘ってダブル"Play Date"(←と呼ぶといかにも子供っぽい響きで嫌がられるけど)(←なので敢えて意地悪にこう呼ぶ、時々)で、家の中に十代の子供たちが4人いて何だか酸素が不足する感じ。と言うか、つまり息が詰まる、、、そんな雰囲気。

まぁ男子チームは専らコンピューター・ゲーム『Minecraft/マインクラフト』に夢中みたいだし、女子チームはWiiをしたり自転車で近所の公園に行って来たり、Trixie(うちの犬)の散歩に出掛けたり、それぞれ何やら楽しそうに遊んでるからいいんだけど。

昼食はDavidにBBQをして貰ってハンバーガーを食べたり、焼きたてのダブルチョコレート・マフィンやキャラメル・クッキーをデザートに食べたり。

つくづく思うのは、ひとくちに「子供」と言っても個性は千差万別で、それぞれにその家族構成だとか家庭環境だとかを反映して、食事でテーブルを囲む場面では特に、マナー(俗に言うお行儀)の良さだとか、細かく言うと食べ方や態度や、コミュニケーション全般での言葉遣いなんかに、その家庭での価値観や基準みたいなものが手に取るように露見するのは面白いってこと。

と同時に、うちも気を付けなくちゃ!と思わされるンだけど。
(子供たちがヨソのお宅にお邪魔した際に恥ずかしくないように)

取り敢えず基本的には、うちで過ごす間の時間では何処のうちの子供であろうが「うちのルールに従って貰うわよ」って感じで、食卓に野球帽を被ったままで席につけば脱いでもらうし、耳にiPodを付けたまま食事を始めようとすれば外してもらう。

他の皆よりも先に食事が済んでしまって席を離れる際には、「May I be excused?」(席を外してもいいですか?)と許可を得たり、日本語での「ご馳走さまでした!」の代わりに、料理してくれた人に対する感謝の、労う言葉をホスト&ホステスに伝えるのも大切なことだと思うし。

そういう人間関係上での円滑なコミュニケーションのルールは、子供たち以前にまず私たち大人から始まると思うんだけど。

だから今日、ErikaのクラスメイトのMelissa/メリッサが彼女のお母さんに車で送られて来た際には、玄関先で出迎えて、母親同士での自己紹介を交わしつつ、迎えに来て貰う時間の確認とかするのは極フツーに当たり前のことかと思ってたんだけど。

一方、KaitoのクラスメイトのTonyは、送ってくれた彼のお母さんから家の前で車から降ろされたらしく、挨拶どころか時間の打ち合わせも無いまま、帰りはうちが送って行くことになってるらしいけど彼女の住所も知らされて無いンですけどぉ?みたいな。

そんな思い掛けない状況にちょっとボーゼン。。。って感じで。

ほんと家庭によって色々。親も子供たちも。


Tonyに今日、送って行くべき場所(両親は離婚してそれぞれのパートナーと引っ越したばかりなので住所を把握してないし、日によって帰る家が違うらしい)の住所を確認してたらちょうど、Melissaのお母さん(Pamela)が車で迎えにやって来た。

Melissaが帰りの支度をしたり、持って来た彼女の自転車を車に積み込んだり、ちょっとだけ世間話をした後、もう一度Melissaが玄関にやって来たので「何だろう?」と思ったら
「今日は家に招いてくれてどうもありがとう!」
と言ってくれた。

考えて見れば当然に思えるような何気ない言葉なんだけど、でも、それを敢えて言われるとやっぱり嬉しくてちょっと感動しちゃう。

言わなくても解る言葉でも敢えて発する事の大切さ。

言ってくれたMelissaの素直さは勿論、そういう言葉を素直に言える彼女を育ててるMelissaのお母さんも素敵だな♪

と、嬉しい締めくくりの"Play Date"の一日になって良かった。

0 件のコメント: