Barbaraって誰!?って感じですが
彼女↓です。
*Size: about 12" tall*
ニードル・フェルティングの手法で完成した最新作。
制作過程で出来上がって来る顔や体型や髪型によって
何となく人格(!)も浮かび上がって来るような感覚があり。
その経過で自然と名前も付いて来る、みたいな。
作業をしていると、「なんでワタシ、こんなの作ってんだろー」とは思うんだけど。
登山家が山に登るのは「そこに山があるからだ」ってのと同様。
私の場合はさしずめ「そこに素材があるからだ」ってとこ?
ある意味、素材の奴隷。
そして時々、、、いや、割りと頻繁に「何でこんな無駄なモノばっかり大量に持ってんだ、自分」と、ガラクタみたいな古い素材や端切れや中途半端なリボンやボタン等々、眺めては自省の念と共に思わず溜め息が漏れたりもするんだけど。
思い掛けないモノを創り始めて、思い掛けない場面で思い掛けない手持ちの素材が、待ってました、ここぞとばかりに使えるって事は多々アリ。
あぁ〜、コレはこの時の為に捨てずに持っていたのね〜と納得。
そういうのって、社会での人間の存在にも通じるところがあるな、なんて。
素材を代え手法を替え、片手に針をチクチクと動かしてる幸福感。
多分、それだけの為に物作りをしているんだとは思うけれど。
売る選択肢よりは、いずれ作品展みたなものが出来たらいいなと思う。
だから今はまだ、取り敢えず作品を作り溜める期間かな。
そんな自分とは違って、Etsyで手作り作品を販売する人々を素晴らしいと思う。
特に最近、手造りの純銀製のジュエリーを売る数人に感化されてる。
私よりも少し若い世代のクリエーター/アーティストたちが利用してるメディアは最近、インスタグラムが多い印象を受けるんだけど。
制作の過程で写真をアップしたり、出来上がった作品の写真や映像をアップして、販売日の告知をすると、当日には待ち構えてたファン達がこぞって作品を一つ残らず買い漁って行く、と言うパターンで。
作家さん達が連日、「今日はこんな素材を使って作業する予定」とか「今日はコレを作ってます」とか、精力的に作業してる様子を見ると本当に凄いなぁ〜と、そのエネルギーとか意欲とか創造力など、全てに刺激を受ける感じ。
よぉ〜し、私も負けずに作業に専念するぞぉーっ!と。←単純だけど
家に籠ってダラダラと時間を過ごしてしまうのは簡単だけど、何かしらクリエイティブなことに時間を費やすことを継続的にしたいな、と。
自分自身を鼓舞する感じで。
そしてニードル・フェルティングの手法は、ギザギザとした針を人形のあちこちにザクザクと刺して行くから、何だかまるで"voodoo doll"に呪いを掛けるみたいに、日頃の鬱積した恨みつらみを込めて「おりゃ〜、こりゃ〜、こんにゃろ〜」てな感じに全ての暗い想いを発散する効果もある気がしてる。
あとはまぁ単純作業でもあるから、「瞑想」の効果もあるかも。
とにかく再び少し病み付きになりそうなニードル・フェルティング。
と、思いきや、肌色のウールを使い果たしてしまった気配。ふぅ〜。
まだまだ作りたいデザインや人物や場面が沢山あるから、すっごく楽しみ♪
2 件のコメント:
ま~素敵!
ジャケットは編んでいるのですか?そうだとしたら袖なんか大変そう・・・
スカーフはつやがあって本物みたいよ。
オリジナルバービー人形ってところかしら?
話は違いますが一昨日グレースケリーの衣装展のチケットをいただいたので
友人とみなと未来へ行ってきました。
グレースケリーは大柄なイメージがあったのですがウエストなんか細くて
どれも手が込んでいてうっとりしてしまいました。
みぞれ模様でしたが積もるほどではなく頑張って運転していった甲斐がありました。
朝からテレビであまり雪雪というものだから会場はガラガラでゆっくり堪能できました。
yanaさん♪
あ、ありがとうございます。(笑
ジャケットは、フェルト化させたウール素材なんですが、微妙にニット柄に見える模様があり。
ラグ・フッキングに使用する素材なんです、実は。
スカーフは、仲間に端切れを貰った素材で。
多分、そのままスカーフとして使える綺麗な色合いで部分的に毛足のある生地です。
確かにバービーと似たようなサイズ(身長のみ!)だったりしますね。
調子に乗って色々と試作して見たいと思ってます。
面白いですね。
グレースケリー、私には小柄な女性のイメージがあります!
でも、実際には詳しくないので、良くは知らないのですが。(笑
対照として、何故かジャッキー(ケネディ、後にオナシス)を同時に連想してしまいます。
悪天候って、狙い目なのかも知れませんね。
でも、みぞれ模様の中での運転は凄いっ! 勇気がありますね〜。
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