色んな柄違いの布で包んだ「包み釦(くるみボタン)」が沢山ついた布張りのソファが、私の仕事場の隅に置かれてるんだけど、お気に入りのそのコーナーを飾る為のクッションを制作中。
ラグ・フッキングの手法で全体をフッキングして、フリンジの部分には、先日、ウィスコンシン州のストックホルムに行った際、当ても無く買った綺麗な色の糸が活躍。
たまたま最終的にフッキングした縁周りの綺麗な紫色に丁度いい配色だった。
図柄は「包み釦」のソファに因んで "Cute as a Button"のタイトルで。
カラフルに綺麗な色をいっぱい用いてフッキングの後、仕上げにボタンを散りばめて縫い付ける計画で実行中。
当初の目的としては、少しずつ溜まって来たヴィンテージの、古くて個性的で趣のある釦の数々を「お披露目するステージ」としてのクッションを作るはずだったんだけど、いざ、実際に気に入りの釦たちを置いてみたら、どうにも視線があちこちに散らばって焦点が定まらず。
それでも釦を散りばめるアイデアは断念したくないので、急遽、存在感を主張し過ぎない、安価で平凡なプラスチックのボタンで代用することに。
存在感があって目を引く特別な釦は最後に1つか2つ程度で縫い付ける予定。
とか書きつつ、、、気に入りの釦を縫い付け始めると、やっぱりあれもこれもとなってしまい収拾がつかなくなってしまった。
作業の工程では「どこで止めるか」の判断が時々、難しい。
つい欲が出て、やり過ぎてしまい、素材本来の魅力をぶち壊してしまったり。
因みに今回の作品で、自分が「ボタン好き♪」っての再認識。
そしたら何と!『ボタン愛好家の会』ってのもあるんだそうで、Textile Centerで月例のミーティングもあるってのを、図書館員のナンシーさんが教えてくれた。
収集したボタンを売ったり買ったり披露したり、、、の会らしいけど。
そして、そのミーティングがたまたま明日、土曜日にあるらしく、ちょっとだけ顔を出してみようかどうか思案中。。。
2 件のコメント:
楽しい作品ができましたね。
素敵なお家に映えることでしょう!!
長年同じ家に住んでいると、古いものが捨てがたく
お部屋の雰囲気を変えるのが難しいんです。というか
新しい物を作って変えようという意欲もどんどん薄れています。
年のせいね。きっと・・・・
今、先生に在庫が沢山ある糸を使ってバックのパターンを作ってほしいと頼まれているのですが
(一応配色の糸も相談して持ってきて作っているのですが)どんどん和風になり、なんだか帯を
連想する作品になりつつあって悩んでいます。
生徒さんが年配の方が多いのでたまにはいいのかな~なんておもいますが・・・・
来週先生に相談しようと思っています。
当初のイメージとは全然違う作品になってしまうこと、私もたびたびありますよ。
ボタン愛好家の集いがあるというのもビックリです。
楽しみですね。
yanaさん♪
ありがとうございます。
いやぁ〜私も同様なので良く解ります。(笑
変えたい意欲があってもなかなか思い通りには行かない事は多いですよね。
既に必要以上の家具や物があったりするので、加える物は制限されますし。
ミニマリストへの道は遠いです。。。
あら〜、またまたの宿題なのですね。
条件や目的のある挑戦は有意義で、やり甲斐もありそうですね。
意図せず和風になってしまうのは、面白いですね。
実は私も、自分の個性は背景を生かした作品作りを目指そうかと思うと、やっぱり和風かな、なんて時々思ってます。
夢二風の大正ロマン風のデザインとか、着物柄とか。
和の意匠には現代に通じるモダンなものも多いですものね、洗練された。
ボタンも、、、なかなか夢中になると何事も奥が深そうですね。
コメントを投稿