唯一の救いは、冬時間になった事で朝起きた時に既に薄明るいこと。
代わりに、夕方は早くから日が暮れて暗くなってしまうンだけど。
なので、結果としてどっちもどっち。
いずれにしろ、Davidの自転車通勤も今季は終了を迎えた様子。
車が一台しかない我が家は、だから私に外出の予定がある際は、彼を仕事まで送迎しなければならず、なので用事は出来るだけ外出日にまとめて済ませられるよう心掛けないとって感じで、ちょっとした季節的な調整を要する。
そんな気負いもあって、火曜日は Textile Centerの後、United Noodlesに寄り、その後もいざこの時とばかりに郵便局へ寄ったり、銀行の ATMがあるスーパーマーケットに寄ったり、あちこちに寄り道。
郵便局での用事は、相も変わらず Etsy関連で、不在票が入ってたクロアチアからの小さな小包のピックアップと、返品の為の小さな郵便物をポーランドへ向けての発送。
個人的には行ったこともないヨーロッパの国々ではあるけれど、Etsyを通じて世界中が身近になってる今の時代って本当に面白いな、と実感。
Etsyは私にとっての「学びの場」でもあり、色んな国の人々とやり取りをする事で、今更ながらのカルチャー・ショックを体験させられるのは勿論、何かしら問題が起こる度のコミュニケーションを通して、国民性と言うか、その土地、文化圏ならではの人々の感性と言うか価値観みたいなものを見せつけられる。
勿論、国民性云々以前に個人差とか、個々の人間性の違いがあるのは勿論だけど。
だから飽くまでも「傾向」としてではあるんだけど。
英国、ロシア、インド、チェコ、イスラエル等々、最近やり取りのあった人々はそれぞれに個々の独自性があり、どの場合も手段が文章(英語)のみと言うコミニケーションなので、意思の疎通が果たしてどの方向へ転ぶか?予測不可能な部分も多々アリ。
思い掛けない展開に驚かされたり(え、そんな事、期待してなかったのに!とか)、失望させられたり(そんな意図じゃ無かったのに、とか)、どんなに言葉を尽くしても不十分な心残りの感があったり。
人間というものに計り知れない未知の深さを感じさせられる。
郵便局の後、『World Market』(Pier 1 Imports的な路線のインテリア雑貨店)にも寄り道、ハロウィン後の店内は既にクリスマスの雰囲気で一杯。
ホリデー・デコレーションの一環で売られてた「キノコ」を衝動買い。
何とも言えないレトロな感じを放つ色褪せた感じの赤いビロードの素材感と言い、白い部分のリアルな素材感と言い、赤地に白の水玉模様と言い、どれもこれもの要素が完璧に私のツボで見事にノックアウト。
しかもコレ、7ドル。
こんな完成度の高い可愛いモノを大量生産の低価格で売られてたら、素人がちまちまと手作りした作品をEtsyで売るのも簡単じゃないわ、ってのが解る。
そういう意味での「市場調査」として、こうやって街に出て買物して歩くってのも本当に重要だと感じる。
ま、 一般市場と対抗するつもりは毛頭ないですが。
他に World Marketで買ったのはパネトーネ(イタリアからの輸入品)とか、あとはこの時期ならではに見掛けるドイツのお菓子。
昔住んでたオンタリオ州の町 Kitchener/キッチナーにはドイツ系の移民が多く暮らしてて、だから October Festとかドイツの伝統風なクリスマス・マーケットとかが開催されて、機会があれば出掛けてたんだけど、その際に買って気に入ってたのが、このジンジャーブレッドのお菓子たちだった。
オレンジの皮が入っていたり、チョコレートが掛かってたり、色んな種類があってどれも柔らかい口当たりで美味しい。
探してた訳ではなかったけれど、偶然に見つけることが出来て、懐かしい味との再会にちょっとだけ心が踊った感じ♪
ほんと、世界中からの美味しいものたちが売られていて本当に幸せ。
と言えば、話は United Noodlesに戻って、最近、気に入って買ってるのがこんなものたちだったりします。↓
実はこれまでの長い人生の中で食べた記憶も無かったんですが、つい最近まで。
多分、父がもしお酒を飲む人だったら多少、縁があったかも?なんて思ったり。
歳のせいもあってか?昔懐かしい和風の家庭料理の味とか、極平凡で日常的に食べてた高級ではない種類の魚、、、つまり、「いわし」とか「さんま」とか、そして究極、味噌煮だとか蒲焼きだとか、そういう系統のものによっぽど飢えてたみたいで、思わず缶詰に手が伸びた。
おっかなびっくり食べてみたら、予想以上に美味しくてビックリした。
どうして今まで食べたことが無かったのか?不思議。
知ってしまったからには、今となっては時々の「ご馳走」と化して、独りで食べる平日のお昼ごはんとかの際に、こっそり「パカッ♪」として、私にとっての密やかな贅沢の楽しみ。
余談で、おつりとして珍しい1ドル硬貨を受け取ったのが新鮮!
何しろカナダでは1ドルも2ドルも硬貨なので、紙幣は5ドル以上から。
アメリカでは1ドル札も未だに主流として出回っていて、だからお財布がすぐに分厚くなってしまうんだけど。
(1ドルの)硬貨を見掛ける事ってほとんど無いのよね。
なので1ドル硬貨は未だに珍しく、ちょっとした幻の存在、的な。
ちょうど日本の2000円札みたいな感じ、かな?
4 件のコメント:
ミネソタにお引越しをして、さらにいろんな国の人ともつながりができて、まさに飛躍の1年となりましたね~
もうクリスマスですか・・・・はや!!鮮やかな赤がいいですね。
うちでも朝食にハムやソーセージに飽きた時サンマの缶詰をいただきます。結構美味しいのよね。地震などの非常食としてコンビーフなどと一緒に5個380円くらいの特価の時に買い足しています。
1ドル硬貨は、記念コインではないのですか?昔はたまにすごく大きな50セントだったと思うけど記念硬貨をいただくことがありましたよ。
yanaさん♪
飛躍の1年、、、良い響きですね。
ありがとうございます。
本当に1年があっと言う間で、特に北米での生活は半分くらいが冬眠生活なので余計にそう感じるのかどうか?は謎ですが。(笑
店頭はクリスマスの雰囲気いっぱいで楽しいですが♪
えぇー、5個380円とは!
ここでは1缶が2ドル50とか3ドル50とかって感じの高級品です。
朝からサンマの缶詰で、まさに「和朝食」ってのも良いですね。
1ドル硬貨は、記念デザインのもあるのですが、普及させる意図で作られても、なかなか不人気で浸透しないようなのです。
アメリカと言う国は全般で捉えると割りと保守的で、変化を嫌う傾向もありそうで、面白いところだったりしますね。
そう言う私も、昨日自由が丘に出かけたら、すでに出始めていたクリスマス用品を眺めて大いに楽しんできました。
そうですか・・・・今は1ドル硬貨あるんですね。去年旅行した時にはお目にかからなかったわ。
カナダでは1セント硬貨がなくなりつつあるんですね。切り上げか切り捨てとはびっくりしました。合理的と言えば合理的ですが・・・・
yanaさん♪
あら♪それは良かったですね!
暑かった時期も過ぎ、今はまだ寒過ぎず、外出が楽しめそうですものね、温暖な日本の関東圏だと。
まぁ幻の存在に近いですけれど、1ドルコイン。(笑
そうそう、カナダは1セントの使用を廃止して暫く経ちますね。
そういう意味ではカナダの方が人口も少ないし、革新的なことが浸透し易いかも?
クレジットカードのシステムなどもアメリカよりも進歩してる印象ですし。
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