実際は、先週と今週にかけて行われた学年度末試験で、専攻している教科のテストが終わり次第、順次、学校に行かなくても良い、、、ってことらしく。
なので、先週の金曜日に試験を終えた Erikaはもう、今日から学校へは行かず。
今日(月曜日)に最終の試験があったKaitoも、晴れて明日から学校へ行く必要が無いので、実質的に早くも「夏休み」に突入〜!
そんな訳で、2ヶ月と2週間の長い夏休み。
何て言うか、日本だと物事の終わりには皆で揃って一応「締めくくり」みたいなことをするかと思うんだけど。
学校の夏休み前には「終業式」とか、ね。
でも、ここではそういった形式的なことが無かったりして、至ってカジュアルな場面が多く拍子抜け、、、とか、戸惑うことが未だに結構ある現実。
まぁ「終業式」に代わるイベントと言えば5月末の「授賞式」で、1年間を通して成績が優秀だったり、アカデミックな努力が認められて選ばれた生徒とその父兄たちが学校に招かれたけど。
うちは Erikaがノミネートされて賞を2つ受賞。
でもって、こういう式典に出席するため学校に出向いても、やっぱりどうしても私の知っている日本の中学や高校の古い時代の厳か(?)な形式とつい比べてしまうのよね。
そして、その度に軽いカルチャー・ショックを受けるのも感慨深い。
最近の日本でも珍しくはなくなってるかも(?)知れないけれど、まず、校長が女性だし、2人いる教頭のうちの一人も女性だし。
(とにかく色んな場面や職種で女性の活躍を日常的に見る)
そして、ステージ上に並んで座った教師陣たちの服装が軽装(Tシャツにショーツ、素足にサンダルとか)なことと、あとはその座り方(終始、足を組んでるとか)に見られる至ってリラックスした態度にも軽くショックを受けたりして。
(私の時代の日本で教諭は皆、スーツ姿で着席のイメージ)
表彰される生徒も生徒で、まずその服装や髪型、メイクやアクセサリーの派手さは日本の中学校だったら停学処分にでもなりそうなくらいあり得ないし。
(それでも一応、ジーンズにTシャツはダメってことだったけど)
ステージに立って受賞するのも、日本の生徒たちは礼をしたり、賞状は両手で受け取ったりするかと思うんだけど、ここでは教諭と握手した後、歩きながら片手で賞状を「引ったくって行く」って感じにさえ見える。
どうでもいい小さいことではあるんだけど、でも、そういったちょっとした感覚の違いには、いつまで経っても気付いてしまう。
必ずしも日本の方が良いとか、北米の方が良いとか、優劣の問題では勿論ないんだけど。
でも日本で生まれ育った私にとって、この土地の自由で奔放なカジュアルさが、乱暴で横柄な粗雑さに思えてしまうこともあるってだけのこと。
そう言えば、この間『Sears』で買物した際も、レジ係の若い女性は私の接客をしながらBGMで流行りのヒット曲が流れてるのに合わせて歌を唄ってたし。(ハミングとかでなく!)
支払いを済ませた後
「Thank you」
と言ったら、多分
「You're welcome!」
とか言われるンだろうなぁ〜と思ったら、それよりも酷くて
「No problem」
と言われ、そりゃ〜カジュアル過ぎでしょ!とゲンナリした。
店員さんに、たまには"Thank you!"とか言われてみたいわ。。。
2 件のコメント:
Erikaさん、凄いですねぇ~♪きっとMayumiさんは、どんどん成長してゆくお嬢さんのこういった姿に目を細められてることでしょう。
ついに、そちらは夏休みですか~。
日本の疲れたサラリーマンのような子どもたちが聞いたら目が白黒して、「僕も私も北米へ転校する~!」って言いそう(笑)最近、子どもたちのレッスンの後で少しお喋りするんだけど、元気いっぱいの小3&小6の男の子2人に、
「君たちが一番嬉しい、幸せな時ってどんな時?」って尋ねたら・・なんて答えたと思います?
口を揃えて、「寝てる時~!」って。でもって、「だって、毎日疲れるもん」とのこと。
いやはや。。。
式典や礼儀作法って、日本人には気になるとこですよね。Mayumiさんの感想、わかるような気がします。
まゆみさん♪
自分の子供とは言え、私にとっての異文化環境で育つ彼等は日本生まれ+日本育ちの私とは何もかもが違っている状況は、まさに「エイリアン」って感じだったり。(笑
まだ元気いっぱいの子供たちにとって「寝てる時」が一番幸せ、、、って、ちょっと複雑ですねぇ。
私くらいの歳になると、ベッドに入って眠りに落ちるあたりに「極楽ぅ〜」とか呟いてしまう、ってのはアリかも?なんて思いますが。(笑
日本はやっぱり仏教的な背景で(?)礼儀を重んじる国ですよね〜。
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