2012年2月19日日曜日

Dragon vs. Scots

うちの14歳と12歳の子供たちは、さすがにコンピューター世代なので「子供専用」コンピューターとして、二人でMacの「power book G4」(←Davidからのお下がり)を共用してるんだけど。

フィクションの物語を書くのが趣味のErika(12歳)は、キーボードで打つ文字数が多いからか、いつの間にかタイピングも自然と習得して実にそつなく"touch typing/タッチ・タイピング"(日本では昔、和製英語で「ブラインド・タッチ」とも呼ばれていた)をこなしてる。

にも拘らず、一方のKaito(14歳)は?と言えば、専ら"Minecraft/マインクラフト"(コンピューター・ゲーム)で遊んでる事が多いからか?タイピングの指先がどうにも怪しい感じで危なっかしくて傍から見ててももどかしい感じ。


二人にピアノを教えようと試みた際には、Kaitoの方が断然、器用そうな指の動きで、一方の救いようのない絶望的にぎくしゃくとした指の動きのErikaに差をつけていたのに。

ピアノの鍵盤と、コンピューターのキーボードと、指先を駆使した作業として共通してるから、ピアノの鍵盤を操るセンスの無いErikaよりも、Kaitoの方がタイピング能力を素早く身に付けるかと思ってたのは誤算だったらしい。


まぁ、そんな訳で、Kaitoは"touch typing"のトレーニング中。

何しろ今の時代では必須能力の一つだから。。。


とは言え、その一方では便利なハイテク技術が進んでるのも現実で。


小説家(まだ1冊しか出版してないケド)にも拘らず、タイピングの苦手な義父が最近、まるで彼にとっての救世主のような夢のソフト:音声認識(音声を認識して入力する)『Dragon』(多分、『Dragon Dictate』?Dragon Naturally SpeakingのMac用)とかってのを購入し、彼のコンピューターに装備したらしい。

これでようやく「人差し指タイピング」から解放された義父は、フィクション小説として頭に浮かぶ文章や場面の描写や、溢れ出るアイデアをそのまま流れるように、滞ることなくコンピューターに向かって語り掛けるだけで、それを自動的に文字に書き起こしてくれるらしいから素晴らしい。

コンピューターは何処まで進化し続けるのか。。。


取り敢えず、義父がスコットランド人で無かったのはラッキー♪


*音声認識能力もスコットランド弁には不能らしい*




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