うちの2階は、階段を上がった突き当たりにメインのバスルームがあって、あとは寝室が3つ。
そのうち2つの寝室は、それぞれ Kaitoと Erikaの勉強部屋も兼ねていて、ドアを隣り合わせにしてる部屋。
この部屋に引っ越して来て直ぐの頃、まだ7歳と5歳くらいだった二人の部屋のドアに、シリコン系の、乾くとそのままスティッカーになるペイントで名前や模様を作って貼ったのが、今でもそのまま。
ちょっと子供っぽいンだけど。今となっては。
ドアの横に設置したのは、私が 『Home Depot』だか『Building Box』だかのホームセンターで買って来た「板っぺら」(←標準語?)に、水性ペイントで適当にお絵描きした子供たちの「成長記録板」。
♪柱の傷は一昨年の五月五日の背比べ〜♪
♪ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれた背の丈♪
って、日本の童謡にもある通り、北米でも子供の身長を家の中の柱や壁に傷を付けたりペンでマークしたりするって場合は結構あったりするんだけど。
問題は、引越しの多い北米では尚更、せっかく付けた記録を家と共に、そこで過ごした想い出と一緒に置き去りにして行かなければならないってこと。
それでは寂し過ぎるから、だからこそ、引越しの際にも取り外して新しい家に持って行けるよう、考慮した結果がこの「記録板」って訳。
出生時の身長から始まって、母子手帳に記録し続けた彼等の誕生日毎の身長を書き写し、以前暮らしたオンタリオ州の家では勿論、この家に越してからも、毎年、誕生月とその合間の6ヶ月毎に、忘れない限り記録して来た。
壁に背中を付けて、踵を合わせて、顎を引いて、頭の上に三角定規をピタっと合わせて身長をマーク。
あとは日付と、そしてついでに体重も一緒に書き込み。
そんなこんなで月日が経ち、子供たちの身長は伸び続け。。。
気付いてみればいつの間にか、私が一番小さくなってた。
家族4人の中で一番背の低い私。。。
一番背が低くて、そして一番年寄り。
なんかあんまり嬉しくない一番ばっかり。
2 件のコメント:
なんて可愛い記録でしょう!
愛情がいっぱいって感じで。やがてこれを
しんみりした気分で子どもさんたちが眺める時期が来るのかなあ~なんて思っちゃいました。
まゆみさん♪
ありがとうございます。
なんだかこれも自己満足的な執着心って感じですが、成長の記録とか想い出の品とか、集めたり保管したりってのが好きみたいで、やり過ぎないよう心掛けてはいるんですが。(笑
でも、あとになってからお金で買えないようなモノってのは、それだけで価値がある気もするんですよね。
いずれ時が過ぎて、懐かしく振り返ることが出来るのを楽しみにしつつ。
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