2012年2月15日水曜日

いざ、びよういんへ!

へ? 病院!?? ・・・なんだ美容院か。。。ほっ。

と、多くの外国人にとってこの二つの発音(びょういん/びよういん)の違いがなかなか聞き取れないらしい。

・・・ってのは余談で。


北米で日本人の髪型と言うと、未だにイメージ的にはストレートの黒髪とかボブスタイルとかってのは根強いのかも知れないけれど。

そう言ったステレオタイプに反して、これまでいつも色々と違う髪型を試して来た私が今回かなり長い間で美容室にご無沙汰してた。

それまで美容室に足を運ぶ理由は大抵、そのスタイルに飽きたから、とか、手入れが面倒になって収拾がつかなくなったから、とか、変化や助けを求める感じだったんだけど。


波形に緩くパーマの掛かった髪を放置していたら、どんどんと長くなって行って、一旦、邪魔にはなったものの、応急措置的に伸びた髪を一つに束ねてシニョン風にしてみたら即座に問題解決!

おまけに、いつの間にか自分では意識しないまま年齢を重ねて、それなりに「中年のマダム」になった年相応の私の容姿に、思い掛けずそのシニョンがぴったりと合った感じで。

実際の内面に拘らず、潔く自信に満ちて落ち着いた感じの「雰囲気」を演出してくれるマダムの髪型シニョンが気に入って、外出の度にしてたら伸び放題の髪も余り気にならなかった。


しっかしそれでも遂に最近、髪の中に白いモノ、、、つまり白髪:しらが(昔 Davidが「しらげ」と読んだ)が目に付くようになり、遂に久々、行きつけの美容室『Coiffure Chez Véro』のVéroniqueに電話して予約。

髪を染める気は毛頭無いので、"Semi-Permanent Rinse"という日本で言う「ヘア・マニキュア」みたいなものをして貰うことに。


因に北米でも髪を染めてる人は多くて、私の周辺の白人女性の多くのブロンドは染めたブロンドで、年齢を重ねても自然のままのブロンドでいる人は意外と少ない。

私にとって髪を染める問題は、(周囲の女性たちを見る限り)一度染めてしまうとその後もずっと頻繁に染め続けて行かなくてはならないってことで、髪質も色も、果たして本来はどんなだったっけ?って思い出せないくらいになってる人が余りにも多く、それはちょっと抵抗があるから。


予約が昨日だったので行って来たんだけど、Véroniqueが独りでやってる彼女の自宅でのサロンは、大きな看板も無く、一見普通の住宅で、知らずに通り過ぎてしまうような俗に言う「隠れ家」的スポット。


前回行った時もちょうどお昼時で、サロンのドアを開けたらタッパーウェア片手のVéroniqueが出て来て「今、お昼食べてるとこだからちょっと待ってて」ってので笑ったけど、今回は作業の合間にタイマーをセットして30分待ち、って際に「ちょっとお昼食べて来るから待ってて」てのでウケた。
(勿論、30分経過できっちり戻って来るって訳もナイし)

ほんと北米での接客業って力抜けてるぅ〜〜〜って感じで。

まぁ待たされてる合間には、淹れて貰ったカプチーノを飲みながら、店の番犬:ヨークシャテリア君を膝に乗せて、普段読めないゴシップ雑誌に片っ端から目を通してるからいいんだけど。


たまたま昨日はSt. Valentine's Dayで、美容室の近くに通り掛った道のサインに思わず反応。(まぁ最後に"e"が無いので読みは違うけれど)


ほんの少し赤味を帯びた褐色系の濃い茶になった髪を肩に届くくらいの長さに切って貰い、気分も軽くなった感じ♪


2 件のコメント:

まゆみ さんのコメント...

「美容院」と「病院」、本当に外国の方には
初の日本では「???」となる単語のようですね。

私も最近めっきり白髪がトップの部分に増えてしまい、もうガッカリ(泣)。それで今、日本の中でも「シャンプー&トリートメントで自然に髪をケアしながら染まっていく」という「へナコンディショナー」を使い始めたとこです。昔、クレオパトラがこれで爪を染めたといいう話もあるらしいですが、強力にすぐ染まるとはいかなくても、髪がしっとりし、使うごとに染まってく感じで私には「新しい体験」の中の一つとなっています。(笑)

Mayumi さんのコメント...

まゆみさん♪

日本語の発音は、ほんと微妙だったりしますものね〜!?(笑
橋、端、箸、、、とか。(爆

へぇ〜! そんな素晴らしい商品が出てるんですかっ!?
それも「さすがに日本っ!」って感じですねー。

髪を染めるのはやっぱり髪質を痛めるイメージがありますから、痛めないどころか逆にしっとりさせながら染まるなんて夢のようです。
自然な染まり具合ってのも魅力ですね。

白髪はまぁ自然の現象ではありますが、少しでも見栄え良く保ちたいですよね、オンナ心的には。(笑